スポンサーリンク
建築の基礎知識について

根入れ深さって何?地震に強い建物の条件

根入れ深さとは、基礎や杭が地中に刺さっている部分の長さや深さのことです。地盤面から基礎底の深さを指しており、地盤面を表すGLに対してDFと呼ばれることがあります。根入れ深さということを単独で考えた場合、深ければ深いほどよいでしょう。それだけ抵抗できるようになるため、地震などで構造物が移動してしまったり、転倒したりする可能性を下げることができます。また、横への変化だけではなく、上下の変化に対しても抵抗力を高めることができるため、変形や破壊からも守ることができます。ただし、現実的にはどこまでも深くできるわけではありません。建築基準法には、ベタ基礎なら12cm以上かつ凍結深度以上にするなどの決まりが存在します。
建築の基礎知識について

伸縮目地の施工について

伸縮目地とは、コンクリート構造物などが外荷重や温度伸縮によって変形し、差異に基づく亀裂やひび割れを防止する目的で、一定区画ごとに設けられる目地のことです。発泡材やシーリング材などのやわらかい材料を用いて施工され、目地には、乾式、湿式、立ち上がり緩衝材などがあります。施工するときには、押え層目地と、仕上げ層目地が上下ともに一貫して通るように割付け、目地で囲まれた部分は区画された版になるように、施工するのが望ましいです。伸縮目地の反対は膨張目地ですが、これは構造物の部材や部位に、伸縮や膨張が生じても、変形が他の部材や部分に拘束されないように設けられる目地のことです。
建材と資材について

建築用語「藁すさ」とは?種類や役割を解説

藁すさの役割藁すさは、主に土壁のひび割れ防止のために使用されます。土壁は乾燥すると収縮してひび割れが生じやすいため、そこに藁を入れることで補強してひび割れを防ぎます。また、藁は保水の働きもあるため、土壁の乾燥を防いでくれます。さらに、藁を切った物をそのまま入れる荒すさと、藁を揉んで入れる揉みすさでは、補強の仕方に違いがあります。荒すさは全体を補強するのに対し、揉みすさは部分的に補強するため、土壁のひび割れを分散させる効果があります。これにより、土壁のひび割れを防ぎ、美観を保つことができます。
関連法規について

監理技術者とは?役割や資格取得方法について解説

監理技術者とは、施工の技術上の監理をつかさどる技術者であり、公共工事、民間工事を問わず、個人住宅を除くほとんどの工事で、現場ごとに専任で配置しなければならない。監理技術者の職務は、施工計画の作成、工程管理、品質管理、その他技術上の官営及び工事に従事する者の指導監督だ。特に、下請負人を適切に指導、監督するという総合的な役割を担うことから、主任技術者よりも厳しい資格や経験が求められる。監理技術者の資格は、指定建設業では一級国家資格等が必要である他、指定建設業以外の22業種では、一定の実務経験を積めば取得可能だ。
建材と資材について

建築用語『通し目地』の特徴と貼り方

通し目地とは、タイルの縦の目地がずれることなく、真っすぐ直線に通ることを言う。 通し目地のタイルは、汚れの除去がしやすいのが特長だ。 通し目地はイモ目地とも呼ばれ、芋の根っこが規則正しく伸びることに由来している。 タイルの貼り方は、タイルを半分ずつずらして交互に並ぶように貼る、馬目地(馬踏み目地)という形式や、タイルとタイルを突き合わせる、ねむり目地という形式など、いろいろだ。
建築の設計について

建築におけるコンピューターグラフィックスの役割

コンピューター・グラフィックスとは、コンピューターを使って図形や画像、映像の作成及び加工すること、またはその画像や映像のことを言う。略称してCGと呼ばれ、設計図や製図、イラストなどに使用されている。建築空間及び建築イメージを2次元画像にしたものは建築CGパースと呼ばれ、事業主や設計者が想像する建築意図やイメージを形にすることができ、プレゼンテーションでは重要なポイント。また、静止画だけでなく、コンピューター・グラフィックスで建築イメージをアニメーション化することも可能だ。この場合、技術的には静止画よりも複雑となるが、静止画と比べて、建築物の空間の規模が分かりやすいというメリットがある。
住宅の部位について

