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建築の基礎知識について

枯山水の魅力を徹底解説!

枯山水の起源は唐山水にあり、中国から伝わったとされています。当初は、山を模して石や砂を積み上げた「築山」でしたが、鎌倉時代以降、禅宗の普及とともに、水を使わずに水の流れや景観を表現する「枯山水」へと変化していきました。枯山水は、室町時代に全盛期を迎え、京都の竜安寺や大徳寺の大仙院などの石庭が有名です。これらは、白砂や小石を敷いて水面に見立て、石を配置して山や滝を表現しています。枯山水の簡素で抽象的な表現は、禅宗の「無」の精神を体現しており、見る人に安らぎと悟りをもたらすと言われています。
建材と資材について

アスファルト・コンパウンドって何?

アスファルト・コンパウンドは、アスファルト防水に用いられ、アスファルトをしみこませたルーフィングを張り付けるために使われるものです。ルーフィングの下層になり、動植物油や鉱物粉などを使用しており、耐熱性や弾性を高めています。また、高い接着性を持っているため、伸縮目地にも使われることがあります。アスファルト防水にとってアスファルト・コンパウンドは重要な層であり、風化すると保護することができなくなります。この状態になると、防止改修が必要となります。建築物に対するライフサイクルコストを抑えるためにも、早期の部分改修が必要で、特に目視できる場合には、定期的に行なうことが重要です。
建材と資材について

化粧合板の基礎知識

化粧合板とは、複数の木材を圧着させてつくった合板の表面に、突板(つきいた)を貼ったり塗装したりして表面処理を施した合板のことです。主に内装の仕上げ材や家具などに用いられます。突板とは、天然木や特殊加工された素材を薄くスライスしたもので、それを合板の表面に貼り付けることで、自然な木目や風合いを再現することができます。化粧合板には、天然の突板を貼った天然木化粧合板と、天然木以外の素材を施した特殊加工化粧版とがあります。天然木化粧合板は、天然木を使っているため無垢の木材と見分けることが難しいですが、あとから加工している分、木目が規則的であることが多いです。突板としては、ナラやケヤキ、スギ、ヒノキなど多様な木種が使われます。特殊加工化粧版は、合成樹脂の他、紙、布、塩化ビニールなどを使用します。化粧合板は無垢材に比べてコストパフォーマンスに優れており、多くの住宅で壁や床、天井の資材として利用されています。
建材と資材について

サーモコンクリートとは?特徴とメリット

サーモコンクリートは、コンクリートに発泡剤を混合し、気泡が入った軽量コンクリートです。軽量であるため、従来のコンクリートに比べて取り扱いが容易で、耐熱性、吸音性に優れています。また、断熱性に優れており、省エネルギー効果も期待できます。サーモコンクリートは、コンクリートの製造工程で発泡剤を添加することで、コンクリートの中に気泡を発生させています。この気泡が、コンクリートの重量を軽減し、耐熱性、吸音性を向上させています。サーモコンクリートの耐熱性は、気泡が熱を遮断する働きをするため、従来のコンクリートよりも優れています。また、気泡が音を吸収する働きをするため、吸音性も優れています。断熱性にも優れているため、省エネルギー効果も期待できます。サーモコンクリートは、その軽量で断熱性、防音性に優れた特徴から、幅広く利用されています。戸建て住宅の基礎や外壁、マンションやビルの外壁、屋上、駐車場、道路、橋梁、トンネルなど、さまざまな建築物に使用されています。
住宅の部位について

建築用語:シーリングハイ(CH)とは?

シーリングハイとは、床面から天井までの高さのことであり、天井高さとも呼ばれる。図面上ではCHと表記されることが多い。建築基準法では、CHは2.1m以上でなければならないと定められている。異なる高さの天井がある場合には、平均のCHを導き出し表示することになる。最近では、2.7mを超えるような天井高を持つ建物も増えてきているが、一般的なハウスメーカーでは、2.4mをひとつの基準としている。これは、天井高が低くなると、圧迫感を与えるようになるためである。なお、CHが1.4m以下になるような納戸の場合には、下階の床面積の1/2までは、延べ床面積に算入しないで済むようになるが、生活するような空間とはならない。
建材と資材について

ベークアウト

ベークアウトとは、工事完了後に、有害な化学物質の濃度を下げるために行なわれる作業のことです。住宅建材などに含まれている有害な化学物質を放散させることによって、住環境として優れた状況を作り出すことができます。空気の改善手法として用いられるようになり、シックハウス症候群が認識されるようになり、原因物質であるホルムアルデヒドやVOCの存在が注目されるようになりました。こうした化学物質は湿度や温度に影響することが分かっているため、室内の温度を30度以上に上げて一気に放散させます。強制換気を行なうことによって、室内濃度を一定以下に下げていきます。
建築の基礎知識について

