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建築の設備について

建築用語『系統図』と設計図書の役割

系統図とは、設備を系統ごとに配置を記した図面のことです。位置関係や配管の順序が分かるように描かれています。平面図だけではなく、断面図が作られることもあります。設備は、平面図だけでは表現することができないことが出てくるからです。また系統ごとに発生することになるため、系統図というかたちにして表現することで確認がしやすいのです。設計図書の一部となりますが、概念図というかたちになることが多く、CADなどではなく手書きで作られることも珍しくありません。実際に左右の部屋との関係や、上下階との関連となると、単純に構造を描くことができないためです。電気系統図面、弱電系統図面、配管系統図面など、その設備ごとに作られるため、各名称が付けられます。
住宅の部位について

しきり板について知ろう

しきり板とは、共同住宅でベランダに取り付けられている壁状の板のことで、隣接する住戸間を区切るための物です。パーテーションや隔て板とも呼び、平常時には隣戸とのプライバシーを確保し、また緊急時には避難経路の確保が目的となります。緊急時には突き破って隣戸へ避難できるような仕組みになっていますが、フレキシブル・ボードの3mmから5mm程度の物が使われることが多く、力の弱い女性や子どもでは、突き破ることができない可能性が高いです。しかし、経年変化によってヒビが入ったり欠けてしまったりすることはあります。しきり板は、共同住宅の共用部分なので、その部屋の居住者だけの判断で、修理や交換することはできません。
建築の基礎知識について

単身赴任向けマンションとは? その魅力とメリット

単身赴任向けマンションとは、主に法人(企業)の単身赴任者が利用することを目的とした賃貸マンションのことです。赴任後すぐに生活できるよう、部屋にテレビやベッドなどの家電や家具があらかじめ設置されています。また、共用部分にはコインランドリーや自動販売機を設置してあるところも多く、完全個室のタイプの他、ドミトリータイプの物件だけでなく、食事付きのサービスを提供している物件もあります。単身赴任向けではありますが、住む期間があらかじめ決まっている学生や一人暮らしの人などにも最適です。
建材と資材について

建築用語の目止めについて

建築用語で「目止め」とは、下地の段階で、塗装がスムーズに行えるようにするためのものです。目地止め材や下地処理のシーラーなどの塗布が目止めとなってきました。塗料を塗布する場合、塗料の一定の量が下地に吸い込まれていきます。これによって塗膜が下地に深く浸透して耐久性を保つことができるようになりますが、あまりに吸い込まれてしまうと、凸凹ができあがってしまうことがあります。場合によっては、品質が悪化してしまうこともあります。そこで、塗料の吸い込みをコントロールするために表面処理をしなければならないのです。
その他

建築用語『RMBS』とは?

RMBS(「RMBS」とは、Residential Mortgage Backed Securitiesの頭文字を取った言葉である。これは、住宅ローンを担保として発行される証券のことだ。証券を買った投資家は、住宅ローンの償還金や利子を受け取ることができる。)RMBSは、住宅ローンの債権を証券化することで、投資家に住宅ローンの返済リスクを分散させる金融商品だ。住宅ローンは超長期固定金利という特性があるが、債務不履行、繰り上げ償還などのリスクがある。これらのリスクを投資家に分散させる手法として、近年日本でも拡大しつつある。RMBSには、金融機関が発行する住宅ローン債権担保証券や、住宅金融支援機構が発行する、貸付債権担保受託金融支援機構債権などがある。
住宅の部位について

段幅とは?建築基準法で定められている幅

段幅とは、階段の通路としての幅のことです。踏み板からササラ桁等のぶんを差し引いた幅のことを言います。単に「階段の幅」や「内寸法」と言うほうが一般的ではあり、段幅という言葉を使用するシーンはほとんどありません。段幅は建築基準法によって定められた幅を満たしている必要があり、階段の種類によって数値は異なります。例えば、一般的な住宅の段幅は75センチメートル以上、小・中・高等学校や、映画館などは140センチメートル以上と定められています。屋外階段の場合は90センチメートル以上です。ただし、屋外階段以外の場合は、蹴上や踏み面といった他の要素も細かく決まっており、段幅だけ規定を満たしていても規定にそっているとは言えません。
建築の基礎知識について

