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建築の工法について

建築用語『土壌処理』とは?

土壌処理とは、建物の周りにある土壌に対して白蟻などが侵入しないように処理することであり、一般的には、床下の土壌に対して薬品を散布することで、地面からの侵入を阻止する方法が取られる。浸透させることによって、土壌に薬剤を浸透させる直接散布以外にも、表面被膜形成タイプやシートを敷くといった土壌処理の方法もある。コンクリートの打設後では土壌処理ができなくなってしまうため、多くは打設前に行われる。浸透させる場合には、井戸水など地下水に影響を与える可能性があり、地質を調査した上で判断しないと、重大な水質汚染を招く恐れもある。計画は慎重に行われるべきである。また、汚染された土壌を浄化する目的の場合にも土壌処理と呼ばれることがある。
建築の基礎知識について

パースとは – 外観や内観をリアルに表現する図法

建築用語の「パース」とは、建物や外観がどのようになっているか分かりやすいように、立体的な絵にした物です。未完成な建物等の完成予想図として用いられることが多いです。一定の図法を用いて、図面では分かりづらい部分を立体で表現しており、建物の外観を描いた物は外観パース、室内を描いた物は内観パースと呼ばれます。CG加工したりCGと写真を合成したりして、よりリアリティのあるパースが描かれることも多く、CGクリエイターが制作にあたるケースもあります。
住宅の部位について

枕棚:押入れや物入の収納術

枕棚とは、押入や物入の中に設置する棚のことです。位置としては、鴨居など内法より上に設けられることになるが、下から使っていく分だけ奥行きが浅い。押入れの上部ということでは、天袋の位置に相当する。その分、室内側には建具を設けたりすることはしない。もともと洋間で作られていたものであり、和室の袋戸棚が内側に入ったものとも言える。それでも、位置は低くなることが多く、使い勝手が良い。目につきやすい場所となってくることから、季節ものや使い分けしているようなバッグを収納することにも適している。枕なども置くことはできるが、洋間ということを考えると、枕棚という名前通りの使い方をすることは少ない。
建材と資材について

建築用語『矩尺』とは?

矩尺には、2つの意味があります。1つ目は、目盛りがなく、形が直角に曲がった物差しで、大工職などで使われるものです。さしがねの前身であり、現在では「差し金(さしがね)」の別名であり、「曲尺(かねじゃく)」の漢字が使われることも多いです。「かねざし」「まがりがね」とも呼ばれます。ステンレス製でL字型になっており、表側は表目と呼ばれる通常のセンチ、メモリか尺目盛りがあり、裏側の長手には表目に約1.4掛けた裏目が刻んであり、裏側の短手には表目を円周率で割った丸目があります。基準や切断を示すための印を付ける墨付けのために使い、裏目と表目の両方を使って、様々な角度での表現が可能です。2つ目の意味は、長さの単位です。単に尺とも言い、1尺は10/33メートルです。
住宅の部位について

面格子とは?その種類や防犯性について

面格子とは、住宅の窓の外側に、防犯などを目的として取り付けられている金属製などの格子のことです。格子の組み方によって、「縦格子」、「クロス格子」、「横格子」などの種類がありますが、防犯性による種類というよりも、単にデザインの種類という意味合いが強いです。なお、「たてすべり出し窓」、「横すべり出し窓」などのように、窓の外側に「面格子」が取り付けられない場合は、サッシに取り付ける「飾り格子」という物もあります。「面格子」が取り付けられていない防犯ガラス窓の場合、空き巣犯は一度はそのガラスをたたき割ることを試みるため、ガラスにひびが入ることは避けられませんが、面格子があればガラスをたたき割られることもなく、犯罪の抑止力にもつなげることができます
建材と資材について

ビニールクロスとは?特徴やメリット・デメリットを解説

ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニールを主原料として作られた壁紙のことです。施工が容易で、単価も安いことから、普及が進んでいきました。ビニール壁紙やビニクロなどとも呼ばれます。ビニールクロスの特徴は、通気性や吸水性はあまり期待できませんが、色彩は非常に豊富で、耐水性があるため水拭きをすることができます。また、テクスチャーもいろいろと印刷することができるため、多くの図柄が作られてきました
住宅の部位について

転ばし根太とは?メリット・デメリットを知って賢く使おう

転ばし根太とは、地面やコンクリートの床に直接設置した根太のことです。 埋め根太と呼ばれることもあります。転ばすという言葉には、水平にするという意味があり、直接コンクリートなどの上に横にして使うことも同様に転ばすと言います。束を使っていない方法で、大曳きが転ばしてあっても、転ばし根太と呼ぶことになります。飼いモルタルの上に根太を置くことになりますが、横使いすることによって床鳴りにつながりやすいため、長期的なことを考えても、木材は収縮していくため、床の構造として問題が出てくる可能性を持ちます。
建築の工法について

建築用語「CM」とは?

