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建築の基礎知識について

建築用語『壁心』とは?その意味と計算方法

壁心の計算方法は、建築物の床面積を測定する際に、上から見た壁の厚みや柱の中心線を起点、終点とする寸法や考え方のことです。 この方法で算出された面積は、壁や柱の厚みの中心線で測られた床面積であり、一般的に不動産広告に記載されています。不動産広告に記載されている「壁心」で算出された床面積は、建物面積や専有面積などと表示され、建築基準法における一般的な算出方法です。これに対して、壁の内側の寸法で測られた面積は内法面積と呼ばれ、マンション等の区分所有建物などの登記簿に記載されます。したがって、情報誌やパンフレットに記載された専有面積より、登記面積はやや少ない数値となるので、注意が必要です。
建材と資材について

サンドイッチパネルとは何か

サンドイッチパネルの構造とは、2枚のパネルを貼り合わせて作る方法のことです。強度が高い材料の場合には、間に性質の異なる発泡材を挟み込む方法もあります。異素材を組み合わせることによって、様々な性能をもたらすことができるようになります。軽量にすることや、断熱性や強度を上げるなど、複合化することによってメリットを高められるのが特徴です。施工性を上げるためにサンドイッチパネルを使う場合もあるため、設計思想によっても使い分けられます。自動車では、鋼板を使いつつ、間には樹脂を接着することによって、粘りを持たせるという方法もあります。建築以外に使われることも多く、耐火性や耐久性を高めながら利用されています。
住宅の部位について

建築用語『土台』の意味と役割

土台とは、構造躯体の最下部に設けられる構造材のことです。土台は、柱などから伝わる荷重を支え、基礎に伝える役目を果たします。また、建物全体の「水平」の基準となります。木造住宅の場合、基礎(コンクリート)の上に材木を寝かせ、アンカーボルトで固定した物を土台として使用します。通常、側土台、間仕切土台、火打ち土台の三つが敷かれます。側土台は、平面形外周を構成し、間仕切土台は部屋の間仕切を構成する物です。また、火打ち土台は、土台の隅に入れる補強材で、地震などによる建物の変形を防ぎます。おもな素材は、檜や檜集成材、カラマツ集成材、ベイツガなどで、耐久性を高めるため多くの場合、防腐処理や防蟻処理が施されます。
住宅の部位について

建築用語『下屋』について

下屋とは、母屋の屋根より一段下げた位置に取り付けられた片屋根、またはその下にある空間のことである。入側の上や、小規模な部屋の屋根としてかけられる場合が多い。一母屋下がりになっているが、屋根が連続しないため、一母屋下がりとは言わない。建物外周部に面した縁側、物入、押入れ、トイレなどが下屋の構成要因である場合が多い。下屋には、さまざまな役割がある。まず、母屋の屋根からの雨水を排水し、建物の壁を保護する役割がある。また、夏の日差しを遮り、室内の温度を下げる役割もある。さらに、下屋の下には縁側や物入、押入れ、トイレなどを設置することができ、収納スペースや生活空間を確保することができる。
建築の基礎知識について

建築用語『面面』について

面面とは、表面から表面までの距離を基準とした寸法の測り方のこと。 材料や部材の表面のことを、躯体面、仕上げ面、柱面のように「面」と言う。そこで、「躯体面から仕上げ面まで40mm」というようなときに、面面という測り方となる。面面は「面押さえ」と同じ意味で使われる。面面以外に、内側から内側までの距離を基準とした寸法の測り方は、内内と言う。そして、部材の中心から中心までの距離を基準とした寸法の測り方は、芯々と呼ぶ。全周が見える部材の間を測るときには芯々のことが多いが、壁や仕上げ面などから測るときには、面面で測ることが多い。また、外面から外面までの距離は外面間と言い、いろいろな測り方を、部材や場所により使い分ける。
建材と資材について

建築用語『優先取組み6物質』とは?

優先取組み6物質とは、建物の室内の空気汚染対策で、優先して取組む必要のある6種の汚染物質のことを言います。6物質とは、(1)ホルムアルデヒド(2)トルエン(3)キシレン(4)木材保存材(5)可塑材(6)防蟻剤です。平成10年4月、住宅・建築省エネルギー機構(現在の(財)建築環境・省エネルギー機構)では、化学物質による室内空気に関する指針として、「室内空気汚染の低減のための設計・施工ガイドライン」及び「室内空気汚染の低減のためのユーザーズ・マニュアル」をそれぞれとりまとめ公表しています。
建築の設備について

