ひび割れ

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建築の工法について

防水モルタルとは?

防水モルタルとは、防水剤を混ぜたモルタルのことです。高い防水効果を発揮するため、マンションなどの集合住宅において、バルコニーや解放廊下、階段など居室がない床面下にコンクリートを打ち込み、防水モルタルで仕上げるのが一般的な施工方法でした。これは、コンクリートの床面の精度が低いので補修を加えるためと、雨がかかるためモルタルに樹脂を混ぜてひび割れを軽減するのを目的としています。ただし、2000年に施工された品確法により、住宅供給者は「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」の瑕疵に関して、10年間を義務付けられました。これ以降、新築物件でも防水モルタルに代わり、バルコニーや開放廊下に防水を施工することが定着してきています。
建築の工法について

建築用語『コールド・ジョイント』って?

コールド・ジョイントとは、コンクリートの打ち継ぎ目にできてしまう不具合の一つです。コンクリートを打つ際に、前後の打設の間隔が開いてしまうと、コンクリートが十分に一体化できなくなり、継ぎ目に不連続な面が発生します。この不連続な面は、脆弱な部分となり、ひび割れを起こしやすくなります。ひび割れが発生すると、構造的な耐力が損なわれるだけでなく、水密性も低下するため、漏水の原因となってしまいます。ひいては、建物の全体の強度を低下させてしまうおそれがあります。
住宅の部位について

ヘアクラックの原因と修理方法

ヘアクラックとは、建物の外壁、内外壁、基礎などに発生する小さな亀裂やひび割れのことを指します。構造上避けられないものである外壁のコンクリートやモルタル壁などに生ずるわずかなすき間のひび割れのことで、有害度の低いものを指します。「ヘア」と言うように髪の毛程度の亀裂のことを指しますが、明確なサイズの定義はありません。一般的には、コンクリートの有害なひび割れは0.3mm以上、漏水箇所は0.2mm程度と言われているため、その幅より小さいひび割れをヘアクラックと呼ぶことが多いです。
建材と資材について

建築用語『シーラー』の意味を解説

「シーラー」とは、塗料の下地処理剤のこと。塗料以外にも塗床材などにも使用される。また、シーラーは 主剤の染み込みを防ぐことで、塗膜が痩せたり割れたりするのを抑止する効果がある。また、シーラーを使用することにより、塗料の密着性を高めることができ、塗装面に浸透させれば塗装によるムラをなくし、古い塗装のひび割れなどから受ける影響を少なくすることが可能になる。また、シーラーの浸透性の高い種類のものを使用すれば下地自体を強化することが可能となる。特に、コンクリート面への塗装を考えた場合は、コンクリートの吸収性が非常に高くなってしまうため、シーラーを用いることが塗装の前提となる。また、木材の目止めに使っているものもシーラーの一種である。
建材と資材について

建築用語『ブリージング』とは

ブリージングとは、フレッシュコンクリートやフレッシュモルタルを打設後に配合した水が上面に上がってくる現象のことです。個体材料が沈降することによって、混練りした水の一部が遊離してしまい上昇してくる。水は比重がもっとも軽いため上昇してしまう。単位水量が大きくなってしまっている場合やスランプが大きい場合に発生しやすい。あまりに多くなってしまうと、水和反応がしにくくなるうえ、その分だけ体積が減ることになるため、ひび割れを起こしてしまうことが出てくる。一緒に石灰水の微粒子や骨材の微粒子が上がってきてしまい、表面に堆積してしまうことがあり、これをレイタンスと呼ぶが、多孔質で非常に脆弱な層だ。AE剤を利用することでブリージングを減らすことができる。
建材と資材について

レイタンスとは?原因と対策

レイタンスとは、コンクリート打設後にセメントや砂が原因で表面に薄膜状に生じる泥状の物質です。ブリーディングに伴い、内部の微細な粒子が浮上してコンクリート表面に脆弱なレイタンスの層が形成されます。多孔質で脆弱なため、打ち継ぎ面にあると躯体の接着を阻害し、ひび割れの原因となるため、打ち継ぎの前に取り除く必要があります。コンクリート打設時に必要以上の加水が行なわれた際に特に発生しやすいです。
建築の基礎知識について

