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関連法規について

建築用語『公開空地』ってなに?

公開空地とは、ビルやマンションなどの敷地に設けられた土地で、その敷地内の建物になんらの権利を有していない一般の人でも自由に出入りすることができる空間のことです。 これは敷地内に広い空地を有する建築物の容積率等の特例(通称総合設計制度)と言われる仕組みに基づいて定められており、このような公開空地を敷地内に設定することで、その敷地内の建築物は容積率や高さ制限などの建築の設計条件が緩和されることが認められています。公開空地は、広く一般の人が自由に通行できるという機能を有しているだけでなく、空間には通路や植栽が配置されるなど快適な空間としてデザインされており、総合的にその建物の経済価値、あるいは魅力度を高める効果が期待できます。
住宅の部位について

組子欄間:建築における伝統工芸

組子欄間とは、組子の技術を利用して作られる欄間のことです。細い桟木を利用して様々な方向に組み上げていくことで作られ、ひじょうに複雑な模様も作り出すことができますが、釘は一切使わないのが組子欄間の大きな特徴です。そのため、長年培われた技術を利用して作り上げる伝統工芸品としての価値を持ち、現代にあった欄間として人気を集めています。釘を一切使わない工法であるため、非常に精度の高い製品に仕上がることも特徴です。デザインも様々で、驚くほど細かいものまであります。一般住宅に使われるだけではなく、工芸品としての美しさも併せ持つため、店舗やホテルのロビーなど人目が付きやすい場所でもよく利用されます。
住宅の部位について

李朝の家具『パンダジ』とは?

パンダジの特徴には、前面の板が上下で分かれていて、上部が開閉できるという点が挙げられます。また、さまざまなサイズのものが作られており、簡単に持ち運べるものから、1mを超えるような幅を持つものまであります。天板部分に棚が付けられているものもあり、非常に豪華な作りになっているものもありました。強度的にも高く作られており、松やケヤキが使われ、金具には拍動や真鍮といったものが使われていました。地域によって違いが見られるのもパンダジの特徴です。
住宅の部位について

真壁構造で和の風情と機能性を実現!

真壁構造とは、柱や梁などを見せて納めている壁のことだ。これは日本の伝統的な壁の納め方で、主に和風建築や和室などの壁に用いられる。真壁構造のメリットは、和風の雰囲気を醸し出し、部屋の空間を広くとれ、柱や梁が見えているために木の温かみを感じることができることだ。一方で、壁の厚みが少ないため、充填断熱材を入れる部分が狭く、また、階が高いなど家の構造上すでに柱や梁が見えている家には適さないという面を持つ。また施工費が高い点もデメリットだ。室内の真壁構造は、空気に直接木材が触れて湿度調節がされるため、耐久性が良くなるが、室外の真壁構造は、雨水などに直接触れてしまって耐久性が低下してしまうことから適さない。
住宅の部位について

欄間障子を徹底解説!換気や装飾・暖房効率もアップ

欄間障子とは、欄間の部分に取り付ける小さな障子のことです。欄間は、窓の上部にある水平に走る帯状の部分で、装飾的な役割を果たすことが多いです。欄間障子は、欄間に取り付けることで、開閉ができるようにし、換気や採光をコントロールすることができます。また、欄間障子には、装飾的な役割もあり、部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。欄間障子は、組子入りにした建具を入れることで、常に換気に役立てることができますが、その反面、暖気も逃してしまうことがあります。そこで、欄間障子を設置することで、必要なときに必要な換気をすることができます。また、冬場であれば、隙間風を抑えることができるため、暖房効率も上がります。欄間障子には、単に障子というだけではなく、欄間としての装飾性を高めているものもあります。例えば、霞障子は、細い木格子でできた障子で、光を柔らかく取り込むことができます。また、竹障子は、竹を編んで作った障子で、涼しげな雰囲気を演出することができます。
建材と資材について

