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建築の施工について

建築用語『現場代理人』とは

現場代理人の役割とは、工事現場における一切の責任を負うことです。具体的には、工程や予算から近隣対策、地周りへの対応など、工事現場で発生するすべての問題を解決する責任があります。大きな現場には複数の現場監督がいる場合がありますが、そのような現場でも現場代理人は一人だけです。現場代理人は、建築請負をした会社の社長に代わって、すべての責任を負うため、高い技術力と豊富な経験が必要です。また、現場監督や職人とのコミュニケーション能力も重要です。現場代理人は、工事の品質を確保し、工期と予算を守り、近隣住民に迷惑をかけないようにするため、常に現場を巡回し、状況を把握しています。また、問題が発生した場合は素早く対応し、解決していきます。現場代理人は、建築業界において重要な役割を担っています。現場代理人の活躍によって、安全で安心な建物が建設されるのです。
建築の基礎知識について

建築用語『下請』ってどういう意味?

建築用語における「下請」とは、元請けに対して使われる言葉のことです。 下請負のことであり、元請けが請け負った工事の中で、一部の部分を専門業者に請け負わせることを指します。職種に応じて請負することが基本となりますが、すべて任せてしまうことがあります。これを丸投げと呼びます。建築基準法では、一括下請けとして発注することを、建築主が知らなければならないとしており、書面にて承認されなければ行うことができない、禁止された行為です。基本として、元請けから下請けへ、そこから孫請けへと仕事は流れていくようになっており、上位の者が責任を負わなければならないが、建築主に対しての責任を負う必要はありません。規模が逆転することもあり、これを上請けと呼ぶことがあります。
建築の基礎知識について

建築用語『採寸』

採寸とは、製作を始めるにあたり、あらかじめ作品を設置する場所や必要となる各部分の寸法を計測しておくこと。オーダー家具などの製作では、それらを設置する場所の「採寸」が必要となる。引っ越す前には、家具の設置場所などのために採寸をしておくとよい。冷蔵庫、ドラム式洗濯機、食器棚といった扉付きの家具を置く場合は、家具を置く場所に面したスペースや通路の幅も採寸しておく。カーテンを買う場合は、窓のサイズではなく、カーテンレールの幅、カーテンレールから窓下までの長さなどを採寸する。ソファやベッドなどの大型家具を購入する際は、家や部屋に入るかどうかを確かめるため、玄関やドアのサイズなどの採寸が必要となる。
建築の施工について

施工計画とは何か?

施工計画の概要施工計画とは、建築工事において、合理的で最善の工事を行なうための計画を立てることです。設計図書の意図に基づいて、工事の順序、資機材、作業人数、安全性、工法、工期、品質、経済性などを検討します。
仮設や工法などの工事に関する方法や手段は施行者の責任で決定しますが、設計図書で指示がある場合はそれに従います。また必要がある場合、監理者と協議して決定します。
施行者は品質管理、環境管理、安全管理に配慮して施工計画を行ないます。また、工事協力業者の選定、隣接建物や埋設配管といった周囲の状況の調査も含まれます。事前に、工事概要、工程表、安全管理、環境対策などの施工計画を記した書類である「施工計画書」の提出を義務付けている自治体もあります。
住宅の部位について

建築用語『親子リレー返済』とは

「親子リレー返済」は、融資に対する返済方法で、一定の条件を満たすことで、親のローンを子供が引き継ぎ返済する商品です。これにより、親の規定年齢を超えるような返済計画も子供が継いで返済するため可能となります。また、親の年齢にかかわらず、子供の年齢が返済期間に影響を与える方法で、設定も子供の年齢で行ないます。子供が後継者となるため連帯債務者に指定され、主たる債務者である親が返済能力を失ったとみなされたときに、子供が返済をするという考え方に基づいています。
建築の設計について

建築用語「一般図」とは?

一般図とは、設計全容の理解を容易にするために作成される意匠図における、配置図、平面図、立面図、伏図の総称である。 縮尺は100分の1程度で、平面図、伏図の場合は一枚の図面に1棟ごとの各階の全容を書き込み、断面図、立面図の場合は一枚の図面に正・側・背面の全容を書き込む。 これにより、各構成部材の位置関係、建物の1棟ごとの形状などが理解できる。また、特定のテーマを持たず、地形や地名、河川や交通路などの情報を描いた地図も一般図であり、国土地理院が発行する地形図も、一般図と言ってよい。 この場合、縮尺は表示する内容により異なる。一般図は、特定のテーマにそって詳しい情報を盛り込む主題図を作成する際に、その元となる地図にもなる。
建材と資材について

