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建築の基礎知識について

ロココ様式:曲線や渦巻きで華やかに彩る芸術様式

ロココ様式とは、18世紀中頃にフランスの宮廷を中心にバロックの反動として起こった芸術様式です。ロココ様式は、曲線や渦巻きを多用し、華やかな装飾が特徴的な、フランス語の「rocaille(岩を意味する言葉)」が語源とされ、優美さや繊細さをイメージさせる様式です。家具や工芸品、絵画や彫刻、建築など、さまざまな分野で採用され、フランス宮廷や貴族の間で流行しました。
建材と資材について

広葉樹の魅力と特徴

広葉樹とは、熱帯から温帯に分布する、平たい葉を持った樹木のことです。代表的なものに、ケヤキやクスノキが挙げられます。木材としては材質が硬いため、加工しにくくはあるが丈夫であり、家具や床材に多く使用されています。それに対して、針葉樹はやわらかくて肌触りが良い。広葉樹は針葉樹と比較して複雑な組織をしており、それが木目にも表れ、複雑な変化のある木目だ。広葉樹は塗料や着色剤が浸透しにくく、着色されにくいが、材を生かすために複雑な塗装工程の仕上げが行なわれます。そのため塗料の浸透による濡れ色が出て、材の特徴を強調して味わいが出る。材色は樹種により大きく異なり、明るい淡色から暗い濃色まで豊富です。
建材と資材について

木造建築の大敵!白蟻被害に注意

白蟻とは、木材に対して被害を与える昆虫のことです。名前としては蟻の名前が付けられているものの、ゴキブリ目シロアリ科であり、白蟻と言っても見た目が似ているだけで蟻とはまったく関係がありません。植物を食べてしまうことが問題で、木造建築の木材を食い荒らしてしまいます。熱帯から亜熱帯まで陸上であればほとんどの地域に分布しており、大きな被害を出してしまうこともあります。特に問題となるのは家白蟻であり、根絶することは難しいです。被害を抑える方法としては、巣を見つけ除去することが有効です。白蟻駆除には、高濃度の殺虫剤を使うことになるため、許可なしに行なうことは法律的にもできません。特に影響の大きい亜ヒ酸に関しては、使用は全面的に禁止されています。
住宅の部位について

オープン外構で、暮らしをより豊かに。そして、「カビオン」とは?

オープン外構とは、敷地の周囲に塀や垣根を作らず、開放的な敷地周りのことです。道路から建物が丸見えになるため、アメリカの一戸建て住宅では一般的な方式ですが、日本ではまだそれほど多く取り入れられていません。しかし、塀や垣根の高さが低い、「オープン風外構」が主流になってきています。オープン外構のメリットは、大きく分けて3つあります。1つ目は、防犯対策になります。塀や垣根を設置しないことにより、家の周りに不審者が隠れられる物影が減るため、犯罪の抑止効果が期待できます。2つ目は、プライバシーの確保です。塀や垣根が高すぎると、家の中が覗き見られやすくなりますが、オープン外構であれば、家の周りが開放的なので、プライバシーを確保しやすいです。3つ目は、景観の美しさです。塀や垣根がないので、家の周りがスッキリとしていて、景観が美しいです。また、開放的なので、家の周りが広く感じられます。ただし、オープン外構は、防犯対策やプライバシーの確保に配慮する必要があります。塀や垣根がないので、家の中が丸見えになってしまうため、カーテンやブラインドなどを活用して、プライバシーを確保する必要があります。また、防犯対策のためには、防犯カメラやセンサーライトなどを設置する必要があります。
住宅の部位について

出窓とは?その魅力と種類を解説

出窓は、建物の壁より外に張り出している窓のことです。また張り出しの部分の形状が台形のものは「ベイウインドウ」と呼ばれ、弓形のものは「ボウウインドウ」と呼ばれています。出窓は、住宅の外観に特徴をつけるだけでなく、室内の採光や通風を改善する効果があります。また、出窓の張り出し部分を利用して、収納スペースや読書スペースを作ることもできます。出窓のデザインは、3〜5面を同じ大きさの窓を組み合わせたものが多く、その窓自体を引違窓にしたり、はめ殺し窓を使用するなど、窓自体の組み合わせは自由にできることができます。また、アルミ製のものと木製のものといった異種のサッシを層にして施工することも増え、高気密かつ高断熱さらには結露対策がされているものもあります。
住宅の部位について

建物の美しさの秘密:見込

見込とは、正面の見付け方向から見たときの奥行きの長さのことです。建材の側面の奥行きという言い方ができます。収まりを左右することになる大事な寸法であり、サイズが合わないと取り付けることができなくなることもあります。逆に正面の見え掛かり部分である見付けは、設置したあとの見た目を左右する部分です。見付けが小さくなってくると、シャープで精悍なイメージを作り出すことができます。見込が大きくなれば、それだけ重厚な感じを作り出すことができ、建材によっては見た目もはっきりとなりゴージャスに仕上げることができるようになります。
建築の工法について

