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住宅の部位について

洞床とは?特徴と代表例

洞床の特徴は、床の間の前面の間口よりも床内部の方が広く、洞の形を取る床の間である点です。内部の壁や天井などを壁土で塗りまわして入り隅に木部を見せない構造になっていて、千利休が創案したと言われており、草庵茶室などで用いられる形式です。床板には框を設けず、踏込み板としていて、落とし掛けなどは使用しません。全面の壁を塗りまわさず、内部の壁だけを塗りまわして、床柱や落とし掛けなどを使った床の間のことは室床と言います。室床や洞床にすると床の間の奥行きが分かりにくくなり、幽玄な雰囲気を持つことができます。また、洞床では、軸釘・中釘共に大平壁の幅の中心線上に取り付けられます。洞床の代表例としては、仁和寺の飛濤亭や松江の管田庵などがあります。
建材と資材について

透湿係数とは?建築用語の基礎知識

透湿係数とは、水蒸気を通過させる材料の性能を表す係数のことです。材料の性能を表す指標として使われており、透湿抵抗が高いほど、水蒸気を通過させにくくなります。このため、透湿係数は透湿抵抗の逆数として扱われます。透湿係数は透湿率と呼び変えることができますが、これは湿気の伝導率を表しています。透湿係数が大きい材料を使う場合には、ボックス法が使われていきますが、透湿係数が小さい場合は、カップ法が用いられます。どちらの方法も水蒸気圧差を利用して計測していますが、カップ法は質量の変化と恒温恒湿槽の温湿差から数値を求めることになります。これは、JISA1324によって定められている方法です。
建材と資材について

マスコンクリートとは?その特性とひび割れ防止

マスコンクリートとは、断面の最小寸法が80cm以上のコンクリートのことを指します。建築学会の定義では、このように定められています。一般的に、マスコンクリートは、コンクリートを大量に使用して打設するため、セメントが発生させる水和熱である内部最高温度と、外気温の差が25℃以上になることが予想されるような場合に使用されます。このとき、コンクリートの高い水和熱により、外気との差によって引き起こされる引張応力の発生が問題となります。さらに、温度差によって水分が失われやすく、ひび割れが生じやすくなります。そのため、コンクリートの設計段階から、水和反応による温度上昇を抑制し、拘束条件を緩和してひび割れを生じさせないようにすることが重要です。
建材と資材について

リシン吹付けの基礎知識と施工方法

建築用語のリシン吹付けとは、顔料を混ぜた砂状の外壁仕上げ材のことである。スプレーガンを用いて吹き付ける手法であり、非常に薄く仕上げることができる。合成樹脂を結合剤とした砂状仕上げ材そのものを「リシン」と呼び、塗装工事の一環として行われることもあるが、左官工事として扱われることもある。リシン吹付けは、骨材が前面に出てくるためざらついた仕上がりになり、この陰影が特徴的と言える。安価な仕上げ材であり、色も自由度に富んでいるのが特徴だが、合成樹脂を使用しているため、原色にすることは難しい。また、下地の管理が重要であり、念入りに施工しなければ、きれいに仕上げることができない。下地の影響を受けやすいので、下地の状態を万全にしておく必要がある。ラスの捨て貼りなどを行うケースもある。
住宅の部位について

マイホームとは?意味や由来、建築用語としての解説

建築用語における「マイホーム」には、2つの意味があります。1つ目は、「自分の家」を意味します。これは、人が居住するために建てられた独立した建物のことであり、一般的には、人が住むために建てられた建物であり、住宅と呼ばれることもあります。2つ目の意味は、「家族を主体とした考え方」を意味します。これは、家族全員が一緒になり、互いに支え合って生活するという考え方のことです。マイホームという用語は、19世紀後半にイギリスで最初に使用され、その後、アメリカ合衆国や日本でも使用されるようになりました。日本では、マイホームという言葉は、1970年代に住宅ブームが起こった際に、広く使われるようになりました。
住宅の部位について

ホワイエ:劇場やホールの入口から観客席までの広い通路

ホワイエの歴史と起源ホワイエという言葉は、暖炉や団らんを意味するフランス語に由来します。もともと、ホワイエは劇場やホールの入口から観客席までの広い通路を指すことが多く、主に幕間の休憩や社交の場として使われていました。18世紀には、ホワイエは劇場やオペラハウスの重要な部分となり、社交や娯楽のための空間として装飾されるようになりました。19世紀になると、ホワイエの概念は劇場やホールだけに限らなくなり、ホテルや結婚式場、オフィスビルなど、さまざまな公共の建物に広がっていきました。ホワイエは、ゲストを迎え入れるための空間として、また、ゲスト同士がコミュニケーションをとるための場所として使われるようになりました。現代では、ホワイエはさまざまな公共の建物や住宅で一般的に見られる空間となっています。ホワイエは、建物全体の印象を左右する重要な空間であり、デザインや装飾に工夫を凝らすことが多くあります。
建築の基礎知識について

建築用語『充足率』とは?

