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住宅の部位について

櫓とは?櫓の誕生から現代までの変遷

櫓は、矢を納める倉だったものが、武器庫になっていったものです。 平安時代に始まったもので、屋敷の防御のために門の上に置かれました。床を張っておき弓を打つための場所とすることで、偵察と防御の両面で使えるようにしました。そのため、木材を高く積み上げる必要が出てきて、現在でも見ることができる櫓のような形に進化していくことになります。櫓は、城郭でも作られるようになりました。やがて防御陣地の意味合いが強くなり、目的に応じて様々な名称も与えられるようになりました。 こうした呼び名の変遷が民家の施設にも影響を与えるようになり、土間の煙だしのためのものなども炉と呼ばれることがあり、芝居小屋の太鼓櫓といった形にもつながるようになっていきます。
建材と資材について

吸付き桟の役割と歴史

吸い付き桟とは、幅広板を使ったときに反りやねじれが出ないようにする桟のことです。蟻溝を切ることで、直角に桟を取り付けることができ、板面の反りを抑制することができます。板は、板目の幅が広くなると反りが出やすくなります。この反りを止めるために、吸い付き桟と呼ばれる桟を取り付けます。蟻溝の深さは微妙な調整が必要で、深すぎても浅すぎても効果がありません。吸い付き桟を取り付けることで、板の厚みが変化してしまいます。このため、変形しやすくなります。桟を取り付けても変形は変わりません。厚みを変えることで伸縮にも変化が出てくるため、複雑な変形をしてしまう可能性があります。現在は積層合板を使うことが多いため、反りや変形が出ることがなく、吸い付き桟が使われることは少なくなっています。
住宅の部位について

ルーバーとは

ルーバーの種類ルーバーは、その取り付け位置や構造によって、さまざまな種類があります。一般的なルーバーとしては、水平ルーバー、垂直ルーバー、回転ルーバー、ガラリルーバーなどがあります。水平ルーバーは、羽根板を水平に取り付けたもので、風や雨を遮断するのに適しています。垂直ルーバーは、羽根板を垂直に取り付けたもので、視線を遮断するのに適しています。回転ルーバーは、羽根板を回転させることができるもので、通風や採光を調整することができます。ガラリルーバーは、羽根板を固定したもので、通風や採光を確保することができます。また、ルーバーは、その素材によって、木製のルーバー、金属製のルーバー、プラスチック製のルーバーなどがあります。
住宅の部位について

中庭のメリットとデメリット

中庭とは、建物に囲まれたスペースのことで、京都の町家などによくある「坪庭」もそのひとつと言える。また、母屋と離れの間の空間や、屋内の土間を「中庭」と呼ぶこともある。「中庭」を設置するメリットは、中庭に面した部屋は明るくなり、また家の中の風通しが良くなるということである。また、自分の家に囲まれているためプライバシーが守られるというメリットもある。しかし、「中庭」を設置するデメリットとしては、外壁が増えることから建築費が高くなる傾向にあり、また冬場は家の断熱効果が下がり寒くなる可能性もある。そのため、「中庭」を設置する場合は、これらのメリットとデメリットを十分に検討する必要がある。
住宅の部位について

雨押え:外壁を守る雨仕舞のキーポイント

建築用語で「雨押え」とは、雨水の侵入を防ぐための役物のことを指します。外壁と開口部の上部などに取り付ける板材で、屋根と壁の立ち上がりの取り合いにも付加される板材です。雨水が回り込んで侵入しないようにする物で、薄い金属板を雨押えとしておくことが多いですが、これを「剃刀」とも呼びます。「剃刀」のように薄い金属という意味があります。外部に木材を使わなくなってきている現在では、木製のものはあまり使われなくなりましたが、屋根と壁の取り合いには、雨押えが依然必要です。また、通気と脱気口を考慮して作られることもあります。近年では、カラーが豊富になり、耐候性も高められているため、目立たないようにすることも可能です。雨仕舞とも呼ばれますが、外壁から室内に雨水などが侵入しないようにする最後の砦ともなる部分です。
関連法規について

ワンルーム条例とは?東京23区にある不動産への影響があるかも

ワンルーム条例とは、人口の集中している都市部に多く、東京23区や全国の一部の政令指定都市等に存在する、賃貸マンションの建築制限のことです。 ワンルーム条例は、都市部における居住環境の悪化を防ぎ、良好な居住環境を維持するために制定されています。 ワンルーム条例は、都市部における賃貸マンションの建築を制限するもので、条例の内容は都市によって異なりますが、一般的には、賃貸マンションの1室の面積や、1棟当たりの賃貸マンションの戸数などに制限を設けています。また、ワンルーム条例では、賃貸マンションの建築許可を受けるためには、都市計画法に基づく都市計画許可が必要となる場合もあります。
建材と資材について