【バタフライテーブル】美しい羽を広げるテーブルの秘密

バタフライテーブルの歴史は18世紀のアメリカにさかのぼります。 当時、スペースを節約するためにコンパクトで折り畳み式のテーブルが求められていました。バタフライテーブルは、このニーズに応えるために考案されたテーブルです。バタフライテーブルの特徴は、天板の両側に補助天板が下がり、必要に応じて羽のように持ち上げて広げることができることです。 片方、もしくは両方の羽を上げることによってテーブルの大きさを変えることができます。普段は小さくしておき、客などが来たり広いスペースで机の上で作業が必要だったりするときに羽の部分を広げるのです。テーブルの中に椅子が収納されていたり、ワインボトルや調味料を収納できたりするスペースのある物もあります。
住宅の部位について

法地とは何か?不動産広告の落とし穴

法地とは、宅地として利用することができない斜面部分を指す用語です。法面とも呼ばれます。法地は、自然の地形によるものもあれば、傾斜地を造成する際に、土砂崩れを防ぐために切土や盛土などにより作られたものもあります。また、敷地補強等のための擁壁設置に伴う斜面も法地です。不動産広告において表示される宅地面積は、法地を含む平面投影面積ですが、一般的には法地面積が別途表示されることはありません。ただし、土地面積のおよそ30%以上が傾斜地(法地)の場合、または、傾斜地を含むことで土地利用が著しく阻害される場合は、傾斜地を含む旨とその面積を明示しなければならないことになっています。
建材と資材について

シアナミド鉛錆止めペイントの特長と用途

シアナミド鉛錆止めペイントとは、防食性が極めて高い錆止め塗料のこと。シアナミド鉛を配合した塗料であり、鉛丹よりも比重が軽いため、塗りやすいという特徴もある。 JISK5625で規定されている塗料でもあり、隠ぺい力も高い。高い防食性を持っていることから、橋梁や鉄塔、鉄管といった屋外の、強い天候の変化にさらされやすい場所でも使える錆止め塗料となる。しかし、昨今では、鉛を使用していること自体に問題を唱える声も増え、生産されない傾向にある。JIS規格として残されている物には、他にも亜酸化鉛錆止めペイントや、塩酸カルシウム錆止めペイントがある。
住宅の部位について

ペアサッシとは?その役割やメリット

ペアサッシとは、ひとつの開口に対して二重のサッシを取り付けた状態のことです。二重サッシと呼ばれることもあります。二重にすることで、単純にサッシの能力を重ねるといったことだけではありません。防音性や断熱性も上げることができますが、間に空間ができることによって、その効果を高めることができます。騒音対策としても、間の空間が重要な役割をし、幹線道路などの騒音も防ぐことができます。サッシが二重になるということは、鍵も二重に取り付けることになるため、防犯対策としても効果を高めることができます。
建築の基礎知識について

ライフステージで考えるマイホームの購入時期と広さ

ライフステージとは、年齢とともに変化していく生活環境のことです。段階的に変化していくものであり、年齢とともに影響も大きくなっていく。はじめのうちは、就学、就職といった新たな環境のスタートから始まり、結婚や出産を経て、子育てしていき、やがて退職することをさす。それぞれのステージで見ていくと、家族構成も大きな違いがあり、費用計算ということも差が出てくる。建築ということで考えれば、マイホームを持つタイミングや支払いの限界時期といったことが見えてくるように。そのうえで、計画を立てていくことができれば、失敗するようなことが少なくなる。
建築の基礎知識について

建築用語『カジュアル』とは?

