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建築の設備について

加圧防煙システム徹底解説

加圧防煙システムの仕組みは、火災時に発生する煙を、空気圧を利用して、新鮮な空気で押し戻すことです。これは、廊下に加圧ファンを設置し、空気を送り込んで、正圧にすることで実現します。正圧にすることで、廊下への煙の流入を防ぎ、人々が安全に避難できるようにします。加圧防煙システムは、高層ビルでの火災時の生存率を高める方法として、注目されています。また、加圧防煙システムは、レイアウトの変更にも容易に対応できるというメリットがあります。防煙垂壁(たれかべ)の必要性が低くなるため、室内レイアウトを自由に使えるようになります。改修工事を行なう際も、障害が少なくて済むという利点もあります。
建材と資材について

建築用語「あて」とは?特徴や活用方法

あてとは、木の持つ特殊な性質の材のことです。傾いた木や曲がった木に起きる木材の欠点であり、斜面などの特殊な環境で育った場合に、曲がった部分などに起きてしまいます。あては陽疾(ようしつ)とも言われ、木材の繊維として正常ではない部分であり、材料としてみると曲がりや反りなどの狂いが生じやすいため、問題を起こりやすいです。針葉樹の場合には斜面の下側に圧縮応力が働き、広葉樹では上側に引っ張り応力を受けて現れます。年輪の幅を見ると広くなっているのが特徴として見られます。建築用としては使われることはないため、市場に出回ることは少ないですが、造作用として考えた場合、節や木目が独特のものになるため、数寄屋造りなどで珍重されます。
住宅の部位について

ペディメントとは?

建築用語である「ペディメント」とは、屋根の上にある小屋根、切妻状の三角形がペディメントです。古代ローマの神殿に多く利用され、ペディメントの始まりと言われています。その後、他の建築物でもよく使用されてきました。彫刻などの装飾を施すことが多く、建築上でも重要な部分となりました。後世の建築では、入り口や窓などの開口部の上の切妻形を形成する三角壁も示します。ペディメントを飾る彫刻をフロントンと呼びます。それに対して、バロック、ロココ建築では半月形または半円形をなすことが多いです。日本家屋では、ペディメントと同じような意味を持つ物として破風があります。ただし、破風は建物の正面と裏面を指すのに対し、ペディメントは建物の正面部分だけを示すところに大きな違いがあります。近年の洋風建築においては、屋根以外に、窓や扉の上部で三角になっている部分もペディメントという言葉を使用されています。
建材と資材について

建築用語『ポストフォーム』とは?

ポストフォームとは、二次成形を意味する建築用語です。キッチンのカウンターなどで、トップから縁までが一続きになるように曲げることなどを言います。耐熱性、耐水性、耐久性などに優れたメラミン化粧板の小口面などに熱と圧力をかけて曲面加工するのが一般的です。他に家具の天板や扉、出窓や洗面化粧台のカウンター天板などに用いられます。一枚のメラミン化粧板で成形するため、継ぎ目のないきれいな収まりになります。ポストフォーム加工の心材には、合板や耐水MDFなどが用いられます。
住宅の部位について

遮音等級とは?住宅の騒音レベルをランク分け

遮音等級とは、実際に室内で聞こえる騒音のレベルをランク分けしたものです。N値であらわされ、数値が小さいほど静かであることを意味します。N値はIndoorNoiseLevelのNだということです。物理的に遮音性能が同じ建物でも、周辺環境や各住戸の状況によって騒音等級は異なります。等級アはN-25からN-75まで5刻みで分けられていて、N-25は通常では聞こえないレベルである一方、N-75は非常にうるさいレベルです。また、騒音の発生源には、車や鉄道などの道路騒音や工場騒音といった外部からの騒音と、室内の冷暖房機器などの設備機器や、マンションのエレベーターや給排水ポンプのような、共用設備による内部からの騒音の二種類あります。
建材と資材について

