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住宅の部位について

藁葺き屋根の知識

藁葺き屋根とは、稲や小麦などのイネ科の植物の茎のみを乾燥させた「藁」を屋根に葺いたもののことです。藁葺き屋根では、竹又は垂木の上に縄や針金などを使って藁を葺き、厚さは15〜60cm程度にします。都市では、軒先は特に厚く伏杉皮の類で棟を覆い、竹又は板でおさえて仕上げます。藁葺きと類似の手法に茅葺きがあり、これは茅と呼ばれるススキやチガヤなどを材料にして葺く屋根のことです。藁葺きや茅葺きは耐火性に乏しく、隣家からのもらい火によって火事になる例が多かったため、次第にすたれていきました。また、これらの屋根の家は、屋内で火を燃やしていないと虫が救ったりして耐久性が低下する、というデメリットがあります。藁葺きと茅葺きを比較すると、茅葺きの方が耐久性が高いとされています。
住宅の部位について

框戸の基礎知識

框戸とは、戸の四辺に廻した框を仕口により組み立てた建具のことです。重厚感のある作りになることが多く、見込みは39〜45ミリほど取られる場合が多いです。鏡板の部分には中框や帯桟(おびざん)を入れることもある他、ガラスをはめる場合もあります。ガラス面を大きく取ることができるが、比較的高価です。框戸の中を桟で仕切り、板やガラス、格子などをはめ込んだとのことを特に唐戸と呼び、通常の框戸よりも装飾性が高いです。住宅の戸に使われるほか、商店などでも用いられていました。しかし現在では、アルミサッシが普及したことによって唐戸はほとんど作られなくなっています。框戸の他によく使われる木製建具としてはフラッシュ戸があります。フラッシュ戸は框と桟で骨組みを作り、そこに合板や板材を貼り付ける物です。
建材と資材について

ユニット家具のすべて

ユニット家具とは、使う人が目的に合わせて組み合わせ、使えるように設計された家具のことです。 基本となるユニットを積み重ねたり、横に並べたりしていくつものパターンで組み合わせることができます。さらに、キャビネットなどの箱体と、棚板、側板、扉、そして引出しなどのパーツを組み合わせることで、様々な形状の家具を作ることが可能です。ユニット家具と相対する家具としてビルトイン家具がありますが、ビルトイン家具は規格化されたユニットを壁面に埋め込むため、空間がすっきりとした印象になり、壁面も広く使えるメリットがあります。ただし、デザインが凡庸になりがちです。また、ユニット家具もビルトイン家具も、工場生産によってモジュール化されたパーツなどを組み合わせて構成するという点は同じなので、二つを総称してシステム家具と呼ぶことがあります。
建築の設備について

サーモスタット付き混合水栓の仕組みとメリット

サーモスタット付き混合水栓とは、混合水栓にサーモスタットが取り付けられている物のことです。混合水栓とは、水と温水が別々の蛇口から出るのではなく、ひとつの蛇口から出せる水栓のことです。水と温水を混ぜ合わせることで好きな温度に調節することが可能ですが、サーモスタット付き混合水栓の大きな特徴は、温度を自動で調節できることです。混合水栓自体は手動でも調節できるため、似たような機能にも見えますが、サーモスタットがついていると、お風呂の温度が安定したまま一定に保たれるので、入浴中に温度が急に冷たくなったり、熱くなったりすることがありません。しかし、サーモスタットがついていない混合水栓の場合、水道水などの温度に影響されるため、温度は安定せず、入浴のたびに温度を調節しなおす必要が出てきます。また、季節によっても調節しなおす必要があります。
建材と資材について

建築用語『SGマーク』について

大見出し建築用語『SGマーク』「SGマーク」とは、財団法人製品安全協会が定めた安全基準に適合した製品に付けられるマークのこと。これを通常の方法で使用している際、製品の欠陥により人身事故が起きた場合には、一定の範囲内で賠償をする被害者救済制度が設けられている。ちなみにSGはSafetyGoodsの略です。
乳児用製品(21品目)、家具・家庭・厨房用品(30品目)、スポーツ・レジャー用品(51品目)、福祉用具製品(6品目)、その他(13品目)の合計124品目がマーク付与の対象です。例えば家具では、幼児用ベッド、二段ベッド、食器棚、住宅用スプリングマットレス、レンジ台付き収納庫などが対象となっています。
建材と資材について

