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住宅の部位について

式台とは?和風の玄関に設けられる板敷きの役割

式台とは、玄関の上り口に設けられている板敷のことで、1段低く敷かれている。和風の玄関に用いられる物であり、土間から取次の床が高い場合に、昼間の高さに設置する板が式台と呼ぶ。最近の床は18cm以内ということが基本とされているため、わざわざ式台を用いる意味はない。書院様式のように、床下の通風を考えた作りになっている場合には、玄関の段差が大きくなってしまうことから式台が必要だった。土足への履き替えの利便性を高めることもできる。式台の歴史と起源式台の歴史は古く、平安時代にはすでに存在していたと考えられている。当初は、貴族や武家の邸宅にのみ設けられていたが、江戸時代になると庶民の間にも広まっていった。式台は、単に玄関の上り口を飾るための装飾品ではなく、土間と取次の床の高さを調整する実用的な役割も果たしていた。また、土足のままでは上がれない場所を区切る「結界」としての意味もあったと考えられている。
住宅の部位について

建築用語『トラッド』とは?

建築用語「トラッド」とは、伝統的ということを表すトラディショナルの略のことです。使われ方も同様で、変わりません。次々に誕生していく流行に左右されることがないという意味を持つため、アパレルでもファッションスタイルとしてよく使われます。伝統を重んじたデザインスタイルのことを指し、傾向的にもトラッドという言葉が使われることがあります。アメリカの紳士服の様式としてトラッドが使われることがありますが、曲線を限りなく排除した、直線的なラインのジャケットなどが特徴です。チェック柄で細身のラインを持つパンツなどが中心で、ビジネスマン向きのスタイルという理由から、安定した支持層を持っています。アイビーなどのスタイルもトラッドと言えるでしょう。
建築の基礎知識について

建築用語『面ぞろ』とは?

面ぞろとは、面をそろえるということ。段差のない状態を作り出し、面がそろった納まり方で、面一と同じ意味を持つ。反対語としては、面落ちがある。面をそろえることになるため、意図的に納まりを意識する以外にも、建築では、左官などによって面を一定にすることも行なわれる。不陸調整を行ない、面ぞろにすることによって、仕上げに段差を生じさせないということも。型枠などでも、面をそろえることによって、施工性を向上させるといったことも行なわれている。部材をそろえるということは、それだけ通りがそろうことを意味し、すっきりと完成された空間を作り出す。家具のような建具の場合には、面ぞろにすることで納まりをよくする。
住宅の部位について

ネストテーブルとは?

ネストテーブルとは、大・中・小の3つ、もしくは4、5つのテーブルがひとつのセットになっているテーブルのことです。同じデザインでサイズ違いのテーブルが、入れ子式、つまりネストにしまうことのできる組み込み式となっています。それぞれのテーブルのサイズがひとまわりずつ違うため、順番に下にしまい込むことが可能です。通常はひとつのテーブルとして小さいサイズの物を一番大きいサイズのテーブルの下にしまっておき、必要なときに引き出して使います。19世紀に広く普及し、主にリビングなどで使用されました。
住宅の部位について

小屋裏収納を徹底解説!

小屋裏収納とは、小屋根裏を利用した収納スペースのことです。屋根との間にできた空間を利用した方法で、デッドスペースになっている部分の有効活用と言えるでしょう。その反面で、屋根の直下にあるため、外気温に左右されやすい環境になることから、保存条件としては優れていません。温度に左右されやすい物を収納したりすると変質する恐れがあるため、高価な物の保存には向きません。基本として、はしごなどを設置して収納することになるため、手間がかかるといったデメリットを持ちます。そのため、季節用品など一定期間しか使わない物に向いています。固定階段や下階の床面積の1/2以下であれば、小屋裏収納は階数や床面積に算入されることがありません。高さにも制限があり、最高部は1400mm以下と定められています。
住宅の部位について

知っておきたい基礎知識!建築用語『土台』

土台とは、構造躯体の最下部に設けられる構造材のことです。 土台は、柱などから伝わる荷重を支え、基礎に伝える役目を果たします。また、建物全体の「水平」の基準となります。木造住宅の場合、基礎(コンクリート)の上に材木を寝かせ、アンカーボルトで固定した物を土台として使用します。通常、側土台、間仕切土台、火打ち土台の三つが敷かれます。側土台は、平面形外周を構成し、間仕切土台は部屋の間仕切を構成する物です。また、火打ち土台は、土台の隅に入れる補強材で、地震などによる建物の変形を防ぎます。おもな素材は、檜や檜集成材、カラマツ集成材、ベイツガなどで、耐久性を高めるため多くの場合、防腐処理や防蟻処理が施されます。
住宅の部位について