プルボックスとは?その役割と種類

プルボックスの役割は、電線をまとめて収納し、配線を収納させることによって分岐や敷設を容易にすることです。また、電線が交差してしまうようなときであっても、プルボックスを設置することによって、問題を減らすことができます。さらに、配線ということを考えても整理することができるため、有効な設備と言えるでしょう。プルボックスの仕組みは、電気設備技術基準ということでは、電線管内で延長したり分岐したりすることはできません。そこで、プルボックスを設置して内部で延長したり、分岐させたりするのです。サイズは、電線の収容かケーブルの収容かによって変わってきます。電線の仕様などもかかわってくるため、本数なども考慮して選定していかなければいけません。
その他

チェスカチェアの歴史と魅力

チェスカチェアとは、カンティレバー構造を持った椅子のことです。ハンガリー出身の建築家であるマルセル・ブロイヤーによって作られました。日本ではマルセル・ブロイヤーのチェスカチェアに代表されるものをこう呼ぶことが多いです。チェスカチェアは、片持ち式の椅子であり、1本のスチールパイプで作られている基本構造が特徴のひとつになっています。背もたれと座面には籐張りが使われており、この構造が適度な弾力を生み出していくため、世界でもっとも有名な金属椅子とも言われています。
建築の基礎知識について

知っておきたい建築用語『アーチ』の種類と特徴

アーチとは、半円形状にコンクリートやレンガ、植木などで造られた門に多く見られる、上部が半円形状になった構造物の総称です。形状は円弧状や尖り形状など様々で、アーチ形状としては、オジー、ランセット、半円、多葉、フラット、馬蹄形などが代表的です。アーチは、建築において古くから用いられてきた構造であり、さまざまな用途で使用されてきました。代表的な用途としては、門や橋、地下室の天井などがあります。アーチは、その形状から、荷重を分散させる効果があり、また、その美しさから、意匠的な目的でも用いられています。
住宅の部位について

脇息の歴史と種類

脇息(「脇息」とは、座ったときに使うことができる肘掛けのこと。奈良時代には挟軾(きょうしょく)と呼ばれていた。脇息の字のごとく、わきに置くことで体をあずけ休息をとることができる。)脇息とは、座っているときに肘を乗せたり、寄りかかったりするのに使う、肘掛けのことである。肘置、扶手とも呼ばれる。脇息は、木製のものが一般的だが、竹製の脇息や、金属製の脇息などもある。また、形も長方形のものだけでなく、湾曲させて使い勝手をよくしたものなど、さまざまなものがある。女性用の脇息には、引出し付きの箱型のものもある。脇息は、四本脚を付けて作られることが多いが、体をあずけるために、しっかりとした作りにしなければならない。また、肘を乗せる部分は、平板のままでは痛いため、綿詰めのビロードを張ったりしたものが一般的である。脇息は、ドラマや映画、公式の場などで見かけることがあるが、実際には私室のみで使用されるものであり、使い方としては間違いであると言える。
建材と資材について

広葉樹の魅力と特徴

広葉樹とは、熱帯から温帯に分布する、平たい葉を持った樹木のことです。代表的なものに、ケヤキやクスノキが挙げられます。木材としては材質が硬いため、加工しにくくはあるが丈夫であり、家具や床材に多く使用されています。それに対して、針葉樹はやわらかくて肌触りが良い。広葉樹は針葉樹と比較して複雑な組織をしており、それが木目にも表れ、複雑な変化のある木目だ。広葉樹は塗料や着色剤が浸透しにくく、着色されにくいが、材を生かすために複雑な塗装工程の仕上げが行なわれます。そのため塗料の浸透による濡れ色が出て、材の特徴を強調して味わいが出る。材色は樹種により大きく異なり、明るい淡色から暗い濃色まで豊富です。
住宅の部位について

建材の断面について知る!小口、小端、木口の基礎知識

建築用語として用いられる「小口」とは、材料の断面を指します。「小口」「小端」は似ているようで意味が少し異なります。「小口」とは、材料の断面の内、長手方向の狭いほうを意味します。一方「小端」とは、長い辺に対して短い辺を意味します。「木口」とは、木材を横に切ったときの断面で、樹木の繊維を断った面のことを意味します。そのため、年輪が見える木口面です。「木口」は非常に硬くなる性質があるため、上向きに並べて床材としても使用されます。しかし、木口面に使う木材は非常に乾燥しやすく、ひび割れが起こりやすいのが弱点です。未乾燥の段階で、木工ボンドなどを薄く塗っておくだけでもひび割れを予防することができます。「小口」「木口」は近い関係にあり、どちらの意味でも使われることもあります。ただし、材料の断面を大きく取る場合もあり、短辺方向を指す「小口」とは異なる場合もあります。
関連法規について

管理組合とは?その役割と重要性

管理組合とは、建物の区分所有等に関する法律において定められている分譲マンションや団地などを区分所有する区分所有者を構成員とした団体のことです。マンションや団地の購入者は、その建物の区分所有者として、組合設立とともに自動的に組合員に登録され、その運営に携わる必要があります。これは、その建物の区分所有者となることで、購入した所有部を専有スペースとして使用する権利を持つだけでなく、これと同時に、エレベーターや廊下、配管やエントランス、ラウンジなどの共有部分を、他の区分所有者とともに共同で維持管理する義務が生じるためです。管理組合は法人格を取得することができ、その場合には管理組合法人、もしくは団地管理組合法人となります。
建築の工法について

建築用語『箱抜き』とは?