バーチカルブラインドの魅力と活用術

バーチカルブラインドとは、ブラインドの一種で、布などで造られた細い帯状のスラットと呼ばれる羽を、垂直つまりバーチカルに並べて取り付けられた、左右に開閉するタイプのブラインドのことである。一般的なブラインドと同じように、スラットを回転させることにより日照や視界を簡単に調節できる。スラット式は左右や片側にブラインドを寄せてたたむことができるため、出入りするときに全開にする必要がない。それゆえ、高さのある大きな窓に適している。垂直でまっすぐなラインのためモダンでシャープな印象のある部屋に仕上がる。通常のブラインドは横型で、アルミ材が一般的で、よくオフィスの窓に使用されている。「バーチカルブラインド」は、布製が多いので家庭の部屋にも合わせやすいのが特徴である。
住宅の部位について

長持とは?暮らしに役立つ収納兼運搬具

長持とは、衣類や道具を入れるための長方形で大きな入れ物のことです。ふたが付く入れ物であり、両端側面に金具を取り付けることで、棹を通して持ち上げることで、前後二人つくと担ぐことができるようになっています。こうした機能を持っていることから、長持は収納家具であると同時に運搬具として使うことが可能です。長持ちには漆喰の物と素木でできた物があります。基本として大型の家具となりますが、さらに大きく作られており、車が付けられている物を車長持と呼びこちらは担いではいきません。あまりに大きくなり、火事のときには道路を塞いでしまうことが出てくるため、使用が禁止されました。嫁入り道具のひとつとして使われていた歴史があり、桐材を使っていたこともあります。
住宅の部位について

藁葺き屋根の知識

藁葺き屋根とは、稲や小麦などのイネ科の植物の茎のみを乾燥させた「藁」を屋根に葺いたもののことです。藁葺き屋根では、竹又は垂木の上に縄や針金などを使って藁を葺き、厚さは15〜60cm程度にします。都市では、軒先は特に厚く伏杉皮の類で棟を覆い、竹又は板でおさえて仕上げます。藁葺きと類似の手法に茅葺きがあり、これは茅と呼ばれるススキやチガヤなどを材料にして葺く屋根のことです。藁葺きや茅葺きは耐火性に乏しく、隣家からのもらい火によって火事になる例が多かったため、次第にすたれていきました。また、これらの屋根の家は、屋内で火を燃やしていないと虫が救ったりして耐久性が低下する、というデメリットがあります。藁葺きと茅葺きを比較すると、茅葺きの方が耐久性が高いとされています。
関連法規について

管理会社とは?マンションの管理会社について解説

管理会社とは、マンションの管理組合から管理の委託を受けた業者のことを指します。マンションを適切に管理するための業務を行います。マンション管理事業者は登録制度となっているため、国土交通省の監督下に置かれています。マンション管理法に基づいて委託契約前に重要な事項をきちんと説明することも管理会社の業務であり、契約後の管理状況を適宜報告することも大切な業務です。また、賃貸住宅の賃貸人から、物件の管理を委託されている会社も「管理会社」と呼びます。賃貸人が管理会社を利用することでクレーム処理や家賃徴収の手間が掛からないというメリットがあり、賃貸ビジネスにおいて「管理会社」を利用することは、常識と言えるでしょう。
住宅の部位について

キューポラの魅力を探る

キューポラの歴史は古く、古代ギリシャまで遡ります。当時、キューポラは神殿や宮殿の屋根に取り付けられ、換気や採光のために使用されていました。その後、キューポラは古代ローマにも伝わり、公共の建物や邸宅の屋根に取り付けられるようになりました。中世には、キリスト教の教会の屋根に取り付けられるようになり、その後、ルネサンス期にイタリアで流行しました。キューポラは、最初は半球形や円すい形が多かったのですが、次第に四角すい形や多角形など、さまざまな形のものも登場するようになりました。また、キューポラの装飾も多様化し、彫刻や絵画で飾られたものも登場しました。現在では、キューポラは世界中の建物の屋根に取り付けられており、換気や採光、装飾などの役割を果たしています。
建築の基礎知識について

建築用語「設計図書」とは

設計図書とは、工事に必要な図面・設計図と仕様書を合わせた物であり、実施設計図書とも呼ばれています。建築基準法の第2条12項に「設計図書」について「建築物、その敷地またはこの法規で規定されている工作物に関する工事用の図面(現寸図その他これに類するものを除く。)及び仕様書をいう」との言及があります。設計図とは、構造や形状を描いた物で、平面図・立体図・断面図など多くの種類の図面が存在します。仕様書には、具体的に工事の内容や方法が記載されており、図面で表せない物が表記されています。
建築の工法について

快適な空間を創り出す「引っ掛け工法」とは?