建築用語『制震構造』

制震構造とは、地震や風などによって、建物に対して加わる振動を吸収する性能を備えた建築構造のことです。 地震の揺れに弱い日本において、制震構造は近年、注目を集めています。制震構造には、大きく分けて振り子のような慣性の力によって振動を吸収する仕組みのものと、揺れに対して外から力を加えることで振動を押さえる仕組みのもの、緩衝装置により建物の部材の変形を押さえる仕組みのものがあります。いずれも、建物の揺れを軽減し、地震による被害を最小限にとどめることを目的としています。
建材と資材について

建築用語『鋼材』

鋼材とは、鉄鋼材料の総称のことである。建築や機械の材料としてそのまま用いることができるように、板、棒、管の形に加工されている。性能が安定しており、主要部分に最も良く使われる建設材料である。鋼を圧廷鋼材、鍛造、鋳造などによって、加工するといった成型した鉄鋼一次製品のことである。建築用資材として良く使われる鋼材は、棒鋼と形鋼である。鋼矢板は、基礎工事の土止め用の形鋼として使用され、H形鋼、I形鋼、箱形鋼などは柱として使われる。鋼には、炭素を含んでいる普通鋼と、用途のためにニッケル、コバルト、クロムと言った物を加えた特殊鋼が存在する。鋼材はこれらの鋼を延ばして成形する圧延によって作られていることが多い。
住宅の部位について

防水コンセント徹底解説!

防水コンセントとは、水が浸入しないようにしてあるコンセントのことです。 屋外でも使用できる利点があるため、イルミネーションやバーベキュー、高圧洗浄機の電源など様々な場面で使用できます。 防水加工を施したうえで、水の侵入を防ぐために差込口が下向きに配置されている製品がほとんどです。差込口の下にカバーが付いたタイプもあります。コンセント自体に防水加工が施されている物もあれば、通常のコンセントを防水コンセントボックスと呼ばれる箱の中にしまって使用する物などもあります。 防水の程度も商品によって異なるため、使用用途に合わせて選ぶことが大切です。屋外で使用するコンセントには、接地極付きのコンセントを使用することが望ましいです。
住宅の部位について

建築用語『束』を徹底解説!

束とは、上下の階をつないだりする柱ほどの長さは持たない、垂直部材のことです。太さとしてみても、柱よりは一回り細い物が選ばれるのが一般的です。部材を支えたりつないだりするために用いられますが、どこに使うかによって名称は異なってきます。例えば、母屋を支える物は小屋束と呼ばれ、一方、床下に使われる物は床束と呼ばれます。束は非常に多くの場所で使われているため、真束やエビ束など、多くの呼び名があります。また、鴨居が長材となってしまうような場合には、重力的に支えるのではなく、垂れてしまうことを防ぐために吊り束が使われます。束は重要な部材であることから、木製ではなくプラスチック製や、鋼鉄製の物が利用されるようになってきています。
住宅の部位について

界壁って何?

界壁とは、建築基準法において、遮音上問題となるようなすき間のない構造でなければならないと定められている。また、主要構造部と考えられるため耐火建築物では耐火構造、その他の場合は準耐火構造とし、小屋裏または天井裏に達するような壁にする必要がある。そして、平面図や断面図などには、注釈として記載しておく。共同住宅の他に、学校や病院、児童福祉施設、ホテルなどの当該用途に供する部分についても、これに準ずる。また、住宅性能表示制度においても、界壁は耐火等級の評価項目となっている。
建築の設備について

知ってて役立つ建築用語『漏電遮断器』

漏電遮断器とは、屋内の低圧電路が地楽した際に、回路を自動的に遮断する装置のことです。 漏電ブレーカーとも呼ばれ、ELB、ELCBと略されます。通常の配線用ブレーカーが配線の過負荷や短絡による過電流から回路を保護しているのに対して、漏電ブレーカーは地絡による感電を防止する目的で設けられています。 配線用のブレーカーはMCCBと呼びます。ただし、多くの漏電ブレーカーには過電流や短絡時に回路を遮断する機能もついていて、配線用のブレーカーと明確な区別があるというよりは漏電保護機能が付加されたブレーカーのことをさすことが多いです。 日本では電流動作形が採用されています。また、漏電遮断器を付ける他、電気器具の外箱にアースを付けることで、より確実に漏電による感電を防ぐことができます。
建材と資材について

