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建築の基礎知識について

知るほど興味深い「茶室」の世界

茶室とは、日本式の茶道において、茶事の主催者が客を招き、茶を出してもてなすための施設のことである。茶道の稽古をしたり茶を楽しんだりするために爐が切ってある和室のことも指す。独立した建物として造られる場合と、書院などの建物内に造り込まれる場合とがある。茶室へ続く道の役割を果たす庭園の「露地」を伴うのが一般的だが、ホテルや公会堂、商業ビルの一角などに「茶室」のみ造られることもある。四畳半を標準として、それより狭いものを「小間の茶室」、広い物を「広間の茶室」と言う。茶室は、「にじり口」という小さな入り口から、頭をかがめて入るようになっていて、天井も低く、窓からの光も必要最小限に絞られているが、これは、主客ともに茶事に集中するためである。
建築の基礎知識について

建築用語「縄張り」の意味とやり方

縄張りとは、これから建てようとする位置を確認することを指します。地縄張りとも呼ばれ、そのままでは位置がはっきりしないため、縄を張ったことから呼ばれるようになりました。工事に着工したときに、最初に行なわれる作業であり、建設予定地を明確にすることが重要となります。設計図通りに配置を決めていくことになるのですが、縄張りがしっかりしないと位置も決まらないため、木造建築で行なわれる方法であり、主なスペースの中心線上に張っていきます。角々には地杭を打つことによって、位置の割り出しもできるようになります。この縄張りが終われば、いよいよ工事に入っていくことになるため、通常はその土地にいるとされている守護霊を鎮めるために、地鎮祭が執り行われること多いです。
住宅の部位について

合筆とは?その意味と手順

合筆とは、複数の土地を1筆の土地にすることを言う。「ごうひつ」または「がっぴつ」と読む。土地登記簿において、土地の単位は「筆」のためこう呼ばれる。「合筆」の反対は分筆で、こちらは1筆の土地を分割することを指す。「合筆」は、所有している土地が同じ所で隣接している場合に可能となる。登記所では、土地は1筆ごとに登記し地番が付けられており、そのそれぞれに権利証が存在。隣接する複数の土地をまとめて売買するにしても、筆ごとに不動産登記簿謄本を取得しなくてはならず、抵当権設定登記や抵当権抹消登記、所有権移転登記などの費用がおのおのかかってくる。しかし「合筆」をして1筆の土地としておくことにより、費用等を抑えることができる。
建築の基礎知識について

建築用語『耐震補強』とは?

耐震補強とは、既存の建築物で、耐震性能を向上させるために行なう工事のことを指します。建物の主要な構造である、基礎、土台、梁、柱、壁、床、天井などに対して行なわれる補強であり、基礎を鉄筋コンクリート造のべた基礎にしたり、壁の量を増やしたりします。耐震補強の方法は、大きく分けて3つあります。1つ目は、柱や梁に炭素繊維やアラミド繊維などのシートを巻き付ける方法です。2つ目は、建物の骨組内に鉄骨ブレースを入れる方法です。3つ目は、建物の骨組内にPC板や鉄筋コンクリート壁を増設する方法です。木造一戸建ての場合は、建物自体の軽量化、耐力壁の追加や既存壁の補強、柱や梁の接合を強化する金物の設置などの対策があります。
住宅の部位について

分電盤の役割と種類

分電盤とは、各部屋への電気の分岐回路を作り、回路の開閉によってコントロールする収容箱のことである。 家庭に送られてきた電気は、いくつもの回路に分けられ、各部屋の照明やコンセント、各電気機器などに供給される。分電盤は、このような電気の分配と使い過ぎや漏電などをチェックし、安全を守る役割を担っている。分電盤の中には、アンペアブレーカー、漏電遮断機、配線用遮断機が収められており、アンペアブレーカーは、電力会社との契約アンペアによって決められた電力量以上の電気が流れると、自動的に電気を切る仕組みとなっている。漏電遮断機は、配線や電気製品の漏電を感知すると自動的に電気を切り、火災や感電を防ぐ。また、配線用遮断機は、回線ごとに取り付けられ、電気の使い過ぎやショートなどで過電流が流れた場合に、自動的に電気を遮断するものである。
住宅の部位について