接合金物とは?種類や用途を解説

接合金物の種類は、接合する部材や場所によって異なります。一般的な接合金物には、以下のようなものがあります。・L字型のかど金物L字型に曲げられた金物で、柱と梁、梁と梁などを接合する際に使用されます。・T字型のかど金物T字型に曲げられた金物で、柱と梁を接合する際に使用されます。・羽子板ボルト片側に突起があり、もう片側に雌ねじが切られたボルトで、柱と梁、梁と梁などを接合する際に使用されます。・山形プレート山形に曲げられた金物で、柱と梁、梁と梁などを接合する際に使用されます。・ホールダウン金物柱の根元に埋め込まれる金物で、柱が地震や強風によって倒れるのを防ぐために使用されます。・短冊金物短冊状に曲げられた金物で、柱と梁、梁と梁などを接合する際に使用されます。
建築の設備について

ロスナイとは?全熱交換式の換気装置を徹底解説

ロスナイとは、三菱電機が製品化した全熱交換式換気装置のことです。ロスナイは、換気時に熱回収により室内の暖かさや涼しさを保持したまま空気だけを交換することが可能です。これにより、約5〜8割の熱エネルギーを回収することができ、夏・冬の冷暖房負荷を軽減することができるのです。ロスナイの仕組みは、紙の持つ熱と湿度を通す性質を利用して、室外へ出ていく空気と室内へ入っていく空気の間で熱の交換を行なうというものです。ロスナイは、1台で排気・吸気を同時に行なうことができるため、計画換気に用いられています。また、ロスナイには、空気清浄換気機能など、様々なフィルターをラインナップして、高機能な換気を実現している製品もあります。
建築の基礎知識について

建築用語「田植え」とは?その意味と注意点

田植えとは、コンクリート打設が完了してから、完全に固まる前に差し筋やアンカーボルトを差し込む手法のことです。差し込む動作が田植えの動作と似ていることからこのような名前が付いている。しかし、田植えを行なうと鉄筋の周りに気泡が生じ、鉄筋とコンクリートの付着力が低下することから、避けるべき手法とされています。また、田植え式では正確にアンカーをセットするのが難しく、所定の定着長さを取りにくくて粗雑な仕事になってしまうため、推奨されません。したがって、コンクリート打設前に、アンカーボルトなどを先に固定しておくことが重要であり、やむを得ない理由により、あとから鉄筋を刺す必要がある場合には、コンクリートが完全に硬化してから、構造計算上無理のない範囲で穴を空けるなどして対応する必要があります。
その他

クロルピリホスとは何か

クロルピリホスとは、有機リン酸化合物のひとつで、シロアリ駆除など殺虫剤に用いられる薬品のことである。コリンエステラーゼ阻害作用を持ち、住宅の土台や柱に対して吹き付けておくことで、シロアリ駆除をすることができた。しかし、シックハウス症候群がクローズアップされるようになり、原因物質として指定されたことから2003年の建築基準法改正で居室を持つ建物には使用することができなくなった。頭痛や吐き気、目の痛みなどの症状が出る可能性が指摘されており、農薬としても残留性が高く、野菜に残ってしまうことも問題であることから使用するべきではない。輸入野菜の中には、クロルピリホスが基準値を上回る残留濃度を示し、大きなニュースになることもある。
関連法規について

屋上緑化とは?メリットと施工方法を解説

屋上緑化とは、家屋やビルなどの建築物の屋根や屋上に、植物を配置することで緑化を図ることです。 期待される効果は植物による建築物の断熱、景観の向上、防音性の向上などです。また、「屋上緑化」と同時に、屋上スペースを生かす形で、屋上庭園として活用するケースも見られます。 実際に「屋上緑化」するには、いくつかの条件をクリアする必要があります。屋根・屋上には厳重な防水が必要で、かつ伸びてくる根については防根シートなどを配さねばなりません。植物に対しては、水の供給をどのようにするかという問題があることと、土壌の質の維持が必要です。また、重い土や水を建築物の最上部にのせることを考えると、建物には重量に対する十分な強度が必要です。
住宅の部位について

オットマンとは?便利なフットスツールの活用法

「オットマンの歴史と由来」オットマンは、もともと数人が座れる背もたれや肘掛けのない張りぐるみの椅子のことを指していました。英語では“Ottoman”と表記し、「オスマン帝国(オスマントルコ)」を意味しています。オスマントルコでは、背もたれがないベンチのような長椅子が使用されており、18世紀の後期になるとこれがイギリスへと伝わり、「オットマン」と呼ばれるようになりました。イギリスでは、当初は背もたれのない椅子やソファを意味していましたが、その後、足を伸ばして座るために椅子やソファの付属品として使用される、足をのせる台のことを指すようになりました。
建築の工法について

