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建材と資材について

引張強度と建築材料の強さ

引張強度は、素材が引っ張りに抵抗できる強さを表す指標です。引っ張る力に耐える能力とも言えるでしょう。建築においては、建物の構造を支える鉄筋やコンクリートの引張強度が重要です。鉄筋は引張強度に優れているため、コンクリートの低い引張強度を補うことができます。また、鉄筋とコンクリートは、温度に対する伸び率が非常に近いため、お互いの弱点を補い合うことができます。引張強度は、供試体に対して最大引っ張り荷重をかけて得られた数値に対して、断面積で割って得られる数値のことです。面積当たりの強度を得たことになります。鉄などの金属の場合には、引張強度が高い物を粘りがあると表現することがあります。しかし、コンクリートなどは圧縮強度に対して1/10程度の引張強度しか持たないのです。そこで、弱点を補うためにも鉄筋を使って鉄筋コンクリート造りにするのです。剥離したりすることがなければ、鉄の引張りに対する強さを得られることになるため、コンクリートの低い引張強度を補うことができます。温度に対する伸び率を考えた場合にも、鉄筋とコンクリートは非常に近い値を持っているため、お互いの弱点を補い合うことができます。ひじょうに相性のいい組み合わせと言えます。
建材と資材について

アラバスタの種類と使い方

アラバスタの特徴アラバスタは半透明の粒子が細かい石膏であり、大理石に似ていますが、より柔らかく加工しやすいという特徴があります。そのため、装飾用彫刻材として古くから使用されてきました。アラバスタの名称は、エジプトの地名アラバストロンに由来するとされており、古来より壺などの工芸品にも用いられてきました。古代に使用されていたアラバスタは方解石であり、現代のものとは成分が異なります。不純物が混ざると縞模様のパターンができあがることで区別できます。また、人工着色もできるため、大理石に似せて作ることができます。アラバスタは世界各地で生産されていますが、イタリア産のものは「フローレンス・マーブル」と呼ばれ、特に珍重されています。
建築の設備について

建築用語『調光』とは?

調光とは、光の量をコントロールすることです。 照明器具などから出る光の量を調節し、目的にあった光の量にすることが目的です。照明器具は様々なところに取り付けられますが、その利用シーンは様々です。ところが、照明器具は、そのままでは一定の光の量しか利用することができません。そこで、LED照明などを使い、その場にあった明るさにコントロールすることで、快適な環境を作り出すことができます。明るさの他にも、色を白色や暖色にすることができるメリットもあり、照度を下げることで消費電力の調整にも効果を発揮します。光を弱めることができることにより、照明自体の損耗を下げて寿命を延ばすこともでき、全体的な省エネにつながります。
建築の工法について

シーリングブリッジ工法とは何か:基礎知識

シーリングブリッジ工法とは、シーリング材の工法のことです。 橋のように目地に盛り上げて充填していく工法で、動きやすい目地に対して行なわれます。目地は実際に動く物であり、設計以上の伸縮率が発生すれば、コーキングにも大きな影響を受けることになるため、長持ちさせることを目的として施工される工法です。こうした目地は再施工を行なっても、破壊されることが繰り返されることが分かっているためです。シーリングブリッジ工法は、主にパラペットや笠木のジョイントなどに使われることが多いのも、動きが大きいことが予想できるからであり、寿命を延ばすために用いられます。特に温度による伸び率が大きくなることが予想されるところには、有効な工法となります。
建材と資材について

カラーベスト葺き屋根の基礎知識

カラーベスト葺きとは、本来は建材メーカーの商品名であったものが普及して一般化された、住宅用屋根葺き材の一種です。屋根の化粧石綿スレート葺きの一種で、耐久性に優れています。特殊鉱物質とセメントが主原料となっており、石綿、珪砂などが混和した石綿系の人造ストレートで、平形に成型、採色された屋根葺材です。均一で高密度な結晶構造をしており、軽量で伸縮率、吸水率、含水率の少ない不燃材料となっています。従来の陶器瓦と比べると軽量で価格も安いです。また、独特の素材感と色調となっており、耐震性、耐候性にも優れています。「ストレート屋根」や「コロニアル」とも呼ばれることもあります。
建材と資材について

