建築用語『エナメル』
建築を知りたい
エナメルについて教えてください。
建築物研究家
エナメルとは、一般に有色塗料で、塗肌がなめらかで光沢を持つ物のことを指すよ。油性ワニスに顔料を加えた物が主で、表面は平滑で光沢のある塗膜となるんだ。
建築を知りたい
エナメルはどのような用途で使用されるのでしょうか?
建築物研究家
エナメルは、造作材、積層・集成材、合板、木質繊維パーティクルボードなどへの塗装に用いられ、また、塩化ビニル樹脂エナメルは、建物内外部、雨桶、配管類などの不透明と総仕上げに用いられるよ。
エナメルとは。
エナメルとは、有色塗料の一種で、塗肌が滑らかで光沢のあるものを指します。主に、油性ワニスに顔料を加えたもので、ラッカーに顔料を加えたものはラッカーエナメルまたはエナメルラッカーと呼ばれます。表面は平滑で光沢のある塗膜となり、塗膜は硬いですが、耐候性は弱いです。エナメルは、造作材、積層・集成材、合板、木質繊維パーティクルボードなどへの塗装に使用され、塩化ビニル樹脂エナメルは、建物内外部、雨桶、配管類などの不透明と総仕上げに使用されます。通常のエナメル塗料は、ラッカー塗料のように溶剤が揮発して塗膜ができるのではなく、顔料樹脂が空気と反応して塗膜を形成するため、乾燥が遅いです。また、少量の溶剤で粘度を落とすことができるため、少ない回数で仕上げることができます。
エナメルの定義と特徴
エナメルとは、一般に有色塗料で、塗肌がなめらかで光沢を持つ物のことを指します。油性ワニスに顔料を加えたものが主であり、ラッカーに顔料を加えたものは特にラッカーエナメル、またはエナメルラッカーと言います。表面は平滑で光沢のある塗膜となり、塗膜は硬いですが、耐候性は弱いです。エナメルは、造作材、積層・集成材、合板、木質繊維パーティクルボードなどへの塗装に用いられ、また、塩化ビニル樹脂エナメルは、建物内外部、雨桶、配管類などの不透明と総仕上げに用いられます。通常のエナメル塗料は、ラッカー塗料のように溶剤が揮発して塗膜ができるのではなく、顔料樹脂が空気と反応して塗膜を形成するため乾燥が遅いです。また、少量の溶剤で粘度を落とすことができるため、少ない回数で仕上げることができます。
エナメルの種類と用途
エナメルの種類は、油性エナメル、ラッカーエナメル、塩化ビニル樹脂エナメルの3つに大別されます。 油性エナメルは、油性ワニスに顔料を加えたもので、塗膜が硬く耐候性に優れています。ラッカーエナメルは、ラッカーに顔料を加えたもので、塗膜が平滑で光沢があり、乾燥が早いです。塩化ビニル樹脂エナメルは、塩化ビニル樹脂に顔料を加えたもので、耐候性に優れており、建物内外部や雨桶、配管類などによく使用されます。
エナメルの施工方法
エナメルの施工方法 は、塗装対象物の表面をきれいにして、ゴミやほこりを除去することから始めます。次に、エナメル塗料を塗る前に、下塗り材を塗布することが推奨されます。下塗り材は、エナメル塗料の密着性を高め、塗膜の耐久性を向上させます。下塗り材が乾燥したら、エナメル塗料を塗布します。エナメル塗料は、刷毛やローラー、スプレーガンを使って塗布することができます。塗布する際には、塗膜の厚さが均一になるように注意しましょう。エナメル塗料を塗布したら、塗膜が完全に乾燥するまで待ちます。エナメル塗料の乾燥時間は、塗料の種類や気温、湿度によって異なりますが、一般的には数時間から数日程度です。塗膜が完全に乾燥したら、エナメル塗装は完了です。
エナメルのメリットとデメリット
エナメルのメリット
エナメルは、その光沢のある外観と滑らかな表面で知られています。また、水や汚れに強く、耐久性にも優れています。さらに、広範囲の色や仕上げから選ぶことができ、さまざまなデザインやスタイルにマッチさせることができます。
エナメルのデメリット
エナメルは、その耐久性と美しさにもかかわらず、いくつかの欠点もあります。第一に、エナメルは、他の塗料の種類よりも高価である傾向があります。第二に、エナメルは、塗布するのが難しく、適切な下地処理と塗布方法が必要になります。第三に、エナメルは、他の塗料の種類よりも乾燥時間が長く、完全に硬化するまでに数日かかる場合があります。