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建築の工法について

城郭における乱積みの役割

乱積みとは、大きさの異なる石を積み上げる石積みの方法で、平らたく切り出した石だけでなく、自然石の平石も用いて積み上げていく。方向も様々な組み合わせにすることから、乱層積みとも呼ばれている。安土桃山時代以降にはじめられたと考えられており、それ以前には石積み自体があまり見られない。城を築城することを考えると、こうした乱積みは目地がそろわないことからも、縦方向だけではなく、横方向に対する強度も発揮させることができる。力も分散させることができるようになることから、多くの城で用いられた。布積みよりも乱積みのほうが、言葉からは乱雑に見えるが、高い技術がなければ成立しない
建材と資材について

のろとは?建築用語の解説と施工方法をご紹介!

のろとは、セメントまたは石灰を水に溶かしたセメントペーストのことです。ここに砂を加えた物はモルタルと呼び、とろとも言う。流動性を高めて注ぎ込む場合にはとろと言われ、水気を少なくして塗り付ける場合にはのろという場合が多い。また、あま掛けという場合もあります。のろは、左官工事の下地や床のタイル張りの下地として用いられます。また、のろを刷毛で塗ることをのろ引きと言い、下地調整や仕上げなど様々な部分で行なわれます。樹脂を混ぜた樹脂のろを用いる場合もあります。一方とろは、敷きとろとして石やタイルの下に敷かれる場合が多いです。また、床に敷かれた石と石の間に流し込んで、目地のように石を固定するのにも用いられます。
その他

アーバンスプロールとは?

アーバンスプロールとは、都市部が非計画的で無秩序に周辺に広がっていく現象のことを指します。これは、人口増加や経済成長に伴う都市部の拡大が、適切な計画や管理なしに行われることで発生します。アーバンスプロールは、様々な問題を引き起こします。まず、都市部の交通渋滞や大気汚染が悪化します。また、緑地が減少することで、野生生物の生息地が失われるという問題もあります。さらに、都市部の拡大に伴い、生活コストが上昇するということも少なくありません。アーバンスプロールを解決するためには、都市部の拡大を抑制する必要があります。そのためには、都市計画を適切に行い、都市部の周辺に緑地帯を確保することが重要です。また、公共交通機関を整備し、自動車への依存を減らすことも有効です。
建材と資材について

施釉タイルとは?タイルの基礎知識

施釉タイルとは、釉薬を施したタイルのことです。釉薬はガラス質の材料であり、無釉タイルに塗布して焼き上げます。釉薬には顔料が含まれているため、タイルの色合いを調整することができます。白地のタイルと酸化分や鉄分などの含まれている有色素地のタイルがあり、それぞれに色合いが異なります。釉薬は施釉タイルにとって重要な役割を持ち、焼成して初めて色が引き出されていきます。酸化と還元によって、同じ釉薬を使っていても、大きく色が異なります。酸化は、窯の通気を高めて酸素を供給する方法であり、還元は酸素を抑制していくことで、酸化している金属から酸素を取り除き呈色します。酸化は安定している反面、還元は不安定なため、予想できない色合いが出てくることがあり、これが良さになっています。
住宅の部位について

リクライニングチェアのすべて

リクライニングチェアとは、背もたれの角度が調整でき、足掛け台の付いた椅子のこと。 背もたれと共に座面の傾斜が変わるものや、ダイヤルやレバーで角度を固定しない可動域があるものもある。ランバーサポートは背骨のS字カーブを支えるもので、上下に動かして調整する。アームレストによって首や肩への負担を軽減できキャスター付きのものも多いため、オフィスや仕事部屋などで使用される。
建材と資材について

一文字瓦:軒先をすっきりさせる美しい瓦

一文字瓦(「一文字瓦」とは、軒先側の下端が一直線に並ぶように作られた瓦のこと。前垂れ下端が直線になるように作られている軒先瓦だ。一文字瓦は、一文字唐草と呼ばれることも。直線にそろえるということは、微妙な調整が必要となり、高い技術が要求される。)』とは、軒先側の下端が一直線に並ぶように作られた瓦のことです。前垂れ下端が直線になるように作られている軒先瓦であり、一文字唐草と呼ばれることもあります。直線にそろえるためには、微妙な調整が必要となり、高い技術が要求されます。
建材と資材について

木材を有効活用する『木取り』とは?

