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建築の工法について

城郭における乱積みの役割

乱積みとは、大きさの異なる石を積み上げる石積みの方法で、平らたく切り出した石だけでなく、自然石の平石も用いて積み上げていく。方向も様々な組み合わせにすることから、乱層積みとも呼ばれている。安土桃山時代以降にはじめられたと考えられており、それ以前には石積み自体があまり見られない。城を築城することを考えると、こうした乱積みは目地がそろわないことからも、縦方向だけではなく、横方向に対する強度も発揮させることができる。力も分散させることができるようになることから、多くの城で用いられた。布積みよりも乱積みのほうが、言葉からは乱雑に見えるが、高い技術がなければ成立しない。
建材と資材について

建築用語『硬化』のすべて

硬化とは、コンクリートや塗料、接着剤などが硬質化して固まることを言う。接着剤には様々な硬化方法がある。例えば、プラモデル用の接着剤のように、有機溶剤が蒸発することによって硬化する物。あるいは、瞬間接着剤のように空気中の水分と反応して硬化する物。そして、アクリル樹脂系のように紫外線を照射することにより、短時間で硬化する物などだ。コンクリートは、乾燥によって硬くなると思われがちであるが、実際にはセメントと水が反応し、ガラス質の結晶ができることで硬化する。また、コンクリートが反応する際に必要とする水を最小限に抑えて、より強靭で精度の高いコンクリートを作ることも可能。コンクリートの硬化は温度によっても変わり、同じ成分でも違いが出る。
建築の基礎知識について

建築用語『弾性』とは?

弾性は、外力によって生じた変形が外力をなくしたときにもとに戻る性質のことです。弾性には、体積弾性と形状弾性の2種類があります。体積弾性は、物体の体積変化に伴って現れる弾性のことであり、ピストン筒内で圧縮された期待がもとに戻ろうとする際などにみられる弾性のことでだ。流体の弾性はすべてこの体積弾性である。一方、物体の体積変化を伴わない変形によって現れる弾性のことを形状弾性と言う。物体のずれやねじれからくるずれ弾性があり、固体の弾性には必ず含まれる。
建材と資材について

ニットカーペットとは?特徴や種類を解説

ニットカーペットとは、カーペットの一種で、パイル糸を基布と同時に編み上げて作られたものです。ラッセル機などの編み機を用いていることから、ニットカーペットと呼ばれています。ラッセルカーペットと呼ばれるのは、このラッセル機で編まれた物のことを指しますが、一般的にはニットカーペットと呼ばれることが多く、ニットカーペットとラッセルカーペットを合わせて編みカーペットと呼ぶこともあります。ニットカーペットは、通常、パイルがループ状になっており、編み込み時に調節することで、高低を付けることも可能です。しかし、ループが脱落してしまうことがあるため、ラテックスでコーティングされることもあります。ニット編みを行なう編み機に関しては、日本はトップブランドであり、世界トップシェアの企業も日本にあります。
住宅の部位について

軸回しとは何か

軸回しとは、仏間に設ける襖戸のこと。 扉を開いた状態で両側にスライドさせて格納できる建具です。開いた状態でスライドしていくため、仏壇と干渉することがなく、邪魔になることがない方法と言えるでしょう。扉角の洋のレールを敷かなければならないため、ある程度の幅も必要となってきます。仏壇を見えなくできる関係上、電源を使う場合には、内部に用意しておかなければいけません。仏間に使われるだけではなく、洋間にも応用されている物が増えています。開き戸ではどうしてもデザイン的なおさまりが悪いときには、軸回しにすることによって、扉は壁の中に収めることができるようになるため、すっきりしたイメージを作り出せるでしょう。
住宅の部位について

引き違い窓の魅力と特徴

引き違い窓とは、2枚以上のガラス戸を使用し、左右どちらからも開閉する方式の窓のことである。欧米では片引き窓が多いが、日本では両引き戸が一般的である。開閉操作が横に引くだけなので、誰にでも簡単に行なえ、窓枠から障子ごと取り外せるので、引越しのときには、荷物の搬入が容易である。また、小さなサイズから大きなサイズまで規格品がそろっているので選びやすいなど、機能面でもコスト面でも優れた点が多い。
建材と資材について

