建築用語『割り栗石』って知ってる?
建築物研究家
割り栗石とは、基礎の沈下を防ぐために、基礎の下に敷き並べる10cmから15cm程度の石のことだよ。
建築を知りたい
割り栗石は、基礎の沈下を防ぐために使う石なんですね。
建築物研究家
そのとおりだよ。割り栗石を手作業で立たせて並べて、隙間に目潰し砂利をまいてランマーで突き固めるのが理想的な工法とされているんだ。
建築を知りたい
割り栗石は、地耐力30〜150kN/㎡程度の地盤に用いられることが多いんですね。了解しました。
割り栗石とは。
「割り栗石」とは、基礎の沈下を防ぐために、基礎の下に敷き並べる10~15cm程度の石のことです。昔は、割栗石を手作業で立たせて並べ、隙間に目潰し砂利をまいてランマーで突き固めるのが理想的な工法とされてきましたが、現在は面積が広いベタ基礎を採用することが多いため、手間がかかります。また、良好な地盤であったり、表層改良された地盤であったりする場合には、割栗石を使わないこともよくあります。
割栗石により地業が行われた後は、防湿シートを被せ、捨てコンを施して基礎工事を行なっていきます。割栗石を用いる地番は目安として長期地耐力で30~150kN/㎡の範囲が望ましいと考えられています。
割り栗石とは?
割り栗石とは、基礎の沈下を防ぐために、基礎の下に敷き並べる10cmから15cm程度の石のことです。割栗石を手作業で立たせて並べて、隙間に目潰し砂利をまいてランマーで突き固めるのが理想的とされる工法です。布基礎であれば施工する面積も少ないですが、最近は面積が広いベタ基礎を採用する場合が多く、手間が掛かります。そのため、小端立てにする作業は行なわないのが一般的です。また、良好な地盤であったり、表層改良された地盤であったりする場合は割栗石を使わないことも多いです。
割り栗石の役割
割栗石は、基礎の沈下を防ぐために、基礎の下に敷き並べる10cmから15cm程度の石のことです。割栗石を手作業で立たせて並べて、隙間に目潰し砂利をまいてランマーで突き固めるのが理想的とされる工法です。布基礎であれば施工する面積も少ないですが、最近は面積が広いベタ基礎を採用する場合が多く、手間が掛かります。そのため、小端立てにする作業は行なわないのが一般的です。また、良好な地盤であったり、表層改良された地盤であったりする場合は割栗石を使わないことも多いです。
割り栗石の施工方法
割り栗石の施工方法は、以下の手順で行われます。
1. 基礎の底に割栗石を敷き並べます。このとき、割栗石は10cmから15cm程度の大きさで、手作業で立たせて並べることが理想的です。
2. 割栗石の隙間に目潰し砂利をまく。
3. ランマーで突き固める。
4. 防湿シートを被せる。
5. 捨てコンを施す。
6. 割栗石を用いる地番は目安として長期地耐力で30〜150kN/㎡の範囲が望ましいと考えられている。