引っ掛け工法とは、キッチンや浴室などの施工で行なわれる乾式工法のこと。壁や床にタイルを張る際に乾式工法が採られることがある。このときに、タイルが引っ掛けられるように凹凸を付けた下地材を施工しておく。この専用の下地材に対してタイルもひっかけられる物を用いて貼っていく。専用下地に対して、引掛け工法では接着剤を使って固定していくことになるが、金物を使ってひっかける方法もある。メーカーによって様々な施工方法が採られているが、しっかりとした強度が得られるようになっている。工場などで生産された物を使い、水を一切使わずに行なっていく工法のひとつであり、こうした工法をすべてまとめて乾式工法と呼ぶ。
住宅の部位について

建築用語「枕捌」

枕捌とは、長押が床柱をまいて裏側まで届いている納まりのことです。長押を納める様式として、真行草の3つがあり、その中でも真にあたるのが枕捌です。枕捌は、厳格な納まり方を持ち、重厚な日本の伝統建築によく用いられてきました。枕捌は、長押が床柱をまいて裏側まで届いている納まりのことです。長押は、床柱と床の間を水平に結ぶ部材で、枕捌の場合は、長押が床柱を完全に包み込むように納められています。これは、枕捌が、真行草の3つの納まり方の中で最も厳格な納まり方とされているためです。
関連法規について

保証料とは何か?借り入れ時にかかる費用を解説

保証料とは、保証会社等と契約する際に必要な費用のこと。 通常住宅ローンなどの融資を受ける際には連帯保証人が必要になる。しかし、金融機関が指定する保証会社等と保証委託契約を行なって連帯保証人になってもらうことも可能。この契約を締結する際の費用が保証料である。民間金融機関の多くは保証会社による保証を義務付けている。ローン返済が一定期間以上滞った場合には、一度保証会社が金融機関に対して返済を行ない、債務者はその後、保証会社に返済を行なう。保証料は借入額が多いほど、借入期間が長くなるほど高額に。住宅ローン等数千万円単位の借り入れの場合には保証料として数十万円が必要となるため、あらかじめローン費用として計算しておく必要がある。
建材と資材について

水中コンクリートって何?その特徴と使用例

水中コンクリートとは、水中で打設することを想定したコンクリートのことです。海中の打設などを想定しており、水中では分散しないように増粘剤を添加しています。空気中で打設する場合と比べると、コンクリート内に水が混ざってしまいます。そうなると、適切な水セメント比を保つことができなくなります。そのため、増粘剤などを添加することによって、コンクリートが混ざりにくい状態を作っているのです。また、トレミー管などで打ち込む場合には、落下速度によってコンクリートが分離してしまう可能性があります。水中コンクリートは、こうしたことにも対応した配合を持っています。単位セメント量も多く、細骨材率も大きく、良質なAE減衰材を使用していかなければなりません。また、水中不分離コンクリートというものもあります。
住宅の部位について

建築用語『縁側』とは?

縁側は、おもてなしの精神を表した空間です。来客を家の中ではなく、縁側で出迎えることも多く、それは来客と住人が親しい関係であることを意味します。また、縁側は、家族や友人が集まって団らんをする場所としても使われてきました。縁側の歴史は古く、平安時代にはすでに存在していました。当時は、縁側は「庇(ひさし)」と呼ばれており、建物の外側に設けられた板張りの通路でした。庇は、雨や風を防ぐ役割を担っていました。鎌倉時代になると、縁側は「縁(えん)」と呼ばれるようになりました。縁は、庇よりも幅が広く、建物の内部に設けられた板張りの通路でした。縁は、雨戸などの建具で建物の外部との境界を区切り、建物の内部に含まれるようになりました。室町時代になると、縁側は「縁側」と呼ばれるようになりました。縁側は、縁よりもさらに幅が広く、建物の内部に設けられた板張りの通路でした。縁側には、欄干が設けられ、雨戸や障子で建物の外部との境界を区切りました。江戸時代になると、縁側は日本の建築に欠かせないものとなりました。縁側は、おもてなしの精神を表した空間として、また、家族や友人が集まって団らんをする場所として使用されました。
住宅の部位について

ウイングチェアとは?特徴と選び方

ウイングチェアの最大の特徴は、背もたれが長く、その背もたれ上部の両側が羽(wing)のように前方へ突き出していて、座る人の頭をカバーするように作られていることです。この羽の部分は、耳のように見えることから、別名「耳付き椅子」とも呼ばれています。この形状は、もともと暖炉からの直火熱や風から頭を保護するための物でしたが、背もたれが高く、羽の部分によって頭をしっかり支えられることから、主に休息用の椅子として使われています。ウイングチェアの素材は、本革製やファブリック製のタイプが主流で、柄は有名デザイナーが手がけたデザインやモダンなものなど様々です。この他にもオットマン(足置き台)がセットになったタイプもあります。
建築の設備について