カーテンウォールとは?メリット・デメリットを解説

カーテンウォールとは、建物において構造上の荷重を負担しない、間仕切り壁などと同様の非耐力壁のことをいいます。建築基準法では帳壁(ちょうへき)とも呼ばれます。建物が高層化すればするほど、外壁が重くなること、そして地震に耐える柔構造建築の場合、建物がしなることで外壁のガラスが割れることなどの問題が出てきます。カーテンウォール工法ならば、外壁は構造物に貼り付けるだけで、荷重を負担しないため軽量化が可能に。建物がしなっても外壁のゆがみは小さくなるため、ガラスが割れて飛散するような事態は減るのです。よく見られるガラス張りの高層建築では、多くが「カーテンウォール」を採用しています。防火に関しては、部位別に、外壁と開口部の規定が適用されます。
住宅の部位について

Ⅱ列型キッチン|コンパクトで効率的な住まいに

Ⅱ列型キッチンとは、作業スペースを2列にして並行にしたかたちのこと。コンロや作業スペース、シンクといった設備を並行にする。I列型キッチンを半分にして並行にしている形がⅡ列型キッチンだ。設備に対する距離は半分以下となってくるため、動線は確実に短くなり、作業効率を上げることができ、収納スペースも取りやすくなる。その分だけ、ビルトインの設備を広げやすい。ただし、列の幅が広くなると、間延びして使いにくくなる可能性が高く、逆に狭いと窮屈に感じる。冷蔵庫とコンロ、シンクの3つをバランス良く配置する必要があり、3辺の総和を360cm以上600cm以内に納めることが重要になってくる。これはU字型キッチンのような配置でも同じだ。
関連法規について

第2種住居地域:住居の環境を保護する都市計画

第2種住居地域とは、主として住居の環境を保護するために定められる地域のことです。都市計画法における第2種住居地域の定義は「主として住居の環境を保護するために定められる地域」です。第2種住居地域においては、建ぺい率は50%、60%、80%と決められています。建設できる建造物は、危険性の低い物、環境を悪化させる可能性の低い物として認められた物のみです。具体的な例を挙げると、住宅、共同住宅、幼稚園、小中学高校、大学などです。その他にも、ホテルや旅館、ゴルフ練習場といったレジャー施設に関しても、建築が可能です。また、面積の制限が付いている建造物もあり、工場の場合は、作業面積が50㎡以下と決められています。
建材と資材について

ラスモルタル塗りとは?特徴や種類について解説

ラスモルタル塗りとは、ラス下地の上に左官で仕上げた壁のことです。ラスモルタルと呼ばれることのほうが多いです。一般的には仕上げに使うのですが、リシン仕上げにしたりすることもできます。そうした別の仕上げに対しても対応することができます。メタルラスやワイヤーラスといった物を下地に使っているため、はがれにくくなるように仕上げます。またセメントでできているため、耐火性ということを考えると仕上げとして優れた性能を示します。準防火地域などの外壁として利用されることが多く、その場合には準耐火として20mm以上の塗り厚が必要となり、防火構造としては15mm以上でなくてはなりません。差が5mmということを考えれば、20mm以上にすることが一般的です。
住宅の部位について

押入れとは?和室に備え付けの収納スペース

押入れとは、寝具などを収納するために設置された造り付けの収納スペースのことです。 押入れは、もとは、平安時代後期に寝具を収納するために使われた「押櫛(おしぐし)」という家具が起源と言われています。押櫛は、当初は、畳の上に置かれていましたが、次第に壁の中に埋め込まれるようになりました。これが、押入れの始まりです。押入れは、江戸時代には、庶民の家の間にも普及し、次第に、寝具以外にも、衣類や生活用品を収納するようになりました。 また、押入れの中には、仏壇を安置したり、神棚を祀ったりするケースも出てきました。このように、押入れは、単なる収納スペースではなく、日本の住宅文化を象徴する存在となったのです。
住宅の部位について

建築用語『鎧戸』ってどんな戸?