木取りとは、原木から製材するときに、どんな材とするのかを考え製材することです。適材を考えて製材を進めていくため、無駄を最小限にすることが重要であり、木理を考慮しながら切り出していくことになります。原木から柱や梁、板を取っていくことになりますが、それぞれ使用箇所が違うため必要とされる性能も違うのです。木取り次第では、節の問題なども出てくるため、木材としての値段も変わってくることになります。製材する段階での墨打ちとも呼ばれますが、伐採する段階で用途は大きく制限されていくことになることからも、木取りとよばれることが多いのです。
建築の基礎知識について

摩擦杭とは何か?その種類と使い方

摩擦杭とは、節のついた杭のことで、節により摩擦抵抗を高めた杭のことです。杭基礎で支持層が安定していない場合に使われます。先端を支持層まで到達させず、主として杭の側面と地盤との間に働く周面摩擦力によって荷重を支えます。地耐力と荷重がお互いに働き、バランスを保っている状態なので、基本的に摩擦杭は支持層が深いところにないと使用できません。支持層の深さによって、杭の種類が変わり、軟弱な地盤でもある程度支持層がしっかり安定している場合は、「支持杭」方式で工事を進める。摩擦杭とは反対に支持層が安定していなければ支持杭を利用することはできません。
建築の基礎知識について

コンストラクションキーとは?使い方や種類を詳しく解説

コンストラクションキーとは、工事中の間だけ使用する鍵のことです。工事の管理用に鍵を作るのが一般的ですが、工事完了後には、シリンダーや錠自体を交換することになってしまいます。これを防ぐために、コンストラクションキーを解除することによって対応できるシステムのことを指します。コンストラクションキーは、一般的には、それぞれに合った子カギを使うことによって、コンストラクション装置が自動的に解除されるようになっています。さらに、のちに管理用マスタキーを用意できる物もあります。また、リフォームなどのときにもよく使われており、施主に今後使うことになるオリジナルキーを渡しておくことによって、安全性を高めることができます。もし施主に、目の前でコンストラクションキーが無効になった状態を確認してもらうことができれば、さらに信頼性が高まるでしょう。
住宅の部位について

ワードローブ:あなたのファッションスタイルを完成させるための秘密兵器

ワードローブとは、衣装戸棚や洋服箪笥のことを指します。そこから転じて使われるようになった個人の持ち衣装や、ファッションスタイルを完成させるために必要な服飾アイテムを指す場合もあります。洋服箪笥としての「ワードローブ」の素材は木製、金属製など様々です。デザインも、カントリー調、アンティーク調、スタイリッシュな物、シンプルな物などバリエーション豊か。一般的な「ワードローブ」には、洋服をハンガーに掛けて吊るすことのできる棒が備え付けられていますが、畳んだ服を入れる棚や仕切りのあるタイプもあります。また、小物類をしまうための引出しが付いている物や、収納してある衣服などをその場でチェックできるように鏡が付いた物なども販売されています。
建築の基礎知識について

眠り目地とは?目的と施工方法を解説

眠り目地とは、石張りで同じ材料同士を隙間を空けずに突き合わせて施工する際の継ぎ目のことです。突付け目地や盲目目地とも呼ばれます。石積みの擁壁などに多く見られる目地であり、擁壁の場合、目地材を入れるとその強度に擁壁の強度が左右されてしまいます。それを避けるために眠り目地が用いられます。石から石へ直接荷重が伝わるため強度が高いのが特徴です。眠り目地には逃げがないため、高い石の寸法精度が求められ、非常に高度な張り方と言えます。タイルなど、化粧材も眠り目地にする場合もあります。レンガやタイルなどが手作業で作られていた時代には微妙なサイズのばらつきが出るのが当然だったため、目地で位置を調節するのが一般的でした。しかし、工場生産で均一な大きさの物が大量生産されるようになってからは、デザイン性を重視して目地を小さく、あるいはなくすようになりました。
住宅の部位について

マンションの修繕積立金ってなに?

修繕積立金とは、マンションの大規模な修繕工事を行なうために、計画的に積立金を積み立てていく制度のことです。マンションは、築年数が経過すると、外壁や屋上、共有部分などの劣化が進み、大規模な修繕工事が必要となります。これらの工事には多額の費用がかかるため、予算を工事実施時に一度に支出するとなると、各区分所有者の負担が大きくなってしまいます。そこで、あらかじめ計画的に積立金と言う形で積み立てておくことで、各区分所有者の負担を軽減することができます。修繕積立金は、毎月の管理費とは別に管理組合に支払うのが一般的です。修繕積立金の額は、マンションの規模や築年数、修繕計画などによって異なります。
関連法規について

敷地利用権とは何か?

