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住宅の部位について

建築用語「地下室」:地下空間と機能性

地下室とは、地面より低い場所(いわゆる地下空間)に位置する人工構造物で、室内空間を保持した部屋としての機能を有するものをいいます。建築基準法では、「地階と表記し、床が地盤面より下にあって、天井高の3分の1以上が地盤面より下にあり、かつ天井が地盤面から1m以下にある空間」と定義されています。地下室は、採光面、衛生面などで適切な処置を施す必要がありますが、年間を通して温度変化が少なく、断熱性や遮音性が高いという特徴があります。また、延床面積の3分の1以下までなら延床面積に算入されないため、土地の有効活用という点でメリットがあります。採光のためにドライエイリア(空堀)を設けた地下室はリビングや寝室などに、開口部のない地下室は納戸やオーディオルームなどに利用できます。
関連法規について

わかりやすく解説!防火地域とは?

防火地域は、都市計画法第9条に基づき、都市計画区域内の火災の危険を防除するために指定される地域であり、都市計画区域内で火災の危険度の高い地域です。防火地域の指定は、市町村が都市計画審議会の議決を経て、都市計画の内容として定めることによって行われます。防火地域内での建築物の建築は、防火地域に関する規制に従う必要があります。この規制は主に防火構造に関するものであり、防火構造とは、火災が発生した場合に建物が倒壊したり、火災の延焼を防ぐ構造のことです。防火構造の建物には、耐火建築物、準耐火建築物、不燃建築物があります。防火地域の規制は、火災が発生した場合の延焼を防ぐことを目的としており、防火構造の建物が義務づけられています。
住宅の部位について

シリンダー錠の基礎知識と防犯性の向上

シリンダー錠とは、最も多く使われている錠前であり、タンブラーの形状や動作原理によって、いくつかの種類があります。錠のケースに固定された外筒というシリンダー(円筒)の中に、内筒というシリンダー(円筒)が入っています。内筒には鍵穴があり、鍵を差し込むことで施錠と開錠ができるのは、外筒と内筒の間をまたがるように入っているタンブラー(障害)が施開錠の可否を調整しているためです。そして、シリンダーに錠前全体で鍵穴の役割を果たしている鍵穴シリンダーを挿入し、鍵で施解錠を行う構造です。
建築の設備について

エレベータ:昇降機の仕組みと種類

エレベータの役割は、人や物を上下に移動させることです。ビルの高層階や、地下にある施設などに設置されており、移動を楽にする役割を果たしています。エレベータの仕組みは、電気モーターでワイヤーを巻き上げたり、油圧でピストンを押し上げたりして、エレベータの箱を上下に移動させるものです。エレベータの箱は、ワイヤーやピストンで吊り下げられており、エレベータのシャフトの中で上下に移動します。エレベータの箱には、人が乗るためのスペースと、エレベータを操作するためのボタンやレバーがあります。
住宅の部位について

低層住宅とは?その特徴やメリットを解説

低層住宅とは、1〜2階建て程度の住宅のことです。まれに3階建てを含めることもあります。低層住宅より高い住宅は、中層、高層住宅と呼びます。低層住宅であるという定義は、旧建設省が1995年に策定した「長寿社会対応住宅設計指針」(旧建設省住備発第63号)で、「6階以上の高層住宅にはエレベーターを設置するとともに、できる限り3〜5階の中層住宅等にもエレベーターを設ける」と規定されていることから、1〜2階程度の建築物を低層建築物であると解釈できます。一方で、建築基準法第55条では、第一種低層住居専用地域及び第二種低層住居専用地域における建築物の高さ制限を、10mまたは12mとしており、この制限内であれば3〜4階建ての建築も可能です。
建材と資材について

建築用語『型式番号』について

型式番号とは、特に生産の分野で、管理を目的として、製品が特定できるようにメーカーが付けた記号や番号のことです。例えば、自動車の「型式番号」は、その自動車の車種やグレードなどを表しています。型式番号は、製品の分類、サイズ、付属品の種類などを明確にするように、記号や数字、アルファベットなどで表記されています。そして、通常は「型番」とも呼ばれます。品番や製品番号などの似た言葉もありますが、これらはそれぞれ部品や完成品を識別するための番号を指しています。型式番号は、同じ機械で製造されているものの、その部品や製品の働きが違う場合などを、識別するために付与される記号です。
関連法規について

【建築用語解説】法22条地域

法22条地域とは、建築基準法の22条に定められた地域のこと。 この地域は、防火地域及び準防火地域以外の市街地において、火災による類焼の防止を図る目的から定められた。こうした地域においては、建築物の屋根を不燃材で葺くなどの措置をとる必要がある。この場合には、屋根を不燃材用の瓦、彩色セメント系スレート板、その他の不燃材料にしなければならない。法22条地域では建築に関する制限はそれほど厳しくないが、火災に対する対策としてより厳密な規制が設けられている防火地域や準防火地域では建物の工法や階数、面積などの制限が厳しい。特に防火地域では、すべての建築物を耐火建築物または準耐火建築物にしなければならず、小規模であっても木造の建築物を建てることはできない。
関連法規について

建築用語『公開空地』ってなに?