箱抜きとは、基礎の型枠工事の際に不要なところにコンクリートが入り込まないようにすることです。角型の物は箱抜きと呼ばれますが、円筒状に空洞を空ける物はスリーブと呼ばれることもあります。床下換気口や窓、出入り口、床下から残材を搬出するための駄目穴といった開口部となるところに、箱型に組んだ木製の型枠を入れることで、その部分にコンクリートが入り込まないようにする。箱は、釘打ちなどしていない簡素な物を用いると、コンクリート打設後の解体が容易だ。逆に完璧に組んだ箱はあとで外せなくなる。開口部を作るのが箱抜きなのに対して、コンクリート面を貫通させず、部分的にへこませたり掻きとったりすることは盗むと言います。
建築の基礎知識について

地形を知って土地選びの失敗を避ける

地形とは、土地の形や傾斜などの状態のことです。一般的に正方形や長方形のような四角に近い土地を整形地、三角形やL字型のように四角い物ではない土地を不整地と呼びます。また、広さより長さが特徴の土地を細長い土地、奥行きが特徴の土地を奥行きのある土地と呼ぶこともあります。地形は、土地の利用方法に大きな影響を与えるため、土地を購入する際には必ず考慮すべき要素です。例えば、整形地は建築物が建てやすく、土地の有効活用もしやすいことから人気が高く、価格も高くなる傾向があります。一方、不整地は建築物が建てにくい、土地の有効活用がしづらいなどの理由から、整形地に比べて人気が低く、価格も安くなる傾向があります。また、地形は、土地の災害リスクにも影響を与えます。例えば、斜面地は土砂崩れの危険性が高く、河川沿いの土地は洪水の危険性が高い傾向があります。そのため、土地を購入する際には、地形の特性を十分に理解し、災害リスクを考慮することが大切です。
建築の設備について

建築用語『アース』を解説

『アース』とは、地中深くに埋めた銅板などと電気器具の基準電位配線などを銅線でつなぐこと、あるいは、その基準電位点そのもののことです。日本語では「接地」と呼び、もし漏電を起こしてしまった場合でも、漏電した電気は「アース」を通じて大地へと流れるため、事故を未然に防ぐ役割を持ちます。本来は基準として大地を使用するためこういった名称になっていますが、基準として大地を使用しない場合にも拡張して使用されます。なお、一般家庭で使用されている主に水回りの電気機器には人がよく接触するため、漏電などによる感電防止のために人体保護用の設置電線が取り付けられていることが大半です。一般的な電気工事での「アース」の施工方法は、その施工箇所の土質により得られる接地抵抗が異なるため、銅板を地中に埋めてアース線を接続する方法が一般的です。
建材と資材について

錆び御影石の魅力と活用方法

錆び御影石とは、風化する途上にある御影石の一種です。御影石は、花崗岩のことで、産出量が多く耐久性にも優れています。錆び御影石は、薄茶色の色むらが現れるのが特徴で、これがサビに似ていることからその名がつきました。錆び御影石は、錆石と呼ばれることも多く、錆び花崗岩も同様のものです。錆び御影石は酸化鉄を含んでおり、沈殿して生成されたものです。チタン系鉄鉱石のため磁鉄鉱ではありません。恵那錆石は、鉄分を含んだ地下水が染み込んでできあがった錆び御影石の一種です。黒雲母に含まれているアルカリ長石に由来するため、この周りからサビが出てきます。錆び御影石は、色むらが大きく、風化の途上であることから強度が低い物が多いです。
建材と資材について

リフティングテーブルの魅力とは?

リフティングテーブルとは、天板面の高さを自在に変えることのできるテーブルのことです。脚の部分がスチール製で、レバーを用いて10cmから70cm程度まで無段階で高さを調節できる物が一般的です。昇降しやすくするための工夫として、天板を上げる際は片手でレバーを上げ、下げる際はレバーを引きながら体重をかけるという方法が採用されている製品が多いです。テーブル自体の高さが変わるため、通常のデスクからアイロン台まで、用途に合わせて様々な高さで使用することが可能です。また、合わせる家具の高さを選ばないため、ソファに合わせて低めの高さにするなど、テーブル1台でシーンに合わせて様々な用途に用いることができます。
建築の基礎知識について

