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建築の基礎知識について

建築用語『出面』の意味と使い方

出面とは、職人が現場で何日間働いたかを示す言葉です。1日の仕事の人数を表すこともあります。個人単位で考える際に、出面が報酬につながるため、直接的に日当を意味する場合もあります。出面を取るという言葉が用いられることがありますが、これは出退勤を確認するという業務を指します。建設現場では、一面を「つら」と称します。そのため、出っ張っている面をさして、出面と呼ぶこともあります。特別に意図的に出っ張らせたものを指し、出面を何にするのかといった計り方や長さを合わせて使われることが多くあります。長さをゼロにして平たんにする場合、面を合わせるということになります
建築の基礎知識について

パイルとは?基礎のための杭

建築用語「パイル」とは、建物基礎等に使われる杭のこと。地盤が弱く、上部の荷重に耐えられないと判断された場合に使用されます。建築基準法では、敷地の地耐力に応じて、基礎杭を打つか、べた基礎、布基礎を打つかを選択するように定められています。基礎杭には、鋼管杭、木杭、砂を固めて作られた砂杭、砕石杭などがあります。木食いは、円柱状に成形され、圧入専用重機を用いて地盤に無回転で圧入します。また、パイルには、織物の地組織から突き出て布の表面を覆っている輪奈や毛羽、という意味もあり、こちらはカーペットやラグなどで用いられます。パイルの種類には、先端がループ状になっているループパイルと、先端が切れているカットパイルがあります。
建築の基礎知識について

建築用語『人体寸法』とは?

人体寸法とは、人間の各部寸法のこと。 人間工学の基礎資料であり、建物をはじめとして、家具やインテリアの計画にも利用されます。家具などは、使う人の姿勢と強い関係があり、特に椅子やベッドなどは直接身体が触れて使うため、人体寸法が強く影響します。間接的に影響するのが、机やテーブル。収納家具などは、動態的な人体寸法がかかわります。インテリアを決める場合などは、眼高がテレビの高さなどを配置するときに重要です。作業をするかどうかも重要であり、座卓やこたつなどは使い方の考え方が異なるため、人体寸法から求める高さも自然と変わるでしょう。建築やインテリアのみならず、人がかかわることに関してはすべて関係する基本情報といえます。
関連法規について

都市計画法のすべて

都市計画法は、都市が健全に発展し秩序のある整備が進められるように規制する法律です。1968年に制定以来、何度も大きな改正を重ねており、特に1998年の改正で、改正都市計画法とも呼ばれ、2006年の改正から改正街づくり3法のひとつとなりました。
この法律は、都市の開発に関する計画だけではなく、決定手続きや開発許可制度と言った制限も定めています。2006年の改正では、超高齢化社会の到来を前提とし、人口減少に対応するため大規模集客施設の規制がこれまで以上に強化されました。
建材と資材について

低発熱コンクリートと建築業界

低発熱コンクリートとは、コンクリートが水和反応で発する熱を低減させたコンクリートのことです。 コンクリートは、硬化するために水和反応が必要となります。この際に、応力が発生しひび割れが出てしまうことが多いです。そこで、低発熱コンクリートにすることによって、厚みを持たせてもひび割れを抑制することができるようになります。ダムや大型構造物などでは、1回で打設するコンクリートの量が大きいためコンクリートが基本になってきますが、どうしても発熱量が大きくなってしまいます。他にも、自己収縮を抑えるためにも水和熱を抑えるためにも必要です。基本としては、発熱しやすい主要鉱物を抑えた中庸熱ポルトランドセメントを使うことによって発熱を抑えることができるようになります。
建築の基礎知識について

建築用語「逃げ」とは?

逃げとは、部材に狂いが出たときに、誤差を受け止めることができる余裕のことです。隙間を作っておくことで、余裕を持たせておく。逃げとは言わず、遊びと呼ぶこともあります。表面上は、何があったかは分からないようにすることができる。変形してしまったときでも、逃げがあれば、その状況を見せることがない。細かなことを吸収できるようになるが、その状態を見せることなく処理することができる。逃げ仕事とも言われるが、いかに見えないように作っておくのかということも、完成度を高める仕事と言える。したがって、逃げをゼロにすることは、仕事として完璧とは言えない。必要最低限の逃げを用意しておくことが重要であり、どこに逃げを作るのかを判断することが大事となる。
住宅の部位について

カンティレバーチェアで叶えるスタイリッシュな空間づくり

カンティレバーチェアとは、4本脚ではなく、片方だけで座面を支える仕組みの椅子のことで、「片持ち式」とも呼ばれている。省スペースに貢献できるため、オフィスの打ち合わせスペースやダイニングのチェアとして利用されることが多い。建築家のマルト・スタムが発表したスチール製のパイプ椅子が、「カンティレバーチェア」の代表例として有名。すっきりとしたデザインのため、洗練されたイメージを演出できるのが特徴である。座ったときに座面に張られたシートが重みで沈み込み、空中に座っているかのような浮遊感があることから、「雲の上の座り心地」と表現されることもある。骨組みの素材はクロムメッキを施したスチールパイプ、座面・背面は皮革製、布地の物が主流だが、クッション材にウレタンを使い、背面から座面をシート張りにした物も存在している。
建材と資材について

H.T.B(ハイテンションボルト、高圧ボルト)とは?