鎧戸とは、 木製ドアの一種であり、框戸と縦框の間に羽板を仕込んだものである。 ブラインドのように斜めに並べられており、金属製のものはガラリ戸やルーバーと呼ばれている。鎧戸は、視線を遮断することができる扉となっているものの、斜めに張りつけられているため、通気は遮断しない。平らな羽だけではなく、山形の形状をしたものも使われており、可動式と固定式がある。ドアに取り付けるだけではなく、窓の一部として使うことのできる鎧戸も存在する。視線を通さないことからも、洗面所や浴室で使われることが多い他、クローゼットに使うことで通風もできるようになる。ドアの一部だけ取り付ける場合と、全体に取り付けるものとがあり、場所によって使い分けができる。
建築の設備について

建築用語『エレベーター機械室』徹底解説

エレベーター機械室とは、エレベータを操作する室で、多くは屋上の塔屋内に設けられている。エレベーターの駆動方式によって機械室の構造は変わる。最も一般的なトラクション式エレベータの機械室には、制御盤の他、巻き上げ機、調速機などが設置されている。巻き上げ機は、エレベータのワイヤーロープを巻き上げて、かごを上下させる装置である。調速機は、エレベータの速度を一定に保つ装置である。制御盤は、エレベータの運転を制御する装置である。エレベーター機械室の広さは、エレベーターシャフトの広さの二倍以上が必要だ。これは、巻き上げ機や調速機などの機械を設置するスペースを確保するためである。
住宅の部位について

インナーテラスの魅力と設置時の注意点

インナーテラスとは、家の中や半屋外にあるテラスのことです。通常のテラスは、建物の外に一段高く作られたスペースを指しますが、インナーテラスは、住宅の外壁より内側に作られ、壁や屋根などの囲いがあることが特徴です。インナーテラスは、テラスでありながら、屋内のような雰囲気があり、外からの視線を遮ることができるため、プライベートな空間として楽しむことができます。また、インナーテラスは、外と内の境界線となる場所であり、屋内から外へとつながる空間として、開放感や広がりを感じさせてくれます。インナーテラスは、主に、住宅の1階部分に作られますが、2階や3階に作られることもあります。インナーテラスの面積は、住宅の大きさや敷地条件によって異なりますが、一般的には、数平方メートルから数十平方メートル程度です。インナーテラスの形状は、長方形、正方形、円形など、さまざまです。インナーテラスの床材は、タイル、石材、コンクリートなど、さまざまな素材を使用することができます。インナーテラスの壁面は、ガラス張り、木張り、コンクリート打ち放しなど、さまざまな仕上げにすることができます。インナーテラスの屋根は、透明なガラス、ポリカーボネート板、木製のルーバーなど、さまざまな素材を使用することができます。
関連法規について

雨水排水計画図とは?役割や注意点

雨水排水計画図とは、雨水の排水を行うための計画図面のことであり、竪樋から流れてくる雨水排水をどのようにして排水桝などに流していくかを計画していく。排水管や排水側溝などの施設を計画している図面だ。配管だけではなく、排水桝やグレーチングの仕様なども雨水排水計画図には盛り込まれる。雨水排水計画図は、土地開発に伴い条例にのっとって提出することが求められる。開発前と開発後の流出量が同程度になるようにする必要が出てくるため、単に縦樋から配管などの配置ということだけではなく、綿密な計画が重要である。合理的に雨水を集中させ、排除できるようにしなければならないうえに、土留めなども考えて集水桝まで考えていく必要がある。
住宅の部位について

ドレープカーテンの魅力

ドレープカーテンとは、薄手のレースカーテンと対比して、厚地の生地で作られたカーテンのことである。「ドレープ」と言う言葉は元来、布が重さで自然に垂れ下がってできたひだのことであった。そこから派生して厚地の生地でひだを作った厚地のカーテンのことをドレープカーテンと呼ぶようになった。日本においては一般的にレースカーテンを窓側に付け、ドレープカーテンを部屋側に付けることにより、ドレープカーテンの遮光性、遮熱性を活用し、生地の柄やデザイン、質感をそれぞれの好みに合わせて選んでいる。ひだを作ることは、デザイン性だけでなく機能性も兼備えており、ひだによって作られる空気層が外気温からの影響を和らげる働きをするのである。
住宅の部位について

落し掛けとは?日本建築の伝統的な装飾

落し掛けとは、床の間や書院窓の小壁の下端に取り付けられている横木のことです。内法長押よりも上位にあることが特徴のひとつであり、天井と並行になっていることが基本です。高さは部屋の広さや用途ということを考えて取り付けられることになる
落し掛けには、切りのような木材が好まれて使われており、軽量であるということが重要なためです。良材が求められるのは、三面に節などがない物を使うためで、見た目にも重要な要素を持っていることが分かる板目や杢目の物が使われることが多いです。
既製品は長方形や台形の物が多くみられるが、体積を減らすことができるようになるため、コストダウンを図った結果と言える。
住宅の部位について

併用住宅のすべて

併用住宅とは、居住部分と業務部分とが一体であるため、居住者の居住と仕事が一体的に行なわれる住宅のことである。 併用住宅の例としては、1階が店舗や作業場、2階が居住部分となっている住宅、表が店舗で奥に居住部分がある住宅、一部に賃貸スペースを作って他人に貸す住宅などがある。併用住宅は、仕事と家事の両立や家内労働力の利用、就業時間や通勤時間にとらわれない業務時間の設定が可能であるというメリットがある。
住宅の部位について

水廻りとは?