ヒューム管の基礎知識

ヒューム管とは、鉄筋コンクリート製のパイプのことです。 コンクリート製ですが、一般的に打設する方法では作らず、遠心力を使って締め固めることで高い構造耐力を持っています。外圧に対して設計するのか、内圧にも耐えられるように設計するのかによって構造的にも違いがあります。これらの特性から、公共下水道などの排水路にも使用することができるほどの大きさを作ることができ、土圧などにも耐えることができるため、多くの場所で利用されています。住宅の敷地のような環境の場合には、そこまで大きな径が必要ではなく、ヒューム管よりも塩ビ管を使うことが多いです。
住宅の部位について

螺旋階段とは?魅力と注意点をご紹介

螺旋階段とは、スパイラル階段や廻り階段と呼ばれている物で、回転している形をしている階段のことです。形状を上部から見ると、円の中心に対して回転して上がるようになっています。廻り階段との大きな違いとして、直線部分を持っておらす、90度回転したりするような踊り場はありません。回転しながら上り下りをしていくことになります。そのため、螺旋階段の踏板はすべて扇状になっており、30cm離れたところで踏板の長さを測ることが基本です。この長さが建築基準法を満たしているかどうかで判別します。螺旋階段は、曲線が優雅に見えるようになるが、その分だけ大きなスペースも必要です。そのため、吹抜けの部分に作ることが多いです。普及はしてきたものの、まだまだ高価であるとも言えます。
住宅の部位について

のし瓦の歴史と魅力

建築用語の「のし瓦」は、屋根の棟や冠瓦の下に積まれる平瓦のことです。単に「のし」と呼ばれることもあります。のし瓦は緩くカーブした形をしていて、真ん中に縦筋が入っており、この縦筋に沿って簡単に割れるようになっています。通常は割って使う場合が多く、この場合を特に「割のし」といいます。また、棟が広い場合には割らずに使用し、この場合のことを「完のし」と呼びます。のし瓦は切妻屋根や入母屋屋根などの胸に葺かれます。棟の左右から積み上げるため、継ぎ目から雨水が入りやすいです。これを防ぐため、継ぎ目に土を塗りこみながら位置をずらして複数段積み上げるのが一般的です。積み上げる段数が多い小戸下地への雨水の侵入を防ぐことができます。屋根の目立つ位置であるため、意匠性を考慮して段数が決定される場合が多いです。
建材と資材について

建築用語『発泡プラスチック』と基礎知識

発泡プラスチックとは、プラスチックを発泡させた素材のことです。 発泡させることで体積膨張し、密度が低くなる特性を持っています。断熱材として利用されることが多く、クッション材に使われていることもあります。これも、発泡プラスチックの特性であり、空気の泡を持っていることが重要です。様々な発泡プラスチックが存在していますが、基本的には合成樹脂の特性を生かした製造法を取っています。技術の進歩とともに、発泡ウレタンや発泡スチロールなども開発されるようになっていきます。材料を発泡させることから、体積当たりの単価は下がっていくことになるため、安価で使い勝手のいい製品が多く作られてきました。建築だけではなく、包装や緩衝材などにも応用されています。
住宅の部位について

レースカーテンで快適な空間を!効果や種類をご紹介

レースカーテンとは、窓に吊り下げた厚地のドレープカーテンの内側に取り付ける半透明のカーテンのことです。レースカーテンを使用することで、日中外からの視線を遮りプライベート空間を確保する遮視線効果、室内外の音を和らげる防音効果、ドレープカーテンとの併用による保温効果、家具や床、天井、壁、絵画などを、強い日差しや紫外線から守る日焼け防止効果、熱線による室温上昇を防ぐ冷房効果などが得られます。また北向きで曇りガラスの場合でも、窓を開けて換気するときの視線隠しや土埃や花粉などをガードする目的から、レースカーテンを付けることが望ましいです。
建築の基礎知識について

建築用語『耐震等級』とは?

耐震等級とは、住宅性能表示制度において、壁の量や配置、床、接合部、基礎などをもとに、建物の倒壊、損傷のしにくさを評価するものです。耐震等級は大きく分けて1、2、3の3段階があり、各等級の基準が定められています。耐震等級1は、数百年に1度程度発生すると考えられる大地震に対してでも、倒壊、崩壊、損傷を生じず、建築基準法レベルで震度6強〜7程度(阪神淡路大震災レベル)の地震にも十分耐える構造となります。耐震等級2は、数百年に1度程度発生すると考えられる大地震の1.25倍の大きさに対してでも、倒壊、崩壊、損傷を生じない程度。耐震等級3は、数百年に1度程度発生すると考えられる大地震の、1.5倍の大きさに対してでも、倒壊、崩壊、損傷を生じない程度を持っていて、主に消防署、警察署などの建物が該当します。
住宅の部位について

建築用語『基準階』って知ってる?

