木目

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建材と資材について

建築用語『塩地』とは?

塩地とは、モクセイ科の常緑高木であるソヨゴの別称です。ソヨゴは、サワグルミ、ヤチダモ、カラスザンショウなどさまざまな種類の別称としても使用されています。ソヨゴは、北限が群馬県北部で、本州、四国、九州の湿地に分布していますが、日本海側には数が少ないです。ソヨゴは、沢沿いの中でも岩がちな場所に自生し、高さは30メートル程度、幹の直径は1メートル程度まで成長します。木材としてのソヨゴは、辺材は淡い黄白色ですが、心材は淡灰褐色になります。年輪がはっきりしており、木目は直通で現れます。木肌はそこまで細かくはありません。ソヨゴと同様に、他の呼び名が存在する植物が多く、木材としても共通点が多く、区別がつきにくいという特徴を持っています。近年、ソヨゴの産出量が激減しており、大量に使用されることは稀となっています。
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木材の表情を読み解く:木理の世界

木理とは、木目のこと。材木として表面にあらわれてくる年輪の模様のことを指す。木目とは違い、質感のことを指す場合も。中でも美しく現れた模様は杢と呼ばれて区別されている。樹木によっても成長過程に差が出てくることから木理は大きく異なり味わいが変わる。切断する部分によっても異なる模様が現れるため、同じ樹木であっても、同じ木理は現れることがない。材木として切断面によって違いがあることから、表裏で見た場合にも異なった模様が現れる。使用する場所によって使い分けしなければならない。樹皮に近い部分の辺材は白く現れやすく、心材になると色が濃くなる。これも成長の違いと言えるため、どこを採るのかということで価値も変わってくる。年輪の模様は、樹木の物語を伝えている。年輪の幅は、その年の気候条件を反映している。幅の広い年輪は、温暖で湿潤な気候を、幅の狭い年輪は、寒冷で乾燥した気候を表している。また、年輪の歪みや曲がりは、樹木が倒れたり、枝が折れたりした跡である。年輪の模様は、樹木の美しさだけでなく、その歴史も教えてくれる貴重なものである。
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architectural term カバ

建築用語「カバ」とは、広葉樹の一種であるカバノキ科の植物のことを指します。 世界的には約40種が確認されており、日本には10種ほどが分布しています。北半球に分布していますが、高所によく見られます。白樺がよく知られていますが、建築材として使用されているものにはウダイカンバなどもあります。家具やフローリング材としても使用されており、木目が美しく出やすいだけでなく、比較的安価で手に入るため、高価なサクラや楢の代替として使用されることも多くあります。カバ材は、サクラとは一切関係のない種類ですが、木肌が似ていることから、カバ材のことをサクラと呼ぶこともあります。また、年輪がはっきりしないため、木材としての質が均一で重厚な木材としても知られています。
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銘木とは?種類や価格について

銘木の種類と特徴銘木は、その希少性や美しさから、古くから家具や工芸品の材料として珍重されてきました。銘木の種類はさまざですが、特に有名な銘木には、黒檀(こくたん)紫檀(したん)鉄刀木(てっとうぼく)花梨(かりん)楠(くす)欅(けやき)栃(とち)楓(かОста)桜(さくら)松(まつ)などがあります。それぞれ銘木は、独自の美しさや特徴を持っています。例えば、黒檀は、その名のとおり黒色の木肌が特徴で、硬く耐久性に優れています。一方、紫檀は、赤褐色の木肌を持ち、独特の芳香を放ちます。また、鉄刀木は、その名の通り硬く、加工が難しい木材ですが、耐久性に優れています。また花梨木は、美しい木目と艶やかな木肌が特徴で、家具や工芸品の材料として人気があります。以上の説明から、銘木は樹種にかかわらず、木目やたたずまいの美しさを持ったものであれば、「銘木」とされていることが分かります。安価で手に入る銘木も増えていることから銘木を使用した家具や工芸品は、より身近な存在になってきています。
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生地仕上とは?木目の美しさを活かした仕上げの魅力