建築用語「養生期間」の意味と重要性

建築用語の「養生期間」とは、コンクリートやモルタルを打設したのち、十分な強度を発現させるために必要となる期間のことです。打設終了後に乾燥したり風雨にさらされたりすると、正常な強度の発現を望むことができなくなり、ひび割れなどの問題を生じることになるのです。また内部の鉄筋が動いてしまうなど、構造的な強度にも影響を及ぼしていくことになるので、シートをかけたり養生マットを敷いたりするなどして対策をしていくことになります。特に打設後には十分な水分が必要になり、日光などにさらされて乾燥したりすることは防がなければならないのです。この間振動を与えないことも重要になってくるでしょう。また養生期間中には、特に水分が凍結するような温度にならないようにすることも必要となるのです。
住宅の部位について

建築用語『クラック』の基本知識!原因と対策をご紹介します

クラックとは、裂け目や割れ目のことを指し、建築業界では、建物の外壁や内壁、基礎にできるひび割れや亀裂のことを意味します。 これは、モルタルやコンクリートが乾燥する際に収縮する特性を持っているため、クラックが発生しやすいとされています。クラックは、完成後の建物に加わるさまざまな力によって発生します。その力には、地震の揺れ、気象の寒暖変化、過重などがあります。外的な要因によって発生するクラックのうち、表面にできた小さなひび割れをヘアークラック、シーリングや塗装にできるひび割れをチェッキングと言います。クラックは、窓枠の四隅や、広い壁面、柱と壁の接合部などに発生しやすいとされています。
建材と資材について

メタルラスとは?外壁施工で役立つ金属製金網

メタルラスとは、網状に加工された薄い金属板で、外壁モルタル塗りの際に下地として用いられる補強材の一種です。モルタルを塗布すると、自重によってひび割れや剥離が発生しやすいため、メタルラスを下地に使用することでモルタルをしっかりと固定し、ひび割れや剥離を防ぐ効果があります。メタルラスは、薄い金属板に切れ目を入れて引き延ばすことによって網状に加工され、メッシュとも呼ばれます。
建築の工法について

埋め戻しとは?基礎工事で重要な作業

埋め戻しとは、地下工事や基礎工事が終了したあと、掘削した部分に土を戻すことです。基礎工事では、根切りと言って30cm以上地面を掘るが、基礎が完成したのち周囲を土で埋める。その際、ゴミなどが落ちていないか確認する。そして、地盤が沈下するおそれがあるので、転圧(機械を使って土を突き固めること)を段階的に行なう。土の種類にもよるが、沈下すると建物にひび割れが起きる可能性があるため重要な作業となる。工事では掘削する前の高さまで埋め戻しを行なうことになっているが、仕様書によっては異なる場合もある。埋め戻したあとは、構造物の分だけ残土が発生する。敷地内に積み上げてあるため、土は残らないように敷地周辺にまくか、搬出し、適正に処理しなければならない。埋め戻しの目的は、地盤の沈下を防ぎ、建物を安定させることです。また、工事現場の安全性を確保することや、環境への影響を軽減することも目的の一つである。埋め戻しは、建物の基礎工事において重要な作業であり、適切な方法で行うことが大切である。
建材と資材について

アルカリ骨材反応とは?その原因と対策

建築用語である「アルカリ骨材反応」は、強アルカリ性であるコンクリートの性質に対し、骨材が反応を示すことで起こる劣化現象です。この異常膨張は、コンクリート内部に存在するアルカリ金属イオンと特定の鉱物が反応することによって引き起こされるものです。大部分のアルカリ骨材反応は、内部で生成された水ガラス層が未反応のシリカ成分と反応して膨張反応を起こすアルカリシリカ反応と呼ばれるものによって生じます。この膨張反応によって体積が膨張し、膨張圧が高まると、耐力を超えた段階でひび割れが見られます。ひび割れに方向性が見られず、大きな力になると10mm以上のクラックを生じてしまうのが特徴です。かつて海砂などが使われていた時代には多く見られる現象であるため、現在は無害骨材を使用するなどの対策が講じられています。
建築の施工について