建築用語『カジュアル』の意味建築用語としての「カジュアル」は、フォーマルなスタイルを崩した、気取らない、気軽に考えられるスタイルを指します。インテリアの分野では、格式ばった伝統的なスタイルではなく、自由にアレンジして楽しむスタイルをカジュアルと呼びます。また、建物の外観や構造においても、堅苦しいものではなく、親しみやすい、リラックス感のあるものをカジュアルと表現することがあります。
建材と資材について

減水剤の基礎知識とコンクリートへの効果

減水剤とは、単位量当たりの水量を増やさずに、一定のスランプ値を保つ効果を持つ、コンクリート用化学混和剤のことです。セメントと水を混ぜた際に粉末状セメントの表面に吸着し、反発力のある静電気を帯びることによってセメント粒子を分散させ、セメントペーストの流動性を高める働きをします。減水率を高めた物を高性能減水剤と呼ぶ他、工事現場に搬入された生コンクリートにたいして、遅れて添加する高性能減水剤のことを特に流動化剤と呼びます。下水剤を用いることでワーカビリティの向上や凍結融解に対する抵抗性の向上が期待できます。減水剤の品質はJISA6204に規定されており、コンクリートの凝結時間の違いによって、標準形、遅延形、促進形の3種類に分類されています。
建築の工法について

建築用語『ガス圧接』

ガス圧接とは、鉄筋に接合に用いられる工法のこと。ガスの炎を使って接合面の金属を加熱する。その後、圧力を加えながら溶接していく。継ぎ手のひとつの方法であり、ガスにはアセチレンと酸素を使う。圧接部が膨らむことになるが、鉄筋径の1.4倍以上にしなければならない。このときの長さが、1.1倍以上になることが必要となる。鉄筋は接続部分がないことが好ましいが、実際に生産できる長さは決まりもあり限界もある。そこでこうした施工により継いでいく。施工に関しては免許が必要であり、種類によって取り扱うことができる鉄筋径が異なる点に注意が必要。天然ガス圧接工法も使われるようになってきており、ガス圧接に比べて、二酸化炭素排出量が60%も削減できる。
建築の設備について

有圧換気扇って知ってる?

有圧換気扇とは、強力な排気能力を持っている換気扇のことです。飲食店や工場といった、大量の空気の換気が必要な環境下で使われます。一般的な換気扇とは異なり、空気抵抗による風量の低下を防ぐように設計されており、正圧の高さが大きく異なります。また、フィルターを取り付けることで、風量は下がるものの、ほこりや塵の吸い込みを防ぎ、騒音も低減できます。有圧換気扇は、外からの圧力に対して影響を受けにくいことも特徴で、釣り合った吸気口を設けなければ、室内に負圧が発生してしまうので注意が必要です。
住宅の部位について

雑工事について分かりやすく解説します

Zassakujigyoとは、本体工事、附帯工事、内装工事、附属工事、リフォーム工事、退去補修工事以外の工事を指す建築用語です。他の項目に当てはまらない工事費であり、ロフトのはしご、天井点検口、棚などの家具、絨毯、ブラインド、カーテン、養生、はつり、浴槽、桶、手すり、床下収納、ポスト、表札などの工事や、建物を引き渡す前のクリーニング、シロアリ防除などが含まれます。ただし、雑工事には明確な定義がありません。そのため、見積書や書類を注意深くチェックし、記載されている工事が他の項目にも記載されていないか、つまり二重計上されていないかを確認することが望ましいと言われています。
住宅の部位について

日本の伝統床材『畳』の魅力と文化

畳とは、日本の伝統床材である。 芯となる畳床を板状にし、その表面にイ草を編み込むことで作られる畳表でくるみでき上がる。縁が付けられているのは、装飾のためだけではなく、畳表を止めるためである。一部では縁がない物も使われる。縦横比は、21になっているのが基本型となっているが正方形の物もある。大きさは3尺6尺が基本。関東と関西で違い、団地用の一回り小さいサイズもあり、地域によって規格が異なる。こうした「畳」の文化は、他の国には見られないもので、日本固有の文化と言える。畳が誕生したのは平安時代からで、寝具の代わりとして必要な室内の必要な箇所に置かれていたが、鎌倉時代から床材として全面に敷かれるようになった。
住宅の部位について

引き違い窓の魅力と特徴

引き違い窓とは、2枚以上のガラス戸を使用し、左右どちらからも開閉する方式の窓のことである。欧米では片引き窓が多いが、日本では両引き戸が一般的である。開閉操作が横に引くだけなので、誰にでも簡単に行なえ、窓枠から障子ごと取り外せるので、引越しのときには、荷物の搬入が容易である。また、小さなサイズから大きなサイズまで規格品がそろっているので選びやすいなど、機能面でもコスト面でも優れた点が多い。
建築の基礎知識について

