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住宅の部位について

建築用語『裏込め』の役割と重要性

裏込めとは、擁壁などの裏に詰める物のことです。栗石や砂利を詰めることが多く、トンネルでも使用されます。これは、何もない空間を満たすことではありますが、擁壁やトンネルには大きな意味を持ちます。裏込めの水通しが良いと、擁壁に穴をあけることで、内部の水分を排出させることが可能です。これにより、擁壁にかかる土圧を減らすことができるようになります。また、水の浸透によってカサが減ったりするようなことが起きないよう、十分に転圧されていなければなりません。石積の場合には、裏込めを転圧することにより、石同士をなじませることができ、安定性が高まります。土木では、地山と覆工の間にコンクリートやモルタルを打設することも裏込めと言います。
建築の基礎知識について

スウェーデン式サウンディングとは?

スウェーデン式サウンディングとは、地盤調査として、安価でおこなえる方法のことです。 安価なだけではなく、設備を小型に収めることができるようになるため、敷地が狭くても試験をできるようになります。回転する鉄の棒の頭部に重りを付けていき、重りの荷重によって、どれだけ貫入りするのかを計測します。貫入が止まった段階で、回転を加えていきながらねじ込んでいくが、25cmごとにねじ込むまでいったい何回転かかったのかによって、地盤の強度を判断できます。荷重は1kNであり、100kgが最大となります。スタートは15kgであり、25kg、75kg、100kgと荷重を増やしていきます。ボーリングに比べると、精度は落ちてしまいますが、小型の建築となる木造三階建程度までであれば、この精度でも問題はありません。大型建築物には、この精度の問題で用いられることはありません。
住宅の部位について

書院とは:伝統的な日本建築の美を支える要素

書院造りは、書院を主室とする建築様式のことです。書院とは、一般の住宅では、床の間の脇にある棚と障子で構成されたコーナーのことを指します。もともと武家や貴族などの客殿形式として完成し、その後、住宅形式となった書院造りにつながる様式です。書院には、床の間から出窓風に張り出して設置した「付書院」と、簡略化して机を設置せず書院窓だけを付けた「平書院」の2種類があります。主室には主に床、違い棚、付書院、帳台構えを配置し、上部には採光と装飾をかねた書院欄間が取り付けられ、障子は堅繁組み障子を用います。
住宅の部位について

建築用語『高欄』について

高欄とは、廊下や橋などの転落防止などに取り付けられる柵のことです。 宮殿や神殿の周りにも高欄は取り付けられており、建物や門の装飾的な部分で取り付けられることもあります。高欄は、端部に取り付けられ、進行方向に対して伸ばすのが一般的です。また、高欄は勾欄とも書かれることがあります。日本建築では、勾欄の横材のことを上から架木(ほこぎ)、平桁(ひらげた)、地覆(じふく)と呼んでいます。 地覆から、平桁を通して架木を支える物は斗束と呼ばれ、平桁だけを支える物は枘束(たたらづか)と呼ばれて区別されています。隅の部分は、3本が組み合わさっている物の他、親柱を建てる物もあります。3本とも組み合わせる物は跳高欄、親柱を建てる物を擬宝珠高欄と呼びます。他にも平桁と地覆の先端がわずかに出る組高欄などもあります。
建材と資材について

エルボとは?種類や用途について解説

エルボとは、L字型に曲げてある物のことで、総称として使われることもある。パイプ類に対して使われる場合には、L字継ぎ手のことをエルボと呼ぶ。角度はいろいろあるが、90°の物を指すことが多い。45°などの物は、区別するために45°エルボと呼んだりする。例えばダクトなどは角度を付けることが容易ではなく、加工するとしても内径が狭められてしまう可能性が出るため、エルボを継ぎ手として使う。これにより、径を維持したまま、一定の角度を付けて方向を変えることが可能になる。同じように継ぎ手として使われ、角度は付けるが二股になるようT字型になっている物はチーズと呼ばれて区別される。
建材と資材について

集成材とは?知っておきたい特徴と注意点

集成材は、板状に製材したラミナと呼ばれるひき板や小角材を乾燥させ、フィンガージョイントと呼ばれる方法で縦に接合し、また幅方向には接着剤を塗り、ラミナを重ね、貼り合わせて作られた木材のことです。 ラミナの状態で良く乾燥させるため、水分が抜けて割れや狂い、腐食が起きにくく、またもともと木の節や割れた部分は取り除いて作られるため、見た目に美しいです。小さい板をつないで作るため、大きさを自由に決めることができ、また湾曲した部材が作れるのも大きな特徴です。反面、接着剤を用いているため、製造された時点から徐々に劣化していきます。技術が未熟な製品や、品質の良くない接着剤を使っていると、接着面が剥離して隙間ができたり、乾燥して細かく割れたりすることもあります。またホルムアルデヒドを含む接着剤を使用している場合には、健康被害が懸念されます。
関連法規について