CMの歴史について理解するために、まずCMに関する背景知識が必要でしょう。CMとは、Construction Managementの略で、建設施工や建築という概念に、経営管理を含めた新しい経営技術システムを融合させたものです。CMは、アメリカで行われている建設生産システムのひとつであり、独立した設計、積算、購買、原価管理、品質管理、工程管理、施工管理など、体系的な構成になっています。CMの歴史は、1950年代にアメリカで始まったと言われています。当時、アメリカの建設業界では、プロジェクトの予算超過や工期遅延が大きな問題となっていました。そのため、プロジェクトの予算超過や工期遅延を防止する目的で、CMという新しい建設システムが考案されました。CMの誕生は、建設業界に大きな影響を与えました。CMは、発注者と設計者、施工者が協力してプロジェクト全体を運営管理する方式であり、プロジェクトの予算超過や工期遅延を防ぐことに成功しました。また、CMは、建設プロジェクトの品質向上にも貢献しました。CMは、現在では、アメリカだけでなく、世界各国で採用されています。日本では、1980年代後半からCMが導入され始め、現在では、公共工事や民間工事で広く採用されています。CMは、日本の建設業界の発展に大きく貢献しています。
住宅の部位について

ロフトとは?知るべき長所と短所

ロフトとは、屋根裏部屋、または部屋の天井を高くすることで部屋(の一部)を二層式にしたスペースのことです。建築基準法においての採光・換気の基準を満たしていないことから居室としては認められていません。用途としては物置、書斎、アトリエなど、使用方法は様々です。同じひと部屋でも広いスペースが確保できるため、収納スペースの少ない一人暮らし向けのワンルームに用いられることが多いです。長所としてはスペースを広くでき、部屋が広い印象に感じることができるが、短所としては空間が広くなることで空調の効きが悪くなるといったことがあります。屋根裏部屋でグルニエと言われる物がありますが、これは屋根裏を利用した収納スペースのことを言います。
建築の基礎知識について

ポケットパーク – 都市環境を良くするための小さな公園

ポケットパークとは、文字通り「ポケットの中にある公園」のことです。わずかな土地を有効活用して都市環境を良くしようとするもので、中高層のビル街や団地の一角など、限られたスペースに作られます。ポケットパークの大きさはさまざまで、数平方メートルから数十平方メートル程度のものが多いですが、中には100平方メートルを超えるものもあります。ポケットパークには、ベンチやテーブル、花壇などが設置されていることが多く、ちょっとした休憩所や憩いの場として利用されています。また、子供用の遊具が設置されているポケットパークもあり、近隣住民の憩いの場として親しまれています。ポケットパークは、都市部の限られたスペースを有効活用して緑地や憩いの場を提供するもので、都市環境の改善に貢献しています。また、ポケットパークは、住民の交流の場としても機能しており、地域コミュニティの活性化にも役立っています。
建材と資材について

建築用語『虫害』とその対策について解説

建築用語『虫害』とは、建物などが虫によって被害を受けることです。農林や園芸なども虫害と呼びます。病害虫による被害であり、それぞれに害を与える虫がいます。同じ虫がどんな物に対しても被害を与えるといったわけではありません。建物の場合には、よく知られているのがシロアリであり、木造家屋に対して深刻な被害を与えてしまいます。被害が発生すれば、虫を除去したとしても、回復させることは難しくなってしまうことから、予防策が重要です。人家にある食品や砂糖といった物の害として蟻があります。衣類などについてしまうカツオブシムシも虫害のひとつであり、ウールなどは食べられ穴を開けられてしまいます。
建材と資材について

知っておきたい建築用語『ライニング』

建築用語においてライニングとは、物体の表面や内部に対して行われる表面処理のことです。被膜自体のこともライニングと呼びます。表面処理をすることによって、母材に対する摩耗を減じることができるようになり、耐食性や耐酸性、摩耗、高温といったことに対する耐性を持たせることができます。何層かのコーティングによって耐えられるようにしていくことがライニングの特徴です。製造方法として似たような方法としてコーティングと同様にとらえられることもあるのですが、コーティングはピンホールができてしまうところが大きな違いで、膜厚などの要因によって性能が異なってくるというのは、根本的に間違っていることになります。そのため、何に使うのかによって選ばなければならないのです。
住宅の部位について