水廻りとは、住宅の中でも水が使われる部分のことを指します。総称として使われることが多く、浴室やトイレ、洗面所、キッチンなどが該当します。水が配られる場所ではありますが、主に室内が対象となっており、屋外に設置されたものは水廻りとは呼ばれません。これまで水廻りは、配管経路を短くすることによって、経済性を高めることができるため、集中させるというのが基本でした。しかし、使い勝手という点では、配管を集中させることはメリットになりにくいことから、自由な設計をするように変わってきています。現在は、二階などでも自由に設置するようになったものの、湯を使う設備に関しては、機器からの距離が長くなると熱損失が大きくなってしまうというデメリットもあります。
住宅の部位について

ダイニングキッチンの歴史と特徴

ダイニングキッチンとは、食事室(ダイニング)と台所(キッチン)が一体となった部屋であり、一般的にDKと表示されます。ダイニングキッチンは、食事をするスペースと調理を行なうスペースが近い距離にあるため、配膳作業が楽になります。ダイニングキッチンに具体的な面積基準はなく、食事室として使えるスペースとキッチンとしての機能を有していればダイニングキッチンとされます。ダイニングキッチンは、第二次世界大戦後に登場し、日本では食事をする部屋と寝室が分離した「寝食分離」が実現したとされています。
関連法規について

実質年率とは何か?利息制限法とは?

実質年率とは、すべての支払いの合計額を年率で換算した物のことです。実質年利とも呼ばれることがあり、支払利息だけを含むわけではありません。ローンとして考えた場合には、金利に保証料を加えて計算したものが実質年率となります。実質年率の計算方法は、(元金 × 金利 + 保証料)÷ 元金 × 365日 × 360日です。例えば、元金が100万円、金利が3.0%、保証料が1.0%の場合、実質年率は4.0%となります。
住宅の部位について

バンガローとは?特徴や魅力をご紹介

バンガローとは、ヒンディー語のバングラを由来とする木造家屋の様式のことである。 バングラとは、ベンガル地方風のという意味を持つ。特徴は、独立した平屋建てで、簡素なつくりであること、ベランダやテラスがあることなどである。バンガローの起源は、南アジアのベンガル地方にある。 バングラデシュやインドの西ベンガル州などに多く見られる様式で、英語で呼ばれるようになった。日本では、山小屋やリゾート地の宿泊施設として利用されることが多い。テントとは違い、床が上がっていることから、雨の日などの悪天候でも問題なく過ごすことができる。また、冬でも暖かく過ごすことができるのも大きな特徴である。近年では、海や山の避暑地や観光地に、別荘としてバンガローを建てる人も増えている。バンガローは、自然に溶け込むようなデザインのものも多く、リゾート気分を味わうことができる。また、比較的安価で建築することができるため、人気が高まっている。
建築の基礎知識について

徹底解説!フープ筋とは?

フープ筋とは、帯筋と呼ばれる鉄筋のことです。 柱の主筋を拘束するように囲んでいく鉄筋であり、コンクリートの強度を高めるために使用されます。一定間隔に取り囲むように横方向に対して配筋していきますが、これによって剪断力に対する抵抗力を確保できます。主筋は、コンクリートに圧縮力がかかると、外に動くように力が加わります。その力を防ぐためにフープ筋が外側に配置されます。フープ筋は、らせん状に巻きつけられます。らせん状に巻きつけることにより、剪断強度だけでなく、座屈圧縮強度も高められるようになります。このため、大型の柱では、特に効果を発揮します。フープ筋は、円形と矩形の2種類があります。柱の形に合わせて、使用するフープ筋の種類を選択していきます。梁に使用されるのはフープ筋ではなく、スターラップと呼ばれる鉄筋です。
建築の基礎知識について

建築用語「G.L」とは?

G.L(「G.L」とはグランドレベルの略で、建物などの地盤面の高さを示す。)とは何かG.L(グランドレベル)とは、建物の地盤面の高さを示す言葉で、現況GL、設計GL、平均GLの3種類があります。現況GLは建築を始める前の高さであり、設計GLは基礎工事後の高さ、そして平均GLは、確認申請等で使用する建物の高さを測る基準となる高さのことです。基礎工事は地面を掘削し砕石を入れてコンクリート基礎を作るため、掘った土を基礎工事完了後の埋め戻しに使うと、およそ10cm、もとの地面より高くなります。これが設計GLです。設計GLが高すぎると道路から建物へのアプローチで段差が多くなって工事費用がかさんでしまい、逆に低すぎると雨の処理ができなくなるなどの不具合が発生する場合があります。
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