建築用語『黒檀』

黒檀(「黒檀」とは、カキノキ科カキノキ属の常緑高木のことで、英名はエボニー。インドからスリランカなどに広く分布しており、世界中で家具や弦楽器のボディとして使われてきた。日本では唐木の銘木の代表として知られている。生育が極めて遅いことから、緻密な幹が出来上がる。樹高25メートルで、直径1メートルにもなるが、ほとんどのものは5メートル前後の樹高までしか成長できない。心材は黒く堅く光沢が出ることから、黒壇と呼ばれるが、種類がいくつもあり、産地によって価値が大きく異なる。もっとも価値があるとされているのは、セイロン・エボニーと呼ばれている本黒壇。近年は植林も盛んに行なわれるようになり、供給量も増えている。)黒檀とは、カキノキ科カキノキ属の常緑高木のことで、英名はエボニーです。インドからスリランカなどに広く分布しており、世界中で家具や弦楽器のボディとして使われてきた名木です。日本では唐木の銘木の代表として知られています。
住宅の部位について

可動間仕切り壁で空間を広げよう!

可動間仕切り壁とは、壁を可動式にしたもののことです。本来、部屋と部屋を区切るためにある間仕切り壁を可動式にしたことによって、空間の利用方法を広げることができます。可動間仕切り壁を開けば、部屋をつなげることができ、大きな空間を生み出せるのです。大きな空間が必要ない場合や、プライベートな空間を作り出すときには閉じればよいでしょう。これまで難しかった空間利用を、フレキシブルに展開できます。日本の住宅には、かつて襖がこうした役割を持っていました。現在では、取り外しできるようにするのではなく、折戸式やスライディングウォールを利用して、洋間でも簡単に利用できるように取り入れられています。
住宅の部位について

吹き抜けとは?メリット・デメリットや注意点も解説

吹き抜けとは、2層以上の構造で下階の天井と上階の床を設けていない空間のことです。階段やエントランスなどによく見られる構造で、開放感や空間のデザイン性の高さがあることから、注文住宅などで人気があります。吹き抜けのメリットは、吹き抜けに設置した窓から差し込む光が室内全体を明るくできる、上下階につながりができ、家族の動きを感じられる、また、通気性が向上し、空気の循環が良くなることなどです。デメリットは、建ぺい率が小さくなり、活用できる面積が制限される、空調が効きにくく光熱費が高くなるなど。さらに、開放的な造りのために、建物内に音が響いたり、食べ物のにおいが充満したりする場合があり、プライバシーが保たれにくいなどがあります。
建材と資材について

木口の基本知識と活用法

木口とは、製材された木材を繊維と直行する方向に切り取った木材の端面のことです。木口には年輪の一部が表れて見えるのが特徴です。木口は、根元に近いほうを元口、梢(こずえ)に近いほうを末口といい、末口は元口と比較して細く、そして円形となっています。丸太材では、木口は元口を指すことが多いです。長さ6メートル以下の丸太を使用する際、材積の計算には、末口の直径を利用します。木口は乾燥して木口割れを起こしやすいため、未乾燥材には木工ボンドなどを薄めて塗っておくと、乾燥を抑えることができます。材質がやわらかい針葉樹でも木口は固く、木口を上向きに並べて、土足用の床材とすることもあります。また、家具における「木口」とは、大きな面に対して垂直に接している細い面の部分を指します。
住宅の部位について

犬走りとは何か?その意味や役割を解説!

建築用語である「犬走り」は、城郭の外側にある石垣の下に設けられた狭い通路のことです。この犬走りは鎌倉時代から存在しており、その名前は、犬が通れる程度の狭い幅の道にしたことに由来しています。犬走りは、土居の見回りを行なうために必要であるとされ、石垣などの地盤を補強するためにも備えられました。そのため、城では土居の方向と平行に犬走りが設計されるのが一般的です。犬走りは、敵が城へ近づくときの拠点になって、敵が踏み入りやすくなるなどの短所もありました。大阪府の岸和田城にある犬走り石垣が特に有名です。他に愛媛県の今治城などにも犬走りがあります。
建築の基礎知識について

鉄骨鉄筋コンクリート造とは?その特徴とメリット・デメリット

鉄骨鉄筋コンクリート造とは、柱や梁を鉄骨や鉄筋で組み、その周りをコンクリートで流し込んでいく構造のことである。住宅用語などで出てくるSRC造のことをいう。(※SRC…Steel Reinforced Concreteの略)鉄骨、鉄筋をコンクリートで周りを囲むことにより、錆を防ぎ、さらに耐火性を持たす役割を果たしている。この構造は強度が高く、高層・超高層マンションなどに用いられる。他の工法より強度はもちろん、耐震性、遮音性に優れている。
住宅の部位について

