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建材と資材について

赤さびの正体と恐ろしさ

赤さびとは、鉄が大気中や水中の酸素によって酸化され、酸化第二鉄になったものです。名前の通り、赤色を呈しています。赤さびはもろく、発生すると構造体の強度を落とすうえに、水に溶けやすく、さびの進行が速いのが特徴です。住宅では、水道管に発生するものがもっとも一般的で、かつ被害が甚大です。鉄を材料に用いている以上、赤さびの自然発生を避けるのは非常に困難と言えるでしょう。同じさびでも、黒さびと呼ばれる四酸化三鉄は、赤さびと異なり酸化鉄の密な構造です。黒さびは自然発生することはなく、人工的に高熱をかけたり、メッキ処理をしたりすることで材料表面を修飾することによって作られます。表面を黒さびの膜で覆うことによって、さびの劣化から鉄材料を守る働きがあります。
住宅の部位について

建築用語『遮音床』と遮音効果を高める方法

遮音床とは、フローリング材等に遮音性能を持たせた床のことです。遮音の方法としては、カーペットなどのクッション性のある床仕上げ材を使用する、床下時に遮音シートや硬質石膏ボードなどの捨て張りを行なう、下地合板の厚みを上げるなどがあります。また、下階の天井に吸音材を設けたり2重張りにするといった方法もあります。さらに遮音効果を高める方法のひとつに浮床工法があります。これは、コンクリートスラブの上にグラスウールなどの緩衝材を入れ、モルタルコンクリートで挟み、最後にカーペットやフローリングで表面を仕上げる床工法です。床構造体と床材を離すことによって床の音が直接構造体に伝わるのを防ぐことができます。このような構造を二重床とも呼びます。
建材と資材について

ビニールクロスとは?特徴やメリット・デメリットを解説

ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニールを主原料として作られた壁紙のことです。施工が容易で、単価も安いことから、普及が進んでいきました。ビニール壁紙やビニクロなどとも呼ばれます。ビニールクロスの特徴は、通気性や吸水性はあまり期待できませんが、色彩は非常に豊富で、耐水性があるため水拭きをすることができます。また、テクスチャーもいろいろと印刷することができるため、多くの図柄が作られてきました
建築の施工について

DIYとは?初心者でもできるDIY基礎知識

DIYとは「Do It Yourself」の略語で、日曜大工などの専門業者に頼らず自分で行う作業のことです。住宅を建てる際、専門工事は専門業者に依頼することが多いですが、増改築工事や住宅設計もDIYで取り組む人もいます。ホームプラン集を利用して行う住宅設計もDIYの一種です。DIYは専門業者に依頼するより安価で、自分の好みに合ったものを自由に作ることができ、自分だけのための特注品を作ることができます。また、すべてを自分自身で行うことで達成感や充実感を得ることができます。
建築の基礎知識について

建築用語『短期荷重』

建築用語で「短期荷重」とは、積雪荷重、風圧力、地震力など、比較的短時間に建築にかかる荷重のことです。雪国においては、積雪荷重は長期荷重に分類されます。一般に短期荷重は、長期荷重として想定されている大きさの1.5〜2倍の大きさの荷重がかかることを想定して建物が作られています。また、風圧力は建物の高さや外壁面積によって決定されるため、建物の自重や積載荷重には関係しない値です。短期荷重がかかった際に各部材に生じる応力の限界点を示す許容応力度は、短期許容応力度と言われ、建築基準法では基準強度を3分の2倍した値を構造設計に用いると定めています。
住宅の部位について

アコーディオンドア:仕組みと使い方

アコーディオンドアとは、その名の通りアコーディオンの蛇腹のように伸縮自在になるドアのことです。間仕切りなどに使われ、狭い空間を有効活用したり、開放感を演出したりするのに適しています。アコーディオンドアは、折りたたみ式のドアの一種で、ドアパネルが蛇腹状に折り畳まれて開閉する仕組みになっています。通常、アコーディオンドアは、ドアの両側に設置されたレールに沿ってスライドして開閉します。アコーディオンドアの最大のメリットは、その高い可動性です。ドアパネルが蛇腹状に折り畳まれて開閉するため、ドアを開けたときにほとんどスペースをとりません。これは、狭い空間や、開放感を演出したい場合に最適です。また、アコーディオンドアは、他のタイプのドアよりも開閉が容易です。ドアパネルが軽量で、レールに沿ってスライドするだけなので、子供や高齢者でも簡単に開閉することができます。
その他

建築用語『RMBS』とは?