工事費とは?建築業界の費用基礎用語を解説

建築用語としての工事費とは、工事に必要な費用を指し、一般的には直接工事費のことです。建築費とも呼ばれ、広義には一般管理費や設計料を含めた全体の費用を言う場合もあります。直接工事費とは、工事そのものに直接かかわる費用のことで、内訳は躯体(くたい)工事費、設備工事費、外構工事費、仕上げ工事費に、直接仮設の費用を加えたものです。直接仮設とは、墨だし、機械機器、養生、足場などのことを指します。直接工事費に対して、建物の本体工事費以外にかかる工事費のことを付帯工事費、別途工事費と呼びます。古い家や工作物の地盤改良費用、門扉や車庫、塀、造園といった費用の他、照明や給排水工事などもこちらに含まれます。付帯工事費は工事の見積りに計上されなかったり、別業者に依頼したりするために予算オーバーの原因になりがちです。
建材と資材について

インテリアエレメントとは何か?

インテリアエレメントの種類インテリアエレメントには、大きく分けて2つの種類があります。1つは、家具や家電、小物などの可動式のもの。もう1つは、天井や壁、木などの固定式のものです。可動式のインテリアエレメントは、簡単に移動させることができるので、模様替えをしやすいのが特徴です。固定式のインテリアエレメントは、移動させることが難しいですが、空間の雰囲気を大きく左右する存在です。インテリアエレメントを選ぶ際には、その空間の用途やテイストを考慮することが大切です。例えば、リビングルームであれば、ソファやテーブルなどの家具を中心に、ラグやクッションなどの小物でアクセントを加えます。寝室であれば、ベッドやナイトテーブルを中心に、カーテンやシーツなどのファブリックでリラックスできる雰囲気を作ります。また、インテリアエレメントを選ぶ際には、統一感を出すことも大切です。色や形、テクスチャーなどをそろえることで、空間をすっきりと見せることができます。ただし、あえて異なる要素を盛り込むことで、個性的な空間を作ることも可能です。インテリアエレメントは、空間の雰囲気を大きく左右する存在です。自分好みのインテリアエレメントを選ぶことで、居心地の良い空間を作り上げることができます。
建材と資材について

除草剤パラコートについて

パラコートとは、除草剤の一種で、非常に毒性が強く、人体に有害な化学薬品です。パラコートは、1956年にイギリスで開発され、1962年に日本に導入されました。パラコートは、主に水田や畑の除草に使用され、イネ科雑草や広葉雑草を枯らす効果があります。しかし、パラコートは非常に毒性が強く、人体に有害な化学薬品であるため、使用には注意が必要です。パラコートを誤って吸い込んだり、皮膚に付着させたりすると、中毒症状を起こすことがあります。パラコート中毒症状としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、めまい、意識障害などがあります。パラコート中毒は、重症化すると死に至ることもあるため、注意が必要です。
建築の基礎知識について

液状化のしくみと対策

液状化とは、地震が起きたときに、地盤が液体のようになってしまう現象のことです。 一時的に液体化するところに大きな特徴があります。主に同じ大きさや成分で構成されている砂や土、水が振動によって分離してしまうことによって起きます。このときに、分離されてしまった地盤が水に浮いたようになることが大きな特徴です。同じような現象は、砂浜で同じところを何度も踏んでいると、そのうち水が浮き出してくることがあります。これと同じようなことが地盤で起きた場合にも液状化と呼びます。
建材と資材について

網代とは?

「網代」とは、木、竹、草などの植物を裂いたり削いだりすることで薄く加工し、それを縦横、斜めに編んだ物をいいます。素材や編み方によってできる模様が変わり、模様自体を網代とも呼びます。網代は敷物や和風建築の天井、笠など平面的な物から、立体的な物にまで用いられます。薄い材料で網代を作ると自立しないため、ベニヤ板などを裏打ちし、厚みを増やすことで建具や家具の鏡板にも使用されます。網代は川で魚を捕るために「網」の「代用」として、竹や草を編んだ物を使用していたことに由来します。植物を編む文化は縄文時代から用いられており、ビニールシートや布がない時代に重宝されていたのです。網代の起源である植物の編み込み方法には長い歴史があります。
建材と資材について

埋木とは?その目的や使用例を解説

埋木とは、木材や木工作品などの穴や隙間に木を埋めて目立たないように繕うこと。埋木は、木工品の強度を維持したり、見た目を良くしたりするために使用される。埋木に使用される木は、通常は、木工品と同じ種類の木を使用する。埋木は、手作業で行うこともできるし、機械を使用して行うこともできる。埋木の手順は以下の通りである。1. 木材や木工作品に穴や隙間がある場所を特定する。2. 穴や隙間に合った大きさの木材を切る。3. 木材に接着剤を塗り、穴や隙間に差し込む。4. 木材が乾くまで待つ。5. 木材をやすりで表面を滑らかにする。埋木は、木工品をより美しく、より丈夫にするために使用される。埋木は、木工品に穴や隙間がある場合に、その穴や隙間を埋めて目立たなくする技法である。埋木を行うことで、木工品の強度を維持したり、見た目を良くしたりすることができる。
建築の設備について

足元温風器で冬を快適に!