4分割法とは、木造建築物において、バランスよく耐力壁が配置されているかどうかをチェックするための手法です。この手法では、耐力壁の充足率が1.0以上確保されるか、壁率比が0.5以上になるように耐力壁を配置することが求められます。充足率とは、4分割法において、存在壁量を必要壁量で割って求めた割合のことです。存在壁量とは、それぞれの対抗する建物の則端部に位置する耐力壁の壁量です。また、必要壁量とは、その部分の床面積に、建築基準法によって定められた地震計数を乗じて求められた、必要な耐力壁の壁量のことです。地震計数は、回数や屋根、外壁の仕様により数値が異なります。
建材と資材について

トミジ管とは?耐火性能を高める石綿二層管

トミジ管は、耐火性能を高めるために作られた管で、石綿二層管のことです。塩ビパイプをもとにして、石綿スレートを使い包み込んである配水用配管です。塩ビ自体に耐火性はほとんどなく、非常に弱い物となるため、熱を遮断するように石綿スレートが使われています。これにより耐火性能が向上することになるため、防火区画の1メートル前後にも鋳鉄管の代わりに利用することができるようになりました。東亜トミジ社のトミジパイプが普及していったことにより一般化して、トミジ管と呼ばれるようになりました。石綿スレートを使っていることから、硬化させている物の、規制前の古い物に関しては、アスベストが飛散する可能性があります。現在では非アスベスト製であるため含有していません。
建材と資材について

柿渋塗りの魅力と歴史

柿渋塗りは、未熟な渋柿の汁を発酵させて濾過させた物を塗ることで、深みのある色を作り出すことができる塗料です。漆塗りの下地や家具の塗装に使われ、防水や防腐、防虫効果を発揮させることが可能です。江戸時代以前から使用されてきましたが、実際に防腐効果が高いことがわかっています。漆塗りに使われるのは、木地に高価な漆が浸透しすぎてしまうのを防ぐために行なわれてきました。その他にも、紙が貼られている和傘に塗ることによって、防水効果をもたらすだけではなく、素材としての強度を上げることができます。柿渋塗りは自然塗料として見直されてきていて、風合いが美しいことから和紙に使用されることも多いです。
住宅の部位について

建築用語『建て付け』とは?

建て付けが良いとは、ドアや障子がスムーズに開け閉めでき、また、閉めたときに隙間が生じない状態を指します。ドアなどが開いたときに、建具の反対側に隙間がない状態になることが望ましいですが、建具は閉まった状態を優先とするため、閉まったときにピタリとしまるようにドアなどを取り付けます。柱が傾いていると建具を返したときの建て付けがすいてしまい、これを「建て付けが悪い」と言いますが、これは直すことができません。しかし、扉の傾きやずれが原因の建て付けの不具合は、扉を固定しているピボットヒンジや丁番を上下左右に調整することにより改善することができるのです。
建材と資材について

建築用語『メンテナンスフリー』ってなんだろう?

メンテナンスフリーとは、保守点検などの必要が一定期間必要ない製品や部品、資材や建材のことを指します。住宅などの大きな設備から小型家電やバッテリーなど、多くの製品に「メンテナンスフリー」が存在します。同じメンテナンスフリーであっても、製品によっては保守点検不要期間が異なります。メンテナンスに手間がかかったり、費用が大きい場合、メンテナンスフリー商品で手間と費用のコスト削減を実現できる可能性もあります。メンテナンスフリー対象品とそうでないものの違いは、メンテナンスの頻度となるため、製品の寿命自体とは別物とする場合もあります。
関連法規について

建築工事届けとは?

建築工事届けとは、建築主が建築物を新築、増築、改築、移転する場合に、一定事項を都道府県知事に届けることを言う。 建築確認申請をする際に、建築計画の概要書とともに提出する、工事のあらましを書いた書類である。単に工事届と言われることが多い。図面は要求されていないが、建築主、設計者、工事監理者、工事施工者の氏名、住所、敷地面積、床面積、構造、高さ、階数、主要用途などが示されている必要がある。 建築基準法第十五条によれば、床面積の合計が10平方メートル以上にわたる工事では、建築主が建築物を建築するあるいは、建築物の除却工事を実施する者が建築物を除却しようとする場合には、建築主事を経由してその旨を都道府県知事に届け出なければならないことが定められている。
建材と資材について

堅木とは?特徴や用途を分かりやすく解説!