建築用語『柱頭柱脚』について

柱頭柱脚とは、柱の中で、梁と接する上部と、土台やなどに接する下部のことです。おおよそとして考える部分であり、明確な部分はありません。構造的に考えた場合、両端は1/4ずつであり、残りの1/2は中央と考えることができます。これは、接合部として考え方が異なるためです。RCでは、配筋も変わってくる場所から柱ということになるため、梁の下から柱頭であり、基礎などから上面は柱脚と呼ばれます。木造建築の場合には、柱にかかる引き抜きの力に耐えられるように補強金物を使うことになるが、柱頭柱脚ともに同一の物を使わなければなりません。それぞれ対応した物が、強度やタイプごとに10種類程度あります。使われる補強金物は、構造計算やN値計算、仕様規定による。
建材と資材について

mマークとは?安心して家具を選ぶための指標

mマークとは、生活用品振興センターによる基準をクリアした、椅子やテーブルなどの家庭用木製家具などに付けられるマークです。mマークは、生活用品振興センターの英語名「JapanGeneralMerchandisePromotionCenter」のG.M.C.をアレンジしたデザインとなっています。mマークは、安心して購入、使用できる確かな品質かどうかを、専門家や消費者代表からなる委員会によって作られた基準(外観、機能、強度、耐久性、安全性など)にもとづき検品審査し、合格した物に付けられるマークです。5年間のアフターサービスが義務付けられており、正しい取り扱いをしていたにも関わらず、故障した場合には修理をセンターが斡旋してくれ、2年間は無料で保証が受けられます。
建築の設備について

建築用語『インバーター(蛍光灯)』を解説

インバーターとは、蛍光灯を点灯させるために高電圧をかける装置です。これは、蛍光灯を点灯させるために、フィラメントに電流を流して電子を放出させ、その電子が管内に飛び出すように電極間に高電圧を印加する必要があります。インバーターは、この高電圧をかけるための装置であり、高周波数で動作してちらつきを少なくする効果もあります。インバーターには、大きく分けて3つの種類があります。スターター形は、別途点灯管が必要で低コストですがちらつきがあり、ラピッドスタート形は即時点灯しますが消費電力が大きいという欠点があります。一方インバーター形は、電子回路により効率よく省エネルギーで蛍光灯を点灯させることができます。
建築の基礎知識について

ロマネスク建築とは?その特徴と歴史を解説

ロマネスク様式とは、8世紀から12世紀にかけてヨーロッパで栄えた美術・建築様式のことです。キリスト教や東方の影響を取り入れた重厚さが特徴です。ロマネスクという言葉は、ラテン語の「ローマ的」に由来しています。これは、ロマネスク様式がローマ帝国の建築様式に影響を受けていることを意味しています。ロマネスク様式の建築物は、一般に石造りで、厚い壁と小さな窓が特徴です。また、アーチ型の天井や尖塔もよく見られます。ロマネスク様式の建築物は、主に教会や修道院、城塞などに使用されました。
住宅の部位について

平面図とは?種類や読み方、設計図書としての役割も解説

建築用語「平面図」とは、物体を真上から見た図のこと、または建築においては各階の床面から1m程度の高さの水平断面を図面化したもの。間取図のことである。「プラン」とも呼ぶ。建物の間取りや内部構造を知るための図面だ。対象物の上面方向からの、投影図、間取り、床高、面積、壁の構造や開口部の開き勝手、建具、作りつけ家具、機器の配置などの平面寸法などを表示していて、細かな寸法が描き込まれている。平面図は設計図書の中でもっとも基本となる図面であり、他の図面の見出しや索引として使われることも多い。建物や土木構造物をある高さで水平に切ったとした切断面を真上から見下ろし、適当な縮尺で描いた図形と言える。
建築の基礎知識について

コントラクターとはどんな職業?役割や業務内容を解説

コントラクターとは、英語でContractorと書き、一般的にはGeneralContractorと呼び、日本語ではゼネコン、つまり総合建設業者のことだ。土木関係や建設関係の契約を請け負って、工事を行なう会社や個人のことで、請負業者とも言う。コントラクターの中でもゼネコンは、大手の総合建設会社のことであり、作り出す物は多岐にわたる。例えばオフィスビルや高層マンション、ホテルなどの身近な建築物、道路やトンネル、橋などの物流施設など。そして街全体を作り上げることもある。建設業法では、大工工事や電気工事など工事を29に分類しているが、ゼネコンではこのうちの土木一式工事または建築一式工事を請け負うものである。
建築の工法について

小屋筋かいとは?耐震補強の要点

小屋筋かいとは、小屋組がゆがまないようにするために取り付けられる筋違のこと。雲筋かいとも呼び、小屋束同士や棟木、母屋をつなぐことによってゆがみを防ぐことが可能。桁方向に倒れてしまうのを防ぐために用いられるが、外力を受けたときの揺れ止めになることから、耐震補強の施策のひとつとしての効果がある。和式小屋組は、どうしても脆弱な部分を持っているため、小屋組を補強するという点で、重要な施工法であると言える。
建築の基礎知識について

建築用語「附帯費用」とは?

