耐震性

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建築の工法について

壁構造とは?特徴や欠点を解説

壁構造とは、壁体や床板などで構成される建物を支える構造のことを指します。壁構造の代表的なものとして、鉄筋コンクリート造があります。鉄筋コンクリート造は、鉄筋をコンクリートの中に埋め込んだ構造で強度の高い構造になります。壁構造は、梁と柱で建物の構造を支えるラーメン構造とは異なり、壁全体で建物の重さを支える造りです。そのため、壁構造の建物は耐震性に優れています。また、柱型が出ないため、造りがすっきりとしているのも特徴です。壁構造の欠点としては、設計によっては構造上必要な壁が出てしまう、スパンを飛ばすのが難しいという点が挙げられます。そのため、壁構造は、大規模な建物や複雑な形状の建物にはあまり向いていません。
建材と資材について

建築用語『コーチボルト』を分かりやすく解説

コーチボルトとは、ラグスクリューとも呼ばれるネジのことで、接続金具のひとつです。木ネジのひとつではあるものの、頭はナットタイプです。木ネジよりも強度を出すことができますが、ボルトほどの力は必要ない場合に使用されます。金物の留め付けによく用いられますが、耐震性の確保のためのホールダウン金物にも使用されます。金物を固定する大型のネジであるため、ドリルで下穴を空けて施工しないと、コーチボルトを締め付けると木材が割裂する恐れがあります。2/3程度を材料に差し込んでからスパナを使って締めこんでいきます。コーチボルトは強力な力を持っていますが、材料が乾燥したことによって痩せが出てしまうと、遊びが出ることもあります。
建材と資材について

建築用語『ラグスクリュー』とは?

建築用語の「ラグスクリュー」とは、コーチスクリューボルトのことです。木材に使用する大型のネジで、頭がナットになっている金物です。耐震性を確保するために重要な金物の固定や火打ち金物の留め付けに使用されます。ラグスクリューは、太さがあり締め付けも強くなるため、必ず下穴を掘って刺しこんでいったあとにスパナでしめ付けていくことで固定することができるようになります。通常の木ネジでは強度不足になる場合に使っていきます。ラグスクリューは、強力に締め付けることができますが、一方で、相手の木材を割ってしまうような可能性も起きてきます。さらに、木材が乾燥したときには、ネジが緩くなってしまいカタカタといった音を立てることもあります。ラグスクリューという名称は、現場ではあまり使われず、コーチボルトと呼ばれる方が多いです。
建築の工法について

ラーメン構造とは何か?その特徴と種類を解説

ラーメン構造とは、柱と梁を剛に接合した箱枠状の骨組を用いた構造の総称です。鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造に用いられます。ラーメン構造のみの建物は少なく、ラーメン構造と耐力壁やトラスを組み合わせたものが主流です。ラーメン(rahmen)は独語で、枠、フレームのことです。ラーメン構造は、高い耐震性と耐風性を発揮しますが、建設費用がかかり、音が響きやすいなどの問題点もあります。
住宅の部位について

長期優良住宅: 長持ちする住まいの秘訣

長期優良住宅とは、2009年(平成21年)に施行された「長期優良住宅の普及促進に関する法律」で認定されたものであり、物理的、住環境的な長寿命が求められる質の高い住宅のことです。 認定を受けるには、劣化対策、耐震性、維持管理や更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性、居住環境、住戸面積、維持保全計画の合計9項目においてそれぞれ一定の条件をクリアする必要があります。長期優良住宅の認定を受けることにより、住宅ローン減税の拡充や登録免許税の引き下げ、固定資産税の減額期間の延長など様々な減税措置が受けられます。平成28年からは、増改築においても認定が受けられるようになりました。
建築の基礎知識について

建築用語『短期荷重』

建築用語で「短期荷重」とは、積雪荷重、風圧力、地震力など、比較的短時間に建築にかかる荷重のことです。雪国においては、積雪荷重は長期荷重に分類されます。一般に短期荷重は、長期荷重として想定されている大きさの1.5〜2倍の大きさの荷重がかかることを想定して建物が作られています。また、風圧力は建物の高さや外壁面積によって決定されるため、建物の自重や積載荷重には関係しない値です。短期荷重がかかった際に各部材に生じる応力の限界点を示す許容応力度は、短期許容応力度と言われ、建築基準法では基準強度を3分の2倍した値を構造設計に用いると定めています。
建築の工法について