堅木の特徴とは、ケヤキ、ナラ、カシ、チーク、ブナなどの広葉樹類を総称したもので、硬さと耐久性に優れています。そのため、強度が必要なベランダやテラスのウッドデッキなどの建築資材や、木肌の美しい模様や杢目を生かした建築化粧材、建具、家具など様々な用途に使用されています。堅木は、その硬さと強度のために加工が困難ですが、加工後の美しさと耐久性は他の木材とは比べ物になりません。また、防腐加工を施せば、屋外で使用することも可能です。一方、堅木とは反対に、やわらかい木のことを総称して「軟木(やわぎ)」もしくは「ソフトウッド」などと呼ばれています。堅木とは細胞構造が異なるため、強度や硬さが異なります。
建築の基礎知識について

籠目模様|伝統的な網の目のこと

籠目模様とは、竹などで編んで作る伝統的な網の目のこと。 格子状とすることで強度を出している。籠目模様の場合、規則正しい網目を作っていくが、美しい仕上がりとなることから紋章化した。正三角形を上下に重ねたもので、魔除けに使われたりする六芒星(ろくぼうせい)にも見える。伊勢神宮の石灯籠には籠目が刻まれているが、家紋として籠目紋を使っているところも多い。水辺の物を組み合わせたものが家紋では多くみられ、葦やカキツバタ、水鳥といったところがある。非常にバランスがとれた付け胃のひとつであり、結晶格子など原子配列にも見ることができるが、これをカゴメ格子と呼ぶ。
住宅の部位について

建築用語「地下室」:地下空間と機能性

地下室とは、地面より低い場所(いわゆる地下空間)に位置する人工構造物で、室内空間を保持した部屋としての機能を有するものをいいます。建築基準法では、「地階と表記し、床が地盤面より下にあって、天井高の3分の1以上が地盤面より下にあり、かつ天井が地盤面から1m以下にある空間」と定義されています。地下室は、採光面、衛生面などで適切な処置を施す必要がありますが、年間を通して温度変化が少なく、断熱性や遮音性が高いという特徴があります。また、延床面積の3分の1以下までなら延床面積に算入されないため、土地の有効活用という点でメリットがあります。採光のためにドライエイリア(空堀)を設けた地下室はリビングや寝室などに、開口部のない地下室は納戸やオーディオルームなどに利用できます。
建材と資材について

同軸ケーブルとは?構造と用途をわかりやすく解説

同軸ケーブルとは、丸型のケーブルで、内部導体と外部導体がひとつになっているケーブルのことです。 両者の間には、絶縁体が存在しています。外部導体の外側には、保護被膜が巻かれているため、1本のケーブルに見えるのです。同心円状に作り上げられたケーブルでもあり、発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸ケーブルというのが正式名称です。テレビのアンテナ名から、結ぶケーブルとして使われることが多く、受像機まで結んでいきます。他にも同軸ケーブルは通信用に使用されることがあります。規格が分かれていて、5C-2VはUHF/VHFに使われ、5C-FBはBS放送用となっています。この2つに共通する頭文字の5は、外部導体となっている網腺の直径を表します。
建築の設計について

建築におけるコンピューターグラフィックスの役割

コンピューター・グラフィックスとは、コンピューターを使って図形や画像、映像の作成及び加工すること、またはその画像や映像のことを言う。略称してCGと呼ばれ、設計図や製図、イラストなどに使用されている。建築空間及び建築イメージを2次元画像にしたものは建築CGパースと呼ばれ、事業主や設計者が想像する建築意図やイメージを形にすることができ、プレゼンテーションでは重要なポイント。また、静止画だけでなく、コンピューター・グラフィックスで建築イメージをアニメーション化することも可能だ。この場合、技術的には静止画よりも複雑となるが、静止画と比べて、建築物の空間の規模が分かりやすいというメリットがある。
建材と資材について

形状記憶合金でスマートな生活を

形状記憶合金とは、変形させても、一定の温度以上に加熱することで、一瞬でもとの形状に復元できる合金のこと。ニッケル、チタン合金が形状記憶合金として有名で、他にも銅、アルミニウム、ニッケル合金、銅、亜鉛、アルミニウム合金など様々な合金で実用化が進められています。形状記憶合金は熱に対して可逆的な変化をすることを利用しており、耐食性や耐熱性も持っています。ただし、安価な物ではなく、かなり高額になってしまうのがネックと言えるでしょう。価格を抑えたステンレスも開発されてはきているものの、まだまだ普及に至ってはいないのが現状です。温度センサーや携帯のアンテナが有名なところですが、他にも様々な分野で活用されてきています。
建築の設備について