附帯工事費用は、住宅において、建物本体以外の工事を言い、工事全体から見るとおよそ20%を占める額だ。附帯工事費用の種類は様々で、水道管やガス管を道路から建物の位置まで引き込む工事の費用、地盤改良工事などが挙げられる。地盤改良工事とは、住宅が安定して建ち続ける固さを得るために、軟弱な地盤では杭を打ち込んだり、セメントなどで地面を固めたりするなどの補強をする工事のことである。また、門や駐車場も、忘れがちな附帯工事である。
建築の工法について

QCとは:生産者が行う品質管理法を解説

QCとは、品質管理の方法のひとつであり、生産者が行う品質管理法のことです。数字として品質を把握し、合理的に品質の安定や保証の管理をするものです。従業員自らが日常業務の改善活動、生産性の向上などを行ない、常に品質の改善を行なうというシステムである点が特徴です。ISO9000が「使う側」からの品質保証であるのに対し、QCは「生産する側」からの品質保証です。なお、QCを全社的なレベルまで及ぼす場合をTQCと言う。また、また品質管理は小集団活動による展開が盛んだった時代もあり、その小集団をQCサークルと呼びますが、日本独特のものであり、メーカーだけでなく第三次産業へも急速に普及しました。
住宅の部位について

建築用語「カウンター」とは?役割や設置方法を紹介

カウンターとは、勘定台のことです。銀行や事務などで窓口として使われている台が基本であり、これが家庭用として横長のテーブルもさすようになりました。仕切りとしての意味合いも強く、サービスをする側と受ける側を隔てる役割を持っています。住宅でもカウンターが使われますが、リビングとキッチンの境目としたりすることが多いです。和製英語のカウンターキッチンは、仕切るだけではなく、対面式として使うことができる方法になっています。壁を用いないようにするオープンキッチンでも、カウンターを付けることで、シンクや調理台がむき出しになることがありません。インテリアとしてバーカウンターを取り付けるという方法もありますが、基本的に高さがあるため、脚の高い椅子が必要になります。
建材と資材について

袋張りとは?襖に使われる貼り方の工夫

袋張りとは、下地に布や紙などを張るときに、周囲にだけしか糊を塗布せずに付ける方法のこと。 全体的に張り付ける方法とは異なるため、張りつける物が下地材の影響を受けない。凹凸があっても表に出てこないため、すっきりとしてやわらかみのある状態にすることができる。袋張りは、襖によく使われる方法だ。 和紙の周囲のみに糊付けして張ることで、やわらかくも優雅に見せられる。丈夫な紙でなければできない方法であり、日本の和紙に向いている手法である。手すき和紙のような物を張る場合にも、紙質を生かしていくために、骨組みを出さないようにすることができる。袋張りに対して、全面に糊付けをして張っていく方法は、ベタ張りと呼ばれ区別される。
建材と資材について

建築用語『エンボス加工』とは?その意味と種類をご紹介

エンボス加工(エンボス)とは、文字や絵柄などを浮き上がらせるように加工する方法のことである。多くの物に利用されており、平面から立体になることで、自然の光でできる影も利用し、立体感を強める効果がある。エンボス加工の基本は、模様を彫刻したローラーを使い、凸凹を付けることである。エンボスロールと呼ばれるもので、これで型押しをする。紙に限らず、素材によっては織物でも皮革でも加工可能である。そのままでは型押しした部分が戻ってしまい凸凹がなくなってしまうため、樹脂で加工し固定する。プレス機を使う方法もあり、これをモアレ加工と呼ぶ。また、表面の傷を目立たなくさせるための、いわゆる「逃げ」の一種としても使われる。
建材と資材について

ユニットロードとは?荷物を効率よくまとめる輸送方法を紹介

ユニットロードとは、建築業界において、複数の材料や製品を単一の荷送単位にまとめ、効率的に輸送する方法のことです。この手法は、荷物の取り扱い時間を短縮し、ダメージのリスクを軽減し、輸送コストを削減するために利用されます。ユニットロードの基本的な考え方は、複数の材料や製品をパレット、コンテナ、または他の梱包材にまとめて、単一の荷送単位として扱うことです。これにより、荷物を個別に扱うよりもはるかに効率的に輸送することができます。また、荷物が適切に梱包されているため、ダメージのリスクを軽減することができます。ユニットロードを採用することで、輸送コストを削減することができます。これは、複数の荷物を単一の荷送単位として扱うことで、輸送にかかる費用を削減できるためです。また、ユニットロードは、荷物の取り扱い時間を短縮することができるため、人件費を削減することもできます。ユニットロードは、建築業界において幅広く利用されています。例えば、レンガ、ブロック、セメントなどの材料をパレットにまとめて輸送したり、窓、ドア、屋根材などの製品をコンテナにまとめて輸送したりすることができます。
建築の基礎知識について

地番とは?読み方や意味を解説

地番とは、土地を特定するために付けられる符号のことです。 一筆ごとに付けられ、位置を分かりやすくするためです。市区町村字から起番することとなり、登記簿の登記事項として登録されます。土地自体の区別に使われ、対象の土地を判別することができるようになります。 そのため、土地の売買や登記申請を行なう場合、地番を正確に把握していなければなりません。地番は民有地に付されている物ですが、公有地は無番地になっていることがあります。分筆された場合には、原則として記録され、記号が付されます。住所とは全く別のものであり、住居表示が実施された地区では、一致しません。かつては地番に基づいていましたが、人口密集地では判別ができないためです。
住宅の部位について

ルーフバルコニーの魅力とは?