オーバーロック加工でカーペットを長持ち

オーバーロック加工とは、オーバーロックミシンを用いてカーペットの端を二重縫いし、カーペットをカットした際に縁がほつれるのを防ぐために施される加工のことです。オーバーロックミシンとは、カーペットの端をカットしつつミシンをかけることにより、生地の端を処理するミシンです。カーペットの縁のほつれ対策として、オーバーロック加工の他にも「テープ加工」「広幅テープ加工」などの方法がありますが、オーバーロック加工は、縁を縫い上げるために繊維の色に違いがなく、すっきりと美しく見せる効果があります。また、他の加工方法に比べて凹凸が少なくなるので、つまずきにくいというメリットもあります。
住宅の部位について

吹き抜け天井で開放感あふれる家づくり

吹き抜け天井とは、2層以上の高さにまたがって設けられた空間のことである。階段やエントランスなどによく見られる構造で、開放感や空間のデザイン性の高さがあることから、注文住宅などで人気の構造である。吹き抜け天井のメリットは、吹き抜けの窓から差し込む光が室内全体を明るくすることや、上下の階につながりができ、家族の動きを感じられること。また、通気性が向上し、空気の循環が良くなることなどである。デメリットは、建ぺい率が小さくなり、活用できる面積が制限されることや空調が効きにくく、光熱費が高くなる場合があること。さらに、開放的な造りのため、建物内に音が響いたり、食べ物のにおいが充満したりする場合があること、プライバシーが保たれにくいなどがある。
建材と資材について

テキスタイルとは?歴史や種類、インテリアとの関係まで徹底解説

テキスタイルは、織物だけではなく繊維も含めて指す言葉であり、編物や不織布、布など様々な物を含む総称的な使われ方をすることもある。狭義には染織だけを指す場合もあるが、アパレル関連では「ファブリック」という言葉と区別するために使われることが多い。インテリア関連の繊維を指すことが多いのがファブリックで、カーテンやカーペット、ソファカバーなど加工後の物に対して使われている。テキスタイルが加工前の物を指すということもあるが、インテリアでテキスタイルが使われたり、逆にアパレルでファブリックが使われたりするなど、明確な区別はない。テキスタイルの歴史は、人類の歴史とともに始まると言われている。原始人は、狩猟生活を送る中で動物の皮革や毛皮で体を覆い、寒さやけがから身を守っていた。それが、時代とともに織物技術が発展し、綿や麻、絹、毛などの繊維を紡いで布を織るようになった。紀元前3000年頃には、エジプトで綿花が栽培され、綿布が作られるようになった。紀元前2000年頃には、中国で絹織物が生産されるようになり、その技術は世界各地に広がっていった。テキスタイルの歴史は、織物技術の発展とともに進化してきたと言えよう。
建材と資材について

セルロースファイバーとは?その特徴と魅力

セルロースファイバーとは、木材繊維を原材料にして、綿状に加工されている素材です。天然の木質繊維であり、古新聞を再生して生産されたものが使われることが多いです。小さな空気の層を持っているため、断熱材としてだけでなく、吸音材としても利用することができます。また、湿気を吸収して放出するという調湿機能も備えています。セルロースファイバーは、断熱材として重要であり、防湿層の施工が必要ありません。吹き付けて簡単に施工することができるため、施工性が優れています。ただし、グラスウールやスタイロフォームに比べると高額になりやすく、普及はそこまで進んでいません。模様替えするときなどは、専用機械で抜かなければならないため、費用も大きなものになってしまいます。また、素材が燃えやすいという問題も持っています。
住宅の部位について

ハウスダスト対策

ハウスダストとは、室内に浮遊するチリや埃のことです。繊維くずや砂塵、頭皮のフケ、カビなどの胞子、ダニの死骸や糞など、季節や住環境、生活習慣によって様々な物があります。ハウスダストによってアレルギー症状や喘息が引き起こされる場合もあり、特に、ダニの糞や死骸はこれらを引き起こしやすいとされています。寝ている間に室内にたまっていた花粉などのハウスダストを吸い込み、朝方にくしゃみが止まらなくなる現象のことをモーニングアタックと呼びます。ハウスダストを少しでも防ぐためには、新築時に換気設備の設計、設置に気を配る他、埃のたまりやすい隅に家具を置かない、収納を壁内に収めるなどの対策が有効です。
建材と資材について

