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住宅の部位について

建築用語「軒」とは?その役割と種類について

軒とは、外壁より外側に出ている屋根の部分のことです。 雨風や日光をよける働きがあります。軒の先端部分のことを軒先と言い、軒を下から見上げて見える部分のことを軒裏や軒天井と呼びます。軒部分を支えるために外壁の上部に回される横架材を軒桁と言い、外壁よりも室内側のことは桁内と言われます。軒が外壁よりでている部分のことを軒の出と言い、軒の出1メートルまでは建築面積に含まれません。しかし、1メートル以上の部分については建築面積に算入されます。 軒には外壁の保護、日差しの調節、雨よけといった機能があります。木造住宅では、外壁が雨に濡れたり日差しに当たったりを繰り返すと木材の傷みが激しくなり耐久性が落ちることから、軒を付けなければなりません。
建築の工法について

千鳥 – 建築における斜め配置

「千鳥」とは、タテとヨコにそろえないで、上下左右へ交互にずらしながら配置することです。斜めに互い違いに入り交じっていること、互い違いに施工すること。ジグザグに歩く千鳥足から派生したと考えられています。杭などが稲妻状にやっていたり、稲妻状に施工することも千鳥に並べると言います。ドライウォール工法の石膏ボードや剛床の床合板などの強度を増すため、互い違いに張ることを「千鳥張り」と呼びます。また、両端を固定したチェーンが垂れ下がった形を千鳥と呼び、中央が垂れ下がった破風板のことを千鳥破風と言います。城や社寺などによく使用されます。壁板や床板を二重に張るときに、目地と下地板と上張り板を合わせないように張ることも千鳥です。目違いが起きにくく強度が増すという利点があります。
建材と資材について

建築用語『防腐材』って何?

木材を守る防腐材とは?木材を守るために薬剤によって防腐処理を施した材のことを「防腐材」と呼びます。防腐材に含まれる薬剤は、クロムやヒ素系、銅などです。木材を腐朽菌による生物劣化から防ぐ働きがあり、防腐処理することで木材の寿命を延ばすことができます。防腐材は、主に2種類の処理方法があります。1つは、あらかじめ工場で薬剤を加圧注入する方法で、もう1つは、現場で塗布する表面処理方法です。防腐材の処理方法は、木材の使用目的や環境に合わせて選択することができます。
建築の設備について

消火器の役割と種類

消火器とは、人が持ち運び移動できる程度の容器から、粉末や、その他の消火剤を圧力により放射して消火を行なう、初期消火用の器具です。消火剤には、リン酸円筒を主成分とした粉末薬剤や、炭酸カリウムの水溶液である強化液、ハロン1301等を放射するガス系消火剤などがあります。消火器の設置は小型の消火器では歩行距離20mごと、大型消火器では歩行距離30mごと、さらに電気室や多量の火気使用場所に設置が必要だ。もっとも一般的な粉末消火器は、粉の種類によってABC粉末と、BC粉末の二種に分かれます。一気に消火するが、再燃することもあり、放射時間も短いため消火に技術を要します。一方、強化液消火器は、水性で再燃しにくく、放射時間が長いのが特徴。しかし、粉末消火器に比べると重く持ち運びが困難です。
建材と資材について

建築用語「間知石」とは

間知石とは、石材に一定の加工をした規格石材のことです。コンクリートや石でつくられた四角錐体の形をしており、底辺は一辺30センチの正方形をしています。主に石垣や土留目として使用され、特にコンクリート製の間知石は「間知石ブロック」と呼ばれます。間知石は比較的大きな方形の面を表にして積み、積石として用いられます。積む方法には、水平方向に長辺を並べる「布積む」、矢羽方の間知石を用いて斜めに積む「矢羽積む」、正六角錘型の意思を剣先が水平になるように積む「亀甲積み」などがあります。間知石を積んだ重量式の擁壁を間知擁壁と呼びます。間知擁壁は、裏にコンクリートを詰めながら積む「練積み」と、間知石だけを積む「空積み」の2種類があります。
建材と資材について

材工分離とは?メリットとデメリットを徹底解説

材工分離とは、建材や資材と施工を分けることである。発注の際、分離発注すべき工種においては、それぞれを分離して発注する。例えば、木(大工)工事においては、木材料は支給とし、工事は手間受けとして発注する。「材工」とは、材料費と施工費のこと。一方「材工共(ざいこうとも)」は、工事単価の表現のひとつで、材料費と施工費を合計した単価のことである。材と工の良いところを取って、安価に行ない、その分設計やデザイン、施工、サービス、性能のクオリティーを高められるのがメリットである。
建築の基礎知識について

