幕板とは

幕板とは

幕板の種類

幕板の種類
幕板には、さまざまな種類があります。最も一般的なのは、水平に固定された板状の幕板です。このタイプの幕板は、鴨居の上に設置され、開口部の仕上げとして使用されます。机やテーブルの場合、天板と脚を固定するために使用され、筋交いのような役割を果たすことで強度を高めることができます。また、天板が無垢材の場合、乾燥による反り止めとしても使用されます。他の種類としては、引き戸の開口部に設置される縦長の幕板や、窓枠やドア枠の隙間に取り付けられる細い帯状の幕板などがあります。

幕板の役割

幕板の役割

幕板とは、境界的な役割を果たす横板を総称する建築用語であり、基本的には水平に用いられる板のことです。鴨居の上に付けられた板や、机やテーブルの場合には座ったときに膝のある高さに脚に取り付けられた物も幕板と呼びます。

幕板は、天板と脚を固定する役割を果たすことで、筋交いのような働きをし、強度を高めることができます。また、天板が無垢材のときには、乾燥による反り止めとしても利用することができます。

ただし、幕板を取り付けるとその分だけ高さが低くなってしまうため、脚を入れにくくなってしまうというデメリットがあります。そのため、幕板を設置する際には、高さも調節していく必要があります。

幕板のメリット

幕板のメリットの一つに、強度が増すことが挙げられます。幕板は、天板と脚を固定するために使用され、筋交いのような役割をするため、テーブルの強度が高まります。特に、天板が無垢材の場合、乾燥による反り止めとしても使用できるため、テーブルの耐久性を向上させるのに役立ちます。

また、幕板は、テーブルの見た目を向上させる効果もあります。特に、デザイン性の高い幕板を使用することで、テーブルの雰囲気を一変させることができます。例えば、木製や金属製の幕板を使用すれば、高級感あふれるテーブルに仕上がりますし、ガラス製の幕板を使用すれば、スタイリッシュなテーブルに仕上がります。

さらに、幕板は、テーブルのスペースを有効活用できるというメリットもあります。幕板がなければ、天板と脚の間に隙間ができてしまいますが、幕板を使用することで、この隙間を埋めることができます。そのため、テーブルの上のスペースを有効活用し、より多くの物を置くことができます。

幕板のデメリット

幕板のデメリット

幕板を取り付けることで、脚の長さが短くなり、脚をいれにくくなってしまうことです。したがって、幕板の高さも調整する必要があります。天板との隙間が狭すぎると、引き出しなどがスムーズに開閉できなくなってしまうので、幕板を取り付ける場合は、天板との隙間を十分にとるようにしましょう。

また、幕板を取り付けることで、テーブルの高さが低くなってしまうというデメリットもあります。テーブルの高さが低すぎると、長時間作業を行うと疲れやすくなってしまうので、幕板を取り付ける際は、テーブルの高さを考慮するようにしましょう。