足元温風器とは、システムキッチンの流し台や洗面化粧台の下に収めた、薄型の暖房器のこと。足元温風器は、足元から温風が吹いてくるため、冬や早朝に足が冷える、といったときの対策に効果的だ。電気式、温水式などいくつかの動作タイプが存在する。現在は電気ヒーターで温めた温風を吹き出すタイプが一般的。足で軽く蹴るだけでオン・オフを切り替えられるなど、簡単に操作ができる機種も出てきて、ますます便利になっている。足元温風器は局所的な暖房であるため、床暖房など、他の暖房器具と併用することで暖房効果を高めることができる。ただし、床付近にある暖房器具であることから、埃がたまりやすい。埃がたまってしまうと火災などにつながる恐れもあることから、こまめな掃除が必要である。
建材と資材について

テラコッタとは?その歴史や特徴を解説

テラコッタの歴史テラコッタは、粘土の素焼きで、赤褐色の建築用外壁材のことです。1000年以上も前に古代メソポタミアで使用されて以来、屋根瓦や排水管など、さまざまな用途に使用されてきました。また近年では、ガーデニング用の鉢や、レリーフを施した装飾的な使い方もされています。テラコッタは焼成温度によってでき上がりの色彩が変化し、800度程度で焼成されたものがよく見られます
住宅の部位について

竿縁天井とは何か?特徴と施工方法

竿縁天井の特徴は、天井板を竿で押さえて天井を張る、一般的な和室の板張り天井のことである。吊り木や野縁下に竿縁と呼ばれる細い木材を並べて、その上に天井板をのせる。竿縁は、床の間に平行になるように、そして板張り方向と直角になるように付けて、床挿しにならないように取り付けることが多い。竿縁は化粧材としての役目も果たしている。並べる間隔は45cm程度だが、部屋の大きさにより本数や間隔を調整する。30〜60cmの等間隔で平行に取り付ける。竿縁にはスギ、ヒノキが多く用いられるが、天井板はスギが一般的。その他、竹や小丸太などを使用する場合は、一戸建ての和室に採用されることが多い。
住宅の部位について

テラスハウスって何?徹底解説!

テラスハウスとは、境界部分の壁を共有している複数の低層階建物(主に2階建てが多い)が連なった形式の住宅のことです。各戸には専用の庭があり、敷地の効率的な利用や建築コストの削減というメリットがあります。しかし、共有の壁であるため隣の家側には窓が設置できないというデメリットもあります。テラスハウスと似たような建物にタウンハウスがありますが、タウンハウスは庭などが共有スペースとなり、分譲マンションなどの分類になります。
その他

建築条件付分譲宅地とは?特徴とメリット・デメリット

建築条件付分譲宅地とは、宅地を購入後、指定された期間内に指定された建築業者で家を建てる条件付きの宅地のこと。建売住宅とは違い、間取りを自分の好みに建てられるメリットがある一方、指定された建築業者ができない工法や材料は指定できないため注意が必要となる。本来、土地の売主、またはその代理人が建物の建築を条件に付けて土地を販売することは、独占禁止法違反に該当するおそれがあるとしてきた。しかし、「指定期間を設けること」「業者を特定すること」「建築請負契約が不成立時には土地代金の全額返還すること」の以上3点を条件に付けることにより、建築条件付き宅地の販売が可能となった。
建築の基礎知識について

鉄骨鉄筋コンクリート造とは?その特徴とメリット・デメリット

鉄骨鉄筋コンクリート造とは、柱や梁を鉄骨や鉄筋で組み、その周りをコンクリートで流し込んでいく構造のことである。住宅用語などで出てくるSRC造のことをいう。(※SRC…Steel Reinforced Concreteの略)鉄骨、鉄筋をコンクリートで周りを囲むことにより、錆を防ぎ、さらに耐火性を持たす役割を果たしている。この構造は強度が高く、高層・超高層マンションなどに用いられる。他の工法より強度はもちろん、耐震性、遮音性に優れている。
住宅の部位について