H.T.B(ハイテンションボルト、高圧ボルト)とは、材質が高張力鋼でできたボルトのことです。 引っ張り荷重に対して耐久性を持っているため、締め付けに耐えることができ、強く締め付けることが可能です。また、摩擦接合用高力六角ボルト、座金、ナットなどが含まれます。H.T.Bの締め付けは、一次締め、本締め、二度締めという手順で行われます。通常、六角ボルトよりも高い締め付けトルクで締め付けを行います。H.T.Bは、鉄骨建築物、横造物、橋梁などに使用されることが多く、建築業界ではなくてはならない資材です。ただし、一度使用したH.T.Bは、新品時のような状態を保っていないため、再利用することができません。また、六角に面幅は六角ボルトよりもサイズが一段大きくなります。
建築の施工について

上棟式とは?~その意味と起源~

上棟式の歴史と起源上棟式は、平安時代初期から始まったとされる祭事です。棟が無事上がったことを喜び、大地の神に守護を感謝し、家屋の棟をつかさどる神々にことの成就を願うものです。またそれと同時に、施主が職人たちをもてなすお祝いでもあります。上棟式の起源は、古代日本における建築儀礼にさかのぼります。古代日本人は、建築物には神が宿ると考えており、建築にあたっては、神に祈りを捧げて、その守護を願う儀式が行われていました。この儀式が、現在の上棟式へと発展したと考えられています。中世以降、上棟式は、武家や大名の間で行われるようになりました。武家や大名は、自らの邸宅や城を建てる際に、上棟式を執り行って、家屋の安全と繁栄を祈願していました。江戸時代になると、上棟式は庶民の間にも広まりました。庶民は、新築の家を建てる際に、上棟式を執り行って、家屋の安全と繁栄を祈願していました。明治時代以降、上棟式の風習はさらに広まりました。現在では、住宅、ビル、橋などの建築物を作る際には、必ず上棟式が行われています。
建材と資材について

コンクリートの作業性を考える「ワーカビリティー」

ワーカビリティーとは、コンクリートの軟度を示す言葉であり、型枠などにコンクリートを打ち込む際の作業の容易さを表す言葉である。スランプ試験によって測定されるのが一般的である。コンクリートはやわらかい方が作業しやすく、逆に堅いと作業がしにくいが、作業性のみを考慮してやわらかくしすぎると、コンクリート硬化後にクラックが発生しやすくなる原因になってしまう。コンクリートのコンシステンシーと材料分離に対する抵抗性を合わせた性質を表していて、降伏値、塑性粘度、ダイラタンシー、内部摩擦角など多くの要素で構成されている。コンクリート自体の性質だけでなく、構造物の形状や寸法、配筋状態など構造物全体の要因や、天候や施工状況といった作業環境もワーカビリティーに影響する。
住宅の部位について

アップホルスター – 美しさと快適さを備えた家具作り

アップホルスターとは、ソファや椅子のデザインのことです。座面に対してクッションになるような詰め物をするが、この上に張地をすることで座ったときの衝撃を和らげることができる。アンティークな家具にもよく用いられているが、どうしても張地は傷む。そのときには、詰め物がむき出しになってしまうため、張地の修繕が必要だ。日本ではあまりないが、椅子に座る文化圏では、アップフォルスターの物は多い。詰め物としても、様々な物が用いられるが、スプリングを用いた物もアップフォルスターのひとつとなる。スプリングが用いられたのは、19世紀であるため、これ以前のアップフォルスターにはスプリングはない。
関連法規について

建築用語『指定建ぺい率』の基礎知識

指定建ぺい率とは、各行政で用途地域別に定められている建ぺい率のことです。 建ぺい率とは、敷地面積に対して建築物の建築面積が占める割合のことです。また、用途地域は都市計画法によって、住居系、商業系、工業系として、それぞれ指定された地域のことで、用途や建物の種類、建ぺい率の他規模や日影などの制限が設けられています。これは、乱開発から住環境を守り、住居、商業、工業などそれぞれの地域にふさわしい発達を促すことが目的です。指定建ぺい率と類似の用語に、指定容積率があります。容積率とは、敷地面積に対する建物の、延べ床面積の割合のことです。指定容積率も指定建ぺい率と同様に、用途地域ごとに決められています。
住宅の部位について

