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建築の基礎知識について

座屈とは?重要語句をわかりやすく解説

座屈とは、圧力を加えたときに、限度を超えた段階で急激に変形してしまう現象のことです。柱のように上部の力である圧縮力を支えているときに、限度以上の力が加わると、急激にたわむようになる。側面がはらんでくるが、この現象を座屈と呼びます。座屈のときに、柱が持っていた支える力は急激に失われるようになるため、ブレース構造を取ったりするが、ブレースも同様の現象が発生する可能性があります。断面のかたちと長さに依存する現象であることから、形状が細長くなれば生じやすくなります。耐震構造を考えるうえで、重要な要素です。アルミ缶を上から踏みつけていくと、やがてくびれるようにつぶれてしまうのも座屈の現象のひとつであり、屈服座屈と呼ばれています。
建築の設備について

ダクトの基礎知識と種類

ダクトとは、排気や給気に使用する配管のことです。建築物内では主に空調、換気、排煙の目的で設けられ、エアダクト、風導管、通風管とも呼ばれます。ダクトの形状には角ダクトと呼ばれる矩形の他、丸ダクトと呼ばれる円形や楕円形のものがあります。さらに円形のダクトにはスパイラルダクト、楕円形のダクトにはオーバルダクトなどの種類があります。一般的に、スパイラルダクトあるいはスパイラルなどとも呼ばれます。
建材と資材について

フラッシュ戸の基本情報と種類

フラッシュ戸とは、木製の戸のことで、細木を組んで芯にした上に、両面に合板を張り作られた物のことです。 金属板を貼った物もあります。框で取り囲んだ框戸に比べると、フラッシュ戸は平面的に仕上がっていくことになります。フラッシュとは、平面のという意味があるが、この仕上がりから呼ばれるようになりました。安価で作ることができる戸であり、ワラン合板に紙を貼って仕上げるという方法もあります。様々な種類があるものの、片面ずつ素材を変えてしまうと、伸縮率が変わってしまいます。そりが出やすくなってしまうため、両面とも同じ素材であることが望ましいです。ガラスが入った物の場合には、額入りフラッシュ戸やガラス入りフラッシュ戸と呼ばれて区別されています。
住宅の部位について

ターボファンとは?仕組みと特徴を解説

ターボファンとは、回転型送風機のことです。回転に対してもっとも効率がよいとされており、効率的に送風できることから、風圧が必要になってくる場合によく使用されます。羽の長さは長くなり、幅も広くなり後ろ向きに反らせてあります。換気扇に用いられることも多いため、シロッコファンなどよりも見かけることが多い形です。後ろ向きファンよりは効率は劣りますが、風圧を強めることができることから、屋外の風にも負けにくくなり、ダクトなどに使われることもあります。外からの風圧が強くなるマンションなどの上層階で使われることもあり、直接排気させたりして、短いダクトとの相性が良いです。排気位置にも自由度が高いことから、リフォームで取り付けられることもあります。
住宅の部位について

タンクレス便器のメリット・デメリット

タンクレス便器とは、タンクを取り付けない便器のことです。タンクとは、水洗トイレで洗浄用の水をためておくための水槽のことであり、底部が便座と同程度の低い位置にあるタイプのことをロータンク、高い位置にあるタイプのことをハイタンクと言う。タンクレス便器の場合には、これらのタンクを取り付けず、給水管を直結させている。ダイレクトバルブ式便器とも呼ぶ。タンクに水がたまるのを待つ必要がないため連続洗浄をすることができ、スペースも取らないというメリットがある。一方で、水道の水圧が低い場合には利用することができず、建物の高層階には向かない仕様だ。タンクレス便器は、節水性が高く、掃除がしやすいといった機能を備えている商品が多い。
建材と資材について

制電カーテン:快適な生活と掃除の手間を減らす

制電カーテンとは、カーテン生地に静電気を帯びにくい機能を付加した機能カーテンの一種です。静電気を帯びにくいカーテンは、汚れの原因となるゴミやほこりが付着しにくく、生地の糸その物も静電気を帯びにくいので、洗濯してもその機能は維持します。制電カーテンの仕組みは、生地に特殊な加工を施すことで、静電気を帯びにくくしています。この加工は、生地の繊維に帯電防止剤をコーティングしたり、導電性の繊維を織り込んだりして実現されています。帯電防止剤は、静電気を帯びた物質に触れると、その電荷を中和する働きがあります。導電性の繊維は、電気を流れやすくする働きがあり、静電気が生地に蓄積されるのを防ぎます。
住宅の部位について

