寒冷紗とは?用途と特徴

寒冷紗とは?用途と特徴

建築を知りたい

先生、寒冷紗とは何ですか?

建築物研究家

寒冷紗とは、綿または麻で粗く編んだごく薄い布のことです。のり付けして硬く仕上げた物が一般的で、石膏ボードの上に寒冷紗を貼ってその上からパテを塗ってしごくことで平滑に仕上げる、素地調整を行なう場合に用いられます。

建築を知りたい

寒冷紗はどんな用途で使われるのですか?

建築物研究家

寒冷紗は、クロス下地の継ぎ目調整などにも用いられます。寒冷紗を貼ってパテでしごくと下地の凹凸が和らぎ、やわらかい仕上がりに。寒冷紗自体には下地の暴れを止める力はないため、ボードの継ぎ目などには寒冷紗ではなく目地テープを用いる方が良いです。また、夏の直射日光や冬の霜を遮るために木の上などを覆う、あるいは、防寒、防虫、防風の目的用いられることもあります。

寒冷紗とは。

寒冷紗とは、綿や麻を粗く編んで作られた、とても薄い布のことです。通常、糊付けして硬く仕上げられています。

寒冷紗は、石膏ボードの上に貼って、パテを塗ってしごくことで、平らに仕上げるために使われます。また、クロスの継ぎ目を調整するためにも使われます。寒冷紗を貼ってパテでしごくことで、下地の凹凸が緩和され、滑らかな仕上がりになります。

ただし、寒冷紗自体には、下地の暴れを防ぐ力はありません。そのため、ボードの継ぎ目などは、寒冷紗ではなく、目地テープを使う方が適しています。

寒冷紗は、下地の用途以外にも、夏の直射日光や冬の霜を防ぐために、木の上などを覆ったり、防寒、防虫、防風のために使われたりすることもあります。

天然素材だけでなく、化学繊維で織られた寒冷紗もあります。

寒冷紗とは何か

寒冷紗とは何か

寒冷紗とは、綿または麻で粗く編んだごく薄い布のことである。のり付けして硬く仕上げた物が一般的で、石膏ボードの上に寒冷紗を貼ってその上からパテを塗ってしごくことで平滑に仕上げる、素地調整を行なう場合に使用される。

また、クロス下地の継ぎ目調整などにも使用され、寒冷紗を貼ってパテでしごくと下地の凹凸が和らぎ、やわらかい仕上がりになる。 寒冷紗自体には下地の暴れを止める力はないため、ボードの継ぎ目などには寒冷紗ではなく目地テープを用いるほうが良い。

このような下地の用途の他、夏の直射日光や冬の霜を遮るために木の上などを覆う、あるいは、防寒、防虫、防風の目的で使用されることもある。 天然素材だけでなく、化学繊維で織られた物も利用されている。

寒冷紗の特徴

寒冷紗の特徴

寒冷紗は綿または麻で粗く編んだごく薄い布で、のり付けして硬く仕上げた物が一般的です。石膏ボードの上に寒冷紗を貼ってその上からパテを塗ってしごくことで平滑に仕上げる、素地調整を行なう場合に用いられるほか、クロス下地の継ぎ目調整などにも用いられます。寒冷紗を貼ってパテでしごくと下地の凹凸が和らぎ、やわらかい仕上がりに。寒冷紗自体には下地の暴れを止める力はないため、ボードの継ぎ目などには寒冷紗ではなく目地テープを用いる方が良いと言われています。

寒冷紗はこのような下地の用途の他、夏の直射日光や冬の霜を遮るために木の上などを覆う、あるいは、防寒、防虫、防風の目的で使用されることもあります。天然素材だけでなく、化学繊維で織られた物も利用されています。

寒冷紗の用途

寒冷紗の用途

寒冷紗は、綿または麻で粗く編んだごく薄い布のことである。のり付けして硬く仕上げたものが一般的で、石膏ボードの上に寒冷紗を貼ってその上からパテを塗ってしごくことで平滑に仕上げる、素地調整を行なう場合に用いられるほか、クロス下地の継ぎ目調整などにも用いられる。寒冷紗を貼ってパテでしごくと下地の凹凸が和らぎ、やわらかい仕上がりになる。ただし、寒冷紗自体には下地の暴れを止める力はないため、ボードの継ぎ目などには寒冷紗ではなく目地テープを用いる方が良い。

寒冷紗は下地の用途の他、夏の直射日光や冬の霜を遮るために木の上などを覆う、あるいは、防寒、防虫、防風の目的用いられることもある。また、天然素材だけでなく、化学繊維で織られた物も利用されている。

寒冷紗を使う際の注意点

寒冷紗を使う際の注意点

寒冷紗を使う際の注意点

寒冷紗を使う際には、いくつかの注意点があります。まず、寒冷紗は下地の暴れを止める力がないため、ボードの継ぎ目などには寒冷紗ではなく目地テープを用いる方が良いです。また、寒冷紗は吸水性が高いため、湿気の多い場所ではカビが発生しやすくなります。そのため、寒冷紗を貼る際には、必ず下地を乾燥させてから作業を行う必要があります。さらに、寒冷紗は火災の際に燃え広がりやすい性質を持っています。そのため、寒冷紗を貼る際には、火気には十分注意する必要があります。

寒冷紗の種類

寒冷紗の種類

寒冷紗の種類

寒冷紗は、天然素材の棉や麻で織られたものだけでなく、化学繊維で織られたものもあります。天然素材のものは、柔らかく肌触りが良いのが特徴ですが、耐久性は化学繊維のものに劣ります。化学繊維のものは、耐久性が高く、水や汚れに強いのが特徴ですが、天然素材のものよりも肌触りが硬い傾向があります。また、寒冷紗には、のり付けをして硬く仕上げたものと、のり付けをしていないものがあります。のり付けをして硬く仕上げたものは、石膏ボードやクロス下地の継ぎ目調整などに用いられます。のり付けをしていないものは、夏の直射日光や冬の霜を遮るために木の上などを覆う、あるいは、防寒、防虫、防風の目的用いられます。