舞良戸とは?〜伝統的な日本の建具〜

建築用語「舞良戸」は、細い桟を等間隔に取り付けた板戸のこと。この細い桟のことを舞良子と呼んでいる。この舞良子を等間隔に並べて取り付けてあり、室町時代から書院造の建具として使われてきた。引き違い戸と開き戸の両方で使われてきた建具であり、廊下の間仕切りや縁側の扉で見ることができる。桟の取り付け方法はいろいろとあり、その方法によって吹寄せ舞良戸や縦舞良戸など呼び名も違う。横に取り付けるのが一般的ではあるものの、縦に取り付ける場合の物もある。この場合には、舞良戸ではなく、縦舞良と呼ぶ。横桟を取るだけのシンプルなデザインでありながらも、素材を強く生かしていくことができるため、清潔感も出すことができる。
建材と資材について

建築用語『再生繊維』とは?

再生繊維とは、化学繊維の一種でセルロース系繊維や化学系繊維のことです。植物系のセルロース系繊維は、化学的に取り出したセルロースを繊維に再生した物で、吸湿性が高く放湿性も高いです。キュプラやレーヨンが該当しますが、植物繊維をもとにした物であるため、生分解性を持っています。環境負荷も少なく抑えることができます。静電気を発生しにくく熱にも強い特徴を持っていますが、すれてしまうと褐色化してしまうという欠点を持っています。化学繊維は、ペットボトルを使って再生した繊維であり、再生繊維ではあるものの、原料がポリエステル繊維と同様に使えることから、マテリアルリサイクルと呼ばれる再生方法です。
建築の施工について

建築用語『割り栗石』って知ってる?

割り栗石とは、基礎の沈下を防ぐために、基礎の下に敷き並べる10cmから15cm程度の石のことです。割栗石を手作業で立たせて並べて、隙間に目潰し砂利をまいてランマーで突き固めるのが理想的とされる工法です。布基礎であれば施工する面積も少ないですが、最近は面積が広いベタ基礎を採用する場合が多く、手間が掛かります。そのため、小端立てにする作業は行なわないのが一般的です。また、良好な地盤であったり、表層改良された地盤であったりする場合は割栗石を使わないことも多いです。
建材と資材について

建築用語『役物』とは?

建築分野において「役物」と呼ばれる部材は、規格品の中で、定尺品など基本形以外の形状をした部材を指します。特殊な形状を持ち、端部やコーナーなど定尺品では収まらない場合に用いられ、タイルではL字型の物があり、コーナーに使われています。また、コンクリートブロックでは、隅に置かれるような物のことを役物と呼ぶことが多いです。タイルやコンクリートブロックといった部材だけでなく、型枠などで定尺の物では収まらないようなときには、役物を作り対応する必要があります。役物は、特殊な場面や納まりのために使われる物であり、全体から見ると数はそこまで必要になってはきません。しかし、使用する場面ごとに必要な物が変わってくるため、適材適所で選択していく必要があります。
住宅の部位について

洞床とは?特徴と代表例

洞床の特徴は、床の間の前面の間口よりも床内部の方が広く、洞の形を取る床の間である点です。内部の壁や天井などを壁土で塗りまわして入り隅に木部を見せない構造になっていて、千利休が創案したと言われており、草庵茶室などで用いられる形式です。床板には框を設けず、踏込み板としていて、落とし掛けなどは使用しません。全面の壁を塗りまわさず、内部の壁だけを塗りまわして、床柱や落とし掛けなどを使った床の間のことは室床と言います。室床や洞床にすると床の間の奥行きが分かりにくくなり、幽玄な雰囲気を持つことができます。また、洞床では、軸釘・中釘共に大平壁の幅の中心線上に取り付けられます。洞床の代表例としては、仁和寺の飛濤亭や松江の管田庵などがあります。
住宅の部位について

独立柱の基礎知識

独立柱とは、壁や筋違いといったものがまったくない支えがなく、1本で立っている柱のことを指します。周囲に壁や柱などがついていないことからも、ポーチなどの装飾的な柱によく使われています。一般的に、柱は屋根や建物を支えるための部材であり、構造部として扱われますが、独立柱は構造部とは異なる位置づけです。独立柱は、構造部として壁や筋違いがないため、垂直にかかる力しか支えることができません。構造として重要な要素ではないことから、意匠的な目的で使用され、ポーチなど、構造に大きな影響を与えない場所で使われることが多いです。例えば、独立柱を支柱として使用することで、ポーチをより広々とした空間にすることができますし、テラスやパーゴラなどでも独立柱を使用することで、空間をより開放的にすることができます。また、独立柱には、柱の太さやデザインにバリエーションが豊富にあるため、建物のデザインをより個性的にすることもできます。
建材と資材について