基準階とは、多層の建物で、基準になる同じような平面を持つ階のことです。主に、同一空間に仕様を重ねることで、階全体として採光、換気、設備等を一貫したルールで設計することで、安全かつ経済性を高める目的で採用されます。例えば、事務所建築では、1階も特殊な階を除いて、事務所の用途に使う階は平面的には同一であるため、この基本となる設計を基準階と言います。高層ビルでは、低層、中層、高層ごとに基準階が設けられる場合が多いです。
住宅の部位について

木製窓の魅力とメリット

木製窓の耐候性と維持管理木製窓は、木の風合いが美しく、断熱性や強度が高いことが特徴です。しかし、木は水に弱く、カビや腐食が発生しやすいというデメリットもあります。そのため、木製窓の耐候性と維持管理をしっかりと行うことが大切です。木製窓の耐候性を高めるためには、定期的に塗装やコーティングを行う必要があります。塗装やコーティングを行うことで、木を水や紫外線から保護し、カビや腐食を防ぐことができます。また、木製窓の隙間を埋めることで、冷暖房の効率を高め、結露を防ぐことができます。木製窓の維持管理を行うためには、定期的に掃除を行う必要があります。掃除を行うことで、汚れやほこりを除去し、カビや腐食を防ぐことができます。また、木製窓の開閉をスムーズに行うために、定期的に注油を行うことも大切です。木製窓の耐候性と維持管理をしっかりと行うことで、木製窓の長寿命化を図ることができます。
建材と資材について

建築用語『コロニアル葺き』とは?

コロニアル葺きの特徴は、軽量で施工が簡単なこと、他の屋根材と比べて安価なこと、太陽光発電装置を設置できることです。軽量であるため、耐震性に優れています。また、施工が簡単なので、工期が短くて済みます。他の屋根材と比べて安価なので、コストを抑えたい場合に適しています。また、太陽光発電装置を設置できるため、エコな住宅を目指すことができます。コロニアル葺きは、耐久性に優れているため、長く使用することができます。ただし、定期的なメンテナンスが必要なので、注意が必要です。メンテナンスを怠ると、雨漏りなどの原因になることがあります。
関連法規について

抵当権とは

抵当権とは、金融機関から融資を受ける際に、不動産を担保として設定する権利のことです。不動産を担保として住宅ローンを借り、ローンを返済することができなかった場合、抵当権が実行されます。抵当権を実行する場合、担保が設定されていた不動産が競売にかかり、ローンの返済に充てられます。これは、金融機関がリスク回避を図るためです。抵当権を設定するためには、登記や契約書の作成は必要ありません。お互いの意思表示さえあれば、抵当権の効力が発揮されるため注意が必要です。住宅ローンを利用する場合、ほぼ確実に不動産が担保として設定され、抵当権が付けられることになります。しかし、抵当権が設定されても、不動産の所有権は抵当権者に移りませんし、引渡しの必要もないため、抵当権が成立したあとも、引き続き所有者は使用することができます。
建築の工法について

消毒施工業務ってなに?

消毒施工業務とは、害虫を駆除することによって、生活環境を衛生的に保つための施工業務です。これは、新しく入居する人が不快な思いをしないようにするためのサービスの一環として行われることが多く、賃貸物件を借りるときの見積もりには、主に消毒料という項目で表示されます。また、消毒施工業務には、ゴキブリやイエダニ、ノミなどの害虫の駆除に加えて、除菌作業も行われます。消毒施工業務は、機械を使って消毒液を噴霧することによって行われ、数分から数十分程度の作業で完了します。消毒施工業務は、入居する人が快適な生活を送るために必要な作業ですが、必ずしも必要というわけではありません。
建築の基礎知識について

建築用語「逃げ」とは?

逃げとは、部材に狂いが出たときに、誤差を受け止めることができる余裕のことです。隙間を作っておくことで、余裕を持たせておく。逃げとは言わず、遊びと呼ぶこともあります。表面上は、何があったかは分からないようにすることができる。変形してしまったときでも、逃げがあれば、その状況を見せることがない。細かなことを吸収できるようになるが、その状態を見せることなく処理することができる。逃げ仕事とも言われるが、いかに見えないように作っておくのかということも、完成度を高める仕事と言える。したがって、逃げをゼロにすることは、仕事として完璧とは言えない。必要最低限の逃げを用意しておくことが重要であり、どこに逃げを作るのかを判断することが大事となる。
建材と資材について

揃の基礎知識

「揃」とは、2つの材の断面をそろえることであり、仕上げをしてそろえることも揃と呼ばれる。現場では、「面一」といったほうが理解されやすく早い。通りをそろえるということも同じ意味を持っている。2つの材を同じ面にそろえるということは、非常に高い技術を要する。2つだけで済むことは珍しく、これが他の材に対しても影響するため、ひいては全体的な納まりを考えていかなければならないためだ。
住宅の部位について

家にあるバー、ホームバーとは?

