建材と資材について 曲げ木の基礎知識と製作方法
曲げ木とは、木をつなぐのではなく1本の木を曲げる製法のことを言います。曲げ木を得る方法には、冷間法、電子レンジによる曲げ、蒸材法等があります。その中でも一般的かつ効果的なのが蒸材法です。蒸材法では、蒸し器を使って木材を蒸し、軟化させた木材を型に当てることで曲げることができます。高温で蒸した木材は曲げやすくなりますが、乾燥して固く戻るまでに加工する必要があり、スピードと木目によって力加減の調整などが求められます。曲げ木はノコギリでひきぬいた材よりも強く、またバンドソー等でひきぬいた物では得られない部材を得られるというメリットがあります。しかし曲げ木には、木目の通った良材の確保が必要で、設計通りに仕上げるためには熟練した技術が不可欠等難しい面も多いです。