建築用語『遊び』とは?その役割と種類を紹介

建築用語『遊び』とは、機械の作動や取り付けを円滑にする目的で、機械の部分同士を密着させず、その間に意図的に設けた隙間のことです。位置決めなどの微調整をしやすくしたり、部品の取り付け時にネジ穴のすき間をわずかに大きくすることで、なじみや座りをよくしたりする働きがあります。建築用語における『遊び』とは、2つの材料や部品の間の空間です。この隙間は、材料の膨張や収縮を収容したり、部品の動きを容易にするために設計されています。例えば、床と壁の間には、床の水平方向の動きを許すために『遊び』があります。また、窓と窓枠の間にも、窓の開閉を容易にするための『遊び』があります。
住宅の部位について

気泡浴槽、自宅でリラックスできる設備

気泡浴槽とは、ジェットバスと呼ばれているもののことです。浴槽内部の水や湯をポンプで循環させながら、発射口で気泡を含ませて噴射する仕組みです。発射口は、側面や底面に設置されていることが多く、筋肉をマッサージするだけでなくリラックス効果も期待できます。元々、大きな設備のある入浴施設やスポーツクラブで使われていましたが、小型化が進められるようになり、家庭でも使われるようになってきました。循環させずに気泡だけを発生させる後付けユニットもあります。海外でも利用されていますが、日本のように裸で入ることはなく、公衆浴場であっても水着で入るのが基本となっています。
関連法規について

請負契約とは?わかりやすく解説

請負契約とは、注文者から依頼を受けた請負人が、工事等の完成を約束し、完成後の引渡しと同時に報酬を支払うような契約です。完成時に、受け渡した事物に不具合があれば、損害賠償請求なども可能である他、完成以前に、請負人の損害を賠償しさえすれば、任意の時期に契約解除ができます。土木や建築など、工事を完成させるような契約以外に、弁護士に弁護を依頼する場合なども請負契約となります。請負契約は、契約の当事者の合意によって成立する契約ですが、合意内容が適正であるよう、建設業法では、請負契約を適正化するための規定が存在します。さらに中央建設業審議会が、当事者間の権利・義務を定める標準請負契約約款を作成、かつその実施を当事者にうながすこととしています。
住宅の部位について

ユーティリティとは?その種類や活用方法

建築用語の「ユーティリティ」とは、建物内に設置される給排水、暖房、電気などの設備のことを指します。また、ユーティリティと同様に、台所の近くにある多目的空間のことを「ユーティリティスペース」といい、洗面室など家事関連の設備が整えられている部屋のほか、趣味の部屋やランドリースペースなど、工夫次第で様々な目的に使用することができます。ユーティリティスペースの設計では、キッチンや洗面室などの家事動線を考慮した設計が重要で、効率的な家事動線が確保されるよう、ユーティリティスペースの配置や動線づくりがポイントとなります。
住宅の部位について

省エネ住宅の基礎知識

省エネ住宅とは、冷暖房や給湯、家電製品などによるエネルギー消費を抑制するように設計された住宅のことです。 壁や床、天井などに断熱材を使用したり、サッシを二重化したり、ガラスをペアガラス化したりすることで、エネルギー消費を削減しています。 断熱材には、ロックウールやグラスウールなどの無機質系と、ポリスチレンやポリウレタンなどの有機質系があり、それぞれの特性に応じて使い分けられます。近年では、太陽エネルギーを利用したソーラー機器の開発も進んでおり、省エネルギー化を図る住宅が増えています。 省エネ住宅は、環境に優しく、遮音性や耐久性が高いのがメリットです。 しかし一方で、オール電化設備となることが多く、費用が高くなり、設計も難しくなるというデメリットもあります。
住宅の部位について

片流れ屋根、知っておきたいメリットデメリット

片流れ屋根は、住宅や建物の屋根形式のひとつで、片側から一方向だけに勾配がある形を指す。比較的簡易な建築物にも使用される形だ。シンプルな形状のため、屋根にかかるコストが安い。また、大型の太陽光パネルを設置する場合にも適している。デザインによってはシャープで個性的な外観となり、北側斜線をクリアするうえでも有効なため、スタイリッシュな外見として和モダンな住宅に取り入れられている。従来は比較的小さな建物や物置などで用いられてきた。片流れ屋根のデメリットは、雨どいへの負担が大きいことや、傾斜の上側から雨水が屋根を伝って隙間に浸入しやすいことなどが挙げられる
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