鉄筋コンクリート造:建築用語を知る

鉄筋コンクリート造とは、コンクリートの引張りに弱い性質を鉄筋で補った材料で、建築物の主要構造部をつくるのに用いられる代表的な構造である。長所は耐火性、耐久性に優れ、構造形態が自由にでき、耐震性に優れた構造をつくることができる所である。短所は自重が重い、ひび割れができやすい、施工が繁雑で工事期間が長くかかるなどである。鉄筋コンクリート造は、鉄筋をコンクリートの中に入れて一体にした構造である。鉄筋は引張りに強く、コンクリートは圧縮に強いので、両者の性質を組み合わせることで、強度と耐久性に優れた構造を実現している。鉄筋コンクリート造は、住宅やビル、橋、トンネルなど、さまざまな建築物に使用されている。
建材と資材について

火山性ガラス質複層板とは?特徴や使用例を解説

火山性ガラス質複層板の特徴火山性ガラス質複層板は、その名の通り、火山性ガラス質材料を主原料とした複層板です。軽量で耐火性・耐風性に優れた建材です。また、気密性や防音性も高く、構造用合板の代わりにも使用されることが多くなりました。しかし、耐震性が高い反面、曲げや引っ張りに関しては構造用合板の方が優れています。そのため、曲げ荷重が働きやすい地下では、特性的にも適していません。また、釘の保持力が弱いという欠点もあります。
建築の基礎知識について

木造・木構造とは?特徴や種類、注意すべきポイントを解説

木造と木構造の大きな違いは、接合方法にあります。木造建築では、木材をボルトや釘で接合しますが、木構造建築では、木材を金物や接着剤で接合します。木造建築は、比較的手軽に施工できるため、日本古来から行われてきました。しかし、木造建築は、火災や地震に弱いため、近代以降は木造建築よりも木構造建築が主流となっています。木構造建築は、木造建築よりも耐震性や耐火性に優れているため、高層建築や公共施設などの大型建築物に多く採用されています。また、木構造建築は、木造建築よりも木材の量を少なくすることができるため、環境にも優しいと言われています。
建築の基礎知識について

日本の伝統的な工法、在来軸組み工法って?

在来軸組み工法の特徴在来軸組み工法は、土台と柱、梁といった部材で構成された、日本の伝統的な構法です。柱と梁が建築物として荷重を支えるため、壁で構成する工法に比べて間取りに自由が利きます。また、構造壁ではないため、開口部も自由に作れます。在来軸組み工法は、壁で支えることになる工法である木造型枠組壁工法とは対照的です。木造型枠組壁工法は、ツーバイフォー工法という名前が浸透しています。ツーバイフォー工法は、面で支えることが基本となる工法であり、柱を少なくできるメリットがあります。在来軸組み工法は、柱と梁で支えることになるため、継手や仕口で組み合わせていくことが重要となっていました。しかし、現在では建築金物を使い接続しており、高い耐震性を実現できるようになりました。
建材と資材について

引掛け桟瓦のメリット・デメリット

引掛け桟瓦のメリットはたくさんあります。まず、引掛け桟瓦は軽量です。従来の土を使った工法よりもはるかに軽量なので、建物の重心を下げることができ、耐震性を向上させることができます。また、引掛け桟瓦は施工が簡単です。野地板と呼ばれる細木の上に並べてひっかけることができるので、熟練した職人でなくても施工することができます。さらに、引掛け桟瓦は耐久性があります。瓦自体の耐久性に加えて、野地板に固定されているため、台風や地震などの災害にも強いというメリットがあります。
住宅の部位について

建築用語「隅柱」

建築用語『「隅柱」』とは、建物の外隅、内隅にある柱のことです。「隅柱」は管柱のひとつとなり、管柱は桁や胴差しなどの中断された柱のことを指します。壁などの外側を意味しているのが「外隅」、内側を意味しているのが「内隅」となります。なお、建物の土台から屋根まで通っている柱は「通し柱」で、建物の耐震性や耐久性におおいに影響を与える物です。
住宅の部位について