重ね切りとは? обои貼りのテクニックを解説

重ね切りとは、形や長さを揃えるために、板や紙などを重ね合わせて切ることである。例えば、壁紙貼りでは、2枚の壁紙の柄を合わせて重ねて貼った後に、下敷きテープを使って2枚一緒に重ね切りすると、段差ができず、また柄や切り口も一致する。この重ね切りをする仕上げ方をあい裁ちと言う。重ね切りのメリットは、二つの物を同時に切ることにより、確実に揃った物ができあがることである。また、初心者でも簡単に作業することができるというメリットもある。一方、重ね切りのデメリットは、手間がかかることである。重ね切りを行うには、まず、2枚の壁紙を重ね合わせて貼る必要がある。次に、下敷きテープを使って2枚一緒に重ね切りする必要がある。そのため、重ね切りをするには、通常の壁紙貼りよりも時間がかかる。
建築の工法について

建築用語『重ね継手』とは?

重ね継手とは、2つの材を重ねて延長する方法です。ラップさせる、とも呼ばれます。ボルトや釘、鉄筋などで使われます。溶接してしまう場合もありますが、鉄筋のように結束線で拘束する場合もあります。重ね継手は、一定の長さで重ね合わせなければ効果を発揮することができません。この長さのことを重ね長さと呼びますが、現場ではラップ長と呼ぶことのほうが多くなります。長さの異なる物をつなぐときには、応力の小さい位置に設けることが重要になります。鉄筋の場合には、ガス溶接で加熱させ溶融させる圧接法や、接続部材を使いネジを切ってつなぐ機械式継手なども使われます。溶融させる場合や機械式継手は、ラップと呼ばずジョイントと呼びます。結束線でつなぐのは、D16以下に限られます。
建材と資材について

真鍮とは?様々な分野で使用される合金の基礎知識

大見出し「建築用語『真鍮』」小見出し「真鍮の概要」真鍮とは、銅に亜鉛を加えて作る合金のことです。 銅をもとにするため黄銅とも呼ばれ、英語圏ではbrassと表記されます。約350年前から利用されてきた合金で、青銅よりはるかに歴史が短いです。これは、亜鉛の沸点が約900度まであるためであり、通常の方法では作ることができなかったことによるものです。古代の文献に記載されているオリハルコンの正体のひとつではないかと考えられていますが、その場合には何らかの精製方法を見つけないと証明できません。真鍮は精密機器や給水管として使われてきたほか、弾薬の薬きょうや金属模型にも多く使われています。仏具や金管楽器にまで使われることがあり、身近なところでは5円玉の原材料になっています。日本での製法は18世紀の江戸時代には成立し普及しました。
建築の基礎知識について

根入れ深さって何?地震に強い建物の条件

根入れ深さとは、基礎や杭が地中に刺さっている部分の長さや深さのことです。地盤面から基礎底の深さを指しており、地盤面を表すGLに対してDFと呼ばれることがあります。根入れ深さということを単独で考えた場合、深ければ深いほどよいでしょう。それだけ抵抗できるようになるため、地震などで構造物が移動してしまったり、転倒したりする可能性を下げることができます。また、横への変化だけではなく、上下の変化に対しても抵抗力を高めることができるため、変形や破壊からも守ることができます。ただし、現実的にはどこまでも深くできるわけではありません。建築基準法には、ベタ基礎なら12cm以上かつ凍結深度以上にするなどの決まりが存在します。
関連法規について

贈与税とは?基礎知識から税金計算まで解説

贈与税とは、個人から財産を譲渡されたときにかかる税金のことです。例えば、保険料を負担せずに生命保険金を受け取った場合や、債務免除などによる利益を受け取った場合なども、贈与税が課税される対象になります。ただし、自分が受取人である生命保険料を受け取った場合は相続税が課税され、法人から財産を受け取った場合は所得税がかかります。贈与税の課税方法は、「暦年課税」と「相続時精算課税」の2種類があります。「暦年課税」は、一個人が1月1日から12月31日までに受け取った財産に対し、基礎控除額である110万円を差し引いた残額に対して課税されます。一方、「相続時精算課税」は、1月1日から12月31日までに受け取った財産の合計から2,500万円の特別控除額を差し引いた残額に対して課税されます。贈与税は、税法に規定されているように、贈与された財産の価額に基づいて、課税される税金です。
住宅の部位について

軒瓦ってなに?種類や特徴をご紹介

軒瓦とは、軒先に葺かれる瓦のことです。 水切れが良いように垂れが付いているのが特徴です。軒先瓦や唐草瓦とも呼ばれます。装飾模様がついているものもあります。軒瓦の種類としては、万十軒瓦、一文字軒瓦が一般的です。その他、特殊なものとして木瓜剣唐草、垂剣唐草、花剣唐草などがあります。万十軒瓦は、先についている小さな丸が饅頭に似ていることからこの名前になり、万十という字が当てられました。先に丸のついているものがほとんどであり、これがついていないものは極めて少なくなっています。丸が付いておらず平面になっているものは石持軒瓦と言われ、模様等の入ったものは京華軒瓦と言います。一文字軒瓦は、垂れの下端が一直線になるようにした軒瓦のことです。
住宅の部位について

