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建築の設計について

実施設計図書とは?~建築業界の細かすぎる設計図~

実施設計図書とは、工事の実施に必要で、施工者が積算書、施工図を作成するのに必要な設計図のことです。具体的には、意匠図、構造設計図、建築設備図などがあります。実施設計とは「詳細設計」とも呼ばれ、実際の工事や積算に使用される図面のことを表します。基本設計図が100分の1であるのに対して、実施設計図書は、細部を図面に描き込む必要があるため、縮尺は50分の1にしたものが多いです。棚板の数、家具の大きさや高さ、コンセントの位置や数、インターネットのLANの位置、照明器具などの住宅設備のすべてが細かく図面に描かれたものです。そのため、実施設計図書の作成には2~3か月かかるのが一般的です。
住宅の部位について

足元灯について知ろう

足元灯とは、廊下や階段などの壁の下部に取り付けられ、もっぱら足元を照らすために設けられる暗い照明のことです。屋内の物は、低い照明で日中も点灯し続けるものもあります。 最近の主流は、電気代を節約するために、人が近づいたときだけ点灯するセンサー付きのものもあります。ただし、人感センサー付きのものは初期費用が高くなるという欠点があります。常夜灯は、ほぼ同じものです。こちらは、主として常時点灯しているものを指します。 コンセントにさして使う後付けタイプと、壁面に埋め込むタイプがあります。屋外に設置する場合は、門から玄関までのアプローチに設置される場合がほとんどです。間隔のアプローチでは6~8m、階段では5段を基準に設置されます。
建材と資材について

岩綿吸音板とは? – その意味と建築における活用

岩綿吸音板とは、岩綿を主原料として板状に成型し、表面仕上げをした内装材です。 吸音性や断熱性、防火性などに優れた不燃材であり、主に天井に用いられます。オフィスビルや商業施設、集合住宅の天井まで幅広く利用されています。岩綿とは、玄武岩、安山岩といった火成岩を溶融し、空気中に噴出させて急冷し、繊維状にした物で、別名ロックウールとも呼ばれます。ガラス繊維と類似した形態を持つため、同様に断熱材や吸音材などとして使われます。岩綿吸音板の製品には、捨て張り工法が必要な物と、それが必要なく直貼り工法で施工できる物があります。捨て張り工法は、二重張天井仕上げ工法とも言われ、軸組に下地用ボードを貼り付け、その上に天井板を接着剤と釘を用いて化粧張りする工法です。
建材と資材について

建築用語『石綿スレート』とは?

石綿スレートとは、石綿を混合したセメントの薄板のことです。石綿とは、岩石から採掘される鉱物で、繊維状の構造をしています。セメントと混ぜ合わせて板状に成形し、十分に乾燥させて作られます。1961年頃から屋根材として全国に広まり、屋根材以外にも、壁、床、内壁、天井などにも用いられてきました。石綿スレートは、安価で薄くて軽量、不燃性、耐久性に優れていました。しかも防音性や断熱性にも優れていたので、一般的によく使われていたのです。しかし、石綿は健康被害がある事がわかり、2004年に使用が禁止されました。そのため、石綿を含む屋根材の販売も中止となりました。現在も、現存する建物の屋根に石綿を含むものが残っているケースがあります。しかし、基材のコンクリートに固められているため、石綿は飛散しません。ただし、撤去や処理の費用は割高となっています。
住宅の部位について

差尺とは健康にも影響を与えかねない

差尺とは、椅子の座面からテーブルの天板上端までの距離を指します。垂直距離のことであり、テーブルや椅子を選ぶときの高さや大きさの基準となってくる重要な要素です。差尺を適切で正確な物にしないと、使用するときに使いにくくなってしまいます。すると、作業効率も低下してしまい、健康上にも影響を与えてしまうことになりかねません。体の負担ということを考えても、適切な物にする必要があります。
建材と資材について

建築用語『ダイヤフラム』について

圧力や流量、液面などの自動制御用に用いられる、空気圧で作動する調整弁も、ダイヤフラムと呼ばれます。このタイプのバルブは、ゴムまたはプラスチック製の柔軟な膜を使用して、流体の流れを制御します。膜は、空気圧シリンダーによって押し上げられて、流体の流れをブロックしたり、開いたりします。ダイヤフラムバルブは、漏れが少ないこと、低コストであること、メンテナンスが容易であることなどの利点があります。また、他のタイプのバルブよりも化学的に腐食しにくいことから、化学産業や食品産業など、腐食性の高い流体を扱う用途によく使用されます。
住宅の部位について