反りとは?建築用語解説

建築用語『反り』とは、板材や角材などの反りのことで、幅反りと縦反り(弓反り)がある。片方の場合もあり、両方現れる場合も。材料の材質に異方性がある場合、熱や湿分や水分の増減によって、材料の方向の違いによる寸法の変化の差が生じ、反りとなって現れる。 材料相互の密着接合性が劣り、収まりも悪くなる。反りという言葉には、「そりが合う」「そりが合わない」といった使い方をする場合があるが、これは、刀身の湾曲やその度合い、弦を張らない弓の湾曲や、その度合い、刀身と鞘の関係から派生したものだ。人の成功や世の風潮、またその相性のことを指し、「そりが合う」「そりが合わない」といった使い方をする。また、相撲で相手の脇下に頭を入れて、後ろに反りかえって倒す技のことも反りと呼ぶ。
建材と資材について

建築用語 『ボルト』

ボルトとは、材料を結合させるために使用される金属製の棒であり、外周部には雄ネジが切ってあります。締め付け金具の一種であり、基本的にはナットと組み合わせて使用しますが、直接部材にネジを切った部分に取り付けていくこともできます。様々な形状があり、頭部形状も六角形の一般的な物から、アイボルトのようにリング状のフックがついている物まであります。ボルトの材質としては、鋼やステンレスが一般的に使用され、錆を考慮したアルミ合金やチタン製の物もあります。金属が使えない場合には、樹脂で作られた物もありますが、金属製ほどの強度はありません。ボルトは、あらゆる種類の建設プロジェクトにおいて不可欠な固定具であり、さまざまなサイズ、形状、材質で利用できます。適切な大きさや形状のボルトを選択することは、構造の強度と安全性にとって重要です。
住宅の部位について

建築用語『座面高』の意味と適切な高さとは?

座面高とは、床から椅子の座面までの高さを指し、実際に腰を下ろす高さのことである。 使用用途によって適切な高さにしなければならず、座面高は座り心地や使い心地に強く影響する部分である。 高くなりすぎると圧迫感が強まり、低くなると膝や腰への負担が増え、立ち上がるときに辛くなることがある。一般的に座面高は、身長×0.25と計算されるが、他にも計算方法があり、差はそれほどない。チェアなどでは38~42cmあたりが好まれ、ソファの場合は30~40cmと、座面の素材によって大きく差が出てくる。これは、ソファは座った分だけ深く沈み込むためであり、設計上の座面高だけでは判断することができない。 また、適切な高さにしたとしても、ソファのように沈み込むようだと、膝に負担がかかりやすい。
建築の基礎知識について

建築用語「ゴシック」とは?

-ゴシック建築の特徴-ゴシック建築とは、12世紀から15世紀にかけてヨーロッパで流行した建築様式のことです。 ゴシック建築の特徴としては、尖頭アーチ、リブヴォールト、フライングバットレスなどが挙げられます。尖頭アーチは、頂部が尖ったアーチのことです。 ゴシック建築では、尖頭アーチが窓や扉、アーケードなどに使用されています。 リブヴォールトは、リブと呼ばれる骨組みで構成されたヴォールトのことです。 リブヴォールトは、ゴシック建築の天井によく見られます。 フライングバットレスは、建物の外壁から伸びてヴォールトを支えるアーチのことです。 フライングバットレスは、ゴシック建築の外観に特徴的な要素です。ゴシック建築は、中世ヨーロッパの文化や社会を反映した建築様式です。 ゴシック建築は、宗教的な建物である大聖堂を中心に発展しました。 ゴシック建築の大聖堂は、その荘厳な美しさから、多くの芸術家や文学者に影響を与えてきました。
関連法規について