オール電化マンションのメリットとデメリット

オール電化マンションとは、給湯や調理にガスを使用せず、家庭内で使用するすべてのエネルギーを電力で賄うマンションのことである。 エコキュートやIHクッキングヒーターなどを設置した物件のことであり、エアコンや床暖房、冷房設備などもすべて電力を使用する。オール電化マンションではガスを使用しないことから不完全燃焼やガス漏れなどのリスクがなく、また熱源を持たないことから火災のリスクも少ないというメリットがある。さらにIHクッキングヒーターは手入れがしやすく調理器具の掃除がしやすいなどのメリットがあり、家事の負担を軽減することもできる。また深夜電力を使用してお湯を沸かして溜めておけば、光熱費を安く抑えることができる。
建築の基礎知識について

コントラクターとはどんな職業?役割や業務内容を解説

コントラクターとは、英語でContractorと書き、一般的にはGeneralContractorと呼び、日本語ではゼネコン、つまり総合建設業者のことだ。土木関係や建設関係の契約を請け負って、工事を行なう会社や個人のことで、請負業者とも言う。コントラクターの中でもゼネコンは、大手の総合建設会社のことであり、作り出す物は多岐にわたる。例えばオフィスビルや高層マンション、ホテルなどの身近な建築物、道路やトンネル、橋などの物流施設など。そして街全体を作り上げることもある。建設業法では、大工工事や電気工事など工事を29に分類しているが、ゼネコンではこのうちの土木一式工事または建築一式工事を請け負うものである。
建材と資材について

人造大理石とは?特徴や種類、メリット・デメリット

人造大理石とは、人工的に作られた大理石風素材のことである。別名、人工大理石とも呼ばれる。人造大理石の原料は、樹脂と無機物であり、顔料で色を付けて製造される。人造大理石の樹脂には、ポリエステル樹脂とアクリル樹脂の2種類がある。ポリエステル系樹脂に無機物を混ぜて作ったものをポリエステル系人造大理石といい、こちらは深みのある美観に欠け、紫外線等によって黄変してしまうというデメリットがあるが、その分価格が安い。一方アクリル系樹脂がベースのアクリル系人造大理石は、加工しやすく耐衝撃性と耐候性に優れているが、こちらは価格が高くなる。最近では、様々な種類の人造大理石が開発されており、その用途も広がっている。
建材と資材について

ラスモルタル塗りとは?特徴や種類について解説

ラスモルタル塗りとは、ラス下地の上に左官で仕上げた壁のことです。ラスモルタルと呼ばれることのほうが多いです。一般的には仕上げに使うのですが、リシン仕上げにしたりすることもできます。そうした別の仕上げに対しても対応することができます。メタルラスやワイヤーラスといった物を下地に使っているため、はがれにくくなるように仕上げます。またセメントでできているため、耐火性ということを考えると仕上げとして優れた性能を示します。準防火地域などの外壁として利用されることが多く、その場合には準耐火として20mm以上の塗り厚が必要となり、防火構造としては15mm以上でなくてはなりません。差が5mmということを考えれば、20mm以上にすることが一般的です。
建材と資材について

減水剤の基礎知識とコンクリートへの効果

減水剤とは、単位量当たりの水量を増やさずに、一定のスランプ値を保つ効果を持つ、コンクリート用化学混和剤のことです。セメントと水を混ぜた際に粉末状セメントの表面に吸着し、反発力のある静電気を帯びることによってセメント粒子を分散させ、セメントペーストの流動性を高める働きをします。減水率を高めた物を高性能減水剤と呼ぶ他、工事現場に搬入された生コンクリートにたいして、遅れて添加する高性能減水剤のことを特に流動化剤と呼びます。下水剤を用いることでワーカビリティの向上や凍結融解に対する抵抗性の向上が期待できます。減水剤の品質はJISA6204に規定されており、コンクリートの凝結時間の違いによって、標準形、遅延形、促進形の3種類に分類されています。
建材と資材について

ボンドブレーカーとは?

ボンドブレーカーとは、コーキング材の付着を防ぐために使用される部材のことです。二面接着を保つために、底面に使われることが多く、实际上バックアップ材を入れて縁を切ったとしても、これだけでも効果は落ちてしまいます。そこで、ボンドブレーカーを入れて境目を作るのです。ただし、バックアップ材が接着された用に加工してある場合には必要ありません。クラフトテープでできた物とポリエステルの物があり、どちらでも使うことができます。これは、国土交通省の公共建築工事標準仕様書に「紙、布、プラスチックフィルム等」という表記が存在し、シーリング材と接着しない物として定められているため、どちらを使ったとしても仕様的に問題はありません。
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