スイッチの仕組みと種類

スイッチの仕組みは、可動部と固定部で構成されています。可動部は、スイッチを操作するために上下または左右に動く部分であり、固定部は、可動部が動作する際に接点を開閉したり、つないだりする部分です。接点は2つまたは3つの金属片でできており、スイッチのオン/オフの状態によって接触したり、離れたりします。スイッチをオンにすると、可動部が接点を接続し、電流が回路を流れるようになります。スイッチをオフにすると、可動部が接点を離し、電流が回路を流れることがなくなります。スイッチの役割は、回路のオン/オフを切り替え、電流の流入や遮断を制御することです。スイッチには、さまざまな種類があり、タンブラスイッチ、プルスイッチ、押釦スイッチなどがあります。それぞれに特徴があり、用途に応じて使い分ける必要があります。また、スイッチには、埋め込みスイッチと露出スイッチがあり、設置場所に応じて使い分ける必要があります。
住宅の部位について

ニースペースとは?知っておきたいニースペースの基礎知識

ニースペースとは、椅子に座ったままでも膝まわりに負担がかからないように設けた空間のことです。 キッチンや洗面台に取り付けられているシンクでも、ニースペースを設けることによって、椅子に座っても膝や脚が入るようになります。本来は収納や設備などが設けられているため、これらの設備を移動させて空間を作り出していきます。健常者が利用するだけではなく、車いすでの利用を考えた場合、こうしたニ―スペースを確保することはとても大きいです。膝がぶつかってしまうほどスペースがないと、上半身を近づけることができません。キッチンや洗面台のシンクを利用する場合には、大変不自由であり、危険も伴うため、大事な設計となってきています。システムキッチンなどでも大きく取られることが多いです。
住宅の部位について

妻側とは?建築用語を解説【日本建築の重要な要素】

「妻側とは、屋根を見たときに、屋根勾配を横から見て三角になっている部分のこと」。横から見たときに棟に対して直角に接している。妻側に対して、並行になっている部分は平側と呼ぶ。妻側に渡されている梁は妻梁と呼び、壁のことは妻壁と呼んで区別している。これだけでどの「方向にある梁なのか壁なのかが分かる」。もともと「日本建築では、長手方向を正面とすることが多かった」。そこで、短手方向のことを、区別するためにも端を意味する妻の側と呼んでいたことがつながっている。切妻造の場合、妻側が妻入りと呼ばれる正面となるが、両端の三角形になっている壁面のことを呼ぶ。配偶者の妻という呼び名は、家屋の中でもつまやで生活していたことに由来する。
建築の基礎知識について

位置決めとは?建築用語の基礎知識

位置決めとは、部材や部品を取り付ける位置を割り出し、その位置を物の表面に表し示すことです。また、正確な位置に部品を取り付けたり穴をあけたりするために、窪みや突起を設けて位置がずれないようにすることや、作動する機械や部品の動きを回転軸やレールなどで、定められた正しい向きや位置にセットすることを言うこともあります。つまり、ある物の固定基準の位置を決め、別の物を固定基準にあわせて、精度よく位置関係を保つことと言えるでしょう。位置決めをするためには、基準面に押し当てて面と面で決めたり、位置決めピンを使用して決めたりと、いろいろな方法があるので、作業の特徴から効率的な位置決め方法を選ぶことが大切です。
建材と資材について

木口の基本知識と活用法

木口とは、製材された木材を繊維と直行する方向に切り取った木材の端面のことです。木口には年輪の一部が表れて見えるのが特徴です。木口は、根元に近いほうを元口、梢(こずえ)に近いほうを末口といい、末口は元口と比較して細く、そして円形となっています。丸太材では、木口は元口を指すことが多いです。長さ6メートル以下の丸太を使用する際、材積の計算には、末口の直径を利用します。木口は乾燥して木口割れを起こしやすいため、未乾燥材には木工ボンドなどを薄めて塗っておくと、乾燥を抑えることができます。材質がやわらかい針葉樹でも木口は固く、木口を上向きに並べて、土足用の床材とすることもあります。また、家具における「木口」とは、大きな面に対して垂直に接している細い面の部分を指します。
その他

建築用語『工業地域』とは?