フレキシブルダクトの役割とメリットについて

「フレキシブルダクト」とは、ダクトの中でも、ある程度自由に位置を変えながら設置することができる物のことです。蛇腹状に作られていることが特徴で、屈折しても内径に変化を生じさせません。施工性ということを考えた場合、自由に設定できるということは、非常に優れていると言えるでしょう。素材としては、アルミや鉄などの他にも、樹脂やグラスウールといった素材の物もあり、設置状況によって、ある程度選択することが可能です。換気といったことだけではなく、連結部としても使用することができ、換気の際の振動や騒音の吸収といったことにも利用されています。自由に位置を変えるということで、熱膨張したときの配管の伸縮を吸収させるという利用方法も行なわれています。
建材と資材について

構造用集成材とは?種類や特徴を徹底解説

構造用集成材は、小さな角材を集めて作られた、柱や梁などに用いられる材です。集成材とは、木材の板を繊維方向に積み重ねて合成樹脂接着剤で圧着し、ひとつの材とした物のことです。集成材の中でも、特に普通の材木と同様に目方をかけてもよく、軸組に使うことができる物を構造用集成材と呼びます。構造用集成材は、JASによって、同じ品質のひき板を積層した同一等級構成集成材と、外側の層ほど強いひき板を配置して積層した、異等級構造集成材の二種類があります。また、寸法、断面積によって、大断面、中断面、小断面に分類されます。構造用集成材の表面に美観を目的として、化粧薄板を貼り付けた集成材のことを、化粧ばり構造用集成材と呼びます。
住宅の部位について

居住性能を高めるための建築用語5つ

居住性能とは、建築物の性能を分類する四大性能の一つであり、住み心地に関連する性能を指します。居住性能を考慮した建築物にするためには、入居者が求める様々な要素を満たす必要があります。例えば、上下階の騒音を遮断する「遮音性」は、集合住宅の入居者にとって重要な要素であり、また、光熱費負担を少なくする「高断熱」は、入居者に経済的な生活を提供することができます。さらに、建物の内部結露による小児喘息やアトピーの遠因となる結露を防止する「結露防止」大きな地震から入居者の生命と財産を守る「耐震性」アパートの他の入居者が出した火災でお互いに被害を受けない「耐火性」など、入居者に快適な居住空間を提供するためには、様々な要素を満たす必要があります。
建材と資材について

アルカリ骨材反応とは?その原因と対策

建築用語である「アルカリ骨材反応」は、強アルカリ性であるコンクリートの性質に対し、骨材が反応を示すことで起こる劣化現象です。この異常膨張は、コンクリート内部に存在するアルカリ金属イオンと特定の鉱物が反応することによって引き起こされるものです。大部分のアルカリ骨材反応は、内部で生成された水ガラス層が未反応のシリカ成分と反応して膨張反応を起こすアルカリシリカ反応と呼ばれるものによって生じます。この膨張反応によって体積が膨張し、膨張圧が高まると、耐力を超えた段階でひび割れが見られます。ひび割れに方向性が見られず、大きな力になると10mm以上のクラックを生じてしまうのが特徴です。かつて海砂などが使われていた時代には多く見られる現象であるため、現在は無害骨材を使用するなどの対策が講じられています。
建材と資材について

建築用語『絶縁体』とは?ー使い方と種類を徹底解説

絶縁体とは、電気が流れない物体のことを言う。ゴムやプラスチック、空気などが該当する。金属のように電気をよく通す物質を導体というのに対して、「不導体」や「不良導体」とも呼ぶ。絶縁体を分類すると、ガス絶縁変電所やガス遮断機に使用される空気や水素ガスなどの気体絶縁材料、変圧器などに使用される鉱物油などの液体絶縁材料、そして多くの種類があって一番身近な固体絶縁材料となる。絶縁体を使用するには、電気が導体を通過する際に発生する摩擦熱を抑えるか、電線のように多く必要な場合には、どの程度の価格の物か、ガラスなどのような壊れやすい物か、ゴムのような劣化のしやすさなどを考慮して、使用する状況にあわせて選ぶ必要がある。
住宅の部位について

ツインベッドとは?