クリスタルガラスとは?特徴と用途を解説

クリスタルガラスの特徴クリスタルガラスは、鉛を含んだ透明度の高い上質ガラスです。高級食器、装飾品、光学レンズなどに用いられています。鉛はガラスに加えると融点が低くなり、加工しやすくなります。また、鉛を加えることでガラスの屈折率が上がり、光の分散が大きくなります。これがクリスタルガラスの美しい輝きを生み出しています。クリスタルガラスは、通常のガラスよりも比重が大きく、硬度も高くなっています。そのため、丈夫で傷がつきにくいという特徴があります。また、クリスタルガラスは熱に強いという特徴もあります。クリスタルガラスは、その美しい輝きと丈夫さで、高級食器や装飾品、光学レンズなど、さまざまな用途に使用されています。特に、クリスタルガラスのシャンパングラスは、その美しい輝きと軽さで人気があります。また、クリスタルガラスのフォトフレームは、写真を引き立ててくれるとして人気があります。
住宅の部位について

独立柱の基礎知識

独立柱とは、壁や筋違いといったものがまったくない支えがなく、1本で立っている柱のことを指します。周囲に壁や柱などがついていないことからも、ポーチなどの装飾的な柱によく使われています。一般的に、柱は屋根や建物を支えるための部材であり、構造部として扱われますが、独立柱は構造部とは異なる位置づけです。独立柱は、構造部として壁や筋違いがないため、垂直にかかる力しか支えることができません。構造として重要な要素ではないことから、意匠的な目的で使用され、ポーチなど、構造に大きな影響を与えない場所で使われることが多いです。例えば、独立柱を支柱として使用することで、ポーチをより広々とした空間にすることができますし、テラスやパーゴラなどでも独立柱を使用することで、空間をより開放的にすることができます。また、独立柱には、柱の太さやデザインにバリエーションが豊富にあるため、建物のデザインをより個性的にすることもできます。
住宅の部位について

ステップダウンフロアとは?魅力的な間取り演出のポイント

ステップダウンフロアとは、部分的に下げたフロアのことで、同じ空間にフロアが下がった部分があると、視覚的に立体的な空間を作り出すことができる。視覚効果として、別の空間に魅せることもできるため、壁などを用いなくても、間仕切りとして効果を上げることができる。そのため、ゾーニングの方法として利用されることも多い。リビングダイニングの場合、空間としては一体になるが、ステップダウンフロアを用いることで、住人以外でも利用する空間の違いを自然に演出させることができる。
建材と資材について

建築用語『化粧材』とは?用途と種類を紹介

建物の内部で主に用いられる建材で、美観を目的として単板や合板に見栄えの良い薄板を貼り付けたものを化粧材と呼ぶ。化粧材は、柱、垂木、鴨居、化粧柱、化粧長押、桐箪笥などに使用される。構造材でない部分に使用されるのが普通で、施行後に表に現れるため「見え掛かり材」とも呼ぶ。見栄えのする材木が選ばれ、用途に合わせて寸法、形状が決められ、鉋で削って仕上げることが多い。垂木に使用された場合は「化粧垂木」と呼ばれ、隠れて見えない垂木の場合は「野垂木」「野地垂木」とも呼ばれる。化粧板には、高圧メラミン化粧板、低圧メラミン化粧板、DAP(ダップ)化粧板、ポリエステル化粧合板、オレフィン化粧板、塩ビ化粧板(PVC化粧板)、プリント化粧板、タックシートなどがある。
その他

建築用語『コンピュータセキュリティー』

コンピュータセキュリティーとは、コンピュータを利用する上での安全性を指し、データの不正利用や盗難などを防止することを目的としています。コンピュータセキュリティーは、コンピュータシステムやネットワーク、データ、アプリケーションを保護するために不可欠であり、様々な対策が講じられています。コンピュータセキュリティー対策の基本は、ファイアウォール侵入検知システムなどのセキュリティ機器を設置し、外部からの不正アクセスを防ぐことです。また、アンチウイルスソフトウェアアンチスパイウェアソフトウェアをインストールし、コンピュータに侵入したマルウェアを駆除することも重要です。さらに、パスワード暗号化などのセキュリティ対策を講じ、データの漏洩を防ぐことも必要です。コンピュータセキュリティー対策は、コンピュータシステムやネットワーク、データ、アプリケーションを守るために非常に重要であり、常に最新のセキュリティ対策を講じることが求められています。
建材と資材について

粘土瓦とは?種類と特徴を解説します

粘土瓦の種類粘土瓦は、焼成方法によって3種類に分類されます。釉薬瓦は、粘土を成形した瓦に施してからガラス質の釉薬を焼成する瓦です。表面は滑らかで光沢があり、耐候性に優れています。塩焼き瓦は、焼成の最終工程で燃料と一緒に食塩を釉薬の代わりに釜に入れた物で、表面に赤褐色のガラス状の層が形成されます。素地瓦は、釉薬が塗られていない瓦です。表面は粗く、吸水性が高く、耐候性に劣ります。
建築の基礎知識について