公開空地とは、ビルやマンションなどの敷地に設けられた土地で、その敷地内の建物になんらの権利を有していない一般の人でも自由に出入りすることができる空間のことです。 これは敷地内に広い空地を有する建築物の容積率等の特例(通称総合設計制度)と言われる仕組みに基づいて定められており、このような公開空地を敷地内に設定することで、その敷地内の建築物は容積率や高さ制限などの建築の設計条件が緩和されることが認められています。公開空地は、広く一般の人が自由に通行できるという機能を有しているだけでなく、空間には通路や植栽が配置されるなど快適な空間としてデザインされており、総合的にその建物の経済価値、あるいは魅力度を高める効果が期待できます。
建材と資材について

砕石コンクリートとは?特徴とメリット

砕石コンクリートとは、粗骨材に人工骨材である砕石を使っているコンクリートのこと。川砂利を使った粗骨材は手に入りにくくなったことから、使われることが多くなった。粗骨材は、コンクリートの強度に大きく影響することになるため、耐久性や形状、粒度が安定していることが求められる。接着性も重要なポイントになってくるため、砕石のもつ表面積が重要である。粒度も安定させられるため、活用される機会が増えた。川砂利に比べて付着がよく強度は15%以上高まることが一般的である。砕いた骨材であるため川砂利のように角が丸まっておらず、角張っていることから、作業性を考えると劣ってしまう。
建材と資材について

フラッシュ戸の基本情報と種類

フラッシュ戸とは、木製の戸のことで、細木を組んで芯にした上に、両面に合板を張り作られた物のことです。 金属板を貼った物もあります。框で取り囲んだ框戸に比べると、フラッシュ戸は平面的に仕上がっていくことになります。フラッシュとは、平面のという意味があるが、この仕上がりから呼ばれるようになりました。安価で作ることができる戸であり、ワラン合板に紙を貼って仕上げるという方法もあります。様々な種類があるものの、片面ずつ素材を変えてしまうと、伸縮率が変わってしまいます。そりが出やすくなってしまうため、両面とも同じ素材であることが望ましいです。ガラスが入った物の場合には、額入りフラッシュ戸やガラス入りフラッシュ戸と呼ばれて区別されています。
建材と資材について

耐火レンガとは?建築業界で欠かせない素材

耐火レンガとは、耐火粘土にアルミナやマグネシウム、ケイ酸などの焼粉(やきこ)を混ぜ、高温で焼いて作られたレンガのことです。1600度以上の高熱に耐えることが可能で、高温工業用材料として使用されています。主成分は高融点を持つ金属酸化化合物類で、組み合わせにより様々な種類があります。日本での耐火レンガの使用は、鉄鋼用が約70%を占めています。耐火レンガは、高温で焼いた「焼成レンガ」、熱処理をせずに化学結合物で結合させる「不燃成レンガ」「電鋳レンガ」などに分類されます。また、成分によって「酸性耐火物」「中性耐火物」「塩基性耐火物」などにも分類されます。形状、特性、寸法などで多くの種類に分けられています。
建築の基礎知識について

建物の位置を正しく把握!建築用語「磁北」とは

磁北とは、方位磁針のN極が示す北方向のことです。方位磁針は、地球の磁場に反応してN極とS極を引き付け合うように作られており、N極は北の方向を指します。しかし、磁北は、本当の地球の北とは若干ずれており、このずれの角度のことを偏角と言います。偏角は、地域によってそのずれの度合いが異なり、北に行くほど偏角が大きくなります。例えば、東京では偏角が約5.3度です。磁北に対して本当の北のことを真北と呼びます。北側斜線や日影規制など、建築分野では真北をもとに計算することになっています。そのため、真北を測定する必要があります。真北を測定するには、太陽が南中する真太陽時に時刻の影の方向を観察します。現在では、場合によって都市計画図に指定された方向を真北として採用する場合もあります。
建築の設備について