「シングルベッド」とは、幅90~100cm、長さ195cm程度の大きさのベッドで、一人用として使用されるベッドです。一人暮らしや、子供部屋、ゲストルームなどに適しています。「ダブルベッド」とは、幅140~160cm、長さ195cm程度の大きさのベッドで、二人用として使用されるベッドです。夫婦やカップル、同居人などで一緒に寝る場合に適しています。シングルベッドとダブルベッドの一番の違いは、サイズです。シングルベッドは一人用のサイズなので、一人でも寝返りを打ったり、足を伸ばしたりして寝ることができます。ダブルベッドは二人用のサイズなので、二人で寝ても狭さを感じません。シングルベッドとダブルベッドのどちらを選ぶかは、使用目的や人数、予算によって異なります。一人暮らしや、子供部屋、ゲストルームなどにはシングルベッドが適しています。夫婦やカップル、同居人などで一緒に寝る場合、または、ゆったりと寝たい場合はダブルベッドが適しています。
関連法規について

ワンルーム条例とは?東京23区にある不動産への影響があるかも

ワンルーム条例とは、人口の集中している都市部に多く、東京23区や全国の一部の政令指定都市等に存在する、賃貸マンションの建築制限のことです。 ワンルーム条例は、都市部における居住環境の悪化を防ぎ、良好な居住環境を維持するために制定されています。 ワンルーム条例は、都市部における賃貸マンションの建築を制限するもので、条例の内容は都市によって異なりますが、一般的には、賃貸マンションの1室の面積や、1棟当たりの賃貸マンションの戸数などに制限を設けています。また、ワンルーム条例では、賃貸マンションの建築許可を受けるためには、都市計画法に基づく都市計画許可が必要となる場合もあります。
建材と資材について

建築用語『樫』の豆知識

樫の木の特徴樫の木は、常緑樹の一種でブナ科の高木です。広葉樹のひとつで、アカガシやイチイガシ、シラカシなどが知られ、多くの種類があります。樫の木材の特徴は、材色が赤褐色であることです。木目が緻密で硬くなるため、弾力性も併せ持っていますが、加工がしにくいです。緻密な分だけ乾燥もしにくく、建築材としては使いにくさが目立ちます。しかし、その硬さを生かして鉋の台や、楔(くさび)などの道具に使われたりすることが多いです。敷居の溝底に使えば、硬さを生かした耐摩耗性を発揮させることができます。建築材としては加工が難しいことで敬遠される反面、緻密な木目を持っていることから水密性が高く、船舶材や車両材としても使われています。
関連法規について

建設業法とは?建築用語の解説

建設業法は、1949年(昭和24年)に制定された、建設業に関する基本的な法律です。この法律は、建設業を営む者の資質向上、建設工事の請負契約の適正化等を図ることによって、建設工事の適正な施工の確保、発注者の保護、建設業の健全な発達を促進し、公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。建設業法には、建設業を営むうえで守らなければならない諸規定が定められており、主な制度は、建設業の営業許可制度、建設工事の請負契約に関する契約内容の義務化と一括下請負の禁止等、主任技術者及び監理技術者の設置等による施行技術の確保、建設業者の経営に関する事項の審査などです。なお、建設業法に違反する行為があった場合は、建設業許可を出している国土交通省や、各都道府県知事による行政処分の対象になります。
住宅の部位について

スイートとは何か?ホテルの豪華な部屋を解説

スイートという言葉は、フランス語の「スイート」から派生した言葉で、もともとは「続き部屋」や「一続きの部屋」を意味していました。日本では、ホテルの客室を指すことが多く、寝室、居間、バスルームなどがひと続きになった豪華な部屋のことをスイートと呼びます。スイートの語源をたどると、ラテン語の「セクエンティア(sequentia)」にたどり着きます。「セクエンティア」は、「一続きの」という意味の形容詞で、「一続きの部屋」や「一続きの物語」などを指していました。これが、後にフランス語の「スイート」に変化し、さらに英語の「スイート」へと受け継がれました。日本では、明治時代以降にホテルが建設されるようになると、スイートという概念も導入されました。当初は、外国人向けの特別室として利用されていましたが、次第に日本人も利用するようになりました。現在では、スイートはホテルの高級客室として定着しており、特別な記念日やお祝い事の際に利用されることも多くなっています。
建材と資材について