敷地利用権の種類敷地利用権には、所有権、賃借権、地上権の3種類があります。所有権は、建物の敷地を所有する権利です。賃借権は、建物の敷地を一定期間借りて使用する権利です。地上権は、建物の敷地の上に建物を建てる権利です。所有権は、敷地利用権の中で最も強い権利です。所有者は、建物を自由に処分したり、賃貸したりすることができます。賃借権は、所有権よりも弱い権利ですが、賃借人は、一定期間の間、建物を自由に使用することができます。地上権は、賃借権よりも弱い権利ですが、地上権者は、建物の敷地の上に建物を建てることができます。敷地利用権の種類は、建物の区分所有等に関する法律(区分所有法)によって定められています。区分所有法は、建物を区分所有して、それぞれを独立した所有権として扱うことを可能にする法律です。区分所有された建物の敷地は、各区分所有者が敷地利用権を有することになります。敷地利用権の割合は、通常、専有部分の床面積の割合によって決まります。専有部分は、各区分所有者が専用に使用できる部分です。敷地利用権の割合が高いほど、専有部分の面積が大きくなります。敷地利用権は、専有部分の所有権と分離することはできません。つまり、専有部分の所有権を譲渡したり、担保に供したりするときは、敷地利用権も同時に譲渡したり、担保に供したりしなければなりません。
建材と資材について

輸入材・国産材について

輸入材とは、外国から輸入された木材のことです。それに対して国産材とは、日本国内で生産された木材を指しています。近年の日本の材木需要量の年間約1億㎥のうち、7割以上は輸入材に頼っています。平地が少ない日本ゆえのやむを得ない事情である一方、国の森林を伐らずに輸入材に頼っているといった批判の声もあります。輸入材は、主に米国、カナダ、マレーシア、ロシアなどから輸入されています。
建材と資材について

耐食性とは?

耐食性とは、腐食しにくい性質、ある環境下で腐食作用に耐える性質のことです。防錆性と同義語となっています。耐食性があるというのは、通常の使用環境における平均浸食率が0.1mm/年以下の場合を言います。サビに強い金属としては、ステンレスが代表例です。ボディシェルでは、錆びを防いで、美しさを保つために電着塗装、中塗り塗装、上塗り塗装を施します。また、耐食性を上げるため、犠牲腐食をさせ本体を守ったり、酸化膜で覆ったりすることもあります。錆びると、穴あきが起こる、あるいは、板厚減少になることがあります。穴あきは、外気、水、排ガス、砂、埃、音の侵入の原因となり、板厚減少は、衝突安全、耐久強度、大荷重強度、振動、剛性、騒音などにつながります。
住宅の部位について

ヘアクラックの原因と修理方法

ヘアクラックとは、建物の外壁、内外壁、基礎などに発生する小さな亀裂やひび割れのことを指します。構造上避けられないものである外壁のコンクリートやモルタル壁などに生ずるわずかなすき間のひび割れのことで、有害度の低いものを指します。「ヘア」と言うように髪の毛程度の亀裂のことを指しますが、明確なサイズの定義はありません。一般的には、コンクリートの有害なひび割れは0.3mm以上、漏水箇所は0.2mm程度と言われているため、その幅より小さいひび割れをヘアクラックと呼ぶことが多いです。
建材と資材について

顔料とは?種類や特徴、用途を解説

顔料とは、水や有機溶媒などの溶剤に溶けない、着色用の固体粉末のことです。塗料や化粧品、プラスチックの着色剤などに用いられます。特に絵の具のことをさす場合もあります。これに対して染料は、種々の溶媒に溶ける物をさします。顔料には無機顔料と有機顔料があります。無機顔料は、天然鉱物や金属を原料として作られます。耐久性に優れており、価格も比較的安価です。有機顔料は、合成樹脂を原料として作られます。無機顔料よりも多様な色彩があり、鮮やかな発色の物が多くあります。
建材と資材について

建築用語『ポリアミド樹脂』の特徴と用途

ポリアミド樹脂とは、不飽和脂肪酸とポリアミンの反応によって得られる樹脂のことです。耐酸性、耐アルカリ性にすぐれており、各種プラスチックに対する付着性も高いという特徴があります。ただし、耐アルコール性は劣ります。その一方で、吸水性が大きいため、寸法安定性が低いという欠点があります。代表的なポリアミド樹脂には、ナイロンやナイロン66などがあります。ナイロンはアメリカのデュポン社の商品名です。合成繊維や機械部品、電機部品として用いられています。ナイロン66は吸水性が少なく、引張強度も高いことから、自動車を中心に使用量が多くなっています。
建材と資材について