付送りとは?左官下地処理の大切さ

付送りの役割と重要性付送りとは、左官で仕上げる場合に行う下地処理のことです。左官で仕上げる場合、下地の凸凹が激しいと、仕上げ材の厚みが大きくなってしまいます。内部応力が大きくなると、ゆがんでしまったり剥がれ落ちたりすることになります。そこで、一定の厚みになるように、下地処理が必要になります。これを付送りと呼びます。激しい凸凹がある場合には、付送りと自体も厚くなりかねません。厚みができると、乾燥収縮によるひび割れなど影響も大きくなってしまうため、何回かに分けて施工する必要が出てきます。付送りとの厚みの限界は、9mmとされていることから、これ以下に収めなければなりません。さらにだれたりしないように、アンカーを打つ、あるいは、ラス網を貼りつけて施工する必要もあります。
建材と資材について

低発熱コンクリートと建築業界

低発熱コンクリートとは、コンクリートが水和反応で発する熱を低減させたコンクリートのことです。 コンクリートは、硬化するために水和反応が必要となります。この際に、応力が発生しひび割れが出てしまうことが多いです。そこで、低発熱コンクリートにすることによって、厚みを持たせてもひび割れを抑制することができるようになります。ダムや大型構造物などでは、1回で打設するコンクリートの量が大きいためコンクリートが基本になってきますが、どうしても発熱量が大きくなってしまいます。他にも、自己収縮を抑えるためにも水和熱を抑えるためにも必要です。基本としては、発熱しやすい主要鉱物を抑えた中庸熱ポルトランドセメントを使うことによって発熱を抑えることができるようになります。
建材と資材について

低収縮コンクリート

低収縮コンクリートとは、コンクリートの収縮を抑えたもののことです。まったく収縮しないというわけではなく、低減させたコンクリートのことを呼びます。コンクリートは、水和反応で硬化するため、水分の分だけ体積が少なくなってしまい、このときにひび割れを生じてしまうことに。そこで、収縮を低減できる混和剤を投入して、ひび割れを防ぐということが低収縮コンクリートの目的となる。これにより、ひび割れ誘発目地を設けたりする必要がなく、構造物としての一体化を図ることができるのです。ひび割れをするということは、水分の侵入を許すこととなり、鉄筋の錆を誘発して爆裂させてしまうこともあるため、耐久性を向上させるためにも重要な意味を持ちます。
建材と資材について

マスコンクリートとは?その特性とひび割れ防止

マスコンクリートとは、断面の最小寸法が80cm以上のコンクリートのことを指します。建築学会の定義では、このように定められています。一般的に、マスコンクリートは、コンクリートを大量に使用して打設するため、セメントが発生させる水和熱である内部最高温度と、外気温の差が25℃以上になることが予想されるような場合に使用されます。このとき、コンクリートの高い水和熱により、外気との差によって引き起こされる引張応力の発生が問題となります。さらに、温度差によって水分が失われやすく、ひび割れが生じやすくなります。そのため、コンクリートの設計段階から、水和反応による温度上昇を抑制し、拘束条件を緩和してひび割れを生じさせないようにすることが重要です。
建材と資材について

糸目地とは?|メリット・デメリットと施工のポイント

糸目地は、目地を目立たせたくない場合に使われる建築用語であり、糸のように細い目地のことです。通常の目地よりも細くするため、材料が伸縮した場合に受け止める余裕が少なくなり、干渉する可能性が出てくるため、通常の目地よりもひび割れる可能性が高いです。また、物資の熱膨張だけではなく、地震で受ける外力も逃がすことができない可能性があります。材料が干渉してしまうことによって、割れてしまう可能性も出てくるため、景観とあわせて考えると一長一短が出てきます。糸目地のメリットとしては、目地が目立たないため、すっきりとした印象を与えることができます。また、目地の幅が狭い分、材料を多く使用することができます。
建材と資材について

土間コンクリートについて解説

土間コンクリートとは、平面的に打設されるコンクリートのことです。コンクリートは、セメント、砂、砂利、水を混ぜて作られる строи材料ですが、土間コンクリートは、このコンクリートを平面的に打設することで作られます。土間コンクリートは、玄関やカーポート、浴室の床など、さまざまな場所で使用されています。一般的に、土間打ちと呼ばれることもあります。土間コンクリートは、地面に砂利や砕石を突き固めて敷きこまれた上に打設されます。土間という性格上、滑ってしまっては困るため、刷毛目を入れることで、スリップを防止することが可能。さらに乾燥収縮などのひび割れも目立たなくなるといった効果があります。
建材と資材について