ウォールウォッシャーとは?照明テクニックの仕組みと使い方

ウォールウォッシャーとは、照明方法の1つであり、壁面に光を照射することを主として考えられています。 ホテルやレストラン、オフィスなど幅広い場所で使用されています。ダウンライトを用いて、天井から壁面を照らすこともありますし、壁面に直接照明器具を取り付けることもあります。ウォールウォッシャーは、壁面を均一に照らすことで、空間を広く見せる効果があります。また、壁面を美しく演出することもできます。 ウォールウォッシャーは、空間を広く見せたり、壁面を美しく演出したいときにおすすめの照明方法です。
建材と資材について

ベロア・カットパイルのすべて

ベロア・カットパイルとは、カーペットパイルのひとつで、ベルベットタッチ風に仕上げられている物のこと。パイルの密度は非常に高く、高密度に打ち込まれているため、長さは5mm〜7mm程度になっており、やわらかに感じることができる。ベルベットとは、表面に細かく起毛させている布生地のことをさし、ベロア仕上げとは、起毛させて刈りそろえるという意味があり、絨毯編物のひとつとなる。ベルベットとベロアは見た目ではほとんど分からないが、二本のそろえた糸を編んでおいて1本を引き出してループをカットすることで作られている。このときに均一に起こすことが重要であり、高さも一定にすることができるようになる。
建築の設備について

ドレンチャー設備で火災対策を万全に!

ドレンチャー設備とは、建物外周部に設置する防火装置のことであり、延焼を防ぎ、水を出して建物全体をくるむことで対策する。軒先などの開口部に配管して、水を圧送し、特殊な放水口から散水して水幕を作る。散水方法によって、建物の上部に設けるものや、下部から高圧で吹き上げるドレンチャー設備がある。物理的に遮熱を期待することができ、冷却もできることから効果が高く、建築物の部材を変更せずに改築したりする必要もないため、重要文化財などにも取り付けられている。散水するという点ではスプリンクラーに似ているが、目的はまったく違う。スプリンクラーは消火装置だが、ドレンチャー設備は延焼阻止を目的としており、火災発生の少ない区画では防火壁の代替としても考えられる。
その他

象嵌の基礎知識と歴史

「象嵌」とは、工芸品の装飾技法のことで、金属や木材だけではなく、陶磁器やガラスといった素材にも象嵌材をはめ込んで作られることがある。同素材を使うのではなく、他の金属や木片、石や貝殻といった物が使われている。象嵌の象にはかたどるという意味があり、嵌ははめ込むという意味だ。シリアのダマスカスで生まれたと言われており、これがシルクロードによって飛鳥時代の日本にもたらされたと考えられている。江戸をはじめ、京都にも時代とともに多くの職人が生まれた。
関連法規について

権利書とは?不動産の権利について知る

権利書とは、不動産の権利に関する登記済証のうち所有権に関するものをさす。「権利書」という名称の書類は厳密には存在せず、登記済証、あるいは広い意味で所有権の登記に関して、法務局からもらった登記識別情報のことを権利書と呼ぶ。権利書は不動産の権利そのものではないため、権利書だけでは登記をすることができず、印鑑に関する証明を添付しなければならない。あくまで所有権を証明する書類であることから、紛失したとしてもすぐに権利が消失するわけではない。平成17年から登記申請のオンライン化がすすめられており、書面から、登記識別情報というID、パスワードのような文字情報への切り替えが行なわれた。当該権利の登記名義人であることを示す書面であるが、権利書は不動産の権利そのものではないため、権利書だけでは登記をすることができず、印鑑に関する証明を添付しなければならない。
住宅の部位について

床下貯蔵庫で収納スペースを最大限に活用

床下貯蔵庫は、キッチンや洗面室の床下に設けられた貯蔵庫のことです。「床下収納」と同じ意味として使われる場合が多いです。屈んで物を出し入れしたり、多湿になったりするため、「床下貯蔵庫」には、缶詰やお酒などのビン類といった、長期保存可能な物を置いておく場として適しています。「床下貯蔵庫」の本体(箱)は樹脂製で軽い物が多く、簡単に取り外しができ洗浄もできます。床下ユニットに断熱材を使用することにより、住居の気密・断熱性能を損なわず、足元からの冷気の侵入を軽減する高気密・高断熱仕様の「貯蔵庫」にすることが可能です。また、固定式以外にも機能性を重視してレールで前後左右にスライドできるタイプ、電動で上下するタイプ、冷凍・冷蔵機能を装備した物もあります。
住宅の部位について

知られざるバルコニー「サービスバルコニー」

サービスバルコニーの特徴サービスバルコニーは、通常のバルコニーよりも小さめのサイズのバルコニーを指します。これに対し、LDKなどに面した大きいバルコニーを「メインバルコニー」などと呼ぶこともあります。サービスバルコニーとバルコニーを分ける具体的な規定はありませんが、「人が自由に通行できず、作業ができるだけのスペースがない」というのがサービスバルコニーの一般的な考え方です。狭いだけでなく、キッチン横など北向きに設置されていることが多いため日当たりも悪く、目の前に隣接する建物の壁などがあって眺望が悪いケースもあります。そのため、用途としては一時的なゴミ置き場や室外機置き場など、ちょっとした物置き場として用いられることが多いです。一方で、キッチンの採光や通風が良くなるというメリットもあります。
建築の基礎知識について

建築用語『尺度』を徹底解説!