木材製品の基礎知識

木質製品とは、木材を原材料にしてつくられた製品の総称です。 構造物、仕上げ資材、化粧資材など、用途によってさまざまな木材が用いられます。木材の素材を目で確かめることができるものから、木材繊維段階にまで分解して、再成形する材料製品まで多岐にわたります。繊維板、合板、削片板といった木質パネル、製材品、構造材、梱包材、造作材などがあり、近年はエンジニアウッドと呼ばれる、加工木材の利用が拡大しています。これは、集成材、製材品、積層材などで、強度が高く、反りやゆがみなどの問題が少なく、長期にわたる安定した性能を維持した木材です。木材製品には、国産材のほか、欧州材、北米材など、さまざまな地域のものが存在します。
建築の基礎知識について

パイルとは?基礎のための杭

建築用語「パイル」とは、建物基礎等に使われる杭のこと。地盤が弱く、上部の荷重に耐えられないと判断された場合に使用されます。建築基準法では、敷地の地耐力に応じて、基礎杭を打つか、べた基礎、布基礎を打つかを選択するように定められています。基礎杭には、鋼管杭、木杭、砂を固めて作られた砂杭、砕石杭などがあります。木食いは、円柱状に成形され、圧入専用重機を用いて地盤に無回転で圧入します。また、パイルには、織物の地組織から突き出て布の表面を覆っている輪奈や毛羽、という意味もあり、こちらはカーペットやラグなどで用いられます。パイルの種類には、先端がループ状になっているループパイルと、先端が切れているカットパイルがあります。
建築の設備について

単相3線式とは?電気の配電方式について解説

単相3線式の仕組みは、三相交流電力を変圧器で降圧して単相交流電力に変換し、これを3本の電線で配電する方法です。3本の電線のうち、1本は中性線と呼ばれ、他の2本の電線は相線と呼ばれます。相線には、それぞれ100Vの電圧がかかっており、中性線には0Vの電圧がかかっています。100Vの電圧が必要な機器は相線と中性線の間に接続し、200Vの電圧が必要な機器は2本の相線の間に接続します。単相3線式の最大の特徴は、100Vと200Vの両方の電気を使うことができることです。100Vの電圧が必要な機器は相線と中性線の間に接続し、200Vの電圧が必要な機器は2本の相線の間に接続します。これは、三相交流電力から単相交流電力に変換する際に、中性線を導入することで実現されています。中性線は、相線と電圧が異なるため、100Vと200Vの電圧を同時に供給することができます。
建材と資材について

スパンドレルとは?特徴や種類、選び方

金属化粧板としてのスパンドレルとは、留め付けのビスが目立たないように隠すことができる構造を持った金属製の板のことです。外壁や天井材として使用されることが多く、幅は10cm程度で、断熱材を裏打ちしているものも販売されるようになりました。サイディングの一種ではありますが、窯業系のものとは価格帯が異なり、高価になってしまうのがデメリットと言えるでしょう。ただし、防火構造としての側面も持ち、消防法に記載される防火区画の一つでもあります。防火区画の一部がガラス張りであった場合、隣の区画に火災が延焼する可能性が高くなるため、接する部分の壁や床などの構造で延焼を防ぐ必要があります。この部分を総称してスパンドレルと呼び、腰壁と訳すこともできます。
住宅の部位について