石灯籠とは?−歴史と種類−

石灯籠の歴史は古く、仏教とともに、朝鮮経由で日本に入ってきたと言われているが、正確なところは不明とされています。 仏教の用具のひとつでもあり、寺院の堂の前に1基だけ建てられていたのが始まりとも言われています。室町時代以降、一般家庭の庭にも使われるようになり、茶室で見かけることが多くなりました。こうした使われ方が始まったのは、桃山時代以降と考えられています。庭に使われる物は、今でも新しい物が考案されているため、様々な物を見かけることができます。
建築の基礎知識について

建築用語「応力」の基礎知識

応力とは、物体に外圧をかけたときに、その力に対して抵抗する力があるが、これが吊り合っている段階では、物体は破壊されることがない。この単位面積あたりの力が応力である。外圧よりも応力が低くなれば、必然的に破壊してしまう。建物に地震や風などで力がかかったときに、抵抗できる応力を持っていれば、耐えられる建物であると言える。応力は、引っ張り、圧縮、せん断、曲げなど、さまざまな種類がある。構造設計上、応力はとても重要な要素となっており、建物の強度や耐震性を計算する際に使用される。応力の単位はN/㎡(ニュートン毎平方メートル)で表される。
建築の基礎知識について

建築用語「JAS」を徹底解説!

JASとは、1950年に制定された「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)」に基づいて決められた規格です。食糧品や林産物に一定のレベルを設け、品質向上を図るための規格で、日本農林規格の略称です。規格に適合している商品にJASマークを付けることができます。建築分野では、材木や木材の加工品についてこの規格を適用しています。具体的には製材品、各種合板、集成材、フローリング類などに規格が設けられています。規格の種類は、一般JAS規格の他、特定JAS規格、有機JAS規格、生産情報公表JAS規格などがあります。JASマークには、品質によって、特級、上級、標準の等級を示すことができるものもあります。
建築の工法について

野面積みとは – 城壁によく使われる自然石の積み上げ工法

野面積みとは、自然石そのままを石材の形に合わせて一切加工せず、積み上げて石壁を構築する工法です。石の形状や大きさはさまざまであり、石同士がきれいにかみ合うように積むのではなく、石同士の間に隙間やでっぱりを作るように積むことが特徴です。野面積みは、戦国時代に城壁の構築に広く用いられていました。野面積みは、石を加工する必要がないため、工期が短く、費用も抑えることができるというメリットがあります。しかし、石同士がしっかりと組み合わさっていないため、隙間やでっぱりができてしまい、敵に上られやすいという欠点もあります。
建材と資材について

ポリプロピレン樹脂の建築用途

ポリプロピレン樹脂とは、四大プラスチックのひとつで、プロピレンを重合させた熱可塑性樹脂でもっとも軽い性質を持つもののことです。生産量はポリエチレンについで多く、高分子化合物としてプロピレンの付加重合によって得られます。様々なところで活用が広がっていますが、建築では発泡系断熱材や木造住宅用の耐震補強部材として使われることが多いです。これは、単純に強度が高く、吸湿性がまったくないという性質が有効に働くことが大きいのです。耐薬品性も持っており、汎用的な樹脂の中でも耐熱性が群を抜いて高い特徴もあります。耐疲労性も持っているため、フィルムや容器といった物にも使われています。ポリプロピレン樹脂ということで、PPと略されることが一般的です。
住宅の部位について

建築用語『親子リレー返済』とは

「親子リレー返済」は、融資に対する返済方法で、一定の条件を満たすことで、親のローンを子供が引き継ぎ返済する商品です。これにより、親の規定年齢を超えるような返済計画も子供が継いで返済するため可能となります。また、親の年齢にかかわらず、子供の年齢が返済期間に影響を与える方法で、設定も子供の年齢で行ないます。子供が後継者となるため連帯債務者に指定され、主たる債務者である親が返済能力を失ったとみなされたときに、子供が返済をするという考え方に基づいています。
建築の基礎知識について

建築用語『弾性』とは?