下見板とは?その特徴と種類

下見板とは、外壁の仕上げに使われる板材のことです。 下見板張りに使われることが多く、板を水平に張っていく方法で、左官仕上げとともに定番の方法として外壁に使われていた。幅は15cm程度の幅広板を使うことが一般的で、少しずつ重なり合うように板を取り付けていく。重ねていくことによって、隙間を生み出さず、雨などが当たっても内部に入り込んだりしない。横羽目とも呼ばれていて、日本建築に使われるだけではなく、西洋建築にも同じような外壁の工法が存在し、イギリス下見とドイツ下見に分けることができる。古くから外壁に多用されてきた方法で、外壁として考えた場合には、合理的な方法だと言える。
住宅の部位について

サンクンガーデンとは?基礎知識と活用方法

サンクンガーデンとは、一般の道路よりも低い位置に作られる庭園のことです。半地下の広場もサンクンガーデンと呼ばれ、西洋庭園の方式のひとつであり、沈床庭園と訳す。床面を掘り下げていくが、底面だけではなく斜面にも植栽して修飾していきます。都市開発に使われていたサンクンガーデンですが、開放的な空間になることから、個人宅を含め多くの場所で用いられるようになりました。半地下にすることによって、景観を立体的にできるだけではなく、地下室に光を取り入れることから、個人宅でも有効な手法となるのです。排水に関しては、地下になることで水面が低くなるため、逆流してしまうことを考慮して設計する必要があります。
建材と資材について

クロスコーナーとは?役割やメリット・種類を紹介

クロスコーナーとは、クロスを張る際の下地として使われる物のことである。出隅壁下地補強として活用されており、火気使用等の下地不燃化処置などの問題から、合板などではなくクロスコーナーを使うことが増えている。角を取り丸くできる物もあり、こうした下地を使うことによって、不意にぶつかったりしたときの怪我を防ぐとともに、クロス自体の傷や摩耗も防げる。石膏ボードにも接着できるようになっており、簡単に下地形成ができることから、出隅部分の仕上げ以外にも、入隅部分や取り合いにも使うことで美しく仕上げることが容易である。不陸調整のためのパテの乗りを良くするために、パンチ穴があけられているタイプも販売されている。
建築の基礎知識について

圧密対策で地盤沈下を防ぐ

圧密とは、土に荷重がかかった際に、その隙間に存在していた水や空気が追い出され、土の体積が徐々に減少し、密な状態になる現象のことです。この現象が地盤で起こると地表の沈下に繋がるため、特に土の粒子の隙間が水で飽和している、やわらかい粘土地盤の場合には、上に建物を建設して圧力が加わった際に、地盤の沈下が起こりやすいです。圧密によって地盤が下がることを圧密沈下と言い、非常に長期間にわたって起こることもあります。また、圧密は土地の各部が不均一に沈む不動沈下を引き起こし、建物が傾く原因にもなり得ます。圧密沈下が予想される場所では、杭を使った基礎を用いるなどの対策をすることが重要です。
建築の基礎知識について

枯山水の魅力を徹底解説!

枯山水の起源は唐山水にあり、中国から伝わったとされています。当初は、山を模して石や砂を積み上げた「築山」でしたが、鎌倉時代以降、禅宗の普及とともに、水を使わずに水の流れや景観を表現する「枯山水」へと変化していきました。枯山水は、室町時代に全盛期を迎え、京都の竜安寺や大徳寺の大仙院などの石庭が有名です。これらは、白砂や小石を敷いて水面に見立て、石を配置して山や滝を表現しています。枯山水の簡素で抽象的な表現は、禅宗の「無」の精神を体現しており、見る人に安らぎと悟りをもたらすと言われています。
住宅の部位について

明り障子:和室の窓辺に彩りを添える伝統的な障子

明り障子は、平安時代後期から使われている障子とされており、その歴史は古くから続いています。本来、「障子」とは、ふすまを含め間仕切りや目隠し全般のことを広く指す言葉でしたが、他の障子と区別するために、明りを取り入れることができる障子を「明り障子」と呼ぶようになりました。明り障子は、格子状に木枠を作り、そこに障子紙を一方に貼ったものであることが特徴です。一方にしか障子紙を貼らないことで、明りを採ることができる構造になっています。また、明りは寒気を遮断する効果も持っているため、断熱にも一定の効果があります。明り障子には、下部に腰板が付いているものを「腰付き障子」と呼び、全面が格子組みされているものを「水腰障子」と区別しています。また、一部だけ可動式になっている「猫間障子」や、ガラスがはめられている「雪見障子」などの種類もあります。
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