RMBS(「RMBS」とは、Residential Mortgage Backed Securitiesの頭文字を取った言葉である。これは、住宅ローンを担保として発行される証券のことだ。証券を買った投資家は、住宅ローンの償還金や利子を受け取ることができる。)RMBSは、住宅ローンの債権を証券化することで、投資家に住宅ローンの返済リスクを分散させる金融商品だ。住宅ローンは超長期固定金利という特性があるが、債務不履行、繰り上げ償還などのリスクがある。これらのリスクを投資家に分散させる手法として、近年日本でも拡大しつつある。RMBSには、金融機関が発行する住宅ローン債権担保証券や、住宅金融支援機構が発行する、貸付債権担保受託金融支援機構債権などがある。
その他

琳派とは? 桃山末期~江戸初期の大和絵の流派

琳派は、桃山時代末期から江戸時代初期にかけて活躍した大和絵の流派です。本阿弥光悦や俵屋宗達らが創始し、尾形光琳が発展させたと言われています。琳派は、装飾性やデザイン性を特徴とし、金箔や銀箔を多用したり、大胆な構図や色彩を用いたりするのが特徴です。琳派の歴史は、本阿弥光悦が京都で蒔絵師として活躍していた16世紀末に始まると言われています。光悦は、俵屋宗達と親しく交流し、宗達の絵に蒔絵を施したり、宗達の絵を模写したりしていました。光悦の蒔絵には、宗達の絵画の影響が強く見られます。17世紀初頭には、俵屋宗達が京都で活躍し、琳派の様式を確立しました。宗達は、金箔や銀箔を多用した装飾的な絵画を描き、大胆な構図や色彩を用いて新しい表現を生み出しました。宗達の絵画は、当時の貴族や武家に人気を博し、琳派は有力な画派としての地位を確立しました。その後、18世紀初めに尾形光琳が活躍し、琳派をさらに発展させました。光琳の絵画は、宗達の絵画よりも繊細で優美な作風で、当時の貴族や文人たちに人気を博しました。光琳は、琳派の様式を完成させた人物であり、琳派を代表する画家の一人として知られています。
住宅の部位について

モービルホームとは?特徴・種類・メリット・デメリット

モービルホームの特徴モービルホームは、工場で製造された住宅をトレーラーで建築現場に運び、そこに設置または複数のユニットを組み立てて住宅とするものです。移動する場合もありますが、車輪を外して定住する場合もあります。移動する場合、設置場所が決められており、水道、排水などの施設が用意されています。アメリカでは、住宅用ではあっても住宅とは認められていないため、住宅ローンではなくカーローンで購入されています。モービルホームには、以下の特徴があります。* -可搬性- モービルホームは、トレーラーで運搬でき、移動することができます。* -組み立て式- モービルホームは、工場で製造されたユニットを現場で組み立てます。* -軽量- モービルホームは、軽量で、基礎工事が不要です。* -短期間での建設- モービルホームは、短期間で建設することができます。* -低価格- モービルホームは、従来の住宅よりも低価格で購入することができます。モービルホームは、その可搬性、組み立て式、軽量、短期間での建設、低価格などの特徴から、近年注目を集めています。
建材と資材について

建築用語『部材』とは?種類や特徴を徹底解説!

建築用語としての「部材」とは、建築の構造や機能を構成するために組み合わされる部分材料の総称です。部材は、建築物の中で様々な役割を果たしており、その種類も多岐にわたります。構造部材としては、床や壁などの面的な構造部分や、柱や梁などの軸場の構造部分、土台や基礎などの地盤に接する部分があります。一方、非構造部材としては、内装材や外装材、天井材や収納棚など、構造体と区別された部材のことを指します。また、装飾部材とは、彫刻装飾や壁面装飾などの芸術的な要素を備えた部材のことを指し、建築部材とは、工場で製造される柱や梁などの建築用プレキャスト部材の総称です。このように、部材という用語は、建築において幅広く使用されています。
建材と資材について

建築用語『フィート/ft』

フィートとは、ヤード・ポンド法に基づく長さの単位で、1フィートは12インチ(30.48cm)である。 建築用語では、輸入木材や鋼材などの場合、メートル法ではなくヤード・ポンド法が多い。木材は市場にでる際に等級に分類されるが、各級ごとに節の有無や一枚の板のサイズなどの条件が定められている。この条件にもフィートが使われており、イエローポプラ、ウォールナット、チェリー、ハードメープル、ホワイトアッシュやホワイトオークなどの広葉樹の輸入材では、高級家具などに適する最高級のFASグレードで、幅3インチ、長さ7フィート、もしくは幅4インチ、長さ5フィートのクリアー材が取れるものとなっている。
住宅の部位について