ケアハウスとは?特徴とメリット

ケアハウスとは、高齢者向けに構造や設備など生活配慮を施した民間運営の集合住宅のことです。高齢者の自立した生活を支援することを目的として、入居者が日常生活を送るのに必要な設備やサービスを備えています。ケアハウスは、主に高齢者向けの住宅として利用されており、入居者は高齢者が多くを占めています。ケアハウスには、入居者が日常生活を送るのに必要な設備やサービスが備わっています。例えば、段差のないバリアフリー設計、手すりの設置、緊急通報システム、食事サービス、入浴介助サービス、健康相談サービスなどがあります。ケアハウスの設備やサービスは、入居者のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。ケアハウスの入居条件は、各施設によって異なります。一般的には、60歳以上、要介護認定を受けている、または要介護認定を受ける可能性が高い、などの条件があります。ケアハウスの入居費用は、施設によって異なりますが、一般的には月額10万円程度からとなっています。ケアハウスは、高齢者の自立した生活を支援することを目的としており、入居者のニーズに合わせて設備やサービスを提供しています。ケアハウスは、高齢者の住まいの選択肢の一つとして注目されています。
住宅の部位について

建築用語「谷」とは?その意味と構造を詳しく解説!

谷とは、屋根面が入隅(いりすみ)にぶつかって、異なる方向の屋根の流れが合うところにできる、谷状の部分のことです。 入隅とは、2つの屋根面が直角に交わってできる隅のことを指し、谷はその交点にできる溝のような部分です。谷の役割は雨水をスムーズに処理することです。雨水が谷に集まると、谷樋(たにとい)という通水路を伝って地面に排出されます。谷樋は通常、鉄板や銅板でできていて、谷のくぼみに設置されます。谷の構造は、谷木と呼ばれる構造材によって支えられています。谷木は、母屋に対して45度の角度で取り付けられる小屋組部材です。谷木は、谷樋を支えるだけでなく、屋根の強度を高める役割も果たしています。谷の仕上げ方法は、屋根材によって異なります。鉄板葺きの屋根では、谷樋を巻はぜで作成するため、平面的になります。しかし、瓦葺きの屋根では、谷樋を一段下げて鉄板で作成します。また、谷の部分の構造材には谷木を用いず、垂木をねじあげて代わりにする場合もあります。
建材と資材について

Fケーブルとは?その特徴と用途

Fケーブルとは、銅を芯線にして、その周囲をビニール樹脂で二重に覆った電線です。二重に被覆されている構造になっており、ビニール被覆された導線を2~4本まとめてまたビニールで被覆しているのが特徴です。流せる最大電流は、1.6mmの物で15A、2.0mmの物で20Aで、住宅の屋内配線用としてよく利用されています。この電線の直径は1.6mm、2.0mmなどがあり、天井裏などへの露出配線も可能です。一般的には芯の銅線はヨリ線ではなく単線であることから、接続には差し込みコネクターを使用する必要があります。また、切断にはVAストリッパと呼ばれる専用工具を使います。Fは、flattypeのFを取っています。図面ではVVFと表され、その横に本数と太さが示されています。太さのみの表記がある場合は、2芯の物を使用するのが一般的です。
建材と資材について

シート防水を徹底解説 | 建築用語の基礎知識

「シート防水」とは、塩ビ樹脂や加硫ゴムを原料としたシートを貼り付ける防水方法のことです。塩ビ樹脂のシート防水は、密着工法、脱気工法、機械式固定法で工事を行ないます。密着工法は、接着剤でシートを下地へ固定するため、下地の撤去が不用で、改修工事に適しています。脱気工法はコンクリートに含有される水分の影響で、シート防水層にふくれやしわの発生が予想される場合に使われます。機械的固定方法は、ドリルで塩ビ鋼板ディスクを下地に打ち付けて密着させる方法で、溶着剤または熱風にて瞬時に接合。ゴムシート防水は、密着工法のみである。
その他

建築用語『マーケティング』とは?