寝殿造りの特徴『塗籠』

塗籠の歴史と由来塗籠は、寝殿造りの屋内で土壁によって覆われた個室のことである。閉鎖的な空間で、木部になっている外壁まで土壁で覆ってしまう工法で作られることから、塗籠と呼ぶ。平安時代に成立した住宅様式である寝殿造りであり、貴族の住宅様式に見られる。当初は寝室として利用されることから始まっていったが、平安時代中期以降には寝室としては使われなくなっていった。もともと、土で厚く塗った壁に囲まれていた小さな部屋のことが塗込だったことから、塗籠になったと言われる。民家でも利用されていくことになったが、寝室としては使われなくなっていき、衣類や調度品を収納するという目的も薄れていった結果、納戸として変化していくことになった。
建築の基礎知識について

建築用語『面面』について

面面とは、表面から表面までの距離を基準とした寸法の測り方のこと。 材料や部材の表面のことを、躯体面、仕上げ面、柱面のように「面」と言う。そこで、「躯体面から仕上げ面まで40mm」というようなときに、面面という測り方となる。面面は「面押さえ」と同じ意味で使われる。面面以外に、内側から内側までの距離を基準とした寸法の測り方は、内内と言う。そして、部材の中心から中心までの距離を基準とした寸法の測り方は、芯々と呼ぶ。全周が見える部材の間を測るときには芯々のことが多いが、壁や仕上げ面などから測るときには、面面で測ることが多い。また、外面から外面までの距離は外面間と言い、いろいろな測り方を、部材や場所により使い分ける。
住宅の部位について

江戸間の基礎知識

江戸間とは、江戸及び関東周辺で用いられている、木造建築の間取りにおける基準寸法の取り方です。 KantomaまたはInakomaとも呼ばれます。柱心距離の一間を六尺(1.82m)として表示します。江戸間では畳の大きさを基準とすることはありませんが、飛騨地方や北陸地方で用いられてきた田舎間と呼ばれる取り方では、基準畳の大きさが5.8尺×2.9尺(175.8cm×87.9cm)となるように決めています。
建材と資材について

遮へい用コンクリート ~放射線を遮る~」

遮へい用コンクリートとは、X線やγ線の遮蔽(遮へい)に用いられる、鉄鉱石などを使用したコンクリートのことです。密度が高い物ほど放射線を遮蔽する能力が高いことから、より密度の高い重量コンクリートが遮蔽用コンクリートとして用いられます。ただし、重量骨材は高価なため、普通コンクリートを用いて壁厚を大きくすることを検討するほうが良い場合も。中性子線の遮蔽には粗骨材として蛇紋岩が用いられます。一般によく用いられるのはスランプ5〜10cm以下、水セメント比45〜55%のコンクリートです。原子力発電所、アイソトープ貯蔵所、医療用照射室などから散逸する放射線を遮蔽する目的で使用されます。放射線の漏洩を防ぐために、打継面はできるだけ設けないようにします。
建材と資材について

建築用語『コロニアル葺き』とは?

コロニアル葺きの特徴は、軽量で施工が簡単なこと、他の屋根材と比べて安価なこと、太陽光発電装置を設置できることです。軽量であるため、耐震性に優れています。また、施工が簡単なので、工期が短くて済みます。他の屋根材と比べて安価なので、コストを抑えたい場合に適しています。また、太陽光発電装置を設置できるため、エコな住宅を目指すことができます。コロニアル葺きは、耐久性に優れているため、長く使用することができます。ただし、定期的なメンテナンスが必要なので、注意が必要です。メンテナンスを怠ると、雨漏りなどの原因になることがあります。
建築の施工について

施工計画とは何か?

施工計画の概要施工計画とは、建築工事において、合理的で最善の工事を行なうための計画を立てることです。設計図書の意図に基づいて、工事の順序、資機材、作業人数、安全性、工法、工期、品質、経済性などを検討します。
仮設や工法などの工事に関する方法や手段は施行者の責任で決定しますが、設計図書で指示がある場合はそれに従います。また必要がある場合、監理者と協議して決定します。
施行者は品質管理、環境管理、安全管理に配慮して施工計画を行ないます。また、工事協力業者の選定、隣接建物や埋設配管といった周囲の状況の調査も含まれます。事前に、工事概要、工程表、安全管理、環境対策などの施工計画を記した書類である「施工計画書」の提出を義務付けている自治体もあります。
建材と資材について