建築用語『曲げ』とは

曲げとは、部材を曲げたときに発生する変化のことです。曲げようとしたときに発生する応力のことで、曲げモーメントとも呼びます。構造的に考えた場合、部材に荷重をかけたときに破壊されてしまわないような状態の場合、抵抗する力によってつり合いが取れると考えることができます。荷重自体が大きくなっていくと、この均衡が破れ、崩壊することに。このときに中立面を境目として引張りと圧縮の応力が発生し、剪断力も生じることになるのです。圧縮されたときには反発力も発生していくことになるのですが、これは硬い材料ほど圧縮に耐えられるため顕著に力が現れていくことになります。金属パーツなどを曲げるときにも発生するのですが、形状によっては金型の緩衝が起こり、できない場合も出てきます。
住宅の部位について

ニースペースとは?知っておきたいニースペースの基礎知識

ニースペースとは、椅子に座ったままでも膝まわりに負担がかからないように設けた空間のことです。 キッチンや洗面台に取り付けられているシンクでも、ニースペースを設けることによって、椅子に座っても膝や脚が入るようになります。本来は収納や設備などが設けられているため、これらの設備を移動させて空間を作り出していきます。健常者が利用するだけではなく、車いすでの利用を考えた場合、こうしたニ―スペースを確保することはとても大きいです。膝がぶつかってしまうほどスペースがないと、上半身を近づけることができません。キッチンや洗面台のシンクを利用する場合には、大変不自由であり、危険も伴うため、大事な設計となってきています。システムキッチンなどでも大きく取られることが多いです。
住宅の部位について

建築用語『下端』の徹底解説!

下端(したば)」とは、垂直な壁の最下部(すそ)で、床や地面との境界線のことである。または工作物などの底部や床などに接する面のことを表す。水平に使われたもので、材料や部材の下に面した部分。下を向いて使われている場合は、道具や材料の上面を指すこともあり、部屋の部分の上部を指すこともあるため、いつも下の面であるとは限らない。下端の反対は「上端(うわば)」である、上端と似た言葉として「天端(てんば)」という言葉もある。同じ漢字で「下端(かたん)」と読む場合は、意味が異なり、物の下のほうの端という意味や、数学で実数の集合の「下界(かかい)」の最大限のことを表す「下限」と同じ意味となる。
住宅の部位について

知って得する!棟木の基礎知識

棟木とは、母屋や梁と並行に取り付けられている部材のこと、一番高い位置にあり、この棟木を取り付けることを上棟と呼び、骨組みのくみ上げの終わりを示します。そこで、この日を記念しつつ、今後の工事が無事終了することを祈願し、上棟式を執り行うことが多いです。棟に対して渡す横材であり、垂木を支持することになる重要部材です。そのため、強度的な負担を考えても継手を設けるべきではありませんが、どうしても不可避な場合には、補強を確実に行なっていかなければなりません。ログハウスで使われる場合には、マシンカットでは、大型の集成材が使われます。ハンドカットの場合には、屋根の勾配に合わせて丸太をカットしていきます。
住宅の部位について

LDKとは?間取図でよく見るけど実際の使い方は?

LDKとは、リビングルーム、ダイニングルーム、キッチンの3つのスペースが一体となった間取りのことです。リビングルームは家族が集まってくつろぐスペースとして使われるが、来客時には接客する場となります。家族構成やライフスタイルに合わせて使用することでスペースを有効活用することができます。ダイニングルームは食事をする場所ですが、食事の準備や食事、後片付けがしやすいように家事動線を考えてテーブルや椅子などをレイアウトすると、無駄な動きがなくなります。キッチンは調理スペースですが、ダイニングルームやリビングルームと繋げて使用することで小さい子供がいる場合などは、様子を見ながらの調理や後片付けが可能。また、キッチンやリビングなど区別することで来客時に調理をする場所を隠すこともできます。
関連法規について

電気工事士法とは?資格や義務、工事内容など

電気工事士法とは、電気工事を行なう「電気工事士」としての資格や義務、工事内容などを定めた法律のことです。この法律は、1960年に制定されたものですが、制定当時の適用範囲は、一般用の電気工作物の電気工事のみであり、資格についても旧電気工事士(現在の第2種電気工事士)のみでした。日本の高度経済成長に伴い、都市化によるビルの建設、空調機械や産業機械の普及が進むにつれ、電力消費は増大し、次第に中小規模のビルや工場など高圧で受電する自家用電気工作物の需要家が増加したことから1987年に大規模に改正されました。500kW未満の自家用電気工作物も規制対象となり、その工事は第1種電気工事士が担うことになりました。平成26年6月18日法律第72号にて最終改正されています。
建材と資材について