セパレーターの役割

型枠の距離を一定に保つためには、セパレーターと呼ばれる金物が使用されます。セパレーターは、鉄筋の間隔を一定に保ち、位置として鉄筋のかぶりも維持する役割を果たします。また、打設時の圧力にも耐えられるように、型枠内部に座金を付けたセパレーターを通し、両外側でホームタイをかけて止めます。座金が表に出ないようにするためには、セパレーターにピーコンを付けておくことで、脱型後に撤去して仕上げることで、分からなくすることができるのです。セパレーターの距離の規格は決められており、一定距離にしやすいという特徴があります。しかし、特殊な距離の場合には、全ネジを使い代用することもあります。
住宅の部位について

マンホールの基礎知識

マンホールとは、下水道や暗渠といった施設から、人間が出入りするように設けた蓋をした穴のことです。 一般的に垂直なトンネルがついている下水道のような物を指していますが、航空機の翼に取り付けられている燃料点検用の空洞もマンホールと呼ぶことがあります。下水などの他にも、地下に埋設された電気や通信ケーブルの点検口としても使用されています。人が入ることができない点検口の場合には、ハンドホールと呼ばれており、鋼鉄やコンクリートで作られた蓋がしてあります。マンホールには鋼鉄製の蓋がついていることが一般的です。様々な物が作られ、都道府県ごとに違う物などもあります。実際には、この蓋がなくてもマンホールであり、内部にはタラップが付けられていることが多いです。
建材と資材について

コンクリートの内部構造を知る!かぶり厚を正しく理解しよう

かぶり厚とは、コンクリートの内部に埋められた鉄筋や配水管の表面から、コンクリートの表面までの距離をさす。鉄筋を覆っているコンクリートの厚さとも言える。鉄筋コンクリートには十分なかぶり厚さが必要だ。それは、鉄筋コンクリートがそのアルカリ性によって鉄筋が錆びるのを防いでいるからである。鉄筋には、太さ、強度、種類など、さまざまなものがありますが、いずれの場合でも、かぶり厚は重要です。かぶり厚が不十分だと、鉄筋が腐食し、コンクリートの強度が低下する可能性があります。
住宅の部位について

ケアハウスとは?特徴とメリット

ケアハウスとは、高齢者向けに構造や設備など生活配慮を施した民間運営の集合住宅のことです。高齢者の自立した生活を支援することを目的として、入居者が日常生活を送るのに必要な設備やサービスを備えています。ケアハウスは、主に高齢者向けの住宅として利用されており、入居者は高齢者が多くを占めています。ケアハウスには、入居者が日常生活を送るのに必要な設備やサービスが備わっています。例えば、段差のないバリアフリー設計、手すりの設置、緊急通報システム、食事サービス、入浴介助サービス、健康相談サービスなどがあります。ケアハウスの設備やサービスは、入居者のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。ケアハウスの入居条件は、各施設によって異なります。一般的には、60歳以上、要介護認定を受けている、または要介護認定を受ける可能性が高い、などの条件があります。ケアハウスの入居費用は、施設によって異なりますが、一般的には月額10万円程度からとなっています。ケアハウスは、高齢者の自立した生活を支援することを目的としており、入居者のニーズに合わせて設備やサービスを提供しています。ケアハウスは、高齢者の住まいの選択肢の一つとして注目されています。
建築の工法について

圧着工法とは?用途や特徴を紹介!

圧着工法とは、下地、モルタルを均一な厚さに塗った壁や床面上にタイルを押し付けて貼る工法のことである。 接着力と施工能率の高さ、白華の防止効果が高いことが特徴である。白華とは、コンクリートの表面に浮き出た白い結晶物で、セメントの中に含有されている硫酸塩や炭酸塩が水に混じって溶け出して水分が蒸発し、表面に浮き出た塩のことである。台紙付きの「モザイクタイル」や「ユニットタイル」などではこの工法が用いられる。圧着貼り工法とも言う。
建築の施工について

見積合わせ – 安価な業者を選ぶための方法とは

見積合わせとは、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することである。よく「相見積もり」と呼ばれることが多い。見積合わせをすると、工事の発注や部材などを比較することができるようになり、より安価な業者を選択できる。見積もりには、施工業者の利益も含まれているため、同じ図面や工法を用いても、見積もりは異なる。そこで、見積り比較をすることによって、利益の乗せ方がどの程度なのかを判断することができ、実際の相場を知ることができる。また、見積合わせをはじめから通達することによって、業者間で競争をさせるという効果があり、安価な見積もりを出すように仕向けることも可能である。
住宅の部位について