建築用語『主筋』

主筋とは、鉄筋コンクリート造の建築物において、主に曲げ応力によって生じる引張力を負担する鉄筋のことです。 柱の主筋は上下に貫通する太い鉄筋であり、梁の主筋は上部と下部に水平に流れる太い鉄筋です。主筋がバラバラにならないように、またせん断応力に抗するために、柱には帯筋を、梁には肋筋をそれぞれ巻き付ける。構造の負荷を負担するのに必要な主筋の太さや本数は、構造計算によって決定されます。
建築の基礎知識について

剛心とは?耐震性の重要性を解説!

剛心とは、建物の変形に対する抵抗の中心点のことである。建物には重さの中心としての重心があるが、剛心は必ずしも重心と一致しない。剛心が建物の中心から離れると、建物のねじれが大きくなり、構造耐力上は脆弱になる。地震で水平に力が加わると重心にもっとも大きな力が働くが、建物の一番強い部分が剛心であり、重心と剛心の距離が離れていると、そこにねじれが生じて、建物に損傷を与える結果となる。これを避けるためには、耐力壁などをバランスよく配置して、剛心と重心の距離を近づけなければならない。重心と剛心のずれの度合いを表すのに偏心率が使われる。2000年の建築基準法改正において、木造住宅においては偏心率が0.3以下であることが定められた。
建材と資材について

建築用語『への字』を理解しよう

への字とは、内装で使っていく金物のことです。 カーペットやクッションフロアーの端部に使われ、端部が様々な原因によってめくりあがってしまうことを防ぎます。への字を使っていくことによって、めくり上がらないように抑えていくことができます。 見切材として使われることが多く、アルミやステンレス、真鍮、演武など雰囲気によって様々な物を選ぶことができます。特にパンチカーペット施工時には、縁のめくりあがりを防止するために必要となってくるのです。
住宅の部位について

Ⅱ列型キッチン|コンパクトで効率的な住まいに

Ⅱ列型キッチンとは、作業スペースを2列にして並行にしたかたちのこと。コンロや作業スペース、シンクといった設備を並行にする。I列型キッチンを半分にして並行にしている形がⅡ列型キッチンだ。設備に対する距離は半分以下となってくるため、動線は確実に短くなり、作業効率を上げることができ、収納スペースも取りやすくなる。その分だけ、ビルトインの設備を広げやすい。ただし、列の幅が広くなると、間延びして使いにくくなる可能性が高く、逆に狭いと窮屈に感じる。冷蔵庫とコンロ、シンクの3つをバランス良く配置する必要があり、3辺の総和を360cm以上600cm以内に納めることが重要になってくる。これはU字型キッチンのような配置でも同じだ。
建築の基礎知識について

建築用語『ダウンタウン』の意味と使われ方

建築用語『ダウンタウン』は「都心の中心地、ビジネス街、繁華街」または「下町」を意味します。ここでは、建築用語として使用される「ダウンタウン」の意味について説明します。建築用語『ダウンタウン』は、都市の中核部にある中心業務地区(CBD)のことです。一般に、高層ビルやオフィスビルが密集しており、商業や金融などの都市機能が集中しています。ダウンタウンは、都市の経済や文化の中心地であり、多くの場合、交通の結節点でもあります。そのため、ダウンタウンは、都市の顔として、重要な役割を果たしています。
建材と資材について

建築用語「AQマーク」とは?

AQマークとは、AQはApproved Qualityの略称で、農林水産省が発足させた木質建材認証・勧告制度により認証された優良な建材に付けられるマークです。 この制度の趣旨は、安全性及び耐久性、居住性に優れた木質建材の供給を図ることを目的としており、JAS規格では対応できない新しい木質建材について、(財)日本住宅・木材技術センターが品質性能試験を実施し、良質な製品に対して認証を行なうものです。 一般的にJAS規格に規定されていない、良質な製品でも客観的な評価がない物は市場での流通が難しいとされているため、この制度が設けられました。 マークの有効期限は3年で、申請されれば延長されるなどの考慮があります。
スポンサーリンク