生地仕上とは、木材の木目、地肌色合いをそのまま生かした仕上げのことを言います。素地仕上げとも呼ばれます。色のついた塗料による塗装は行なわず、汚れ止めにワックスかクリアラッカーなどの透明塗料でコーティングするのが特徴です。無垢材に塗装した場合にはムク仕上げとも呼びます。透明の漆を塗ったような仕上がりになります。生地仕上の魅力は、木材の自然な風合いをそのまま感じることができる点です。木のぬくもりや肌触り、木目などの表情を楽しむことができます。また、経年変化によって飴色に変化していく姿も魅力の一つです。さらに、生地仕上は塗装に比べてコストが安いというメリットもあります。
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春慶塗りとは?漆塗りの技法で木目の美しさを見せる

春慶塗りの特徴は、透明な漆の上から着色した素地の上に透明な漆を何度も塗り重ねることで、木目を生かした美しい仕上がりになることです。また、蒔絵などの加飾を行わないため、他の漆製品に比べて工程が少なく、安価に作ることができ実用性も高いことが特徴です。春慶塗りは、江戸時代初期の漆工である春慶が始めたと伝えられており、その名が由来しています。春慶塗りには、飛騨高山の飛騨春慶、秋田県能代の能代春慶、茨城県郡城の泡の春慶など、各地方に独特の様式や技術が見受けられます。春慶塗りの魅力は、素朴な技法でありながら、下地の色の選択や漆の精製に各地方独特の様式や技術が見受けられることにあります。また、透明な漆の上から着色した素地の上に透明な漆を何度も塗り重ねることで、木目を生かした美しい仕上がりになることも魅力です。
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木材の美しさ際立つ!クリア・ラッカーの魅力

クリア・ラッカーとは、塗料の一種で、顔料を入れない透明な塗装剤のことです。家具や板壁や床に使われ、木材の素地をそのまま見せることができるため木目を生かせる特徴があります。木製家具などの仕上げの際に使用されます。クリア・ラッカーには、樹脂、可塑剤、ニトロセルロースを溶剤に溶かして作られており、塗面にツヤがあるが、耐摩耗性、耐油性に優れている反面、耐熱性には劣るという特徴があります。普通3回塗り程度で使用する塗料です。オイル・ステインと併用することもあり、ぬくもりのある仕上がりになりやすいです。内部の木部の塗装に使用されることが多く、柱、壁面、家具、建具など幅広い用途に使用されます。
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建築用語『樫』の豆知識

樫の木の特徴樫の木は、常緑樹の一種でブナ科の高木です。広葉樹のひとつで、アカガシやイチイガシ、シラカシなどが知られ、多くの種類があります。樫の木材の特徴は、材色が赤褐色であることです。木目が緻密で硬くなるため、弾力性も併せ持っていますが、加工がしにくいです。緻密な分だけ乾燥もしにくく、建築材としては使いにくさが目立ちます。しかし、その硬さを生かして鉋の台や、楔(くさび)などの道具に使われたりすることが多いです。敷居の溝底に使えば、硬さを生かした耐摩耗性を発揮させることができます。建築材としては加工が難しいことで敬遠される反面、緻密な木目を持っていることから水密性が高く、船舶材や車両材としても使われています。
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建築用語『パイン材』 – 特性と用途

パイン材とはマツ材のうち、外材で仕上材または家具などに使われる物を指す。 ヒノキ材やスギ材と同程度の硬さで、年月がたつと白っぽい黄色から艶やかな飴色に変化するなどの特徴がある。種類や見た目も多岐に亘り、はっきりとした木目を生かした使い方をすることが多い。また、乾燥しやすくやわらかいため加工しやすい木材という面を持つ。構造用では、ロッジボールパインなど種類を限定する使い方もある。床材や壁材などの内装材として人気が高いが、無節の物は珍しく高値で取引される。近年は、欠けた割れ目や節の抜けた穴に節着剤を使い、埋め木補修を施した物や、プラスチックを割れ目に充填したパイン材も登場。こういった木材のことを「補修パイン材」などと呼んでいる。
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バンブーの魅力と応用