住宅性能表示制度について、わかりやすく解説

住宅性能表示制度とは、住宅の品質確保に関する法律である品確法の規定で制定された制度のことです。住宅の性能を表示する制度であり、比較ができるような表示にしなければなりません。性能としては、住まいが地震に対してどの程度強いのか、火災に対してどれほどの安全性を持っているのかなど、項目は10にもなります。これが、等級や数値によってあらわされるため、比較がしやすいです。公平で確実なものとするため、第三者機関の評価員が評価するものであり、設計段階と完成時のチェックが必要だ。任意で行なわれるのが住宅性能表示でもあり、行なわれた物件に対しては評価書が交付されます。評価を受けていれば、トラブルが起きた場合、指定住宅紛争処理機関が迅速に対応できるようになり、住宅ローンや地震保険に関して優遇されることもあります。
建材と資材について

インテリアを彩る「ファブリック」の活用方法

ファブリックとは、生地や織物のことです。インテリアで使う場合には、もっと広義になり、織物製品のことを指します。カーテンやテーブルクロス、ソファなどの張り生地も「ファブリック」となります。クッションやベッドカバーなども「ファブリック」と呼びますが、こちらはアパレルの影響が強いです。壁材の場合、ファブリッククロスと呼ぶことがありますが、これは布製の壁材を意味します。インテリアコーディネイトを考えた場合、「ファブリック」は重要的意味を持ちます。床や壁など面積が多い部分に使うことが多くなるため、コーディネイト次第で大きな変化を与えることができます。好みや個性をはっきりと出すことができるようになるため、インテリアへどのように「ファブリック」を入れていくかが、要となります。
建築の基礎知識について

切土とは?建築用語解説

切土とは、傾斜地で行われる造成工事のことです。整地するための工事で、傾斜を切り取ることで平坦な地面を作り出します。盛土に比べてもとの地盤を利用するというところが重要です。切土した面は、長年圧力を受けていた場所であり、安定していると考えられ、地盤は固いと言われています。住宅建築ということでは、優良な場所になりやすいです。切り取った土に関しても切土と呼びます。切土することによって、盛土との体積を近づけることもでき、切土を使って盛土することによって、コストも抑えることが可能です。
住宅の部位について

建築用語『内金』とは|役立つ知識

建築用語における「内金」とは、ある商品を売買した際の代金、もしくはサービスの報酬などとして支払われる金銭のうち、一部前払いされる金銭のことです。「内金」は、解約手付けのような手付金としての法律的な効果や拘束力はありませんが、契約締結の際に支払った金銭は、その意味合いとして手付金と同等とみなされ、実際上、明確に「内金」と手付金の役割が区別されない場合も多いです。手付金がその商品代金の10%程度であるのに対し、「内金」は20〜50%と高額になるのが一般的です。不動産の売買や権利の移転においては、売り主に抵当権の抹消を促す場合などに支払われ、引渡しの前の中間金と呼ばれる金銭の授受も「内金と」同じ役割があります。
建材と資材について

クッションフロアとは?特徴やメリット・デメリットを解説

クッションフロアとは、裏打ちの不織布やビニール層、ガラス繊維入りビニール層、中間層には印刷柄のある発泡層、さらに表面には透明のビニールシートを積層したビニール床シートのことです。厚みは1.8~3.5mm、幅は0.9~2.0mで、20~30m巻きの商品が一般的です。クッション性があり、歩行感がよく、住宅内で使用され、洗面所やトイレ、キッチンなどの水まわりで多用されています。中間層の印刷の柄も様々で、木材の風合いを模したものや、タイル柄のもの、大理石柄のものなどがあります。水に強く、お手入れが簡単であることも特徴です。
関連法規について

第1種中高層住居専用地域を知る

第1種中高層住居専用地域とは、中高層住宅の良好な環境を保護するために定められる地域のことです。建ぺい率は30%、40%、50%、60%で、容積率は100から500%で、絶対的な高さ制限がないのが特徴です。これにより、中高層マンションの建設が可能になり、快適な都市生活を実現することができます。また、第1種中高層住居専用地域では、床面積500㎡以内で2階以下であれば店舗や飲食店を建てることができます。さらに、床面積300㎡以内で2階以下の大学や病院、自動車車庫なども建てることができます。住宅施設であれば5階建てまでの建設が可能です。ただし、第1種中高層住居専用地域には、ゴルフ練習場やパチンコ店、ホテルなどの宿泊施設を建設することはできません。これは、これらの施設が住宅地の環境を悪化させる可能性があるためです。
建築の基礎知識について

ノルマン様式とは?