ビニールクロスとは?特徴やメリット・デメリットを解説

ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニールを主原料として作られた壁紙のことです。施工が容易で、単価も安いことから、普及が進んでいきました。ビニール壁紙やビニクロなどとも呼ばれます。ビニールクロスの特徴は、通気性や吸水性はあまり期待できませんが、色彩は非常に豊富で、耐水性があるため水拭きをすることができます。また、テクスチャーもいろいろと印刷することができるため、多くの図柄が作られてきました
住宅の部位について

マントルピースの魅力と特徴

マントルピースの歴史と起源マントルピースは、古代ギリシャまで遡ることができると考えられています。当時、暖炉は、単なる暖房器具ではなく、重要な装飾として扱われていました。その後、中世になり、暖炉は、より実用的なものとなりましたが、それでも装飾的な要素は残っていました。ルネサンス期になると、マントルピースは、芸術的な傑作として扱われるようになり、多くの著名な芸術家がマントルピースのデザインを手掛けました。バロック期になると、マントルピースは、より豪華で装飾的なものとなり、ロココ期には、さらに繊細で優美なものとなりました。18世紀になると、新古典主義の影響を受けて、マントルピースは、よりシンプルで洗練されたものとなりました。そして、19世紀になると、ゴシックリバイバル様式やヴィクトリア様式のマントルピースが人気となりました。
関連法規について

建築用語『内装制限』とは?

内装制限とは、安全を確保するために建築基準法で定めている制限のことです。建物内部で火災が発生した際、内装が燃えて火災が拡大するなど、有害ガスが発生しないよう、仕上げ材を不燃性や難燃性の物にする規定です。制限を受ける内装は、1.2m以上の高さの壁部分、及び天井となっています。そのため、床や腰壁、窓台の部分については、難燃処理をしていない木質建材が使用可能です。
建築の工法について

軸組図とは?

軸組図とは、木造軸組工法の構造を示している図面のことです。縮尺は1/100程度で作られることが多く、横から見た姿図であり、通りごとの骨組みが分かるようになっています。構造図面のひとつであることから、構成状態を立体化することができるのが軸組図です。そのため、柱や梁といった部材の位置が分かるようになっています。現在はプレカットの施工図が代用されることが多くなり、使われることが少なくなりました。実際に建物を建てるための情報が書き込まれており、コンクリート造りでも使われることがありますが、木造軸組工法に比べると重要性ははるかに低いです。軸組図は、施工者が建物を建てるために必要となる物であり、施工手順といったことも軸組図から考えることができます。
その他

チェスカチェアの歴史と魅力

チェスカチェアとは、カンティレバー構造を持った椅子のことです。ハンガリー出身の建築家であるマルセル・ブロイヤーによって作られました。日本ではマルセル・ブロイヤーのチェスカチェアに代表されるものをこう呼ぶことが多いです。チェスカチェアは、片持ち式の椅子であり、1本のスチールパイプで作られている基本構造が特徴のひとつになっています。背もたれと座面には籐張りが使われており、この構造が適度な弾力を生み出していくため、世界でもっとも有名な金属椅子とも言われています。
住宅の部位について

賃貸住宅の配管スペース「PS」とは?

PSとは、賃貸住宅などにおいて、生活に必要な水やガスなどの配管を通しているスペースのことである。 PSの他に、パイプスペースやパイプシャフトなどとも呼ばれる。 PSは、主に電気、ガス、給水、排水を目的とした配管で、各階を貫通するように縦方向に伸びていることが一般的である。なお、排水を目的とした配管には、キッチンや浴室、 洗面室から出る雑排水を流す配管と、トイレからの排水を流す配管が必要であるため、1住戸のPSは通常、2ヵ所以以上となっている。PSは、間取図に略して「PS」と表記されることが多く、メーターボックスと一緒に設置されている場合は、まとめてMBPSと表記されることもある。
建築の設備について

同時給排気型レンジフードのメリットと特徴

同時給排気型レンジフードは、高気密住宅に取り付けることによって、換気計画にのっとり、さらに高い効果を発揮できる。高気密住宅とは、外気の影響を受けにくくするために、気密性を高めた住宅のことである。気密性を高めることで、外気からの冷気や暑気を遮断し、室内の温度を一定に保つことができる。また、外気からの騒音も遮断することができる。しかし、気密性を高めることで、換気が不足しがちになるという問題もある。同時給排気型レンジフードは、給気と排気を同時に行うことができるため、排気したときに起こる負圧の発生を抑制することができる。負圧が発生すると、ドアの開閉が困難になったり、隙間風が発生したりする。また、排気不足になると、調理中に発生した油煙や臭いが部屋に充満してしまう。同時給排気型レンジフードは、これらの問題を解決することができる。給気と排気を同時に行うことで、負圧の発生を抑制し、換気を促進することができる。また、排気能力が高められているため、調理中に発生した油煙や臭いを効率よく排出することができる。
建築の工法について

