建築用語『べた』とは?基礎や張り付け方について解説
建築物研究家
「べた」とは、建築用語で隙間なく施工すること、一面に広げることを意味します。例えば、ベタ基礎はコンクリートスラブを敷き詰め広げる直接基礎で、地盤が弱いところであっても面で力を受け止めるため、沈下しにくくなります。
建築を知りたい
なるほど、べたとは隙間なく施工すること、一面に広げることを意味するんですね。では、べた張りとは何ですか?
建築物研究家
べた張りとは、全面に糊を付けることや、モルタルを付けて部材を張り付けることをさします。一面に広げるという意味では、基礎などでも使われます。
建築を知りたい
わかりました。べたとは隙間なく施工すること、一面に広げることを意味し、べた張りとは全面に糊を付けることや、モルタルを付けて部材を張り付けることをさすんですね。ありがとうございました。
べたとは。
「べた」とは、隙間なく施工することです。面全体をさす意味で使われることもよくあります。べた張りとは、全面に糊を付けたり、モルタルを付けて部材を張り付けることを言います。また、一面に広げるという意味では、基礎などでも使われます。コンクリートスラブを敷き詰めて広げる直接基礎をベタ基礎と呼びます。地盤が弱い場所であっても面で力を受け止めるため、沈下しにくくなります。凸凹などを作らないという意味もあります。鉋などで単純に平らに仕上げていくこともべたと言います。建築だけではなく、一般的にも変化のない物や状態を表すときにもよく使われます。例えば、べた凪とは、波も風もなくひたすら平穏な状態が続いていることを意味します。
『べた』とは?
「べた」とは、隙間なく施工すること。面全体をさす意味で使われることもある。べた張りといったときには、全面に糊を付けることや、モルタルを付けて部材を張り付けることをさす。一面に広げるということでは、基礎などでも使われる。コンクリートスラブを敷き詰め広げる直接基礎をベタ基礎と呼ぶ。地盤が弱いところであっても、面で力を受け止めるため、沈下しにくくなる。凸凹などを作らないという意味もあり、鉋などで単純に平らに仕上げていくこともべたと呼ぶことがある。建築だけではなく、一般的にも変化のない物や状態を表すときにも使われることが多い。べた凪などと言えば、波も風もなくひたすら平穏な状態が続いていることをさしている。
『べた張り』とは?
『べた張り』とは?
「べた張り」とは、表面全体に材料を塗布したり、はり付けたりすることです。建築用語では、モルタルを付けて部材を張り付けることを意味します。また、一面に広げるという意味で使われることもあり、コンクリートスラブを敷き詰めて広げる直接基礎を「ベタ基礎」と呼びます。
さらに、「べた凪」という言葉があるように、建築以外の分野でも「べた」という言葉が使われることがあります。例えば、「べた凪」とは、波も風もなくひたすら平穏な状態が続いていることを意味します。
『ベタ基礎』とは?
『ベタ基礎』とは?
ベタ基礎とは、建築物を支える基礎の一種で、建物の面積と同じ大きさのコンクリートスラブを敷き詰めて作る基礎のことです。コンクリートスラブとは、コンクリートを流し込んで平らに固めたものです。ベタ基礎は、地盤の弱いところでも面で力を受けるため、沈下しにくく、凸凹などを作らないという意味もあります。また、鉄筋コンクリート造の建物では、コンクリートスラブが床の役割も果たすため、土間コンクリートを作る必要がなくなります。ベタ基礎は、地盤の弱いところや、建物の重量が重い場合などによく使用されます。
『べた凪』とは?
「べた凪」とは、波も風もなくひたすら平穏な状態が続いていることをさしています。 この言葉は、建築用語の「べた」に由来しています。べたとは、隙間なく施工すること。面全体をさす意味で使われることもあります。べた張りといったときには、全面に糊を付けることや、モルタルを付けて部材を張り付けることをさします。一面に広げるということでは、基礎などでも使われます。
コンクリートスラブを敷き詰め広げる直接基礎をベタ基礎と呼びます。地盤が弱いところであっても面で力を受け止めるため、沈下しにくくなります。凸凹などを作らないという意味もあり、鉋などで単純に平らに仕上げていくこともべたと呼ぶことがあります。建築だけではなく、一般的にも変化のない物や状態を表すときにも使われることが多いです。
『べた』のその他の意味
「べた」には、建築用語以外でもさまざまな意味があります。「べた凪」は波も風もなく平穏な状態を指します。また、「べた褒め」は誰かを大袈裟に褒めることを意味します。さらに、「べた付き」は、粘着性のある物質が手に付着することを指します。さらに、「べた足」は、足の裏全体を接地させて歩くことを指します。他にも、「べた塗り」は、塗料を厚く均一に塗ることを意味します。また、「べた付く」は、何かが粘着性のある物質にくっつくことを意味します。さらに、「べた慣れ」は、何かに慣れすぎて、新鮮さや刺激を感じなくなっている状態を指します。