メタルラスとは？外壁施工で役立つ金属製金網

メタルラスとは？外壁施工で役立つ金属製金網

メタルラスとは何か？

メタルラスとは、網状に加工された薄い金属板で、外壁モルタル塗りの際に下地として用いられる補強材の一種です。モルタルを塗布すると、自重によってひび割れや剥離が発生しやすいため、メタルラスを下地に使用することでモルタルをしっかりと固定し、ひび割れや剥離を防ぐ効果があります。

メタルラスは、薄い金属板に切れ目を入れて引き延ばすことによって網状に加工され、メッシュとも呼ばれます。

メタルラスの使い方

メタルラスとは、外壁の施工に使われる金属製の金網のことです。モルタル塗りをする場合に下地として使われる金属製の物で、メッシュと呼ばれることもあります。薄い金属板に切れ目を入れて引き延ばすことによって、網状にすることができるようになります。これを使うことによって、モルタルを塗った場合の補強材として使うことが可能です。

モルタルを塗る場合にメタルラスを使うメリットは、モルタルの補強材として働くため、モルタルがひび割れたり剥がれたりするのを防ぐ効果があります。これにより外壁の耐久性を高めることができます。また、メタルラスは通気性が良いので、湿気を逃がしやすくなり、外壁の結露を防ぐ効果もあります。

メタルラスを使う際の注意点は、タッカーで固定したりすることになるため、あまりに自重がかかったり、錆びたりすることによって壁から剥がれ落ちたりすることも出てきてしまいます。逆に塗り厚が薄くメタルラスのかぶりが少なくても錆びてしまう恐れが出てきます。そのため、メタルラスを使用する際は、適切な施工方法を遵守することが大切です。

メタルラスの使用メリット

メタルラスの使用メリット

メタルラスは、モルタル塗りの下地として使用される金属製の金網です。モルタルを塗った場合の補強材として使用することができ、外壁にモルタルを塗り付けると、自重でひび割れて剥離してしまうようなことも出てくるため、抑制するためにも、メタルラスが使用されることがあります。

また、メタルラスは、モルタルの塗布量を少なくすることができるため、工期を短縮することができ、コストを削減することが可能です。さらに、メタルラスは、軽量で施工性に優れているため、作業を効率化することができます。

メタルラスは、外壁の補強や、工期の短縮、コスト削減、作業の効率化など、さまざまなメリットがあるため、外壁の施工に広く使用されています。

メタルラスの使用上の注意

メタルラスの使用上の注意

メタルラスを使用する際には、いくつかの注意すべき点があります。まず、タッカーで固定したりすることになるため、あまりに自重がかかったり、錆びたりすることによって壁から剥がれ落ちたりすることも出てきてしまうことがあります。また、逆に塗り厚が薄くメタルラスのかぶりが少なくても錆びてしまう恐れが出てきてしまいます。そのため、メタルラスを使用する際には、自重をかけすぎないようにし、錆びないようにすることが大切です。また、メタルラスは、モルタルを塗った場合の補強材として使われることが多いため、モルタルの厚みに応じて、適切なメタルラスを選ぶ必要があります。メタルラスの厚みは、一般的に、モルタルの厚みの2倍程度が目安とされています。適切な厚みのメタルラスを使用することで、モルタルの強度を高め、ひび割れや剥離を防ぐことができます。

メタルラスの施工方法

メタルラスの施工方法は、その目的や用途によって様々です。外壁のモルタル塗りでは、まず下地にメタルラスを張ります。メタルラスは、タッカーやビスなどで固定します。次に、モルタルを塗っていきます。モルタルは、セメント、砂、水などを混ぜ合わせたものです。モルタルは、メタルラスの網目にしっかりとはりつくように塗っていきます。モルタルを塗った後は、コテで表面を平らにならします。モルタルが乾いたら、完成です。

メタルラスは、モルタル塗りの下地としてだけでなく、内装材としても使用されます。例えば、天井や壁にメタルラスを張って、その上から塗装やクロスを貼ることができます。メタルラスは、様々な用途で使用できる万能な材料です。