壁紙とは？種類や特徴を解説

壁紙とは？種類や特徴を解説

壁紙の種類

壁紙の種類

壁紙には、紙、布、合成樹脂、無機質など、さまざまな種類があります。

紙壁紙は、最も一般的な壁紙で、和紙や洋紙で作られています。価格は安価で、柄や色が豊富なのが特徴です。
布壁紙は、織物や不織布で作られています。独特の風合いと高級感があり、価格は紙壁紙より高くなります。
合成樹脂壁紙は、塩化ビニールやポリエステルなどの合成樹脂で作られています。耐久性と防水性に優れており、表面加工によってさまざまな質感や柄を表現することができます。
無機質壁紙は、珪藻土やガラス繊維など、無機質材料で作られています。耐火性と調湿性に優れていますが、施工が難しく、価格は高くなります。

壁紙の特徴

建築用語である壁紙とは、壁面の装飾に使われる紙のことです。壁紙は、壁面を保護することによって、保温や断熱効果も得られるため、補強としての意味合いもあります。壁紙は、仕上げ材として使われることがほとんどのため、カラーやデザインも様々です。

壁紙は、石膏ボードや下地の上から貼り付ける物の総称であり、合成樹脂でできたシートも壁紙と呼びます。紙でできた壁紙は、和紙で作られた物を利用することもありますが、防火性という面では劣ります。布系の壁紙には、織物と不織布があり、独特の雰囲気を持ちます。

合成樹脂製の壁紙は、一般的に使用されているもので、様々な樹脂が使われており、立体感も出しやすいのが特徴です。無機質系の壁紙も販売されていますが、接着剤を用いるため、ホルムアルデヒドが発生することから、ハウスシック症候群の問題が出てきます。

壁紙の選び方

壁紙を選ぶ際には、部屋の用途や、面積、採光、家具の色やスタイルなどに合わせてデザインやカラーを選ぶようにしましょう。

壁紙には、無地、柄物、ストライプ、レンガ柄など、さまざまなデザインやカラーのものが販売されています。また、防水性能や、防カビ性能、消臭効果などの機能性壁紙もあります。

壁紙を選ぶ際には、まず、部屋の用途を考えましょう。例えば、リビングなら、明るく華やかなデザインの壁紙がおすすめですし、寝室なら、落ち着きのあるデザインの壁紙がおすすめです。

また、部屋の面積を考慮することも大切です。狭い部屋には、柄物や濃い色の壁紙を選ぶと、圧迫感を与えてしまうことがあります。逆に、広い部屋には、柄物や濃い色の壁紙を選ぶと、部屋を華やかに見せることができます。

さらに、部屋の採光も考慮しましょう。明るい部屋には、淡い色の壁紙がおすすめですし、暗い部屋には、濃い色の壁紙がおすすめです。

最後に、家具の色やスタイルも考慮しましょう。家具の色やスタイルに合わせて壁紙を選ぶと、部屋に統一感が出ます。​

壁紙の貼り方

壁紙の貼り方は、壁紙の種類や下地の状態によって異なります。

壁紙の種類によって、貼り方は異なります。紙製の壁紙は、水で糊を溶いてから貼りますが、ビニール製の壁紙は、糊が塗られた状態になっているので、水で濡らす必要はありません。

下地の状態も、壁紙の貼り方に影響します。下地が平らで滑らかな場合は、壁紙を貼る前に下地処理をする必要はありませんが、下地が凸凹している場合は、下地処理をして平らにする必要があります。

壁紙を貼る前に、下地をきれいに掃除しておきます。下地が汚れていると、壁紙が剥がれやすくなります。下地が平らで滑らかな場合は、壁紙を貼る前に下地処理をする必要はありませんが、下地が凸凹している場合は、下地処理をして平らにします。

壁紙の貼り方手順

1.壁紙を貼る前に、下地をきれいに掃除しておきます。下地が汚れていると、壁紙が剥がれやすくなります。
2.下地が平らで滑らかな場合は、壁紙を貼る前に下地処理をする必要はありませんが、下地が凸凹している場合は、下地処理をして平らにします。
3.壁紙を貼る前に、壁に糊を塗ります。糊は、壁紙の種類によって使い分ける必要があります。
4.壁紙を壁に貼っていきます。壁紙を貼るときは、上から下に向かって貼っていきます。
5.壁紙を壁に貼ったら、ヘラを使って壁紙を平らにならします。
6.壁紙を貼ったら、壁紙の端をカッターで切ります。