所有権移転登記の基礎知識を知る

所有権移転登記とは、売買や贈与、相続にて土地や建物の所有権が他人へと移った際に必要となる登記のこと。所有権移転登記をすることで、新しい所有者に土地や建物の権利が移転し、公的に所有権を証明することができる。所有権移転登記は、法務局で申請を行い、登記官が登記簿に所有権の移転を記録することで完了する。所有権移転登記を行うためには、売主と買主、両者の登記申請書を提出する必要があり、この他にも売買契約書や権利証、売主の印鑑証明書、買主の住所証明書、司法書士への委任状も必要となる。相続によって土地や建物といった不動産を承継する場合には、戸籍謄本や遺産分割協議書も必要となる。所有権移転登記をする原因によって税率が異なり、相続などの承継では固定資産税評価額の0.6%、贈与によって無償での移転ならば2.5%、売買によって所有権移転登記を行なう場合には5%となる。取引の内容や承継の内容によって税率が異なる。
住宅の部位について

売建住宅の基礎知識

売建住宅とは、分譲された土地に契約後に建物を建てる一戸建住宅のことです。売り主と買い手が、土地の売買契約と建築請負契約を同時に締結することで成立します。買い手が建築主となり、自分の希望や予算に合わせて間取りや仕様を設計できます。そのため、建売住宅よりも自由度の高い住宅を建てることができます。しかし、建築を請け負う業者はあらかじめ特定されているため、施工業者の得意不得意の関係で注文住宅ほどの自由度はなく、用意された設計モデルからの選択となることも多いです。
住宅の部位について

タンクレス便器のメリット・デメリット

タンクレス便器とは、タンクを取り付けない便器のことです。タンクとは、水洗トイレで洗浄用の水をためておくための水槽のことであり、底部が便座と同程度の低い位置にあるタイプのことをロータンク、高い位置にあるタイプのことをハイタンクと言う。タンクレス便器の場合には、これらのタンクを取り付けず、給水管を直結させている。ダイレクトバルブ式便器とも呼ぶ。タンクに水がたまるのを待つ必要がないため連続洗浄をすることができ、スペースも取らないというメリットがある。一方で、水道の水圧が低い場合には利用することができず、建物の高層階には向かない仕様だ。タンクレス便器は、節水性が高く、掃除がしやすいといった機能を備えている商品が多い。
建築の基礎知識について

建築用語「G.L」とは?

G.L(「G.L」とはグランドレベルの略で、建物などの地盤面の高さを示す。)とは何かG.L(グランドレベル)とは、建物の地盤面の高さを示す言葉で、現況GL、設計GL、平均GLの3種類があります。現況GLは建築を始める前の高さであり、設計GLは基礎工事後の高さ、そして平均GLは、確認申請等で使用する建物の高さを測る基準となる高さのことです。基礎工事は地面を掘削し砕石を入れてコンクリート基礎を作るため、掘った土を基礎工事完了後の埋め戻しに使うと、およそ10cm、もとの地面より高くなります。これが設計GLです。設計GLが高すぎると道路から建物へのアプローチで段差が多くなって工事費用がかさんでしまい、逆に低すぎると雨の処理ができなくなるなどの不具合が発生する場合があります。
建材と資材について

唐木の魅力と価値

唐木とは、東南アジアから輸入されている銘木の総称のことです。紫檀や黒檀といったものが知られていますが、鉄刀木や花梨といったもののことも唐木と呼びます。唐木は、熱帯産の木材であることから、唐は中国のことを指しているわけではありません。唐を経由して輸入されてきたため、唐木という言葉が使われています。唐木は、銘木として価値の高いものを指すことも多く、細工されたものも多く残されてきました。家具製作や住宅建築でも使われることが多く、非常に高額で取引されています。遣唐使が持ち帰った唐木を加工したものは、正倉院にも保管されており、現代でもその姿を見ることができます。唐木は、大阪指物や江戸指物にも使われてきた木材であり、仏壇などにも使われることがあります。
建材と資材について