工業地域とは、都市計画法により工業の利便性のために定められている地域のことです。輸送手段や工業用水の確保、排水等に便利な地域が指定されるため、湾岸地域や河川敷、高速自動車道や空港近くの土地等に多く見受けられます。工業専用地域と違って住宅を建てることは禁じられていませんが、多くは工場特有の騒音や大気汚染の問題を抱えており、住むのに適していない場所がほとんどです。
建築の基礎知識について

数寄屋造りの魅力と特徴

数寄屋造りの歴史は、安土桃山時代にさかのぼる。茶の湯の流行とともに、茶室建築の手法・意匠を取り入れた住宅の様式が生まれた。数寄屋造りは、格式ばらない自由なデザインが特徴で、虚飾を嫌い、内面から客をもてなすという思想があった。質素で洗練されたものが好まれ、安土桃山時代の茶室に始まりました。江戸時代には、茶室から家屋、料亭などに広がっていった。当初は質素な設えであったが、時代が進むにつれ高級感のある和風建築のシンボル的な存在へと変化していった。
建築の基礎知識について

地中障害物とは?建築工事前に知っておきたい知識

地中障害物には、大きく分けて3つの種類があります。 自然に発生したもの、人為的に作られたもの、そして混合されたものの3つです。自然に発生したものとしては、土砂崩れ、がけ崩れ、地すべりなどの自然災害によって発生したものや、樹木の根などが地中に入り込んでしまったものなどがあります。人為的に作られたものとしては、建築物の基礎や杭、埋設管(水道管、下水管、ガス管など)、電線や通信ケーブル、古井戸や防空壕、廃棄物(コンクリート、瓦、ガラス、金属、木材、ゴミなど)などがあります。混合されたものとしては、自然に発生したものと人為的に作られたものが組み合わさったものです。これらの地中障害物は、それぞれ特徴を持っています。 自然に発生したものとしては、土質や地盤の状況によって発生しやすい場所が決まっているという特徴があり、人為的に作られたものとしては、建築物の種類や施工方法によって発生する場所が決まっているという特徴があります。混合されたものとしては、自然に発生したものと人為的に作られたものが組み合わさっているため、両方の特徴を併せ持っているという特徴があります。
建築の基礎知識について

スロープの基礎知識とバリアフリーへの活用

スロープとは、傾斜した道路や通路のことであり、斜路や傾斜路とも呼ばれます。自動車用などの他にも、人が通行する場所において、階段での昇り降りが適さない場所に設けられます。スロープの勾配は8分の1を超えてはならず、その表面は滑りにくい素材で仕上げることが義務付けられています。バリアフリー化の進行により、人や自転車、車椅子を利用する人などが通りやすいように、階段に代わって設計された通路を総称して「スロープ」と呼ぶのが一般的です。広場や駅前など、新たに整備される公共のエリアにおいては、概ね「スロープ」を設置。また、障害者や高齢者が利用しやすい建物建築を促進するハートビル法においても、不特定多数の人が利用する公共施設やビルにおいての「スロープ」の設置を義務付けています。
建材と資材について

建築用語『パイン材』 – 特性と用途

パイン材とはマツ材のうち、外材で仕上材または家具などに使われる物を指す。 ヒノキ材やスギ材と同程度の硬さで、年月がたつと白っぽい黄色から艶やかな飴色に変化するなどの特徴がある。種類や見た目も多岐に亘り、はっきりとした木目を生かした使い方をすることが多い。また、乾燥しやすくやわらかいため加工しやすい木材という面を持つ。構造用では、ロッジボールパインなど種類を限定する使い方もある。床材や壁材などの内装材として人気が高いが、無節の物は珍しく高値で取引される。近年は、欠けた割れ目や節の抜けた穴に節着剤を使い、埋め木補修を施した物や、プラスチックを割れ目に充填したパイン材も登場。こういった木材のことを「補修パイン材」などと呼んでいる。
住宅の部位について

建築用語『本体価格』とは?