建築用語のルーフバルコニーとは、マンションなどにおいて、階下の屋根部分をバルコニーとして利用したものを言う。「ルーフガーデン」や「ルーフテラス」とも呼ばれる。通常のバルコニーに比べて屋根もないため、スペースを広く取れる場合が多く、日当たりや開放感に優れており、ガーデニングのスペースとして活用されることも多い。また、パーティースペースとしても利用できるが、特にマンションの場合、下が住戸の場合がほとんどであるため、音への配慮が必要となる。なお、分譲マンションであっても、ルーフバルコニーは共用部分を借りるという形になるため、広さに応じて使用料が必要になる場合が一般的である。
建材と資材について

建築用語『矩尺』とは?

矩尺には、2つの意味があります。1つ目は、目盛りがなく、形が直角に曲がった物差しで、大工職などで使われるものです。さしがねの前身であり、現在では「差し金(さしがね)」の別名であり、「曲尺(かねじゃく)」の漢字が使われることも多いです。「かねざし」「まがりがね」とも呼ばれます。ステンレス製でL字型になっており、表側は表目と呼ばれる通常のセンチ、メモリか尺目盛りがあり、裏側の長手には表目に約1.4掛けた裏目が刻んであり、裏側の短手には表目を円周率で割った丸目があります。基準や切断を示すための印を付ける墨付けのために使い、裏目と表目の両方を使って、様々な角度での表現が可能です。2つ目の意味は、長さの単位です。単に尺とも言い、1尺は10/33メートルです。
建材と資材について

建築業界でよく耳にする『ポリマーモルタル』とは?

ポリマーモルタルとは、セメントと砂、水で混練したモルタルの一部で、結合材として有機高分子であるポリマーを利用したモルタルのことである。ポリマーモルタル自体は新しい概念ではなく、古くから使われてきた。セメントに対する大量の混和剤として利用されることで、モルタルのもつ性能をカバーすることができ、結果として、水セメント比を下げることができることから高強度を得やすく、乾燥収縮も低減できる。また、空気の連行性にも優れ、凍結融解抵抗性も改善される。ポリマーモルタルは有機高分子であることから、保水性が改善し、材料分離抵抗も高めることができるため、大気中の二酸化炭素による中性化に対しても抵抗性を持つ。接着性も優れているため、補修材としても利用できる。
建築の基礎知識について

スウェーデン式サウンディングとは?

スウェーデン式サウンディングとは、地盤調査として、安価でおこなえる方法のことです。 安価なだけではなく、設備を小型に収めることができるようになるため、敷地が狭くても試験をできるようになります。回転する鉄の棒の頭部に重りを付けていき、重りの荷重によって、どれだけ貫入りするのかを計測します。貫入が止まった段階で、回転を加えていきながらねじ込んでいくが、25cmごとにねじ込むまでいったい何回転かかったのかによって、地盤の強度を判断できます。荷重は1kNであり、100kgが最大となります。スタートは15kgであり、25kg、75kg、100kgと荷重を増やしていきます。ボーリングに比べると、精度は落ちてしまいますが、小型の建築となる木造三階建程度までであれば、この精度でも問題はありません。大型建築物には、この精度の問題で用いられることはありません。
住宅の部位について

パーゴラ:庭の美しい日陰と緑を演出する格子棚

パーゴラは、庭や軒先に設ける格子状の棚、またはその空間のことです。イタリア語の「ぶどう棚」に由来する言葉です。パーゴラは、主につる性の植物を絡ませるために設置されます。その植物の主なものとしては、蔦、藤、つるバラ、クレマチスやキウイなどがあります。パーゴラに植物を絡ませることで、直射日光を防ぎ、やわらかな日差しと心地良い風を得ることができます。パーゴラは、公園や学校などに設置されているものは、柱をコンクリートで固めて上部の棚を木製としたものが多いですが、住宅の場合は柱と棚、両方とも木製であることが多いです。パーゴラの棚は、基本的に木と木を垂直に組み合わせて屋根状に作られます。その形は長方形であることが多いですが、正方形や扇形、台形、菱形、円形などのものもあります。
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