建築用語としてのマーケティングとは、建物の設計や施工、販売などに関わる専門的な業務のことを指します。通常、マーケティングは顧客のニーズを調査し、それに合った商品やサービスを提供することを目的としていますが、建築用語としてのマーケティングでは、建物の設計や施工の際に、顧客の要望を反映させることを目的としています。具体的には、建物のデザインや間取り、設備などを顧客の要望に合わせてカスタマイズしたり、顧客の予算やスケジュールに合わせて施工計画を調整したりします。また、建物の販売時には、顧客に建物の良さをアピールしたり、住宅ローンの手続きをサポートしたりすることも含まれます。建築業界においては、マーケティングは非常に重要な業務です。建物の設計や施工を顧客の要望に合致させることで、顧客満足度を高め、リピーター獲得につなげることができます。また、建物の販売時には、マーケティングを通じて顧客に建物の良さをアピールすることで、販売促進効果を高めることができます。
住宅の部位について

建築用語『むくり』の奥深さ

「むくり」とは、上に向かって反っていること。凸型に膨らむように沿っている状態を指す。 長尺の梁材のような物がたわむことを想定しておき、上向きになるように取り付けること。荷重ということを考えても有効となってくるが、実際に水平にしてしまうと目の錯覚によって中心部が下がって見える。これは、梁の中心などには電灯設備などが取り付けられるためであり、どうしても目が下に向いているように見えてしまう。そこで、むくりにしておくことによって、水平に見せることができる。これには、圧迫感を与えないという効果がある。鉄骨ではむくりを付けることが難しく、行なわれないことも多くなってきた。鴨居でも行なわれることがある。
住宅の部位について

海老束のすべて

海老束とは、書院の床わきの棚にある違い棚を支えている柱のような物のことです。書院造りに欠かせない装飾であり、江戸時代に発展しました。海老束には必ず面取りが施され、几帳面が施されているのが特徴です。海老束几帳面と呼ばれることもあり、職人の腕が正確でなければ美しい装飾にはなりません。海老束の多くで見られる樽型の物は、腕のある職人でなければ作り上げることは難しいとされています。海老束は、書院造りを代表する装飾の一つであり、日本の伝統的な建築美を象徴しています。
建築の設計について

基準図とは?建築用語を解説

基準図とは、設計図のひとつであり、詳細図や納まり図など、同じ図面を何回も書くことがある場合に、これらを基準化して描いた図面のことです。基準図は物件ごとに使いまわしをすることができ、設計の簡素化を図ることが可能となります。また、様々な基準となるものに基準図の名前が付いており、例えば、溶接記号を図面化した溶接基準図柱や梁等を接合する際にスプライスプレートの大きさや、ボルトの本数を定めた溶接基準図適用範囲や、記号や使用する手法や配筋などを定めた鉄筋コンクリート構造配筋基準図などもあります。
その他

建築用語『プライベートブランド』とは?

プライベートブランドとは、流通業者が自社企画商品とも呼ばれ、流通業者が自社の顧客にあわせて商品を開発、商品化した物に付ける商標のことだ。略称はPBと言われる。プライベートブランドに対して、製造業者が自社製品に付ける物はナショナルブランド略称はNBだ。プライベートブランドは、流通業者が自ら企画した製品を外部の製造業者に依頼して生産する。
建材と資材について

アピトン木材の特性と活用例

アピトンとは、主にインドからインドシナ半島、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどを産地とする木材のこと。色調などの外観は特に美しい物とは言えないため、表面に出るような用途に使われることはあまりない。しかし耐久性や耐水性に優れているため、橋梁材や枕木、トラックなどのボディ材やパレットとして、さらには床材や柱、梁、など幅広い用途で使用されている。また、価格が比較的リーズナブルであることも魅力である。
住宅の部位について

マンションの修繕積立金ってなに?

修繕積立金とは、マンションの大規模な修繕工事を行なうために、計画的に積立金を積み立てていく制度のことです。マンションは、築年数が経過すると、外壁や屋上、共有部分などの劣化が進み、大規模な修繕工事が必要となります。これらの工事には多額の費用がかかるため、予算を工事実施時に一度に支出するとなると、各区分所有者の負担が大きくなってしまいます。そこで、あらかじめ計画的に積立金と言う形で積み立てておくことで、各区分所有者の負担を軽減することができます。修繕積立金は、毎月の管理費とは別に管理組合に支払うのが一般的です。修繕積立金の額は、マンションの規模や築年数、修繕計画などによって異なります。
建築の設備について

セパレートタイプエアコンとは?構造や特徴を解説

セパレートタイプエアコンの特徴は、主に以下の3点です。1. 室内機と室外機が別々になっているため、設置場所の自由度が高い。2. 室内機と室外機を別々に制御できるため、省エネ性能が高い。3. 室外機を屋上に設置できるため、騒音を軽減できる。セパレートタイプエアコンは、室外機が室内機の室外側に設置されているので、室外機の動作音が室内に響かないという特徴があります。また、室内機と室外機を別々に制御することができるので、省エネ性能が高いという特徴もあります。さらに、室外機を屋上に設置できるため、騒音を軽減できるという特徴もあります。
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