尺度とは、計量における標準、もしくは図面の縮小・拡大の割合のことです。 図面では、1/10、1/5、1/2、1/1、2倍、5倍などがあります。また、物の長さを測るための道具、物指しのことも指します。その他にも、長さを測る物差しや、判断・評価の基準の意味もあります。 尺度には、比尺度、間隔尺度、順序尺度、名義尺度の4種類が含まれます。比尺度は、数値の差や比、加減乗除の演算に意味を持つ尺度です。 間隔尺度は、カレンダーの日付やセルシウス温度といった数値の差のみに意味を持つ尺度のことです。 順序尺度は、レースの順位やモース硬度といった、数値の大小関係のみに意味を持つ尺度のことです。 名義尺度は、背番号や電話番号といった、順序や演算のできない区別のためだけに用いる尺度のことです。
建築の設備について

コジェネレーションとは?仕組みとメリット

建築用語として『コジェネレーション』という言葉があり、ひとつのエネルギー源から複数のエネルギーを取り供給する方法のことを指します。一般的には、熱と電力を同時に生成します。例えば、石油や天然ガスを燃焼させて火力発電を行いますが、このときの熱エネルギーを回収し、冷暖房に利用したりします。さらに、水を温めて給湯に使うこともコジェネレーションの一種です。エネルギーの利用効率が高くなるため、さまざまな場所で利用されるようになってきました。現在では、75%ものエネルギーを回収できるようになっており、非常に効率的です。大量のエネルギーを使っているものほど、回収できるエネルギー量も大きくなるため、ホテルや病院、大型ビルなどで普及が進んできています。
建築の基礎知識について

防水層とは?種類や耐用年数、建物のライフサイクル

防水層とは、防水の役割を有する層のことであり、無機質または有機質の材料で不透水の層を形成します。その役割は、建物を水から保護することであり、雨水や湿気、地下水などの浸入を防ぎ、建物の耐久性や居住性を高めます。防水層は、アスファルト防水層、シート防水層、塗膜防水層、その他(モルタル防水など)に分類され、それぞれに特徴があります。マンションでは、合成繊維にアスファルトを含ませたシートを、何枚か重ねて防水層を形成する方法が、一般的に採用されています。また、地下室などでも、地下からの水の侵入を防ぐため、防水層を設けることがあります。防水層の耐用年数は、仕様や工法、断熱材の有無、保護材の有無、屋上の使用頻度等の要因により大きく異なります。鉄筋コンクリート造の建物だと、平均60〜65年程度と言われており、建物のライフサイクルの中で2〜4回の防水改修が必要となります。
関連法規について

商業地域って何?用途地域の決め方や建築物の制限

商業地域とは、都市計画法第9条で指定される地域で、主として商業や業務の利便を図るために設けられる地域です。商業施設やオフィスビル、デパートなどが集中します。容積率の限度は200%から1300%までの12種類あり、建築物は定められた数値以下でなければなりません。戸建て住宅は建てられませんが、高層マンションなどの住居施設や、学校、図書館、娯楽施設などが建てられることもあります。
住宅の部位について

保証人ってなに?

保証人の役割とは、入居者の代わりに家賃を支払うことです。入居者が病気になったり、失業したりして家賃を払うことができなくなった場合、保証人が代わりに家賃を支払うことになります。また、入居者と連絡が取れなくなった場合、保証人に連絡をすることになります。保証人には、単独保証人と連帯保証人の2種類があります。単独保証人は、入居者が家賃を払えなくなった場合に、入居者の次に家賃を支払う義務を負う人です。連帯保証人は、入居者と同等の支払い義務があり、家賃の滞納があった場合に、ただちにこれを支払う義務が生じます。賃貸借契約を締結する際には、基本的に保証人が必要となります。しかし、事情により保証人がいない場合には、第三者機関の保証人を立てることで賃貸借契約を締結することができます。また、保証人不要と明記されている物件でも、入居の条件として、第三者機関の保証人を立てることが求められるのが一般的です。
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