ノルマン様式とは、イギリスの建築様式のひとつであり、11世紀から12世紀にかけて発達したロマネスク様式のひとつに分類される様式です。 発祥はフランスの北西部にあるノルマンディー地方ですが、そこのノルマン人がイングランドを征服したことによって、イギリスでこの形式が発達しました。ノルマン様式は教会建築等に取り入れられており、大きな石を用いた組積建築で外部の装飾が少ないのが特徴です。 内部では円筒状の柱が交差しているのが特徴で、近年では横浜山手聖公会等にも取り入れられています。またステンドグラスが採用され、明かり窓の数が多めなのも特徴のひとつです。
住宅の部位について

相当隙間面積から知る、住宅の気密性

相当隙間面積とは、建物が持っている隙間をすべて面積として集めたもののこと。 実際に面積を測って測定することができないため、建物内に圧力差を作ることで測定する。送風機を使い、建物内外に圧力差を作るが、これを実際の面積として考えるため、相当面積と呼ばれるゆえんとなっている。この相当隙間面積を延べ床面積で割ったものはC値と言う。このC値が小さくなれば、全体に占める隙間が少ないということで、気密性が高い住宅になっていると考えられる。実際には、気温に大きな影響を受けるのが隙間であり、季節によっても違う。物質は温めれば膨張し、冷えれば収縮するため、夏場は小さく冬が大きくなる。この度合いを考えて、換気の計画を立てなければならない。
その他

建築用語『コンピュータアニメーション』とは?

コンピュータグラフィックスによる画像をもとに制作されたアニメーションをコンピュータアニメーションといいます。 テレビ広告やタイトルなどによく使われており、写実的かつ美しい映像を実現できることが大きな特徴です。コンピュータアニメーションは、3DCGソフトウェアを使用して作られます。3DCGとは、3次元のコンピュータグラフィックスのことで、 3次元空間上の物体を数学的に定義し、コンピュータ上で再現する技術です。3DCGソフトウェアには、さまざまな機能があり、キャラクターのモデリングから、背景の制作、ライティング、レンダリングまで、すべてをコンピュータ上で完結させることができます。コンピュータアニメーションは、従来のアニメーションよりも制作に時間がかかりますが、 その一方で、写実性や自由度の高さといったメリットがあります。 また、コンピュータアニメーションは、映画やゲームだけでなく、建築や医療などさまざまな分野で活用されています。
建材と資材について

「柱脚金物」って知ってる?基礎を固くして家を支える重要アイテム

柱脚金物とは、玄関など柱の脚に使用する金具のことです。基礎に埋め込んで使用する。基礎に取り付けることによって、玄関の柱の脚にすると、ポーチが暴風などによる吹上の力に耐えられるように。その他の構造耐力上重要な部分の接合に用いる金物として使われている。土台と連結させる一般的な柱は、荷重に対して耐えることができる設計が重要となってくるが、これに引き抜きに耐える力を与えるのが柱脚金物だ。玄関などの柱は独立柱であり、コンクリート上に建てられるため、耐えられるようにするために用いられる。ただし、水平力の負担は筋違いの存在がないためにできない。埋め込み深さによって耐久度が異なり、一般的な柱脚金物の埋め込み深さは150mmだが、風の強い地域で使うことができるような200mmといった物も選択することができる。
建築の施工について

鉄骨造・剛構造とは?地震に強い建物の基礎知識

鉄骨造・剛構造とは、建物が揺れから受ける負荷を、構造の強度で吸収する構造です。つまり、地震の際に建物自体の強さによって、揺れを吸収する構造です。そのため、中規模程度の地震(震度5弱程度)が発生しても、建物自体の損傷はほとんど無いと言われています。特に、小規模の地震の場合は、建物が揺れを感じにくく、建物が破損することもほとんどありません。剛構造は、強固な基礎と梁、柱などの太い鉄骨で構成されており、それらをしっかりと固定することで、強固な構造を実現しています。また、鉄骨造・剛構造は、耐震性だけでなく、耐久性にも優れていると言われています。地震による崩落を防ぎ、頑丈な建物です。
関連法規について

未線引区域とは?その意味や開発許可基準を解説

未線引区域とは、都市計画区域内を市街化区域と市街化調整区域に分けることを「線引き」と言い、この線引きがされていない区域のことを指します。都市計画区域は原則として線引きが行なわれることになっていたのですが、2000年の都市計画法の改正によって、線引きをするかどうかは都道府県の選択に委ねられました。そのため、必ずしも線引きがなされるとは限らなくなり、現在では未線引きという言葉の代わりに、非線引きという言葉が使われています。
建材と資材について