バンブーとは、イネ科の常緑木質植物のうち、大型の物の総称で、日本語で言う「竹」のことです。世界中の熱帯・亜熱帯地域に分布しており、その種類は1000以上にも及ぶと言われています。バンブーは生長が早く、3〜4年で伐採できるため安価で流通しており、コストパフォーマンスに優れた素材だと言えるでしょう。また、伸縮が少なく、適度な弾力性を持ちつつ硬さもあり、寸法安定度が非常に優れています。これまでは住宅建材として知名度が低かったバンブーですが、美しくなめらかな木目が好まれ、リビングなどで利用される機会が増えつつあります。和室や床暖房のフローリングにも適していますが、フローリング材などに使われるバンブーは緑色ではなく、木と同じ色をしているのが特徴です。また、エコロジー建材としての人気も高く、防菌効果も注目されています。
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趣深い木目の世界

木目とは、木材の年輪が製材するときにあらわれることです。 切る方向によって様々な模様を作り出し、樹木は成長していく過程で木目となって表れていきます。節があったり木目の乱れが出てしまったりするのも、装飾的に見た場合には美しい文様に。柾目と板目といった区別がなされることがありますが、柾目は木材に表れる模様が平行に見えるのが特徴です。ねじれが少なくなることから、高価な木材として扱われています。
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建築用語「無節」の意味と特徴

建築用語で「無節」とは、広い材面に節が現れていないことである。節とは、木の枝や葉が幹に生えていた跡のことである。節があると、木材の強度が低下したり、見た目にも悪くなったりする。そのため、建築においては、無節の木材が好まれる。無節の木材は、柱や梁、フローリングなど、様々な用途に使用される。無節の木材は、強度が高く、見た目も美しいので、高級な建築物にも使用されることが多い。無節の木材は、JASの品質基準をもとにして規定されている。JASの品質基準では、無節の木材は、1材面に以上に節が存在しない状態であるとされている。また、四方無節の木材は、柱などで4面にまったく節が表れていない物のことを指す。
住宅の部位について

床柱とは?その役割や種類をご紹介

床柱とは、床の間の脇に使われている飾り柱で、床の間の構成上、その中心となる柱のことです。床柱の役割は床の間を引き立たせ、和室全体の調和をとることにあります。書院建築では、他の柱と同種の角柱を使うことが多いですが、絞り丸太などの丸柱が使われることもあります。床の間を部屋の中央にしつらえた場合、床柱は床の間の両側に1本ずつ立てるのが一般的ですが、多くは床の間は部屋の南側に寄せられるので、その場合は、床柱は部屋の中央側に1本配されます。床柱の由来は古く、平安時代に遡ります。当時は権力者が居室の床を一段高くして寝起きする習慣があり、その床の一部に床柱を設けたのが始まりとされています。その後、床柱は武家住宅や町家にも広まり、江戸時代には庶民の間でも一般的になりました。また、床柱は和室において重要な役割を果たしています。床の間を引き立たせ、和室全体の調和をとる役割があり、書院造りでは、他の柱と同種の角柱を使うことが多いですが、絞り丸太などの丸柱が使われることもあります。床柱は、単に装飾的な要素として使用されるだけでなく、床の間の構成上重要な役割を果たしています
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広葉樹の魅力と特徴

広葉樹とは、熱帯から温帯に分布する、平たい葉を持った樹木のことです。代表的なものに、ケヤキやクスノキが挙げられます。木材としては材質が硬いため、加工しにくくはあるが丈夫であり、家具や床材に多く使用されています。それに対して、針葉樹はやわらかくて肌触りが良い。広葉樹は針葉樹と比較して複雑な組織をしており、それが木目にも表れ、複雑な変化のある木目だ。広葉樹は塗料や着色剤が浸透しにくく、着色されにくいが、材を生かすために複雑な塗装工程の仕上げが行なわれます。そのため塗料の浸透による濡れ色が出て、材の特徴を強調して味わいが出る。材色は樹種により大きく異なり、明るい淡色から暗い濃色まで豊富です。
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突板とは|天然木の美しさを生かした木材

突板の特徴と使い方突板は、天然木を薄くスライスしたものです。合板の表面に接着して使用されることが多く、木目の美しさや高級感を出したい場合によく使われます。突板には、天然木の良さを生かしたまま、反りがほとんどないというメリットがあります。また、合板の表面に突板を貼ることで、見た目を木目調にすることができます。突板は、家具や建具、楽器など、さまざまな用途で使用されています。
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オイルステン塗料の魅力と注意点