外断熱で快適な住まいを実現

外断熱とは、断熱工法のひとつで、主にコンクリート製の建物において、構造体の外側から、パネルタイプなどの断熱材全体を覆う断熱工法のことである。 「内断熱」が住宅の構造体の間に断熱材を詰めるのに対し、構造体の外側に断熱材を貼る断熱工法を外断熱という。内断熱に比べて、メリットが多い反面、日本ではまだ汎用工法が確立されておらず、コストがかかります。
建築の基礎知識について

フーチングとは?基礎全体を水平に安定させるために重要な要素

建築において、フーチングは布基礎の底辺部のことです。布基礎は、T字を逆さまにしたような形の断面形状の鉄筋コンクリートが連続して設けられた基礎のことです。 フーチングは、地耐力50kN/㎡以上で450㎜の幅が標準となっており、厚さは150㎜以上、根入の深さは240㎜です。寒冷地の場合は凍結深度よりも深くする必要があります。フーチングの主な役割は、基礎全体を水平に安定させ、地盤の支持力を高めることです。 これは、基礎の沈み込みを防止するのに役立ちます。また、床下一面に防湿シートやコンクリートを敷くことで地面から上がってくる湿気を防ぐことが可能となります。
住宅の部位について

ワークトライアングルを徹底解説!キッチンレイアウトのポイントとは

ワークトライアングルとは、キッチンでシンク、冷蔵庫、コンロを結ぶ作業動線のことで、この三つの機器がバランスの取れた距離で配置されていると、効率的に作業を進めることができます。 一般に主要構成機器であるシンク、コンロ、冷蔵庫の3点を平面図で見た際に、側面の中心位置を頂点とする三角形のことです。ワークトライアングルを基調としたこれら三つの機器の配置がキッチンレイアウトのポイントになります。 ワークトライアングルの3辺の合計が長すぎたり、3辺の長さにばらつきが大きかったりすると、人間工学の観点から作業効率が損なわれると言われています。一般に3辺の合計が3.6m〜6.6m程度になるのが望ましいです。
住宅の部位について

ファサードとは?建物の顔としての役割とデザインの重要性

マンションにおいて、ファサードは建物の顔であり、ステータスの象徴と言えます。高さ、構造などにより、特徴的なデザインが駆使され、気品、斬新性、重厚感、落ち着きといったそれぞれの建物の個性を追求されており、また、街並みとの調和、植栽などとのコーディネイトも考慮されています。特にタワーマンションや大型マンションの場合、町の景観に大きな影響を与えるため、ファサードのデザインは非常に重要な要素となります。ファサードのデザインによって、建物の印象は大きく異なり、街の景観にも影響を与えます。また、ファサードはマンションのステータスを象徴する部分でもあり、マンションの価値を左右する重要な要素の一つです。
建材と資材について

建築用語『防腐材』って何?

木材を守る防腐材とは?木材を守るために薬剤によって防腐処理を施した材のことを「防腐材」と呼びます。防腐材に含まれる薬剤は、クロムやヒ素系、銅などです。木材を腐朽菌による生物劣化から防ぐ働きがあり、防腐処理することで木材の寿命を延ばすことができます。防腐材は、主に2種類の処理方法があります。1つは、あらかじめ工場で薬剤を加圧注入する方法で、もう1つは、現場で塗布する表面処理方法です。防腐材の処理方法は、木材の使用目的や環境に合わせて選択することができます。
その他

RMBSって何?基礎知識と仕組みを解説

RMBSの仕組みRMBS(ResidentialMortgageBackedSecurities住宅ローン担保証券)とは、住宅ローン債権を担保として発行される証券のことです。証券を買った投資家は、住宅ローンの償還金や利子を受け取ることができます。RMBSの発行は、まず、銀行や住宅金融会社などが住宅ローンを個人に貸し付けます。その後、銀行や住宅金融会社は、これらの住宅ローンを証券化して、投資家向けに販売することができます。住宅ローン債権の証券化とは、住宅ローン債権を束ねて、投資家が購入しやすいようにパッケージングすることです。住宅ローン債権の証券化は、住宅金融システムの活性化や、住宅ローン金利の引き下げに貢献するといわれています。
建築の設備について