ホームバーとは、住宅のリビングのコーナーなどに設ける簡単なカウンター式のバーのことです。「家にあるバーのような空間」という意味で作られた和製語で、折り畳み式で利用するときに引き出す引出し式と、常に出ている固定式の物があります。対面式キッチンのカウンターを利用することもできます。手軽に実現するために移動式のラックなどを用いてバーコーナーを作る例もあります。また、カウンターだけでなく、ワインラックなど酒類を保存する設備も一緒に設置される場合が多くあります。
住宅の部位について

書院とは:伝統的な日本建築の美を支える要素

書院造りは、書院を主室とする建築様式のことです。書院とは、一般の住宅では、床の間の脇にある棚と障子で構成されたコーナーのことを指します。もともと武家や貴族などの客殿形式として完成し、その後、住宅形式となった書院造りにつながる様式です。書院には、床の間から出窓風に張り出して設置した「付書院」と、簡略化して机を設置せず書院窓だけを付けた「平書院」の2種類があります。主室には主に床、違い棚、付書院、帳台構えを配置し、上部には採光と装飾をかねた書院欄間が取り付けられ、障子は堅繁組み障子を用います。
住宅の部位について

蹴込み板の役割と種類

蹴込み板とは、階段の蹴込み部分に使用する厚板のことです。また、蹴込み床の地板と、畳寄せの間に入れる垂直の板のことも、蹴込み板と呼びます。蹴込板は上部が下部よりも少し前に出るような形になっています。蹴込が長いと階段を上げるときにつま先が引っかからないようにするために、30ミリ以下が望ましいです。蹴込みとは、階段にある踏板先端の垂直のところからから、下段の踏板と蹴込み板の取合部分までの間の、踏板の入り込んだ部分のことを指します。蹴込板のない階段も存在します。その場合、「透し階段」や「スケルトン階段」と言います。また、戸棚や流しといった床に近い部分や、床框のない床の間の床板と畳寄せの間に垂直に立てられた化粧用の板のことも蹴込み板と呼びます。
その他

エッグチェアの魅力を徹底解説

アルネ・ヤコブセンが贈る、時代を超えたデザインデンマークの建築家、デザイナーであるアルネ・ヤコブセンは、20世紀を代表するデザイナーの一人です。彼は、機能性と美しさを兼ね備えた家具のデザインで知られており、その作品は世界中の美術館や博物館に収蔵されています。ヤコブセンのデザインの特徴は、シンプルで有機的なフォルムにあります。彼は、自然界からインスピレーションを受け、曲線美を多用したデザインを多く残しています。また、彼は工業生産の可能性を積極的に活用し、大量生産を可能にするモジュール式の家具を開発しました。ヤコブセンの最も有名な作品のひとつであるエッグチェアは、1958年にデザインされました。この椅子は、卵のような形をしたシェル状の座面と背もたれが特徴で、座り心地の良さとユニークなデザインで人気を博しました。エッグチェアは、映画やテレビドラマにも多く登場しており、その知名度は世界中に広がっています。アルネ・ヤコブセンのデザインは、時代を超えて愛され続けています。彼の家具は、今もなお世界中の多くの人々に愛され、使用されています。
住宅の部位について

建具につける「キャッチ」を解説!

キャッチとは、扉などが開かないように、閉まったままの状態を維持するために取り付けられる金物のことです。ラッチと呼ばれることが多いです。マグネットを使った物や雄型をローラー状の雌型が挟み込むように止める物などがあります。マグネットの中には、開閉をスイッチにできるようになっている物があり、これを使うことで扉の開閉と照明を連動させることが可能です。省エネにも効果のある自動点灯回路として使われています。単に開閉といったことだけではなく、地震のときに揺れを感知するとロックできる耐震ラッチがあります。食器棚やタンスなどに取り付けておくと、ストッパーがかかり中の物を散乱させずに済。もっと簡単なストッパーの物もあり、取り付けるだけで安全性を高めることができます。
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