建築用語『アンカー』基礎や器具などを固定する金属製部品について
建築物研究家
アンカーボルトとは、基礎と土台を固定するのに使用するボルトのことです。直径15mm、長さ550mm程度の鉄製のものが多いです。アンカーボルトは、基礎コンクリートを流す際に埋め込まれます。
建築を知りたい
わかりました。アンカーボルトは、基礎と土台を固定するのに使用するボルトということですね。直径15mm、長さ550mm程度の鉄製のものが多いということですね。
建築物研究家
アンカーボルトは、基礎コンクリートを流す際に埋め込まれるので、後から取り外すことはできません。そのため、アンカーボルトを打つ位置は、事前に正確に決めておく必要があります。
建築を知りたい
なるほど。アンカーボルトを打つ位置は、事前に正確に決めておかないと、後から取り外すことができないんですね。わかりました。
アンカーとは。
アンカーとは、建物の部材や器具を取り付けるために打つ鋲の一種です。アンカーとは「いかり」を意味する英語の「Anchor」に由来しています。アンカーには、埋め込み式、挟み固定式、内部拡張式など、いくつかの固定方法があります。埋め込み式とは、基礎と土台をアンカーボルトでつなぎ、基礎コンクリートを流す際に埋設する方法です。挟み固定式とは、ネジを利用して羽根がパンタグラフのように開いて固定する方法です。内部拡張式とは、施工後の壁面に打って固定する方法です。アンカーには、金属製のものと樹脂製のものの2種類があります。樹脂製のアンカーは、コンクリート硬化後にドリルで孔をあけ、接着材でコンクリートとつなげるアンカーボトルです。
アンカーとは何か?
アンカーとは、部材や器具などを建物へ取り付けるために打ち込む、抜けにくい構造をした鋲のことです。船のいかりの「Anchor」が語源です。アンカーを固定する方法には、いくつかの種類があります。基礎と土台を直径15mm、長さ550mm程度の鉄製のアンカーボルトでつなぎ、基礎コンクリートを流す際に埋設する「埋め込み式」。ネジを利用して羽根がパンタグラフのように開いて固定する「はさみ固定式」。そして施工後の壁面に打って固定する「内部拡張式」などです。
アンカーの種類
アンカーの種類
アンカーの固定方法には、いくつかの種類があります。
1つ目は、基礎と土台を直径15mm、長さ550mm程度の鉄製のアンカーボルトでつなぎ、基礎コンクリートを流す際に埋設する「埋め込み式」です。埋め込み式アンカーは、コンクリートが固まる際に一緒に固定されるため、強度が高く、抜けにくいのが特徴です。
2つ目は、ネジを利用して羽根がパンタグラフのように開いて固定する「はさみ固定式」です。はさみ固定式のアンカーは、コンクリートに穴を開けて差し込み、ネジを締め付けて固定します。構造材の位置決めや仮組みなどに使用されることが多いです。
3つ目は、施工後の壁面に打って固定する「内部拡張式」です。内部拡張式アンカーは、コンクリートに穴を開けて差し込み、先端の部品が羽根のように広がって固定される仕組みです。建築現場では、下地材を取り付ける際などに使用されます。
埋め込み式アンカー
埋め込み式アンカーとは、基礎と土台を直径15mm、長さ550mm程度の鉄製のアンカーボルトでつなぎ、基礎コンクリートを流す際に埋設するアンカーです。埋め込み式アンカーは、コンクリートと土台をしっかりと固定し、地震や強風などの外力から建物を守ります。埋め込み式アンカーは、住宅やビル、橋などのさまざまな建物で使用されています。埋め込み式アンカーを設置する際は、コンクリートの強度や土台の重量を考慮して、適切なサイズのアンカーボルトを選択することが重要です。また、アンカーボルトをコンクリートに埋め込む際には、十分な強度を確保するために、コンクリートをしっかりと締め固める必要があります。
はさみ固定式アンカー
はさみ固定式アンカーは、金属製のアンカーの一種です。このアンカーは、ネジを利用して羽根がパンタグラフのように開いて固定されます。この構造により、はさみ固定式アンカーは、コンクリートやレンガなどの固い素材にしっかりと固定することができます。また、はさみ固定式アンカーは、埋め込み式アンカーや内部拡張式アンカーよりも工事が簡単で、取り外しも容易です。はさみ固定式アンカーは、一般的に、配管やダクト、照明器具などの固定に使用されます。
内部拡張式アンカー
内部拡張式アンカーとは、施工後の壁面に打って固定するタイプのアンカーです。このアンカーは、コンクリートやレンガなどの壁に穴を開け、アンカーを差し込みます。そして、アンカーを締め付けていくことで、アンカーが膨張し、壁に固定されます。内部拡張式アンカーは、比較的簡単に施工することができ、また、アンカーの強度も高いことから、さまざまな用途に使用されています。例えば、家具や家電の取り付け、配管の固定、さらには間仕切りの設置などにも使用されています。内部拡張式アンカーは、ホームセンターなどで購入することができます。