両開き戸と両引き戸の違い

両開き戸は、人の出入りの多いところや大きな荷物の出し入れが必要な場所に設けられます。例えば、玄関、リビング、倉庫などです。また、両開き戸は、建物の外観を印象づける役割も果たします。そのため、デザイン性の高い両開き戸が選ばれることも多くあります。両開き戸は、開閉には周りに広いスペースが必要であるため、間口が狭い場所には設置できません。また、両開き戸は、開閉時に戸が左右に開くため、風による影響を受けやすいです。そのため、風の強い地域では、両開き戸の設置は避けたほうが良いでしょう。
建材と資材について

下地とは?建築用語を解説

下地の役割は、仕上げ材をスムーズに施工するために行なう素地のことである。下地材と呼ばれる材料を使用し、仕上げ材を生かすためにも必要となる。クロスやフローリングを施工する場合には、平滑な面になっていないとうまくいかないことが多い。特にクロスの場合には、薄い素材を使うため、下地がうまく言っていなければ凸凹が目立ち、仕上がりが汚くなる。光が当たったときに、その印影が見えてしまうこともあることから、平滑な面にしておかなければならない。様々な仕上げの前工程として行なわれるが、防水下地のような目的で行なわれるような方法も存在する。仕上げるために、ラス金網を使ったり、コーナー材を使ったりすることもある。
建材と資材について

パステルカラーとは?

パステルカラーの歴史パステルカラーは、18世紀のフランスで生まれたと言われています。フランスの画家であるジャン=バティスト・シメオン・シャルダンが、パステル画で淡い色調を使用し、その人気が広がったことがきっかけだそうです。その後、パステルカラーは、アパレルやインテリアなど、様々な分野で使用されるようになり、現在では、世界中で愛される色となっています。
住宅の部位について

高窓ってなぁに?

高窓とは、壁面の上部に設けられた窓のことである。 採光や煙出しを目的として設置される場合が主である。腰窓の位置に家具等を設置するために壁上部にしか窓を設けることができない場合によく採用される。特に天井付近に設置された水平に長い窓のことをハイサイドライトと呼ぶ。より高い位置から採光するため、部屋の奥まで光が入りやすいという利点がある。また、光が分散して窓が目立ちにくいという利点もある。
関連法規について

建築用語『保証機関』とは?その役割や種類について解説

保証機関とは、宅建業者が受領する手付金などの保証事業を行なう機関のことです。 国土交通大臣の指定を受けてこれを行なう機関のことを特に指定保証機関と呼びます。指定保証機関は宅建業者との間に保証委託契約を締結して、買主に対して手付金等の変換債務を連帯して保証する旨を示した保証書を交付します。このような保証事業を行なうのは銀行、信託会社、その他政令で定める金融機関または国土交通大臣が指定する門とされています。また、類似したものとして住宅保証機構がありますが、これは国土交通省の指導の下で設立され、住宅完成保証制度を運営している公益法人です。住宅完成保証制度は、建設途中に工事不能になった際に公的機関がそれを保証するシステムです。
住宅の部位について

ハンチとは?建築用語の解説

建物の基礎や柱と梁が接する部分などの強さを高めるための部位を「ハンチ」と呼びます。強度を高めることを目的とし、鉄筋コンクリート造りの建物で床やスラブ、梁が柱に接する部分を大きくすることによって実現させます。断面を大きくすることで、端部に働く剪断力や曲げ、モーメントに対して対抗することができます。背を大きくした場合には垂直ハンチ、幅を大きくした場合には水平ハンチと呼ばれます。
建材と資材について

床下換気孔とは?湿気対策の重要性と設置方法を解説

床下換気孔とは、木造建築物において床下の湿気を防ぐために設けられた換気口のことです。木造住宅の布基礎の場合では、床下に湿気がこもったり、空気がよどんだりすると、酸欠が生じて嫌気性菌によって、木材の分解と蟻害の発生の危険性が高まります。その木材の防腐、防蟻の対策として、外部の空気を床下に送り込むための布基礎部に設けられるのが、床下換気孔です。
現在は基礎パッキン工法が主流になりつつあるため、設置する住宅の数は減少していますが、以前はほとんどの住宅で設置していました。床下換気孔は床下の湿気を適切に抜くことができるよう、設置する際に間隔や開口の面積が法律で定められています。具体的には5m以下ごとに300c㎡以上の面積の開口を設け、ネズミの侵入を防ぐ対策を講じることとされています。
物置や給湯設備等の屋外機を避け、適切な換気を行える場所に計画するのが望ましいです。
住宅の部位について