オープンプランとは?メリット・デメリットと注意点

オープンプランとは、住居の内部を固定した壁などで区切らず、間仕切りを少なくして、必要に応じて間仕切りを変え、多目的に使えるようにした設計法のことです。 空間を仕切らずに連続的にすることで、小さなスペースでも広々とした印象になります。敷地面積の少ない住宅建築に多くみられる設計法です。近年では、従業員同士のチームワークを促進してコミュニケーションを強化する効果があると考えられており、海外をはじめ、日本国内でも多くの企業がワークステーションに実践しています。オープンプランにすることで、空間を広く感じることができます。また、間仕切りがないことで、視界が遮られることがなく、開放的な空間になります。さらに、間仕切りを自由に変更できるため、生活スタイルに合わせて空間の使い方を変えることができます。
住宅の部位について

両片引き窓

両片引き窓とは、はめ殺し窓の両サイドに片引き窓を設けた窓のことです。 片引き窓とは、横滑り方式の窓のひとつで、片側がはめ殺し窓や壁になっている場合に用いられます。片方の窓だけを開閉するため、両方の窓を動かせる引き違い窓と比べると、通風量や室温調節などの機能面がやや劣ってしまいます。両片引き窓では、両側を全開にすると窓二面分の開口を確保できるため、片引き窓の欠点である機能面はやや改善されます。
建築の工法について

グリッパー工法とは?カーペットの施工方法を解説

グリッパー工法とは、カーペットを固定する方法の1つで、グリッパーと呼ばれる固定金具を使用するのが特徴です。グリッパーをカーペットの裏に引っ掛けて施工するため、フェルトグリッパー工法とも呼ばれます。グリッパーは金具のため、当然厚みがあります。そこで、アンダーレイと呼ばれる下地フェルトを敷いた上にカーペットを引っ張ります。しっかりと引っ張って施工することになるため、波打ったりすることがありません。固定金具を使うため、張りかえる場合にも手間がかかりにくく容易と言えるでしょう。アンダーレイを使うことで、衝撃吸収性が上がり防音効果も高くなります。厚みがあるため、断熱効果も高めることができます。
建材と資材について

色むら:塗装の不連続な着色状態

色むらとは、塗装後に局部的な着色状態の、不連続な部分を識別できる状態になってしまうことです。塗装する際に下地の処理を入念に行うことは、大変重要なことです。しかし、この処理を怠ったまま仕上げを行ってしまうと、素地内にあった不純物などが仕上げ塗りを内部から変化させてしまい、局部的な色むらを発生させることがあります。また塗料などを十分にかくはんせずに塗った場合や、塗装回数に手抜きがあった場合にも、色むらが発生する原因となります。仕上げ材が原因の色むらは、単純に塗り替えや張り替えをすることで解決できますが、下地の処理不足が原因の色むらは、下地そのものを十分調整してからでないと、塗装し直しても再度発生してしまう恐れがあります。
建材と資材について

建築用語「I形鋼」とは?

I形鋼の特徴は、その断面形状にあります。ローマ字のIの形をしており、H形鋼と似ていますが、同一サイズの場合、I形鋼の方が板厚が厚く、重量、剛性ともに大きくなっています。また、I形鋼は、一般に形鋼と呼ばれ、熱間での圧延により作成される重量型形鋼の一種です。断面の形によって力学的合理性や使用目的が異なり、通常は鉄製品であり、最終的には塗装されることが多いです。多くの場合は、無塗装の「圧延まま」と呼ばれる状態で流通しています。
建築の工法について

建築用語『分離発注』について

分離発注とは、職種別に分類して発注する方式のことです。 地域の実情によって分類は異なり、専門工事業者の実績や利用可能性などによって複数の職種を合わせることもあります。分離発注には、設計監理と施工を分離して発注するものがあります。ハウスメーカーや工務店の多くに見られるように設計と施工が一括して発注するのが普通ですが、これに対して設計監理は設計事務所に、施工は工務店にというように別々に発注することを分離発注と呼びます。また、ひとつの工務店に工事を一括して任せるのではなく、大工、左官、水道業さh、電気業者などの専門業者ごとに別々に工事を発注することも、分離発注です。
住宅の部位について

猫間障子とは?仕組みと種類を解説!