台輪を知る基礎知識

台輪とは、タンスや戸棚といった箱物家具の一番底辺部分で、台座となる部分のことである。箱物家具が床に接する部分であり、また上部の本体を支える土台である台輪は、床からの汚れや湿気から本体を守り、また掃除機による衝撃などが本体に加わるのを防ぐ役目を担っている。台輪には、本体一体型と、本体と分離できる物の2タイプがある。台輪の高さは10~40cm程度で、かつてはキッチンで家具の高さ調整を行なう際には、この台輪部分をカットする方法がよく用いられた。本体と一体型では、カット調整を行なわない物も。また、デッドスペースである台輪部分に着目し、スライド式の台輪収納を組み込んだキッチンキャビネットなどもある。
建材と資材について

化粧スレート葺きとは?特徴やメリット・デメリットを解説

化粧スレート葺きは、藁を用いて化粧スレートを葺いた屋根のことです。化粧スレートは、セメントと人口繊維や天然繊維を用いて作られた、平状の屋根葺き材です。以前はアスベストを含んだものも製造されていましたが、規制後は使用されておらず、無石綿セメントスレートとも呼ばれます。天然スレートとしては玄昌石が有名です。化粧スレート葺きの特徴として、軽量で耐震性にすぐれている点が挙げられます。また、安価で広く普及しているため対応できる業者も多く、構造が単純なため葺き替えが容易である点もメリットです。一方で、化粧スレート葺きの欠点として、割れやすいことや、表面がざらついているためコケやカビが生えやすい点が挙げられます。
建材と資材について

建築用語『コラム』の構造と特徴

コラムの種類コラムは、その形状や製造方法によっていくつかの種類に分類されます。まず、形状による分類では、円柱状のコラム角柱状のコラムの2種類があります。円柱状のコラムは、一般的に鋼管を使用しており、角柱状のコラムは、鋼板を曲げて加工したものです。製造方法による分類では、冷間加工コラム熱間加工コラムの2種類があります。冷間加工コラムは、常温で鋼材を加工して製造したもので、熱間加工コラムは、加熱した鋼材を加工して製造したものです。熱間加工コラムは、冷間加工コラムよりも強度や耐震性に優れているため、高層建築や大型建築物に使用されることが多くあります。
建材と資材について

耐火二層管の特長と用途

耐火二層管とは、硬質塩化ビニル管の内管に繊維モルタルの外観を被覆している配管材料のことである。 繊維補強モルタル二層管とも言う。一般的にはトミジ管とも呼ばれ、防火区画の貫通処理が必要な場所でも使用できる。繊維モルタルで加工されているため吸水性や吸湿性があり、鋼管や銅管、ステンレス管などの金属管や、塩化ビニル管などのように防露施行を必要としないのが特徴である。これにより工期短縮やコストダウンにつながる。また、流水音の遮音性が高いことも挙げられる。
建材と資材について

建築用語『かど金物T字型』とは?その役割と施工方法をご紹介

ど金物T字型の役割と種類かど金物T字型は、柱と横架材を接合しつつ、補強する構造金物のことです。T字型をしていることから、かど金物T字型と呼ばれています。耐力壁が取り付く柱の柱頭や、柱脚を接合するために必要な金物工法です。柱の接合が弱くなると、倒壊しやすくなり、耐震性が下がってしまうため、梁と柱、土台を一体化させるために、かど金物T字型などを用いて接合させ、一体化した働きを持たせます。かど金物T字型を取り付ける際には、太めの釘となるZN65を用いることになるが、釘穴は部材の間隔の中心にしなければなりません。上下階の貫柱を接続する際などは、材に影響がないかどうかを確認する必要が出てきます。これは、引っ張り荷重が働くことによって、横架材が引き裂かれてしまう可能性が出てくるためです。
建材と資材について

建築用語『構造用合板』とは

構造用合板とは、建築物において耐震性や耐風性を高めるために使用される合板のことです。 耐力壁や耐力床を作ることにより、強度の高い建築物を実現することができます。また、気密性や防音性も確保することができ、住環境の改善にもつながります。主に木造建築物に使用され、下地材として用いられることが多いです。構造用合板は、アカマツやヒノキなどの針葉樹を材質として作られたものが多く、以前は針葉樹合板よりも安価な材料の物もありました。しかし、ホルムアルデヒドなどのシックハウス症候群が問題となり、建築基準法がホルムアルデヒドの放散量を面積で制限するように改正されたことを受け、一般的には使用されなくなりました。
建材と資材について