戸当たりとは?その役割と種類を紹介

戸当たりとは、扉や引き違い扉の握り部分が開いたときに壁に直接当たらないように取り付けるストッパー金具のことです。また、開き戸の枠に、扉を止めるために付ける細木のことも戸当たりと呼びます。扉のタイプによって、戸当たりの種類も異なります。ドアの場合は、床に取り付けるタイプや、ドアに取り付けるタイプがあり、戸袋収納の引き戸の場合は戸袋に装着されます。戸当たりの特徴は、扉や引き違い扉が当たる部分がゴムでできているため、当たったときの衝撃音を抑えるようになっていることです。床に取り付けるタイプには、未使用時に床の表面から飛び出さないようにできるものや、開いたドアを閉じないようにする機能がついたものなどがあります。また、ドアを開け放しのままにしても風などでドアがあおられないように、一時的にドアを留める金物「あおり止め」とセットで用いられることも多いです。
建築の工法について

建築用語『重ね継手』とは?

重ね継手とは、2つの材を重ねて延長する方法です。ラップさせる、とも呼ばれます。ボルトや釘、鉄筋などで使われます。溶接してしまう場合もありますが、鉄筋のように結束線で拘束する場合もあります。重ね継手は、一定の長さで重ね合わせなければ効果を発揮することができません。この長さのことを重ね長さと呼びますが、現場ではラップ長と呼ぶことのほうが多くなります。長さの異なる物をつなぐときには、応力の小さい位置に設けることが重要になります。鉄筋の場合には、ガス溶接で加熱させ溶融させる圧接法や、接続部材を使いネジを切ってつなぐ機械式継手なども使われます。溶融させる場合や機械式継手は、ラップと呼ばずジョイントと呼びます。結束線でつなぐのは、D16以下に限られます。
建築の基礎知識について

コンストラクションキーとは?使い方や種類を詳しく解説

コンストラクションキーとは、工事中の間だけ使用する鍵のことです。工事の管理用に鍵を作るのが一般的ですが、工事完了後には、シリンダーや錠自体を交換することになってしまいます。これを防ぐために、コンストラクションキーを解除することによって対応できるシステムのことを指します。コンストラクションキーは、一般的には、それぞれに合った子カギを使うことによって、コンストラクション装置が自動的に解除されるようになっています。さらに、のちに管理用マスタキーを用意できる物もあります。また、リフォームなどのときにもよく使われており、施主に今後使うことになるオリジナルキーを渡しておくことによって、安全性を高めることができます。もし施主に、目の前でコンストラクションキーが無効になった状態を確認してもらうことができれば、さらに信頼性が高まるでしょう。
住宅の部位について

伝統的な和室の壁作りに欠かせない「小舞」

小見出し「小舞とは」伝統的な日本建築における壁の下地のことを小舞と呼びます。小舞は、柱と柱の間にヌキを貫通させ、竹を縦横に格子状に編み込んで作られます。竹の代わりに、わらやシュロ縄を使用する場合もあります。小舞は、土壁の下地として使われ、壁に強度と断熱効果を与えます。小舞の上に荒壁を塗り、むら直し、中塗りをして、伝統的な日本の壁が完成します。この壁のことを小舞壁または小舞土壁と呼びます。
住宅の部位について

趣ある空間づくりに最適!ジャパニーズスタイルの魅力

ジャパニーズスタイルとは、日本風のインテリアスタイルのこと。伝統的なインテリア要素を、現代的な生活に合わせ、モダンにアレンジしたスタイルである。日本の伝統的な素材である和紙や竹、漆喰、無垢材といった素材や、落ち着いた色を基調にするのが特徴。これらのインテリアを、畳や障子、襖、屏風、床の間などの、直線と面で構成される空間にしつらえたスタイルのことを、ジャパニーズスタイルと言う。そのような純和風のスタイルだけでなく、生活様式は欧米型でありながら、和の要素をミックスさせたような「ジャパニーズモダン」や、禅の思想を取り入れた「ゼンスタイル」と呼ばれるスタイルも提案されており、これらは新しいジャパニーズスタイルであると言える。
建築の工法について

京呂組 – 日本建築の屋根の秘密

京呂組とは、和小屋組と呼ばれる木造軸組工法のひとつで、柱の上に桁をかけて、その上に梁がかかるのが特徴です。桁が先にくるため、柱がなくても梁を掛けることができるというメリットを持っています。また、柱の位置に依存しなくなるため、間隔が一定でなくても建てることができます。構造的な面で見ると、折置きのほうが高いですが、京呂組のほうが施工は簡単であるため、ほとんどのところが採用するというほど普及しました。蟻落としに小屋根梁材を落とし込むという仕口が特徴ですが、部材の接合に弱点があり、羽子板ボルトなどの金物を必要とします。日本建築で見られる屋根の優雅さは、京呂組を含む小屋根組によって、組み立てが容易で高さを自由に調整できるところにあります。
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