オイルステン塗料とは、油溶性の染料または顔料を石油系の溶剤に溶かし、少量の油性ワニスやボイル油を配合して作られた塗料のことである。木材の塗装に使用され、木目や素材感を生かしながら着色することができる
オイルステン塗料は、着色と保護の両方を兼ね備えた塗料である。木材に深く浸透し、木目を強調することができるため、自然な風合いを演出したい場合に適している。また、撥水性や耐摩耗性に優れているため、家具や床材などによく使用される。
オイルステン塗料は、他の塗料よりも乾きが遅いため、注意が必要である。通常、完全硬化までに24~48時間程度かかる。また、水に弱いため、水拭きは避ける必要がある水拭きをすると、白く変色したり、剥がれたりすることがある
住宅の部位について

建築用語『成』の解説

「成」とは、建築用語において、その部材の長手方向の寸法を指す。幅に対しての呼び方であり、高さの代わりに成と呼ぶことがある。 桁や梁といった材の上端から下端を指すことも多いが、梁なら梁成などの呼び方をするため、梁の高さが意味していることが分かる。つまり、成とは、幅や長さに対して使われる言葉なのだ。同じように用いられる「背」は、立ち木のときに陽を浴び成長したほうを呼ぶ。そのため、立ち木のときは、背のほうに曲がろうとし、直線で製材しても木目が背のほうに曲がってしまう。製材後も成長する力が残ってしまっていることもあり、水平材として使うと下方向に変形することから背を上にして使わなければならない。太陽を浴びる背に対して反対側のことを腹と呼ぶ。
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建築用語「あて」とは?特徴や活用方法

あてとは、木の持つ特殊な性質の材のことです。傾いた木や曲がった木に起きる木材の欠点であり、斜面などの特殊な環境で育った場合に、曲がった部分などに起きてしまいます。あては陽疾(ようしつ)とも言われ、木材の繊維として正常ではない部分であり、材料としてみると曲がりや反りなどの狂いが生じやすいため、問題を起こりやすいです。針葉樹の場合には斜面の下側に圧縮応力が働き、広葉樹では上側に引っ張り応力を受けて現れます。年輪の幅を見ると広くなっているのが特徴として見られます。建築用としては使われることはないため、市場に出回ることは少ないですが、造作用として考えた場合、節や木目が独特のものになるため、数寄屋造りなどで珍重されます。
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板目の特徴と注意点

板目とは、板を製材したときに現れる木目の一種です。 木目には、板目、柾目、杢目の3種類があり、このうち板目は、年輪が平行ではなく、山形や不規則な波型の物を言います。これは、丸太の中心からずれて挽くことにより起こり、乾燥や縮小による狂いが生じやすい欠点があるものの、木目の変化や美しさが特徴となっています。柾目は、年輪が平行な木目で、コストは高いが反りや収縮などの狂いがなく、杢目は特に装飾価値が高い紋様のことです。板目は、製材所で板状や柱などを取る四角柱状に製材されるときに、丸太に対して水平に刃を入れて伐りだされたときにできる木目です。伸縮しやすいが幅を広く取ることができるので、もっとも一般的な方法となっています。
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建築用語『ケヤキ』とは?

ケヤキは木目がはっきりしているのが特徴で、日本全国や東アジア一帯に分布しています。赤みを帯びたものが良質とされており、堅くて加工は少し大変ですが、鉋で削ると艶が出ます。高価な木材ですが、柱や梁などの建築用構造材や造作材、家具、船舶、漆器木地、うす、木ね、太鼓の胴などの素材として数多く用いられており、最近では和風家具にケヤキを用いるのが流行っています。伐採後長期間にわたってねじれたり曲がったりすることがあり、独特の木目が出る場合があり、玉杢と言って珍重される場合もあります。杢とは板材の表面に現れた模様のことであり、円形になっている物を玉杢と言います。玉杢は樹皮下に出現しやすく、老木に多く出ます。
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