猫間障子は、障子を閉めた状態で猫が出入りできるように細工した障子で、やはりガラスははめ込まれていなかったとも言われている。障子全体が猫間障子というわけではない。猫間障子は、障子の一部を上下や左右に開閉できるように、小さな障子を組み込んだものである。寝間の換気用が本来の形と言われ、もとはガラスは入っていなかった。猫間障子は、本来は猫が出入りできるように細工した障子であるため、ガラスがはめ込まれていなかった。しかし、近年では、猫間障子を雪見障子の区別なく使用されることも多い。雪見障子は、下半分にガラスがはまっているだけで、上げ下げの障子はない物が一般的である。
建材と資材について

建築用語『付着強度』を解説

付着強度とは、コンクリートに埋め込んだ鉄筋やPC鋼材などが引き抜こうとしたときに、どれぐらい耐えられるかを示す強度のことである。これによりどれほど固く付着しているかを知ることができる。鉄筋は、コンクリートとは異なる素材であるため、一体になることはできない。そのため、異形筋を使い、力に耐えられるようにしている。この最大限の抵抗を付着強度と言う。コンクリートは、水和反応によって硬化することになる。水は蒸発していくため、体積が収縮することになるが、これが鉄筋を拘束し付着強度として表れると考えられる。異形筋になったのも、それまでの丸鋼では表面が滑ってしまい、強度を発生させることができたためである。他にも太さなどでも変化していく数値となる。
建材と資材について

建築用語『経年変化』の意味を解説

経年変化とは、物質が時間とともに変化していくことです。経年変化よりも一般的には経年劣化と呼びます。経年劣化とは簡単に老朽化することで、摩耗や腐食、変色、変形といったことが一般的に考えられます。住んでいる間には経年劣化は当然起こることであり、住んでいなくても経年劣化は起きることはあります。畳や障子が陽に当たり変色、変形するといったことは、経年劣化の代表です。フローリングも使っている間に表面が劣化するのは当然のことであり、起きうる事態になるので、賃貸の場合では、これを原状回復する義務を負わないとしています。紫外線による物質の変化もあり、塗装などは時間と共に色あせてしまいます。また、プラスチック製品がどんどんと劣化し強度を失ってしまうのも経年変化です。
関連法規について

建築用語『建ぺい率』

建ぺい率制度の目的は、敷地内に適度な範囲の空地を確保することにより、日照・通風の確保、及び延焼の防止を図ることである。都市計画区域、及び準都市計画区域内においては、用途地域の種別や建築物の構造等により、原則として指定された建ぺい率を上回る建物を建てることはできない。なお、近隣商業地域と商業地域で防火地域内にある耐火建築物や、特定行政庁が指定する角地等については、一定の割合で建ぺい率の割合が緩和されることもある。
建築の基礎知識について

建築用語『アーキテクチャー』と建築都市計画

建築用語『アーキテクチャー』アーキテクチャーとは、日本語訳すると建築術、建築学、建築様式、建物、構造、構成などを全体的に意味する用語です。元々建築業界で用いられた言葉で、建築物の設計や構造、デザイン性、設計思想などの全体イメージを説明する際に使用されます。アーキテクチャーをより深く理解するために、その関連用語をいくつか挙げてみましょう。建築学は、建築物の設計と建設に関する学問分野です。建築術は、建築物の設計と建設に関する技術です。建築様式は、建築物の外観や構造に関する様式です。建物は、人が住んだり、働いたり、生活したりするために建てられた構造物です。構造は、建築物を支えるために必要な部分です。構成は、建築物を形作るために必要な部分です。これらの用語を理解することで、アーキテクチャーの全体像を把握することができます。
住宅の部位について

付書院の魅力と歴史

付書院とは、床の間の脇に設けられる書院のことです。書院とは、日本の伝統的な建築様式における座敷の一つで、書物を読み書きしたり、茶の湯を嗜んだりするのに使われる部屋のことです。付書院は、平書院と付書院の2種類があり、棚板と明かり取りをするための障子で構成されているのが付書院となります。平書院は、明かり取りに使う障子しかないため、棚板を付けることになるため、その分奥行きを取らなければならないため、縁側や外部に張り出すことになります。平書院は、棚板がないため、外側に対して張り出す必要性がないことから多く使われるようになっていきました。もともとは、鎌倉時代から室町時代には、貴族や僧侶の住宅に読書用の板張りとして利用されていた出文机が作りつけられていたが、これが時代とともに変化して座敷の装飾に。付書院とは呼ばず出書院と呼ばれるのも、こうした流れがあるからである。
建築の工法について

プレハブについて

プレハブとは、工場などで部材を加工・制作し、現場で簡易的な組み上げが行なわれる建築、あるいはその工法のことです。ただし、ほとんどの建築物は、工場生産された部材を用いて建てられているため広義の意味では、ほぼすべての建築物がプレハブ工法となってしまう。そのため、工場生産の部材を利用する割合が高い工法に対してにのみプレハブ工法と称される。「学術用語集建築学編」においては正式な表記としてプレファブ工法またはプレファブリケーションと定められているが、一般的には「プレハブ建築」あるいは「プレハブ」と呼ばれ、この工法を用いた住宅のことを「プレハブ住宅」と呼ぶ。最大のメリットは従来の工法に比べて、生産効率が高いことである。
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