プレストレストコンクリートとは?特徴と使い方を解説

プレストレストコンクリートとは、あらかじめコンクリートに圧縮応力を与え、ひび割れを防止する工法で作られたコンクリートのことです。PCと略されることもあります。コンクリートは圧縮力には強い強度を発揮しますが、引張力には弱いという特性があります。そのため、引張応力が発生するとひび割れが発生してしまいます。プレストレストコンクリートは、PC鋼材をコンクリート内部に入れて圧縮力を与えることで、引張応力が発生しないように制御しています。これにより、ひび割れを防止することができます。
プレストレストコンクリートは、大型構造物に使用されることが多く、特に新幹線の橋梁の大半はプレストレストコンクリートで作られています。また、プレストレストコンクリートは、工場で生産しておき、設置する工法がPC工法として行われています。PC工法は、工期が短縮でき、品質を一定に保つことができるというメリットがあります。ただし、プレストレストコンクリートは、通常のコンクリートよりも費用がかかるというデメリットがあります。
建材と資材について

プリント合板の全てと活用方法

プリント合板とは、合板の表面に木目や模様などを直接印刷した物、または印刷した紙を貼り付けた物のことである。 木目調の製品では、無垢材を使用した家具に比べると安価なうえ、一枚板では難しい大きなテーブルも均一に木目をそろえることができる。反りや変形、ひび割れなどが起きることが少ないのも特徴である。その一方、木目や模様はあくまでも印刷なので、質感は無垢材に比べて見劣りする。また、同じパターンの模様で変化が少ないという欠点もある。紙を貼った物は、衝撃や水分などの影響ではがれ落ちることもあり、接着剤を使用するので、シックハウスなどの健康被害も懸念される。
建築の基礎知識について

伸縮目地の施工について

伸縮目地とは、コンクリート構造物などが外荷重や温度伸縮によって変形し、差異に基づく亀裂やひび割れを防止する目的で、一定区画ごとに設けられる目地のことです。発泡材やシーリング材などのやわらかい材料を用いて施工され、目地には、乾式、湿式、立ち上がり緩衝材などがあります。施工するときには、押え層目地と、仕上げ層目地が上下ともに一貫して通るように割付け、目地で囲まれた部分は区画された版になるように、施工するのが望ましいです。伸縮目地の反対は膨張目地ですが、これは構造物の部材や部位に、伸縮や膨張が生じても、変形が他の部材や部分に拘束されないように設けられる目地のことです。
建材と資材について

モルタル塗りとは何か?

モルタル塗りとは、壁や床などの下地や仕上げにモルタルを塗ることです。 モルタルは、セメントと水、砂を混ぜ合わせて練った物で、セメントと砂は重量比で1対2から1対3ほどの割合で混合されることが多いです。ペースト状になっているため指向性がよく仕上げ材、躯体(くたい)、目地材などの調整にも使用されます。コンクリートとの違いは砂利が入らない点で、コンクリートよりも高価になります。クリープ現象といった伸縮を起こしやすいため、構造材料といしてモルタルだけを使用することはまれです。収縮によるはく離やひび割れが発生しやすいので注意が必要です。一定の厚さ以上のモルタルは防火構造としても認められます。
建材と資材について

練付けとは?その必要性やメリットとデメリット

練付けとは、表面の化粧用に、単板や樹脂板を接着剤で下地板などの合板に貼ることをいいます。練付けを行なった合板は、練付合板または突板と呼びます。高級樹種の表面を薄くスライスして張り、無垢材のように用いることもあります。板すべてを高級素材で製作するとコストがかかるため、この手法がよく用いられました。プリント技術が発展してからは、わざわざ練付けを行わず、プリントで木材などの表面を表現するようになったため使用頻度は減少しています。練付材は、無垢であるため、傷ついたときなどには比較的容易に補修が可能です。しかし、無垢であるために湿気に弱く、収縮と膨張をくり返すとひび割れが起きる場合もあります。これを避けるために、表面に塗装を行なうこともあります。
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