床下貯蔵庫で収納スペースを最大限に活用

床下貯蔵庫は、キッチンや洗面室の床下に設けられた貯蔵庫のことです。「床下収納」と同じ意味として使われる場合が多いです。屈んで物を出し入れしたり、多湿になったりするため、「床下貯蔵庫」には、缶詰やお酒などのビン類といった、長期保存可能な物を置いておく場として適しています。「床下貯蔵庫」の本体(箱)は樹脂製で軽い物が多く、簡単に取り外しができ洗浄もできます。床下ユニットに断熱材を使用することにより、住居の気密・断熱性能を損なわず、足元からの冷気の侵入を軽減する高気密・高断熱仕様の「貯蔵庫」にすることが可能です。また、固定式以外にも機能性を重視してレールで前後左右にスライドできるタイプ、電動で上下するタイプ、冷凍・冷蔵機能を装備した物もあります。
建築の基礎知識について

青海波模様の歴史と意味

青海波模様とは、日本の伝統模様の紋様であり、波を表した幾何学模様のことです。三重の半円を連続させた幾何学模様であり、交互にいくつも重ねられてできあがっています。青海波模様の発祥は古代シルクロードと言われており、シルクロードによって日本にもたらされました。これが飛鳥時代であったことから、平安時代に作成された源氏物語の中に雅楽として登場し、光源氏が舞うシーンが出てくる。衣装が青海波模様になっているが、これが名前の由来ではないかとも考えられています。普及するまでは江戸時代まで待たなければならないが、連続で続くことから吉祥紋として使われてきました。無限に続くという意味の他に、人々の平和な暮らしという意味もいわれのひとつとしてあります。
住宅の部位について

建築用語:元利均等返済方式

元利均等返済方式とは、住宅ローンの返済方法のひとつで、毎月の返済額が一定となるように計算され返済する方式のことです。元金の返済は、返済のつど、前回支払日からその支払日までの利息を計算し、その利息額を返済額(一定)から控除した額をその回の返済元金として充当します。この返済方法では、返済額が一定なので借入金の返済計画がたてやすく、また元金均等返済方式に比べて、当初の返済額が少なくて済む利点があります。そのため、多額かつ長期にわたる住宅ローンの返済方法として一般的に採用されています。この方法は、金利(ローンの借入時などの際に取り決められた、お金を借りる際の利息の割合)が固定の場合の返済計画を計算する際に用いられます。
住宅の部位について

茶庭とは?その歴史と特徴

茶庭とは、路地とも呼ばれる庭園のことである。茶道が仏教の影響を受けるようになり、露地という言葉を使うようになった。この呼び名が定着しているが、現在ではそういった影響で使われることはない。茶室につながる簡素な庭園が茶庭であり、敷地が限られた地域で発展していった。できるだけ人工的に作られた物を避け、その場所の自然にある物を組み合わせていく。様式化した部分を持っており、蹲踞や飛び石が設けられている。千利休の草庵風の茶がベースとなっていると考えられているが、明確な資料があるわけではない。実際に弟子たちの手によって発展していった時期には、内容のかなり変化が見られる。
住宅の部位について

軒天有孔ボードとは? – 知っておくべき基礎知識

軒天有孔ボードとは、軒裏に取り付ける、小屋裏換気のために等間隔で孔が開いたボードのことである。軒裏に求められる防火構造や準耐火性能を有した軒裏の天井材であり、小屋裏換気システムのひとつだ。材料としては、繊維混入ケイ酸カルシウム板やパルプ混入スラグセメント板などがある。有孔ボードの穴の大きさや個数は、天井面積から必要な分を計算しなければならない。軒天有孔ボードには前面に穴が開いている物と一部のみに穴が開いている物がある。一部に穴が開いている物を特に防火有孔板と呼び、通気だけでなく防火性能も発揮。これの有無によって火災保険の金額設定等が変わる場合もある。全面に穴が開いているタイプは全面有孔板と呼び、準耐火構造の住宅には用いることができない。
建築の施工について

ジョイントベンチャーってなぁに?

ジョイントベンチャーとは、複数の企業が互いに出資し、 新しく会社を立ち上げて 事業を行なう、合弁企業のことである。 略して「JV」とも呼ばれ、共同請負、共同企業体とも呼ばれる。 大型建設工事などの際、 複数の建設業者が共同で事業組織体を作り、工事を請け負う形態 が一般的である。ジョイントベンチャーは、買収や合併とも提携とも異なり、 その中間に位置する形態 だ。
建築の基礎知識について

建築用語『追加工事』の基礎知識

追加工事とは、契約外のあとから発生する工事のことを指します。工事請負契約を交わす際に、この契約以外に必要になってしまう工事を意味します。そのため、当初の見積書にも計上されておらず、イレギュラーで発生する工事のことです。見積もりの段階で発生を予見することができれば、その都度、計上されて内訳明細書に記載されていきますが、着工後になると記載することができないため、そこで、追加工事となってしまうことが多いです。
建築の基礎知識について