建築用語「ケレン」とは何か、方法と注意点

ケレンとは、塗料やセメント、コンクリート、モルタルの汚れを取り除くことです。ヤスリなどで擦って、汚れやサビを落として塗料の付着を良くする目的があります。電気工具やヤスリを使って、階段やトタン屋根に使われている鉄部のサビや汚れ、旧塗膜を落とします。特に鉄部には塗料の付きが悪いため、ケレンが不十分だと、塗装が2〜3年で剥がれる可能性があるため注意が必要です。鉄部以外にも木部などにもケレンが行なわれます。
建築の基礎知識について

残響とは?建築用語をわかりやすく解説

残響とは、音源から音が停止した後でも聞こえる現象のことです。 音が反射することで、停止していても壁や床、天井などに反射することで聞こえます。残響が聞こえている時間を残響時間と呼びます。残響時間は、音を吸収する材料の使用、壁や天井の形状、室内の容積などによって決まります。残響時間は、室内の用途によって異なります。例えば、音楽鑑賞を目的とした部屋では、残響時間が長くなるように設計されます。これは、残響が音楽に豊かな響きを与えるためです。逆に、会話や会議を行う部屋では、残響時間が短くなるように設計されます。これは、残響が会話や会議を妨げるためです。一般的に、理想とされている残響時間は0.7秒です。残響時間が短すぎると、音がはっきりとは聞こえず、逆に長すぎると、音が残響して聞き取りづらくなります。残響時間は、室内の仕上げ材や下地の組み合わせによってコントロールすることができます。例えば、硬い材料や反射する材料を使用すると残響時間が長くなり、逆に、柔らかい材料や吸音する材料を使用すると残響時間が短くなります。
建材と資材について

チーク→ 万能で美しい木材

チークとは、東南アジアを中心に分布しており、世界中で大変人気のある木材です。 チーク材は、木目が美しく使い込む程に美しい色合いに変わっていく高級材で、強靭な耐久性も持ち、高級列車として知られるオリエント急行や豪華客船クイーンエリザベス2号の内装等にも使われてきました。材質が硬く耐水性に優れているチーク材は、どんな環境下でも材質が変化しにくいと言う特徴を持ち、害虫にも強く、特殊加工をしなくても屋外で使用可能です。さらに、材質が硬くても加工はしやすいと言う特性を持っています。
建築の基礎知識について

建築用語「ネット金額」とは?

ネット金額とは、請負者側の見積もり金額にさらに値引き等を含めた最終的な金額のことです。文脈によっては、現場経費まですべて含んだ工事金額を指したり、値引きできる限界の価格を指すこともあります。工事金額の場合、事務所経費などは含まれていないことが多いです。ネット価格、NET金額などと表記される場合もあります。ネットと対の意味で使われるのがグロスという言葉で、グロス金額といった場合には、値引き前の見積もり金額や、諸手数料等を含んだ価格という意味になります。ネット金額もグロス金額も、業者間のやり取りで主に使われる言葉であるため、一般の施主が目にする機会は少ないです。解体作業時にはネット金額ではなく値引き前の金額が施主に提示される場合が多いです。
関連法規について

建築用語『指定建ぺい率』の基礎知識

指定建ぺい率とは、各行政で用途地域別に定められている建ぺい率のことです。 建ぺい率とは、敷地面積に対して建築物の建築面積が占める割合のことです。また、用途地域は都市計画法によって、住居系、商業系、工業系として、それぞれ指定された地域のことで、用途や建物の種類、建ぺい率の他規模や日影などの制限が設けられています。これは、乱開発から住環境を守り、住居、商業、工業などそれぞれの地域にふさわしい発達を促すことが目的です。指定建ぺい率と類似の用語に、指定容積率があります。容積率とは、敷地面積に対する建物の、延べ床面積の割合のことです。指定容積率も指定建ぺい率と同様に、用途地域ごとに決められています。
建材と資材について

小口平タイルとは?

小口平タイルの特徴小口平タイルは、レンガの小口面と同じサイズ(60×108mm)のタイルです。レンガのサイズに合わせて作られているため、外壁用に使いやすく、二丁掛タイルとも組み合わせが可能。二丁掛タイルは、小口平タイル2枚分の寸法に目地幅を加えたサイズのタイルです。現在では、45二丁が主流となってしまい、サイズ的に中途半端な小口平タイルや二丁掛タイルは使われなくなってきています。しかし、高級感を出すためには、レンガのサイズが向いており、質感表現もしやすいことから、使われることがあります。例えば、東京駅の外観は、レンガ造りではなく、貼り付け化粧レンガとして小口平タイルを用いています。この時期から、構造体としてレンガを使うのではなく、化粧としてタイルを使うように変化していきました。
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