センチュリーハウジングシステムとは

センチュリーハウジングシステム(CHS)とは、国土交通省のプロジェクトの一環として、居住空間を長期的に快適なものとすることを目的として進められたものです。 その特徴は、間取りを変化させやすく、点検などで住宅部品を取り換えやすくしていることです。これにより、長期的に快適な環境を維持することができるとされています。CHSの考え方は、住宅金融支援機構の高規格住宅に対していかされており、耐久性が高い住宅であると認定された住宅には、認定証が交付されます。
建材と資材について

ALC(軽量気泡コンクリート)とは?

軽量コンクリートの一種であるALC(AutoclavedLightweightConcrete)は、高温高圧蒸気養生されたことで得られる優れた断熱性と耐久性を備えた建材です。また、軽量で加工性に優れているため、さまざまな建築物に使用されています。ALCは、セメント、珪石、発泡剤のアルミ粉末、生石灰を主原料として製造されています。これらの材料を混ぜ合わせ、高圧蒸気釜の中で高温高圧の蒸気で養生することで、ALC特有の気泡構造が形成されます。この気泡構造が、軽量化と断熱性を向上させているのです。ALCは、主に鉄骨住宅の外壁材や床材として使用されています。軽量なため、鉄骨住宅の耐震性を向上させる効果があり、また、断熱性が高いことから、省エネ効果も期待できます。また、加工性に優れているため、さまざまな形状に加工することができ、デザイン性の高い建築物にも使用されています。
住宅の部位について

源氏襖とは?

源氏襖とは、明かりを採るために障子が組み込まれた襖のことである。中抜き襖とも言う。障子の組子の見える方が表。障子が倹飩式(けんどんしき)に外れる物もある。倹飩とは、家具の扉や建具などの開閉方式の一種。わずかに上へ上げて外すことができるようにした扉やその開閉方式をさす。上下の溝にはまっているため、引き違い戸などのように一部を開閉することはできず、開けるか占めるかのどちらかしかできない。小さな障子などに使われることが多いが、建具の中の格子部分の着脱にも利用される。源氏襖の障子の取り付け方には、襖の中央竪(たて)一や中央横位置、上部横位置などがあり、他にも、二枚の襖で対になるような形になっている物もある。
建材と資材について

建築用語『まぐさ』とは?その特徴と役割を解説

まぐさとは、開口部に使われる横架材のことです。開口部は、建物の壁や屋根に設けられた開口部のことで、窓やドア、出入り口などが含まれます。まぐさは、これらの開口部の上端に設置され、開口部を支える役割を果たしています。まぐさは、一般的に木材や金属で作られており、その形状や大きさは、開口部の大きさや構造によって異なります。まぐさは、主に2つの役割を果たしています。1つは、開口部を支える役割です。開口部は、建物の壁や屋根に穴を開けた部分であるため、構造的に弱くなっています。まぐさは、この弱くなった部分を支えることで、建物の強度を維持しています。もう1つの役割は、開口部の周りの壁を支える役割です。開口部は、壁に穴を開けた部分であるため、壁の強度も弱くなっています。まぐさは、この弱くなった壁を支えることで、壁の強度を維持しています。まぐさは、開口部を支える重要な部材です。まぐさが適切に設置されていないと、開口部が崩れたり、建物の強度が低下したりするおそれがあります。そのため、まぐさは、適切な材料と工法で設置することが重要です。
住宅の部位について

Ⅱ列型キッチン|コンパクトで効率的な住まいに

Ⅱ列型キッチンとは、作業スペースを2列にして並行にしたかたちのこと。コンロや作業スペース、シンクといった設備を並行にする。I列型キッチンを半分にして並行にしている形がⅡ列型キッチンだ。設備に対する距離は半分以下となってくるため、動線は確実に短くなり、作業効率を上げることができ、収納スペースも取りやすくなる。その分だけ、ビルトインの設備を広げやすい。ただし、列の幅が広くなると、間延びして使いにくくなる可能性が高く、逆に狭いと窮屈に感じる。冷蔵庫とコンロ、シンクの3つをバランス良く配置する必要があり、3辺の総和を360cm以上600cm以内に納めることが重要になってくる。これはU字型キッチンのような配置でも同じだ。
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