本体価格とは、工事費のうち、外構や屋外排水といった別途工事を含まない価格のことです。建物本体の価格であり、ハウスメーカーなどがよく使っています。実際にこの価格だけでは家は建つことはありません。建築総額の一部であり、どこの土地に建てたと仮定しても、同じ金額となる項目と考えることができます。建築総額から見たときには、本体価格は必要最小限の構成によって成り立った工事費ということにもなります。実際に明確な基準といったものは存在しておらず、どこまでが本体価格であり、どこからが別途工事になるのかということは、これだけでは判断することができません。逆に総額表示にすると、条件が悪い場合には得をしても、条件が良い場合には損をするといった弊害も生むことになります。
建材と資材について

京壁

京壁とは、左官塗り壁のひとつで、京都を中心に発達した上塗りの工法のことです。西京壁と呼ばれることもあります。製品の進化によって、繊維壁材などでも京壁風に仕上げることができるようになりました。京壁は、石灰や麻などの繊維を入れることで、独特の仕上がりを作り上げます。そのため、触ると表面が落ちてしまいますが、現在の物は接着剤を混入して塗るため、あまり落ちなくなりました。その代りに、仕上がりに堅さを感じることもあります。京壁は定番の仕上げとも言えますが、それも柔らかさがあるからこそです。趣ということでは、現在の仕上がりは好まれません。下地が土壁ではなくなったことも、柔らかさを感じなくなった要因と言われています。
住宅の部位について

オーバーハングとは?構造やメリット、デメリットを解説

オーバーハングとは、複数階の建築物で、下の階の床よりも上の階の床が張り出し、広くなっている設計のことである。建物には、庇、ベランダ、バルコニーなどがあり、マンションでは、外部の片側廊下などがある。キャンティレバー、片持ち式などの方式を含んでいる場合もある。戸建住宅では、オーバーハングにすることで、庭部分の面積を損なわず使用可能なスペースを拡張できること、下部を駐車場などに利用できることなどのメリットがある。
建材と資材について

アピトン木材の特性と活用例

アピトンとは、主にインドからインドシナ半島、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどを産地とする木材のこと。色調などの外観は特に美しい物とは言えないため、表面に出るような用途に使われることはあまりない。しかし耐久性や耐水性に優れているため、橋梁材や枕木、トラックなどのボディ材やパレットとして、さらには床材や柱、梁、など幅広い用途で使用されている。また、価格が比較的リーズナブルであることも魅力である。
建築の設備について

漏電火災警報器について

漏電とは、電路の配線や機器の絶縁効果が薄れて、大地を岐路とする循環電流が生じる現象のことです。漏電は、電気機器の故障や、配線の破損などによって発生することが多く、火災の原因となることもあります。漏電火災は、木造建築のラスモルタル塗りで屋内の電気配線から漏電し、壁下地に組み込まれている鉄網が発生して火災が発生する場合があります。漏電火災を未然に防止するためには、漏電火災警報器を設置することが有効です。
建材と資材について

建筑用語『浮き』とは?原因と対策

浮きの定義とは?建築用語における「浮き」とは、仕上材と躯体との間の接着力が不足して、仕上材と躯体が分離して一体化の状態にならない状況を指す。外壁のタイル張りやモルタル塗り、床材の下地から肌分かれ、塗膜の分離なども広く浮きと呼ばれている。浮きの発生により外部から浮き間隔部分に雨水が浸入して、さらに浮きが拡大して遂に剥落して人命に損傷を与えてしまうこともあるため、注意が必要である。
関連法規について

建築用語『内装制限』とは?

内装制限とは、安全を確保するために建築基準法で定めている制限のことです。建物内部で火災が発生した際、内装が燃えて火災が拡大するなど、有害ガスが発生しないよう、仕上げ材を不燃性や難燃性の物にする規定です。制限を受ける内装は、1.2m以上の高さの壁部分、及び天井となっています。そのため、床や腰壁、窓台の部分については、難燃処理をしていない木質建材が使用可能です。
建材と資材について

ビニール・ペイントとは?特徴と種類、使い方

ビニール・ペイントの特徴を紹介する。ビニール系塗料の総称であり、耐酸・耐アルカリ性に優れていることが特徴である。また、水で簡単に薄められて扱いやすく、乾燥も非常に速い。ビニール・ペイントには塩化ビニル樹脂エナメルとアクリル樹脂エナメルの2種類がある。塩化ビニル樹脂エナメルは塗膜に塩素が含まれているため、防カビ性に優れている。一方、アクリル樹脂エナメルは耐候性に優れている。ビニール・ペイントは主に木部、鉄部、モルタル面に適しているため、浴室や厨房、地下室、食品工場の壁面、天井をはじめ、コンクリート、モルタル、サイディングボードなどの仕上げ材として、幅広く使用されている。
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