内装工事

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住宅の部位について

内装工事

内装工事とは、壁、天井、床など室内の仕上げ工事のことである。 建物内部の仕上げ工事の内容から、木工事、左官、屋根、タイルなどの他の工事で計上されるものを除いた、建物内部の工事のほぼすべてを表す。天井、壁面の塗装、クロス張りといった仕上げ工事、フローリング貼りといった床面仕上げ工事、また建具や造作家具といった工事が内装工事に当たる。天井や壁では石膏ボード、合板、繊維板、金属板、クロス、壁網などを用いて、床にはカーペット、プラスチック、フローリング、タイルクッションフロアなどを用いて仕上げる。畳敷きや開口部のカーテンやブラインドも内装工事に含む。最近の仕上げ材は加工技術やプリント技術の進化によって、素材、テクスチュア、色の組み合わせなどについて変化に富んだものが多数製品化されている。
住宅の部位について

建具工事とは?

建具工事とは、住宅の開口部に用いられる建具の製作や吊り込み、建具金物の取り付け、調整などの工事の総称です。金属製の建具取り付け工事、金属製カーテンウォール取り付け工事、サッシ取り付け工事、自動ドア取り付け工事などを含みます。金属製建具には、スチール製のドアやアルミサッシ、ガラスなどがあります。木製建具は、襖(ふすま)や障子などです。建具工事は仕上げ工事のひとつであり、内装工事のあとにこれらの建具を取り付ける工事が行なわれます。建具工事の工事費用は、全体の5%から6%ですが、部屋数やコストのかかるデザインドアの数により、費用は上下します。建具工事は、建設業許可制度上の28業種のうちの、専門工事の1種です。
建築の工法について

洗い工事と仕上がりの重要性

洗い工事とは、美装工事のことです。内装工事が完了し、照明や衛生陶器などの取り付けが終わって、引き渡しの段階に入った時点で、すべての場所で清掃やフロアのワックスがけなどの工事を行います。洗い工事を行うことによって、最終引き渡しに入ることができます。実際に、工事が行われている間には、さまざまなほこりや汚れが発生するため、常に掃除は行なっていかなければなりません。しかし、引き渡しという段階で考えた場合には、こうした掃除とは違ったレベルの仕上がりが必要となります。
建材と資材について

内装材とは?種類と選び方

内装材とは、内装に使用される材料のことで、用途に合わせて様々なものが使われている。 内部は構造部材が見えたまま仕上げる場合を除き、内部から見えないように下地を含めた材料を内装材と呼ぶ。下地に使われるものや仕上がりを重視したものもある。インテリアとして考えられることが多いが、安全で快適な生活環境を作るために、難燃性や不燃性といったことも求められている。素材は天然素材から合成素材まで多岐にわたるが、シックハウス症候群などの問題から、ホルムアルデヒドの発散量に応じて等級が決められており、使用範囲に関して制限が設けられるようになった。 内装材の種類には、壁紙、床材、天井材、建具、タイル、塗料、ガラス、布地などがある。
建築の施工について

多能工とは?建築業界で求められるオールマイティな技能者

多能工とは、建設現場において特定の職種に限らず、様々な仕事をこなすことができる技能者のことです。これに対し、一人ひとりがひとつの職務だけを受け持つ技能者を単能工と呼びます。内装工事など、様々な作業が必要な現場では、多能工は非常に重要視されています。多能工のメリットとしては、作業の効率化が挙げられます。現場には、様々な仕事があり、それぞれの職種がバラバラに行動していると、作業の流れが滞ってしまいます。多能工は、一つの職務にこだわらず、様々な仕事を行うことができるため、作業の流れをスムーズにすることができます。また、多能工は、様々な仕事をこなすことができるため、様々な現場に対応することができます。これにより、現場間の移動が少なくなり、経費削減にもつながります。多能工のデメリットとしては、個人のスキルが伸ばしづらいことが挙げられます。多能工は、様々な仕事を行うため、一つの職務に集中することができません。そのため、個人のスキルが伸ばしづらいという側面があります。また、多能工は、一つの職務に特化していないため、専門性が高くないという側面もあります。多能工化とは、建設現場の人材を多能工として教育、訓練する仕組みのことです。多能工化を進めることで、一人ひとりが標準作業、品質確保、異常への即応、作業改善、簡単な保全、作業指導等をこなせるようになります。これにより、生産性の向上やコスト削減などが期待できます。
建材と資材について

軽量鉄骨とは何か?基礎知識を解説

軽量鉄骨は、厚さ6mm未満のスチール製の建築資材で、さまざまな建築シーンで使用されています。アパートや賃貸マンションの内装工事によく使われており、中が空洞で軽量なため、切断加工も容易です。また、日曜大工やDIYでの使用も可能で、内装の間仕切り柱やエクステリアに使用されることもあります。軽量鉄骨は、多くのメリットを備えています。まず、軽量であるため、搬送や設置が容易です。また、切断加工が簡単で、現場での加工にも対応できます。さらに、耐震性や耐火性に優れており、安全性の高い建築物を実現できます。ただし、軽量鉄骨には、デメリットもあります。最大のデメリットは、強度が低いことです。そのため、大規模な建築物や、荷重のかかる部分には使用できません。また、サビに弱いという性質もあります。屋外で使用する場合には、適切な防錆対策が必要です。
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