固定荷重とは?~建物重量の基礎知識~

固定荷重とは、建物自体が持つ重さのことです。移動しない荷重のことを指すため、躯体や仕上げ、設備などの建物を構成する荷重のことと言えるでしょう。英語ではdeadloadと書くが、日本語でも死荷重と呼ぶ。これは、すべての材が逃れることができないことを意味している。建物そのものの重さでもあることから、自重と呼ぶこともあります。固定荷重に関しては、構造的な要因が大きく影響するため、木造がもっとも軽くなります。鉄骨造りが続き、鉄筋コンクリート造りになると比重の問題からも非常重くなります。気密性や断熱性の向上だけではなく、耐震性を高めたりすることが多くなったことからも、固定荷重は増加する方向に蟻、地盤も伴って補強しなければ耐えることができなくなりました。
建材と資材について

唐木の魅力と価値

唐木とは、東南アジアから輸入されている銘木の総称のことです。紫檀や黒檀といったものが知られていますが、鉄刀木や花梨といったもののことも唐木と呼びます。唐木は、熱帯産の木材であることから、唐は中国のことを指しているわけではありません。唐を経由して輸入されてきたため、唐木という言葉が使われています。唐木は、銘木として価値の高いものを指すことも多く、細工されたものも多く残されてきました。家具製作や住宅建築でも使われることが多く、非常に高額で取引されています。遣唐使が持ち帰った唐木を加工したものは、正倉院にも保管されており、現代でもその姿を見ることができます。唐木は、大阪指物や江戸指物にも使われてきた木材であり、仏壇などにも使われることがあります。
建材と資材について

ユニットロードシステムとは?物流を効率化するシステム

ユニットロードシステムとは、多くの荷物を取り扱いやすい単位にしてコンテナやパレットなどでまとめ、輸送・保管・荷役などの物流を一貫して行なう方式のことです。ユニットロードシステムを導入することで、荷物の取り扱い作業を効率化し、物流コストを削減することができます。また、荷物の破損や紛失を防ぐ効果もあります。ユニットロードシステムには、コンテナシステム、パレットシステム、バルクシステムの3種類があります。-コンテナシステム-は、専用のコンテナに荷物を詰めて輸送する方式です。コンテナは、トラックや船舶、鉄道など、さまざまな輸送手段に積み込むことができます。-パレットシステム-は、パレットに荷物を載せて輸送する方式です。パレットは、フォークリフトや手動台車で運搬することができます。-バルクシステム-は、荷物をバラ積みにして輸送する方式です。バルクシステムは、主に穀物や石炭などのばら積み貨物に用いられます。
建材と資材について

木材の乾燥とは?乾燥材の種類や特徴

建築用語で「乾燥材」とは、天然または人工的に所定の含水率まで乾燥させた木材のことです。建築に使用する木材は、水分が多すぎると反りや曲がりなど、変形の原因になることがあり、あらかじめ乾燥させた、含水率の低い木材を用います。乾燥させる方法は2つの手法があります。1つは釜などに入れて人工乾燥させる方法で、これはKiln Dry Woodの略でKD材と呼ばれ、もう1つは、天然乾燥させる方法で、こちらはAir Driedの頭文字からAD材と呼ばれます。反対に、乾燥の処理を行なっていない木材はグリーン材と呼ばれます。人為的に乾燥させた木材は、木材の内部まで均質に乾燥させることができるため、寸法精度が良くなりますが、脂分が抜けてつやが失われます。自然乾燥では、つやは出るが半年以上かかり、曲がりや割れが起きやすいのが難点です。
建材と資材について

建築用語『クリープ現象』とは

建築用語でクリープ現象とは、長時間荷重を与えると物体変形する現象のことです。例えば、梁に長時間荷重をかけ続ければ、梁はやがて変形して下にたわみが出てきます。このクリープ現象はどんな材料であっても時間とともに生じてきます。そのため、設計段階ではクリープ現象を想定して対策を盛り込むことが必要です。
クリープ現象によって破壊されてしまうことをクリープ破壊と呼びます。クリープ現象は、温度や湿度と関係しやすいです。温度が高いとクリープ現象が発生しやすくなります。コンクリートは乾燥収縮を起こしやすい性質を持っているため、湿度が低いとクリープ現象が生じやすくなります。木材の場合には、クリープ現象はたわみとして表れやすく、初期荷重によるたわみの量の3倍程度まで増加することもあります。これによって、屋根の雨水が逆流するといった問題が起こることもあります。
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