踏込み床とは?その特徴と魅力

踏込み床とは、床の間の形のひとつで、床框がない和室で設けられる方法のことです。 和室の畳面と同じ高さにして、地板を張ることによって簡易的にするとともに、床框がないことから砕けた感じを作り出すことができます。本床を崩した形でもあり、蹴込み床をさらに略していったことからも草の形式ということになってきます。和室という空間を演出するために重要な場所であり、季節感を出していくためには床の間は重要な意味を持ちます。その中で、形式を崩した踏込み床ではあるものの、演出する方法次第で空間を大きく変えることができます。本来床の間の方向が上座ということになってくるが、床の間の演出次第では、背中にせず、見える方向を好む人も出てくるでしょう。
建材と資材について

建築用語『塑性』とは

塑性とは、個体の性質のひとつで、限界以上の力を加えた場合、連続的に変形するが、力を除いてももとの形状に戻らない性質のことです。 永久に変形したままの性質を指します。この変形によるひずみのことを永久ひずみと呼びます。塑性は、加工したとしても、もとに戻ってしまうことがないということを意味しており、人類の歴史の中で金属が利用されて普及してきた要因です。 塑性には、伸びと絞りという特性が存在し、延性と展性という形でも表わされます。
建材と資材について

ボックスガーダーとは?役割や構造を解説

ボックスガーダーとは、箱梁とも呼ばれ、鋼板同士を組み合わせて作られた梁のことです。鉄骨梁の断面で、鋼板や山形鋼を使ってフランジやウェブを箱形に構成するものです。または、クレーンの構造部分のことを指すこともあります。クレーンのIビームをアングルで補強した構造を「プレートガーダ」と言い、プレートガーダは、この断面のみである程度の水平力を支えることができるため、補助けたなしで用いられることがあります。ボックスガーダーはこのプレートガーダの水平方向に対しての強度を補強したものです。箱型構造の断面のみで十分に水平力を支えることができるため、補助けたを必要としません。サビが発生しにくく塗装は容易ですが、スパンが長くなるとクレーンの質量が大きくなるため、走行に大きな動力を必要とします。
住宅の部位について

間接照明の種類と特徴

間接照明とは、照明器具の光を直接あてるのではなく、天井や壁などに反射させて、間接光とする照明方法のことです。天井や壁に反射させているため、やわらかい光にすることができ、雰囲気も落ち着いたものにできるのが特徴です。これは、陰影が浮き上がりやすくなるからです。間接照明にすることで照明効率は悪くなる代わりに、照度を一定にすることができるのがメリットです。生活を考えた場合、直接光を当てる直接照明の方が効率的ですが、空間に対して余裕を持たせるという意味では間接照明の方が良いでしょう。
住宅の部位について

稲妻釘について

稲妻釘とは、床の間に掛け軸を下げるときに使われる釘のことです。頭のかたちが特殊で、二重に折り曲げられている化粧釘のひとつです。稲妻釘は大きさが様々であり、直接打ち付けるものは、稲妻折釘と呼ばれますが、左右に移動できるものは稲妻走り釘と呼ばれています。また、稲妻釘は、茶室の銅鑼(どら)を掛けるために使われることもあります。銅鑼は、茶室の用意ができたことを知らせるために使われるため、銅鑼をならすための木槌である撞木(しゅもく)が必要になります。そこで、撞木を掛けるために撞木釘もセットとして必要になるのです。稲妻釘が喚鐘釘とも呼ばれるのは、こうした銅鑼を下げるために使われるためです。
建築の基礎知識について

建築用語『トレーサリー』の意味と歴史

トレーサリーとは、中世のゴシック建築に見られる装飾のことです。 窓の上部などに使われている桟のことで、ステンドグラスをはめ込んだものが代表的な物となります。石造りで作られたものが一般的で、薄い石をくり抜いて作られたものは、プレート・トレーサリーと呼ばれます。棒状の石材を模様として複雑に組み合わせていったものは、パレート・トレーサリーと呼び区別しています。ゴシック様式の中でも、クラシカル・ゴシックで見られるようになり、発展していきました。特にイングランドのゴシック様式には大きな影響を与え、百年戦争で途絶え15世紀に復活していくゴシック建築にも用いられるようになっていきます。フランポワイアン・ゴシックでは、イングランドのトレーサリーが取り入れられています。
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