弾性は、外力によって生じた変形が外力をなくしたときにもとに戻る性質のことです。弾性には、体積弾性と形状弾性の2種類があります。体積弾性は、物体の体積変化に伴って現れる弾性のことであり、ピストン筒内で圧縮された期待がもとに戻ろうとする際などにみられる弾性のことでだ。流体の弾性はすべてこの体積弾性である。一方、物体の体積変化を伴わない変形によって現れる弾性のことを形状弾性と言う。物体のずれやねじれからくるずれ弾性があり、固体の弾性には必ず含まれる
建築の工法について

敷目板張りとは?

敷目板張りの大きな特徴は、幅広板の継ぎ目を1cm程度の間隔をあけて張ることにより、平たんな仕上げになることです。この、継ぎ目を一定の間隔をもって張ることを目透かしに張ると言い、そのため敷目板張り天井目透かし天井とも呼ばれます。目透かし天井は、目地の幅や深さ、間隔、また目地の底部分に張る敷目板の材質などで、デザイン性が発揮されるため、和室の天井に多く用いられています。
建材と資材について

建築用語『モルタル』とは?

モルタルとは、セメントと砂を水で練り合わせた物で、建築物の壁や床の下塗り、仕上げなどに使われる建築材のことです。モルタルと同じくセメントを材料にして作るコンクリートは、水と砂の他に砂利が使われ、モルタルに比べて強度に優れているという特徴があります。モルタルは、ブロック・レンガ積みの接合剤として、あるいは壁・床・仕上げに使われることが多く、このとき、仕上げは下塗り・中塗り・上塗りの3段階です。特に、下塗りと中塗りで表面にわざとざらつき感を出すことで、上塗りをした際に剥がれにくくすることができるのです。モルタル塗りが正しく行われているときは、表面を叩いてポコポコとした音がすることはなく、音がする場合には、その部分が浮いた状態になっていることを意味します。
建築の設備について

消費電力とは?電気代の節約や温暖化対策にも

消費電力とは、電気製品が消費する1時間あたりの電力量のことです。電化製品は、電気を駆動エネルギーや熱エネルギーに変換して使用していますが、この際に使用される電力量を消費電力といいます。消費電力は、電圧(日本では100V)×電流(A)」で求められ、単位はワット(W)です。消費電力は、電気代における電気使用量として計算され、消費電力を抑えることは、電気代の節約につながります。また、消費電力を抑えることは、二酸化炭素の排出量も抑えることにもつながります。
建築の設備について

フロアヒンジ徹底解説

フロアヒンジとは、ドアクローザーと同じ役割をするが、扉の軸下に埋め込んだりして利用する物のこと。スプリングと油圧を利用することによって、安全な速度でスムーズに締めることができるようになる。確実性が高く静かに締めることができるため、スピードという面で見ても安全性も高い。また、開閉のスピードも調整がスプリングと油圧でできるので、使用用途に合わせた調整ができる。一定位置でストップさせる機能を持ったフロアヒンジも作られている。ドアの安全確保ということで利用されるが、どうしても経年劣化や腐食ということが出てくるため、メンテナンスを続けていくことが重要。特に締まるときの速度の変化が出てきたときには、内部のスプリングや油圧に問題が出てきていると考えなければならない。
関連法規について

安全帯とは?種類・使用方法・安全基準を解説

柱上作業用の安全帯には、U字つり型と1本つり型の2種類があります。U字つり型は、U字型の金具にロープを2本取り付けたもので、柱と作業者をそれぞれロープでつないで使用します。シンプルで軽量な構造のため、動きやすく作業しやすいという特徴があります。1本つり型は、1本のロープを柱に通して作業者をぶら下げるタイプです。U字つり型よりも墜落時の衝撃を軽減できるというメリットがありますが、動きづらく作業効率が落ちるというデメリットもあります。柱上作業用の安全帯を選ぶ際には、作業内容や作業環境に合わせて適切なものを選択することが大切です。
建材と資材について

スパンドレルとは?特徴や種類、選び方

金属化粧板としてのスパンドレルとは、留め付けのビスが目立たないように隠すことができる構造を持った金属製の板のことです。外壁や天井材として使用されることが多く、幅は10cm程度で、断熱材を裏打ちしているものも販売されるようになりました。サイディングの一種ではありますが、窯業系のものとは価格帯が異なり、高価になってしまうのがデメリットと言えるでしょう。ただし、防火構造としての側面も持ち、消防法に記載される防火区画の一つでもあります。防火区画の一部がガラス張りであった場合、隣の区画に火災が延焼する可能性が高くなるため、接する部分の壁や床などの構造で延焼を防ぐ必要があります。この部分を総称してスパンドレルと呼び、腰壁と訳すこともできます。
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