ダイキャストの基礎知識を解説

ダイキャストとは、溶かした金属を鋳型に圧力をかけながら押し込んで成型する方法のことです。ダイキャストは、寸法精度の高い鋳物を短時間で大量生産することができるため、さまざまな産業分野で使用されています。ダイキャストの歴史は古く、古代から使われてきた砂型鋳造法から発展した石膏鋳造法を経て、近代的なダイキャストが考案されました。日本でのダイキャストの研究は1910年頃から始まり、初めは亜鉛、鉛、錫などの低融点合金が使用されていましたが、その後、銅合金やアルミニウムが使用されるようになりました。2000年代ではコンピュータのコントロール化により生産性の向上や製品の多様化ができるようになり、ダイキャストはますます広く使用されるようになりました。
建材と資材について

煉瓦の種類と特徴

煉瓦とは、れんが用の原土を主原料として成形した物で、様々な種類があり、材料の変質や狂い、腐食を受けない恒久材料だ。煉瓦は原料や焼成温度、形状、寸法(普通煉瓦、異形煉瓦)によって大きく分類される。さらに性能、品質、表面テクスチャー、色調などで区別されている。JISでは、普通煉瓦の形状を21cm×10cm×6cmの直方体として規定している。煉瓦は構造用だけでなく、化粧材として使われることも多くなっている。化粧材としては様々な種類が存在しており、主に洋風の雰囲気を出すために木造やコンクリート造の表面に張り付ける。
住宅の部位について

梁伏図を知っておこう!

梁伏図とは、上方から見下ろすように梁の状態を描いた図面のことです。縮尺は1/100程度になることが一般的です。真上から見下ろした図面のことを伏図と呼ぶことが多いですが、梁伏図の場合には、梁の状態を書き表しており、軸組の様子がすぐに分かるように作られています。伏図ということでは、他にも基礎伏図や床伏図がありますが、どれも上方から見下ろしている図面であり、位置がはっきりと分かるようになっているのが特徴です。梁伏図には、単純に梁としてだけではなく、地面の中に設置することになる地中梁や基礎梁といった物も描かれることとなります。
建材と資材について

建築用語『食いつき』とは?

食いつきとは、塗料などの接着状態を表現するときに使う言葉です。固く接着されて、はがれにくい状態を「食いつきがよい」と言います。他にも、切削用の刃が部材や材料をしっかりと捉えることも指します。塗膜が下地から剥がれ落ちないようにするために、塗料の食いつきを良くする必要があります。食いつきが悪いと、塗膜が浮き上がったり、剥がれたりしてしまいます。食いつきを良くするためには、下地をきれいにすること、適切な塗料を使用すること、塗料を正しく塗ることが大切です。
建材と資材について

建築用語『漆』

漆(「漆」とは、ウルシ科の落葉樹のことを指すが、一般的にはその樹液で作る塗料のこと。漆は日本でも古くから用いられているが、原産は中国やインドである。大型の羽状複葉の葉が特徴で、枝先に互生するため見分けがつきやすい。樹液を採取したままの乳状の液体を生漆と呼ぶが、空気中では褐色になってしまう。成分の80%がウルシオールと呼ばれるもので、淡褐色になる。酸素と結合することによって黒い樹脂になるため、加湿することが重要工程だ。漆の特徴として、水蒸気の持つ酸素を用いて硬化するため、温度と湿度の両方を保つことによって、初めて固まるようになる。硬化すると極めて丈夫になるが、紫外線に対しては劣化するため、十分な注意が必要となる。)漆は、ウルシ科の落葉樹の樹液から作られる塗料のことです。漆は日本でも古くから用いられていますが、原産は中国やインドです。漆の木は、大型の羽状複葉の葉が特徴で、枝先に互生します。漆の樹液を採取したままの乳状の液体を生漆と呼びますが、空気中では褐色になってしまいます。生漆の成分の80%はウルシオールと呼ばれるもので、淡褐色をしています。ウルシオールは酸素と結合することによって黒い樹脂になり、漆が硬化します。漆の硬化には、温度と湿度の両方が重要です。漆は、水蒸気の持つ酸素を用いて硬化するため、温度と湿度の両方を保つことによって、初めて固まります。硬化した漆は極めて丈夫になりますが、紫外線に対しては劣化するため、十分な注意が必要です。
建築の基礎知識について

耐火構造とは?種類や性能基準を分かりやすく解説

耐火構造とは、火災が発生しても一定時間構造が崩壊せず、火災の拡大を防ぐために設計された構造のことです。耐火構造の目的は、人命の保護、資産の保護、社会的機能の維持などです。耐火構造は、火災発生時に燃え広がりやすい木造構造とは異なり、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造などの建築物に採用されています。耐火構造の性能は、火災の発生から30分、1時間、2時間、3時間のいずれかで判定されます。火災が発生したとき、耐火構造の建物は一定時間火災による加熱に耐えることができ、建物の倒壊を防ぎ、火災の拡大を防ぐことができます。
建材と資材について

建築用語『罫書き』とは?

