パーティションとは?オフィスやトイレ等で使用される間仕切りのこととは?
建築物研究家
パーティションとは、間仕切りのことだよ。部屋の仕切りや衝立、あるいはそれらによって分けられた空間のことをさすよ。
建築を知りたい
なるほど。パーティションは、部屋を仕切るために使うものなのですね。
建築物研究家
その通りだよ。パーティションは、オフィスや店舗など、様々な場所で用いられているよ。例えば、オフィスでは、パーティションを使って、執務スペースを区切ったり、会議室を作ったりすることができるんだ。
建築を知りたい
わかりました。パーティションは、空間を有効活用するために便利なツールなのですね。
パーティションとは。
パーティションとは、部屋の間仕切りのこと。オフィスでは、模様替えや引越しなどの際に、使用環境に応じて柔軟に対応できる間仕切りのことをさすことが多い。また、トイレの個室間の間仕切りや、箪笥の引出しの中の仕切りもパーティションと呼ばれる。
床から天井まであるような背の高い間仕切りのことをハイパーティションと言う。スチールやアルミニウムでできているパーティションは、不燃性があり、遮音性にも優れている。商品によっては、内部に配線を通すことも可能で、スイッチなどの器具を付けることもできる。
パーティションとは?
建築用語『パーティション』とは、間仕切りのことを指します。部屋を区切るための壁や衝立、そしてそれらによって分割された空間のことを意味し、パーティションウォールと呼ばれる場合には特に間仕切り壁を指します。パーティションは、オフィス等の模様替えや引越し等の際に、使用環境に応じて柔軟に対応できる間仕切りのことを指すことが多く、トイレの個室間の間仕切りなどもパーティションに分類されます。また、箪笥の引出しの中で仕切りを付けることもパーティションと呼びます。
パーティションの種類
パーティションの種類
パーティションは、その構造や素材、用途によってさまざまな種類があります。最も一般的なのは、金属製のフレームに石膏ボードや合板をはめ込んだパーティションです。メタル系、木質系、ガラス系などがあり、それぞれに特徴を持っています。
メタル系パーティションは、スチールやアルミニウム製のフレームに石膏ボードや合板をはめ込んだパーティションです。強度が高く、遮音性にも優れています。また、不燃性なので、火災にも強いのが特徴です。ただし、木質系パーティションやガラス系パーティションに比べると、重量があり、設置や移動が大変です。
木質系パーティションは、木製のフレームに石膏ボードや合板をはめ込んだパーティションです。メタル系パーティションに比べると、軽量で設置や移動が容易です。また、木製の自然な風合いが人気です。ただし、メタル系パーティションに比べると、強度や遮音性が劣ります。
ガラス系パーティションは、ガラス製の壁やパネルで構成されたパーティションです。透明感があり、空間を広く見せることができます。また、採光性に優れているのも特徴です。ただし、メタル系パーティションや木質系パーティションに比べると、強度や遮音性が劣ります。
パーティションのメリット・デメリット
パーティションのメリット・デメリット
パーティションは、間仕切りや衝立、あるいはそれらによって分けられた空間のことですが、オフィスなどでは、模様替えや引越しなどの際に、使用環境に応じて柔軟に対応できる間仕切りのことをさす場合が多いです。パーティションのメリットとしては、ローコストで設置できる、設置や撤去が容易である、スペースの有効活用ができる、プライバシーや防音性を確保できる、デザインや機能が豊富で設計の自由度が高い、などのメリットがあります。
しかし、一方でデメリットもあります。例えば、強度が低く、衝撃に弱い、遮音性が低いものもある、埃が溜まりやすい、プライバシーが確保されすぎることによるコミュニケーション不足などのデメリットもあります。パーティションを導入する際には、それぞれのメリットとデメリットを比較検討し、ニーズや目的に合ったものを選ぶことが大切です。
パーティションの選び方
パーティションの選び方
パーティションを選ぶ際には、その用途や設置場所、予算など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
用途に合わせて、パーティションのタイプやサイズ、素材などを選択しましょう。
オフィスであれば、遮音性や耐火性に優れたパーティションが適しています。
プライバシーが必要な場所であれば、不透明な素材のパーティションを選びましょう。
また、設置場所に合わせて、パーティションのサイズや形状を調整する必要があります。
パーティションの素材も、その用途や設置場所によって異なります。
一般的には、スチールやアルミニウム製のパーティションが人気です。
スチール製は、遮音性や耐火性に優れていますが、重量が重く、価格も高くなります。
アルミニウム製は、スチール製よりも軽量で安価ですが、遮音性や耐火性はやや劣ります。
また、パーティションを設置する際には、電気や配線の工事が必要になる場合があります。
その場合は、電気工事士や配線工事士などの専門業者に依頼する必要があります。
パーティションの施工方法
パーティションの施工方法は、大きく分けて2つあります。 1つは、壁に穴を開けて柱を立てて、その柱にパネルを取り付ける方法です。もう1つは、壁に穴を開けずにパネルを直接取り付ける方法です。前者の方法は、より頑丈なパーティションを施工することができますが、壁に穴を開ける必要があり、施工に時間がかかります。後者の方法は、壁に穴を開ける必要がなく、施工も簡単ですが、前者の方法に比べて強度が劣ります。
パーティションの施工方法を選択する際には、パーティションの用途や強度、予算などを考慮することが大切です。 また、パーティションを施工する際には、専門の業者に依頼することが望ましいです。