短冊金物とは?その役割と種類

短冊金物は、梁など木材の接合部の補強に用いる金物のことです。主に横架材を介して上下階の管柱の緊結に用いられます。短冊金物は、部材に対して木ねじ止めする、長さ230〜250mm、幅70mm程度の雨水板状の金物で、平金物とも呼びます。厚さ3.2mmの甲板添え板に12mmのボルトを溶接した金物を用います。短冊金物の役割は、柱と梁の接合部を補強して、建物の強度を高めることです。また、柱の歪みや変形を防ぐ効果もあります。短冊金物は、告示第1460号第2号の耐力壁がとりつく柱の柱頭、柱脚の接合に用いられる金物です。告示第1460号第2号では、条件に応じてスクリュー釘を必ず使用する場合と使用しなくても良い場合が定められていますが、短冊金物の反りやがたつきを防ぐために、不要とされている場合でもスクリュー釘を併用することが多いです。短冊金物の種類は、用途や形状によってさまざまあります。一般的な短冊金物としては、直線形短冊金物、曲線形短冊金物、T字形短冊金物、L字形短冊金物などがあります。曲線形短冊金物は、梁と柱の接合部が直角でない場合に使用されます。T字形短冊金物は、梁と柱の接合部がT字形の場合に使用されます。L字形短冊金物は、梁と柱の接合部がL字形の場合に使用されます。
建築の基礎知識について

建築用語「縄張り」の意味とやり方

縄張りとは、これから建てようとする位置を確認することを指します。地縄張りとも呼ばれ、そのままでは位置がはっきりしないため、縄を張ったことから呼ばれるようになりました。工事に着工したときに、最初に行なわれる作業であり、建設予定地を明確にすることが重要となります。設計図通りに配置を決めていくことになるのですが、縄張りがしっかりしないと位置も決まらないため、木造建築で行なわれる方法であり、主なスペースの中心線上に張っていきます。角々には地杭を打つことによって、位置の割り出しもできるようになります。この縄張りが終われば、いよいよ工事に入っていくことになるため、通常はその土地にいるとされている守護霊を鎮めるために、地鎮祭が執り行われること多いです。
建築の基礎知識について

建設費ってなに?建築用語をわかりやすく解説

建設費とは、工事費ともいわれ、建築工事や土木工事など建設工事に要する費用の総称です。建設費(工事費)は、直接工事費と間接工事費に分けられます。直接工事費は、その名前の通り工事に直接的に必要な費用のことです。材料費や人件費、水道光熱関係の直接経費が含まれます。一方間接工事費には、工事事務所の建設など、実際に建築する建物に直接関係はしないが、工事に際して必要となる仮設物の工事費用や、外注業者との事前打ち合わせ経費などの業者が、計上する諸経費である現場管理費などがあります。なお、建設費と似た言葉である「建築費」は、必要最低限で構成された工事費のことで、どのような敷地でも必ず同じ費用がかかる項目と言えるでしょう。
建築の基礎知識について

逃げ墨とは何か?用途と打ち方

逃げ墨とは、目的の場所から離れたところに引く墨のことです。内部に奥まっていて手が届かない場合や、型枠の建て込みなどで基準線が見えなくなる場合や、障害物によって仕上げ面に直接墨出し(基準線を引くこと)ができない場合などに、墨を打ちたい正規の基準線から平行に1尺や1メートルなど、一定の距離を置いたところに引く工事用の墨のことです。例えば、基礎の芯墨を打とうとするときに、アンカーボルトが芯に入っているなど、芯墨が打てない場合には、30mmほどずらして芯墨を平行に墨を打つ。これを逃げ墨と呼びます。分かりやすいように逃げた数値を墨のう
その他

大和絵の秘密 – 歴史と美しさ

大和絵とは、日本絵画の概念のひとつで、中国の唐絵に対して使われるようになった言葉のことである。平安時代に発達していき、源氏物語絵巻などが代表的な作品である。諸派ができあがるものの、近代の日本画にも影響を与え続けてきた。大和絵は、伝統技法でありながらも、中国の水墨画などを積極的に取り入れることで、狩野派を代表とする大和絵は隆盛を極めることとなった。こうしたことから、大和絵を定義するためには、時代背景を知ることが必要であり、用法も技法も時代によって異なる。特に平安時代から始まった時期は題材ということでの概念が強く、技法としての関連性はほとんどない。様式として完成していくのは、14世紀以降のことであり、この時代以降は伝統的な絵画様式として定着していくことになる。
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