建築用語『ベース』の意味と使い方

大見出し「建築用語『ベース([1]土台、基本[2]基地、本拠地)』」の下に作られた小見出しの「ベースとは」ベースとは、建築用語で「土台、基本」という意味です。建築物の基礎部分や、柱や梁などの構造体を支える部分のことを指します。また、「基地、本拠地」という意味でも使われ、軍隊や警察などの組織が拠点とする場所を指します。建築用語としてのベースは、建物の基礎部分や、柱や梁などの構造体を支える部分のことを指します。基礎部分は、建物を地盤に固定するための重要な部分であり、柱や梁は建物の重量を支える重要な部分です。そのため、ベースは建物の強度や耐久性に大きな影響を与えます。また、基地や本拠地という意味でも使われ、軍隊や警察などの組織が拠点とする場所を指します。基地は、軍隊が駐屯し、訓練や作戦を行う場所であり、本拠地は、警察や消防署などの組織が活動の拠点とする場所です。基地や本拠地は、組織の活動にとって重要な場所であり、その安全性が求められます。
住宅の部位について

暖炉の仕組みと特徴

暖炉は、室内を暖めるために火を焚く炉のことです。 暖房装置として使われるが、まったく無関係に装飾品として使われる場合もある。耐火レンガや石材を用いて作られる炉で、壁面に作られることが多く、煙突を使い外部と直結する。薪などを燃焼させるだけではなく、そこから得られたエネルギーをレンガや石材に吸収させ、その輻射熱でさらに燃焼を促進させる。このときに出た熱エネルギーを暖房として利用するのが暖炉であると言える。つまり、「暖炉」の後方や下方に断熱できるような工夫をしておかなければ、火事になってしまう。暖房効率ということから考えると、薪などを燃焼させて出たエネルギーの10%も使うことができない。90%あまりのエネルギーは煙突から逃げ出てしまうからである。
住宅の部位について

手洗い付きカウンターとは?機能やメリットを解説

手洗い付きカウンターとは、洗面化粧台の一種で、手洗いボールや水栓が天板上に設置してあるものです。 手洗い器としては、コンパクトにまとめられており、下部には収納スペースがあるため、タオル掛けやペーパーホルダーに活用することができます。トイレに使われることが多いのは、限られたスペースを有効に活用できるからです。洗面所で使われる場合には、 洗面化粧台と呼ばれ、特別に手洗い付きカウンターとは呼びません。洗顔やシャンプーもできるようになることから、シャンプードレッサーと呼ばれることもあります。水跳ねしやすいことから、工夫された商品も多く販売されています。
建材と資材について

二丁掛けタイルの魅力と使い方

二丁掛けタイルとは、レンガの小口2枚分に相当する寸法に目地を加算して作り上げたタイルのことです。60mm×227mmで作られ、厚さは内装用が4mm〜8mm程度で作られるが、外装用は5mm〜15mmとかなりの差があります。床用として作られている物もあり、用途によって使い分けされます。1㎡当たり64枚使う計算になります。小口タイルと寸法を組み合わせることができるため、仕上げに変化を付けることができます。ホームセンターやインターネットで手軽に手に入れることができるタイルであり、DIYで利用していくことも多くなりました。素人でも、タイル用ボンドを使って装飾していけば、キッチンまわりなどを大きく変化させていくことができます。
建材と資材について

建築用語『背割り』の意味と役割

-背割りとは何か-背割りとは、芯持ち材に入れておく鋸目のこと。芯持ち材とは、木の中心部に近い部分から切り出した木材のこと。木材は乾燥する過程で割れやすい性質を持っているため、芯持ち材は乾燥する過程で割れてしまうことが多い。この割れを防ぐために、背割りが行われる。背割りは、目つきと反対側に、もとから末まで鋸目を入れることで行われる背割りの深さは、中心部に達する深さまでにする。背割りの後は、くさびを打って放置することで、乾燥とともに開ききる。その後、動きが出ないように千切りを入れることで完成とする。背割りは、壁の中になるため、背割りした部分は見えない。近年では、乾燥技術の進化が著しく、こうした手法を用いないでも、割れないようにすることができる。狂いも少なくできるため、背割りは行われなくなってきた。
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