建物の熱容量

比熱と熱容量はどちらも物質の熱的性質を表す値ですが、その意味は異なります。比熱は、物質1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量です。一方、熱容量は、物質全体の温度を1℃上げるのに必要な熱量です。同じ物質であっても、その量によって熱容量は変化します。例えば、1kgの鉄と10kgの鉄では、後者の熱容量が10倍になります。熱容量は、建物のエネルギー効率に影響を与える重要な要素です。熱容量が大きい建物は、温度変化に抵抗力があり、夏は涼しく、冬は暖かい状態を維持しやすいです。一方、熱容量が小さい建物は、温度変化の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒い状態になりやすいです。
住宅の部位について

マントルピースの魅力と特徴

マントルピースの歴史と起源マントルピースは、古代ギリシャまで遡ることができると考えられています。当時、暖炉は、単なる暖房器具ではなく、重要な装飾として扱われていました。その後、中世になり、暖炉は、より実用的なものとなりましたが、それでも装飾的な要素は残っていました。ルネサンス期になると、マントルピースは、芸術的な傑作として扱われるようになり、多くの著名な芸術家がマントルピースのデザインを手掛けました。バロック期になると、マントルピースは、より豪華で装飾的なものとなり、ロココ期には、さらに繊細で優美なものとなりました。18世紀になると、新古典主義の影響を受けて、マントルピースは、よりシンプルで洗練されたものとなりました。そして、19世紀になると、ゴシックリバイバル様式やヴィクトリア様式のマントルピースが人気となりました。
建材と資材について

タイルとは?種類と使い方

タイルの種類は素地によって陶器質、せっ器質、磁器質に、また用途によって内装・外装・床・モザイクタイルに分類される他、成形法や釉薬の有無、焼成方法などによる分類がある。素地とは、タイルの原料である粘土を成形して焼いたもので、タイルの強度や吸水率などに影響する。陶器質は最も一般的で、吸水率が高く、柔らかいのが特徴。せっ器質は陶器質よりも硬く、吸水率が低い。磁器質は最も硬く、吸水率が最も低い。用途別では、内装タイルは壁や床に使用されるタイルで、外装タイルは建物の外壁に使用されるタイル。床タイルは床に使用されるタイルで、モザイクタイルは小さいタイルを組み合わせて作られたタイル。成形法別では、押出成形タイルは粘土を押し出して成形したタイルで、プレス成形タイルは粘土をプレスして成形したタイル。釉薬の有無別では、釉薬タイルは釉薬を施したタイルで、無釉タイルは釉薬を施していないタイル。焼成方法別では、素焼きタイルは低い温度で焼いたタイルで、本焼きタイルは高い温度で焼いたタイル。
関連法規について

安全に高所作業を行うための知識と対策

「建築用語『高所作業』とは?」高所作業とは、高い場所で工事などの作業をすることを意味します。労働安全衛生法では、地上から2メートル以上の場所で行う作業を高所作業と定義しています。高所での作業では、転落だけでなく、資材や工具の落下、高所に上る装置の崩れ、感電などの危険が伴います。そのため、万が一の転落時に備えて、労働安全衛生法では、地上や床面から2メートル以上の高さでの作業時には、安全帯を着用することや、安全帯及び取り付け設備の随時点検を義務付けています。安全帯は、胴ベルト型やハーネス型など、作業の目的により形状が異なります。また、高さや深さが1.5メートル以上の場所には、昇降設備の設置義務があり、労働者はその昇降設備を使用しなければいけません。
建材と資材について

ステンドグラスの歴史と魅力

ステンドグラスとは、鉛のリムを使い着色ガラスを結合して作るものです。制作方法には複数の種類があり、教会や西洋館の窓の装飾によくみられます。ガラスであるため透光性があり、非常に美しく見えるように作られています。ステンドグラスの歴史は古く、古代から作られていたことが分かっています。5世紀には、イスタンブールの教会で使われていました。その後、12世紀のフランスで発展し、ゴシック美術の影響を強く受けました。建築技術が向上し、天井を高くすることができるようになると、大きな窓を取り付けられるようになり、ステンドグラスはさらなる発展を遂げました。日本でも明治時代後半からステンドグラスの技法が定着し、輸入ではなく自国内で生産できるようになり、発展しました。
建材と資材について

オイルフィニッシュの楽しみ方

オイルフィニッシュとは、亜麻仁油や油性ワニスなどの乾性油を、木材の繊維の中に染み込ませながら磨き上げる塗装方法のこと。別名「油性ステイン」とも呼ばれ、主に天井、壁、ドア、家具などに用いられる。オイルフィニッシュは、表面ではなく内側に塗膜を作るため、木材の呼吸を妨げることなく耐摩耗性や撥水性を高められることが特徴。また、木の質感や美しさをそのまま楽しめる他、使い込む程にあめ色が増し味わいが出てくる。
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