連子とは、日本の建具に使われる装飾的な格子

連子とは、連子と呼ばれる細い材を縦、あるいは横に一定の間隔で並べた物のことです。連子の見付き部分よりも間隔の方が広い物のことを連子格子と呼びます。連子格子は面格子とほぼ同義であると言われます。連子格子が窓の枠内にはめ込まれるのに対して、サッシの外側に設置される連子のことを面格子と呼びます。連子格子がはめ込まれた窓は連子窓と呼ばれます。連子窓は、開口に連子格子をはめ込んだだけで、内部にガラス戸などの建具は建て込まない、防犯性と採光や通風を考慮した格子窓です。また、戸に連子格子をはめ込んだ連子格子戸も日本建築によく使われています。連子を隙間なく並べて、通風をしながら視界を遮る効果を持たせた物は盲連子と呼びます。
建材と資材について

mマークとは?安心して家具を選ぶための指標

mマークとは、生活用品振興センターによる基準をクリアした、椅子やテーブルなどの家庭用木製家具などに付けられるマークです。mマークは、生活用品振興センターの英語名「JapanGeneralMerchandisePromotionCenter」のG.M.C.をアレンジしたデザインとなっています。mマークは、安心して購入、使用できる確かな品質かどうかを、専門家や消費者代表からなる委員会によって作られた基準(外観、機能、強度、耐久性、安全性など)にもとづき検品審査し、合格した物に付けられるマークです。5年間のアフターサービスが義務付けられており、正しい取り扱いをしていたにも関わらず、故障した場合には修理をセンターが斡旋してくれ、2年間は無料で保証が受けられます。
建材と資材について

建築用語『コルク』の性質と利用法

コルクとは、コルク樫の樹皮の下にある海綿質の層のことです。厚さは8cmにも成長し、強靭な材質を持っています。コルク樫はブナ科の常緑高木で、樹高は20mにもなります。幹は特徴的で、直通せずに低いところから側枝で分かれていきます。コルク樫は20年で成木になりますが、コルク層をはぎ取って採取しても、10年弱の時間をかけることで再び採取できます。寿命は150年から200年と長く、1本で15回以上の採取ができるため、枯渇しにくい資源として注目されるようになりました。採取されたコルクは、7カ月ほど乾燥させてから、熱湯にさらすことでタンニンを抜き使われます。
住宅の部位について

のし瓦の歴史と魅力

建築用語の「のし瓦」は、屋根の棟や冠瓦の下に積まれる平瓦のことです。単に「のし」と呼ばれることもあります。のし瓦は緩くカーブした形をしていて、真ん中に縦筋が入っており、この縦筋に沿って簡単に割れるようになっています。通常は割って使う場合が多く、この場合を特に「割のし」といいます。また、棟が広い場合には割らずに使用し、この場合のことを「完のし」と呼びます。のし瓦は切妻屋根や入母屋屋根などの胸に葺かれます。棟の左右から積み上げるため、継ぎ目から雨水が入りやすいです。これを防ぐため、継ぎ目に土を塗りこみながら位置をずらして複数段積み上げるのが一般的です。積み上げる段数が多い小戸下地への雨水の侵入を防ぐことができます。屋根の目立つ位置であるため、意匠性を考慮して段数が決定される場合が多いです。
住宅の部位について

蒔絵を知って日本の美を楽しむ

蒔絵とは、漆を使った工芸品のひとつで、絵付け方法のひとつです。漆で模様を描き、乾燥してしまう前に、金銀の箔や粉を巻き付けて定着させることによって描いていきます。漆工芸の一種であり、平安時代に技法が開発され奈良時代に隆盛を迎えています。様々な技法ができあがり、研ぎ出し蒔絵や平蒔絵、高蒔絵といった物ができあがっていきました。仕上がりが美しいことから、装飾効果が高く、華麗な作品を多数生み出していくことになるのです。
建材と資材について

architectural term カバ

建築用語「カバ」とは、広葉樹の一種であるカバノキ科の植物のことを指します。 世界的には約40種が確認されており、日本には10種ほどが分布しています。北半球に分布していますが、高所によく見られます。白樺がよく知られていますが、建築材として使用されているものにはウダイカンバなどもあります。家具やフローリング材としても使用されており、木目が美しく出やすいだけでなく、比較的安価で手に入るため、高価なサクラや楢の代替として使用されることも多くあります。カバ材は、サクラとは一切関係のない種類ですが、木肌が似ていることから、カバ材のことをサクラと呼ぶこともあります。また、年輪がはっきりしないため、木材としての質が均一で重厚な木材としても知られています。
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