罫書きとは、建築材料に線や位置を線引きする作業を指します。切断したり、穴をあけたりする目的で、木材や鉄板、プラスチック板などの材料に線を引くことで、材料を正確に加工することができます。罫書きは、材料の中心や基準を決めるためのけがきの場合や、穴の中心位置を決める場合に特に重要です。また、帯のこ盤などで切断する位置を決める場合にも罫書きが必要とされます。ただ、この場合はそれほど正確さは必要とされません。罫書きに使用される道具としては、材料に線を引くために使う先端が尖っており、硬い材質でできている「けがき針」、直線を引くために使用される「スケール(ものさし)」、円や円弧を描くために使われる「コンパス」、穴の中心位置に印を付けるために使用される「センターボンチ」と「ハンマー」などがあります。
住宅の部位について

シースルーとは?

シースルーとは、「向こう側が透けて見える状態」である。 透けるような薄手の素材を用いて作られ、ファッションやインテリアで使用される。「シースルー」という言葉は、もともとファッション業界で使われていたが、近年ではインテリア業界でも使われるようになりました。インテリアの場合には、透けやすいファブリックを用いることで、後ろの景色を程よく透けさせます。シースルーのファブリックをカーテンやブラインドに使用することで、開放感のある演出をするとともに、奥行きも感じさせられます。
住宅の部位について

建築用語 ‘吊元’ – その意味と重要性

吊元とは、建具の開閉する側で蝶番を取り付ける側のことです。回転軸側のことを吊元と呼びます。図面で見た場合には、細線や点線が引かれている角度が浅く絞り込まれた側が吊元となります。吊元の反対側は手先と呼びます。左右どちらかに吊元がくることになりますが、開き戸が手前にくる方向が正面ということになります。右吊元になるのであれば、吊元が右になり、正面といった場合には開閉方向は手前側にならなければいけません。吊元から見ても、部屋の外に開く場合には外開き、室内に開く場合にはうち開きとなります。蝶番を見たときに、室内と室外のどちらに見えるのかによっても呼び名が変わってくることから吊元の蝶番の取り付け位置も重要な意味を持っています。
建築の基礎知識について

筋かいー木造建築物の重要補強材ー

筋かいとは、木造建築物などの4辺形に組まれた軸組みに対角線上に設ける補強材のことです。風圧や地震力などによる水平力に抵抗し、軸組みの変形を防止する役割をもっています。水平力が作用する方向によって、圧縮力を負担する筋かいと引張力を負担する筋かいがあります。圧縮力を負担する筋かいにおいては、筋かいに圧縮力による座屈が生じないよう、また引張力を負担する筋かいにおいては、筋かいの端部などが損傷しないよう留意して設計する必要があります。
建材と資材について

建築用語『ラグスクリュー』とは?

建築用語の「ラグスクリュー」とは、コーチスクリューボルトのことです。木材に使用する大型のネジで、頭がナットになっている金物です。耐震性を確保するために重要な金物の固定や火打ち金物の留め付けに使用されます。ラグスクリューは、太さがあり締め付けも強くなるため、必ず下穴を掘って刺しこんでいったあとにスパナでしめ付けていくことで固定することができるようになります。通常の木ネジでは強度不足になる場合に使っていきます。ラグスクリューは、強力に締め付けることができますが、一方で、相手の木材を割ってしまうような可能性も起きてきます。さらに、木材が乾燥したときには、ネジが緩くなってしまいカタカタといった音を立てることもあります。ラグスクリューという名称は、現場ではあまり使われず、コーチボルトと呼ばれる方が多いです。
建築の工法について

圧着貼り工法でタイルを美しく

圧着貼り工法とは、タイルを施工する方法の一つです。この工法では、圧着用モルタルを塗った上にタイルを強く押し付けて貼っていきます。圧着貼り工法には、混和剤が混入されており、施工効率がよく、白華現象が生じにくいという特徴があります。そのため、外壁によく使用されます。この工法では、タイルをもみ込むように貼り付けていきます。圧着貼り工法では、叩き板を用います。タイルにもモルタルを塗布する方法として、改良圧着貼り工法があります。改良圧着貼り工法は、湿式工法であり、接着力も強いです。ただし、モルタルの塗り置きが長くなってしまうと、接着力は大きく低下してしまうという欠点があります。また、タイル側にモルタルがないことから、押し付けが不十分だと剥離する可能性があります。圧着貼り工法は、二丁掛以下に適用される工法であり、内装ではユニットタイルが200mm以下、36度以下で使用されます。
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