建築用語『甲板』とは?
建築物研究家
建築用語『甲板』とは、船の上部にある鉄板や木板を張り詰めた床のことを言うが、建築用語では、テーブルをはじめ机や棚などの上面の広い板のことを指す。
建築を知りたい
テーブルや棚の、上面の広い板のことを甲板と言うのですね。
建築物研究家
そうだね。床の間などに貼られた板は地板と言って、フローリングなどの幅の狭い板も甲板とは表現しないよ。
建築を知りたい
甲板は、天板、テーブルトップ、トップボードとも呼ばれて、天然木の一枚板や集成材、突き板などが使用されるのですね。
甲板とは。
「甲板」という言葉には、2つの意味があります。1つは、船の上部にある鉄板や木板を張り詰めた床のことです。もう1つは、建築用語で、テーブルや机などの上面の広い板のことを指します。
床の間などに貼られた板は「地板」と言って、フローリングなどの幅の狭い板も「甲板」とは表現しません。「甲板」は、「天板」「テーブルトップ」「トップボード」とも呼ばれます。
「甲板」の材料には、天然木の一枚板、集成材、突き板などが使われます。「甲板」の端部分の処理の仕方によって、「両耳付き」「片耳付き」「耳なし」などの種類があります。
また、システムキッチンに使われる「甲板」の場合には、「クックトップ」「ワークトップ」とも表現され、ステンレス、人造大理石、天然石、集成材、タイルなどの多様な材質が、各々の特徴を生かして使われています。
船の甲板と建築の甲板の違いとは
船の甲板は、船の上部にある鉄板や木板を張り詰めた床のことを指します。一方、建築用語の甲板は、テーブルをはじめ机や棚などの上面の広い板のことを指します。また、「甲板」とは、船の上部にある鉄板や木板を張り詰めた床のことを言うが、建築用語では、テーブルをはじめ机や棚などの上面の広い板のことを指す。
床の間などに貼られた板は地板と言って、フローリングなどの幅の狭い板も甲板とは表現しません。甲板は、天板、テーブルトップ、トップボードとも呼ばれ、天然木の一枚板や集成材、突き板などが使用されます。甲板の端部分の処理の仕方によって複数の種類があります。「両耳付き」「片耳付き」「耳なし」などだ。また、システムキッチンに使われる甲板の場合には、クックトップやワークトップとも表現され、ステンレス、人造大理石、天然石、集成材、タイルなどの多様な材質が、各々の特徴を生かして使われています。
地板と甲板の違いとは
地板と甲板はどちらも床を構成する部材ですが、その意味は異なります。地板とは、床の間などに貼られた板のことです。一方、甲板とは、テーブルをはじめ机や棚などの上面の広い板のことです。フローリングなどの幅の狭い板は甲板とは表現しません。甲板は、天板、テーブルトップ、トップボードとも呼ばれ、天然木の一枚板や集成材、突き板などが使用されます。甲板の端部分の処理の仕方によって複数の種類があり、「両耳付き」「片耳付き」「耳なし」などがあります。また、システムキッチンに使われる甲板の場合には、クックトップやワークトップとも表現され、ステンレス、人造大理石、天然石、集成材、タイルなどの多様な材質が、各々の特徴を生かして使われています。
甲板の種類について
甲板の種類について
甲板には、その端部分の処理の仕方によって、複数の種類があります。
最も一般的なのは「両耳付き」で、甲板の両端が耳のように突き出ているタイプです。
「片耳付き」は、甲板の片側だけが耳のように突き出ているタイプで、システムキッチンなどに多く使用されます。
また、「耳なし」は、甲板の端部分がまっすぐにカットされているタイプで、近年ではデザイン性の高いものとして人気が高まっています。
システムキッチンの甲板について
システムキッチンに使われる甲板は、クックトップやワークトップとも表現され、ステンレス、人造大理石、天然石、集成材、タイルなど多種多様な材質が、それぞれの強みや特徴を生かして使用されています。例えば、ステンレス製の甲板は耐久性や耐熱性に優れており、お手入れがしやすいのが特徴です。人造大理石製の甲板は、高級感があり、継ぎ目がないため汚れが溜まりにくいです。天然石製の甲板は、独特の風合いがあり、耐久性も高いですが、他の材質に比べて高価であることが多いです。集成材製の甲板は、木工の技法で加工された板で、比較的安価ですが、耐久性に欠けることがあります。タイル製の甲板は、デザイン性の高さと耐久性に優れていますが、目地が汚れやすいというデメリットもあります。
甲板に使用される材質について
甲板に使用される材質は、その特徴を生かして多様性に富んでいる。ステンレスは、強度があり、耐熱性や耐食性に優れているため、クックトップやワークトップに適しています。人造大理石は、天然大理石よりも安価であり、耐熱性や耐食性に優れているため、ワークトップやシンクに適しています。また、天然石は、高級感があり、耐熱性や耐食性に優れているため、ワークトップやカウンターに適しています。システムキッチンにおいて、クックトップの素材に使用されるのがステンレス、人造大理石、天然石であり、ワークトップの素材に関しては、集成材やタイルなどが使用されます。集成材とは、複数の木材を接着剤で張り合わせて作られたもので、天然木よりも安価で、強度と耐久性に優れています。タイルは、床材としてよく使用され、耐熱性や耐食性に優れています。その特徴を生かして、システムキッチンにおいて、クックトップの素材やワークトップの素材として使用されます。