計画換気とは?仕組みを解説

計画換気の仕組み計画換気とは、換気装置を用いて、計画的に住宅内の空気の流れをコントロールすることです。汚れた空気を排気し、新鮮な空気を取り入れることで、湿度や温度を一一定に保つことができます。計画換気は、高気密住宅の背景があって生まれたものです。気密性を高めたことによって、冷暖房の効率を挙げられるようになった反面、自然換気ができなくなっていきました。そこで、24時間計画換気を行なわなければならないのです。計画換気の基本的な仕組みは、寝室などから空気を取り入れて、浴室やトイレ、キッチンなどから排出していくというものです。もともとある排気システムを活用することによって、自然と換気ができるようになります。ただし、強制的に行なうことが求められることもあり、どういったシステムを取るのかによって、第一種換気から第三種換気まで分かれていきます。
建材と資材について

ボーダータイルで建築を彩る

「ボーダータイル」とは、細長いタイルのこと。ボーダーは縁や境界を意味し、インテリアでは縁飾りなどに利用されているが一般には外装に用いられることが多い。よく用いられるのは227mm×30mm、36mm、45mmなどのサイズである。横の水平感が出しやすく、凹凸のあるデザインが多いため、高級感を演出したいときに用いられる場合が多い。外装用タイルとして用いられる物は、吸水率の低い磁器質や、十分に焼しめられた石器質の物が使われる。タイルの製法には湿式と乾式があり、湿式は自然な風合いになる一方、乾式は寸法精度が高くクールな印象に。
建材と資材について

品質表示ラベルの基礎知識

品質表示ラベルとは、商品を購入する際に、品質がわかりやすいように表示するという目的のために貼られているラベルのことです。家庭用品を購入する際、商品を見ただけでは、どんな品質を持っているのか、購入する消費者が判断することはできません。これでは問題が生じるため、この制度が作られました。サイズや材質、表面の加工といったことだけではなく、その商品を利用する際に取り扱いで注意しなければいけないことなどが記載されています。商品を選ぶ際には、品質表示ラベルによって多くの情報を得られるとともに、貼ってある商品は少なくとも品質が一定の物であるという信頼性を消費者に与える効果があります。
住宅の部位について

茶室に欠かせない「水屋」とは?~歴史と役割を解説~

水屋とは、茶室に付属して設ける茶席の用意を調える場所のことである。茶遣、水舎、水谷とも書かれる。2畳から4.5畳くらいまでの部屋で、流し、棚、物入れなどが備えられている。また勝手とも呼ばれ、台所を指すこともある。水屋は、茶室の大きさ、茶道口や給仕口の位置や露地との関係や、流儀や好みにより、様式や配置など必ずしも一定ではない。一般的な水屋は、間口は台目幅の四尺五寸、奥行は一尺七八寸から二尺、高さは鴨居下の五尺五六寸程度である。水屋は茶室が成立しておらず、また「点茶する場所」と「喫茶する場所」とが分離していた会所、書院茶においては、必要な道具を配列しておく「茶湯棚(ちゃのゆだな)」が用いられていた。
住宅の部位について

雨仕舞いの徹底解説!

建築用語「雨仕舞い」とは、屋根やベランダ、外壁などに雨水が入らないよう防水加工を施すことを指します。家屋を長持ちさせるためには欠かせない処理で、長年にわたりこまめな修繕が必要となります。雨仕舞いのやり方は様々で、加工する箇所に応じて適切な方法が取られます。
例えば、屋根の場合は頂点をなす部分に金具などを取り付け、隙間から水が浸入しないようにします。また、ベランダや窓の外壁などは、窓と地面がフラットになっていると水が浸入してしまうため、段差を設けて水が入らないようにするとともに、シーリング材で隙間の発生しやすい部分をコーティングする方法を用います。
住宅の部位について

屏風とは?歴史と種類を解説

屏風とは、風と人の視線を遮ることが出来るついたてのことです。 起源は、中国の漢時代まで遡り、日本には7世紀頃に伝わりました。当初は、紐状のものでつないで作られていましたが、平安時代以降、丁番でつながれるように発展しました。紙の丁番が使われるようになってからは、現在の形になりました。基本的な屏風は6枚で折りたたむものですが、8枚や4枚のもの、もっとコンパクトに2枚で作られるものもあります。屏風は単に機能的な道具ではなく、水墨画や大和絵など、さまざまな絵画が描かれるようになり、発展のきっかけとなりました。
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