機械換気とは?種類や仕組みを知って快適な住まいを実現

機械換気とは、ファンなどの機械を設置して強制的に換気を行なうことであり、建築基準法では居室には常に換気ができる機械換気設備の設置が義務付けられている。機械換気の方式は様々であり、機械給気、機械排気の組み合わせの第1種、機械給気、自然排気の第2種、自然給気、機械排気の第3種という分類がある。この中で、第2種機械換気設備は、2003年の改正建築基準法の施行により使用が禁止された。機械換気の対義語は自然換気であり、自然換気は室内外の温度差によって生じる空気の密度差を利用した重力換気と、風圧力を利用する風力換気がある。自然換気は機械換気と異なり動力を必要としない利点があるが、条件によっては期待した換気量を確保できない場合があるのが欠点である。
その他

インカムゲインの基礎知識

インカムゲインとは、主に投資や資産運用などでの運用益を指す言葉で、株式や不動産の所有によって得られる利益のことである。具体的には、マンションやアパートなどを所有した場合に、得られる家賃収入は「インカムゲイン」となる。家賃収入は、安定した収入であり、長期的に資産を形成することができる。専門家によっては、この「インカムゲイン」こそ、不動産の本来の価値であり、望ましい運用方法であるという見方をする人も多い。
建築の設計について

実施設計図書とは?~建築業界の細かすぎる設計図~

実施設計図書とは、工事の実施に必要で、施工者が積算書、施工図を作成するのに必要な設計図のことです。具体的には、意匠図、構造設計図、建築設備図などがあります。実施設計とは「詳細設計」とも呼ばれ、実際の工事や積算に使用される図面のことを表します。基本設計図が100分の1であるのに対して、実施設計図書は、細部を図面に描き込む必要があるため、縮尺は50分の1にしたものが多いです。棚板の数、家具の大きさや高さ、コンセントの位置や数、インターネットのLANの位置、照明器具などの住宅設備のすべてが細かく図面に描かれたものです。そのため、実施設計図書の作成には2~3か月かかるのが一般的です。
建材と資材について

フランス丁番の基礎知識とメリット

建築用語『フランス丁番』とは、ドアを閉めると軸部分だけが見える丁番のことです。特徴として、軸をくるんでいるナックルが2管でできているため、ドアを開いた状態であれば、扉を持ち上げるだけで簡単に外すことができます。簡単に取り外すことができるため、何かあったときもメンテナンスが容易となります。これは、継ぎ手が1カ所しかないという構造になっているというところが大きいです。このフランス丁番という名前は、もともとフランスで使われていた物であり、輸入して日本に入ってきたことから呼ばれるようになりました。丁番自体は日本でも古くから使われてきた物であり、ヒンジと呼ばれることもあります。これは、英語のhingeからきており、同じ物を意味します。
建材と資材について

黒ずみ防止カーテンで清潔感ある空間づくり

黒ずみ防止カーテンとは、汚れやほこりを付きにくくし、黒ずみを防止した機能カーテンのことです。 汚れ自体も落としやすく、洗濯機で洗うことができます。黒ずみの原因は乾燥性の汚れであり、こうしたものを寄せ付けないことが重要なポイントです。黒ずみ防止カーテンでは、振り払うだけで落とすことができるため、ほこりなどがついても定着させないようにできています。白っぽさを保つため、部屋の雰囲気も清潔に保つことができます。黒ずみ防止カーテンは、防汚加工をしている他、表面に存在する凸凹をできる限りなくしていくことで、汚れが引っかかって定着することも防いでいます。そのため、洗濯も簡単です。カーテンを清潔に保つことで、部屋の空気もきれいに保つことができます。
建築の基礎知識について

優雅さと軽快さを兼ね備えたクィーンアン様式の建築

クィーンアン様式とは、18世紀前半のイギリス女王であったアン王女時代に成立した家具の様式のことです。オランダからの影響を受け、優雅な様式の家具を生み出していき、だんだんとフランスの影響を受けるようになり、ロココ風に変化していきました。曲線の多用によって優雅でありながらも軽快なデザインとなるのが特徴です。また、豪華すぎない装飾を好んでいたこともあり、古典的なデザインを見ることができます。漆塗りも行なわれており、東洋的な技法が入ってきていたことが見て取れます。クィーンアン様式は建築にも用いられ、不規則なデザインが流行するきっかけとなりました。イギリスでのクィーンアン様式は、レンガで作られたが、アメリカに渡ると木造となったことで、異なる印象を作り出しましたが、古き良き時代の建築として現在でも人気があります。
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