補強コンクリートブロック造の特徴と耐震性

補強コンクリートブロック造とは、コンクリートブロックの空洞の縦横に鉄筋を入れながら積み上げて、そこにモルタルを補充して補強した構造の物のことです。 補強コンクリートブロック造は鉄筋コンクリートに準ずる耐震性、耐火性を持っており、三階建て以下の小規模な建築物に用いられます。住宅密集地で木造に代わって用いられることで、火災や地震災害を未然に防ぐことができるとして普及しました。地震の際にコンクリートブロック塀が倒壊する事故が起こったことがありますが、これはブロック積み上げの際に縦筋をまったく入れていなかったのが原因でした。このような事故を防ぐために、小さな壁面でもコンクリートブロック造の場合には、必ず規定量の鉄筋を入れて補強しなければならないとされています。
関連法規について

優良住宅取得支援制度とは?

優良住宅取得支援制度とは、フラット35を利用する場合において、優遇を受けることができる制度のことです。この制度を利用することによって、さらにフラット35Sを利用できるようになります。フラット35Sとは、省エネルギー性や耐震性、バリアフリー性、耐久性、可変性の4つの項目が存在し、このうちのひとつの基準を満たす住宅を取得する場合に、優遇を受けることができるようになります。当初5年間の借入金利が下がるといったこともこの制度のひとつであったり、スペシャルを意味するSがついているフラット35Sの場合には、さらに優遇を受けられるようになり、20年間の金利が引き下げられたりすることがあります。なお、優良住宅取得支援制度は、買取型と保証型のどちらでも適用することができるようになっています。
建築の基礎知識について

建築用語「渡りあご」とは?

渡りあごとは、木造の仕口のひとつであり、ひとつの木をもう一本の木に垂直に載せる日本古来の仕口方法です。双方の木に溝をほって、そこを互いにはめ込んでいくことで行われます。そして、上になる男木の一部を切欠いて、下になる女木の角を欠きます。これによって、上になる部材の荷重はすべて下の部材に伝えることができ、下になる部材も断面欠損が最小で済むため、高い強度を維持することができるのです。
建築の基礎知識について

固定荷重とは?~建物重量の基礎知識~

固定荷重とは、建物自体が持つ重さのことです。移動しない荷重のことを指すため、躯体や仕上げ、設備などの建物を構成する荷重のことと言えるでしょう。英語ではdeadloadと書くが、日本語でも死荷重と呼ぶ。これは、すべての材が逃れることができないことを意味している。建物そのものの重さでもあることから、自重と呼ぶこともあります。固定荷重に関しては、構造的な要因が大きく影響するため、木造がもっとも軽くなります。鉄骨造りが続き、鉄筋コンクリート造りになると比重の問題からも非常重くなります。気密性や断熱性の向上だけではなく、耐震性を高めたりすることが多くなったことからも、固定荷重は増加する方向に蟻、地盤も伴って補強しなければ耐えることができなくなりました。
建材と資材について

カラーベスト葺き屋根の基礎知識

カラーベスト葺きとは、本来は建材メーカーの商品名であったものが普及して一般化された、住宅用屋根葺き材の一種です。屋根の化粧石綿スレート葺きの一種で、耐久性に優れています。特殊鉱物質とセメントが主原料となっており、石綿、珪砂などが混和した石綿系の人造ストレートで、平形に成型、採色された屋根葺材です。均一で高密度な結晶構造をしており、軽量で伸縮率、吸水率、含水率の少ない不燃材料となっています。従来の陶器瓦と比べると軽量で価格も安いです。また、独特の素材感と色調となっており、耐震性、耐候性にも優れています。「ストレート屋根」や「コロニアル」とも呼ばれることもあります。
住宅の部位について

居住性能を高めるための建築用語5つ

居住性能とは、建築物の性能を分類する四大性能の一つであり、住み心地に関連する性能を指します。居住性能を考慮した建築物にするためには、入居者が求める様々な要素を満たす必要があります。例えば、上下階の騒音を遮断する「遮音性」は、集合住宅の入居者にとって重要な要素であり、また、光熱費負担を少なくする「高断熱」は、入居者に経済的な生活を提供することができます。さらに、建物の内部結露による小児喘息やアトピーの遠因となる結露を防止する「結露防止」大きな地震から入居者の生命と財産を守る「耐震性」アパートの他の入居者が出した火災でお互いに被害を受けない「耐火性」など、入居者に快適な居住空間を提供するためには、様々な要素を満たす必要があります。
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