「リ」

建築の設備について

建築用語の『リモートコントロール』について

リモートコントロール(遠隔操作、遠隔制御、陰で人を操る。リモコンと略す。)とは、離れた場所から機器を操作する技術のことです。リモートコントロールは、主に電気機器や機械を操作するために使用されます。例えば、テレビのリモコンは、離れた場所からテレビのチャンネルや音量を調整するために使用されます。また、エアコンのリモコンは、離れた場所からエアコンの温度や風量を調整するために使用されます。リモートコントロールは、私たちの生活を便利にするために欠かせない技術です。
建築の基礎知識について

『リアル』- 建築用語としての意味と時代背景

建築用語『リアル(真実の、現実の、現実的な、本物の、実在する。)』 建築用語『リアル(真実の、現実の、現実的な、本物の、実在する。)』とは、建築において、「真実であること」を重視する考え方を意味します。この考え方は、建築を単に建物を建てることではなく、その建物の存在意義や価値を追求することだと考えています。つまり、建物の外観や機能性だけに注目するのではなく、その建物の存在が周りの環境に与える影響や、人々にどのような影響を与えるかを重視する考え方です。 この考え方は、19世紀後半に現れた「アーツ・アンド・クラフツ運動」に端を発しています。この運動は、大量生産される工業製品ではなく、職人が手作業で丁寧に作られた製品を重視するものでした。建築においても、この考え方が取り入れられ、「本物の材料を使って、職人が手作業で丁寧に建物を建てる」ということが重視されるようになりました。
建築の基礎知識について

建築用語「リリーフ」の意味と使い方

建築用語「リリーフ(救援、救助、浮き彫り、レリーフ)」とは、災害や事故などの緊急時に、被災者や負傷者を救助・支援する活動を指す。一般的には、緊急サービス機関や災害救援組織が実施するが、場合によっては、民間団体や地域住民が自主的に行うこともある。 リリーフ活動には、被災者の救助や避難、医療援助、食料や水の提供、仮設住宅の建設、心理的なケアなど、さまざまな支援が含まれる。また、被災地域でのインフラや公共サービスの復旧も重要であり、長期的な復興支援も必要となる場合がある。 リリーフ活動は、被災者の命を救い、生活を再建するために重要な役割を果たす。また、被災者の精神的なケアにも貢献し、地域社会の回復に不可欠なものである。
建材と資材について

リノリウム:床材と壁材の製造と用途

リノリウムとは、「石灰岩、松ヤニ、コルク粉、おがくず、樹脂、ゴム質物質などと、亜麻仁油の酸化物リノキシンを混ぜ合わせ、麻布などに塗りつけシート状またはタイル状に圧した建築材料」のことです。抗菌性や耐水性に優れ、おもに壁材や床材に使用されます。1860年代にイギリスで発明され、日本には旧加賀藩士によって、アメリカ合衆国から持ち込まれました。塩ビなどと比べ、製造に時間がかかります。施工後は、原料の油分が臭気を残すものの次第に消滅します。また、表面の油膜が剥がれると浸透性が格段に上がることにより、あとの床維持剤ののりが悪くなることもあります。そのため、硬いパッドなどを避け、定期作業を行なう必要があります。公共の建物によく用いられ、住宅ではトイレなどの水まわりに使われます。
建築の設備について

リモートスイッチとは?知っておきたい基本知識

リモートスイッチは、離れた場所から切り替えられるスイッチのことです。リモートスイッチは、ワイヤレスリモコンやスマートフォンアプリなどを使って操作することができます。リモートスイッチは、照明、家電、カーテンなど、さまざまな機器を制御するために使用することができます。 リモートスイッチは、主に以下の2つの種類があります。 * ワイヤレスリモコン式リモートスイッチ ワイヤレスリモコンを使って操作するリモートスイッチです。ワイヤレスリモコン式リモートスイッチは、テレビやエアコンなどの家電を制御するために使用されることが多いです。 * スマートフォンアプリ式リモートスイッチ スマートフォンアプリを使って操作するリモートスイッチです。スマートフォンアプリ式リモートスイッチは、照明、カーテン、スマート家電などを制御するために使用されることが多いです。 リモートスイッチは、生活の利便性を高めるために役立つ便利なアイテムです。リモートスイッチを使用することで、離れた場所から照明や家電を操作することができ、家事や仕事の効率を上げることができます。
住宅の部位について

両たてすべり出し窓 – 特徴とメリット

両たてすべり出し窓とは、たてすべり出し窓を2枚合わせた構造の窓のことです。たてすべり出し窓は、窓の軸が垂直に通っていて、その軸がスライドしてどちらかに回転するように開閉する窓のことです。たてすべり出し窓は全開にすると窓が90度になって、開口面積を最大限に利用することができ、また、気密性にも優れている他、窓の掃除も比較的楽にできるのが特徴です。 両たてすべり出し窓は、大きな開口部分にも縦すべり出し窓を利用することができるというのが利点です。たてすべり出し窓は外側に開くため、外側には網戸を取り付けることができません。このため、窓の内側に網戸を取り付けることになります。この網戸にも、上げ下げ式やロール式、うち開き式など様々なタイプがあります
建築の基礎知識について

リネンフォールドとは?ゴシック様式に用いられる装飾模様

リネンフォールドの特徴は、リネンの畳目に似た装飾模様であるということです。ナプキンを折り重ねたようなひだ状の模様で、装飾彫りで表現されます。ヨーロッパではゴシック様式の頃、おもに使われていた模様で、家具や壁面の鏡板部分などに用いられる代表的な模様のひとつです。リネンフォールドは、垂直方向を強調したシンメトリーなデザインが特徴です。リネンフォールドは、ゴシック様式の家具や建築によく見られる模様です。ゴシック様式は、12世紀にフランスで始まった建築様式で、高い天井とステンドグラスが特徴です。ゴシック様式の家具も建築と同様に、垂直方向を強調したシンメトリーなデザインの物が多く作られました。当時の家具は富の象徴とされたため、重厚感のあるスタイルの物が多かったです。
建材と資材について

建築用語『リボス』とは?

リボスとは、ドイツのリボス社の塗装用製品の商標名です。通常の塗料のほか、防腐塗料、防虫剤、ワックス、クリーナー、コルク用接着剤など、さまざまな種類があります。リボスの特徴は、植物成分や蜜蝋ワックス、無毒な顔料成分など、無害であることがわかっている自然素材のみを利用して製造されていることです。 他の自然素材を使用した塗料の場合、天然成分であってもアレルギーを引き起こす可能性があります。これに対して、リボスではアレルギーに対応した自然健康塗料を開発しました。これには、溶剤イソアリファーテが採用されています。イソアリファーテは、アメリカのFDA基準に適合した、野菜洗浄や果物野菜コーティング、ワインやビネガーの製造に用いられる、原油からとれる食品基準の溶剤です。
建材と資材について

リシン吹付けの基礎知識と施工方法

建築用語のリシン吹付けとは、顔料を混ぜた砂状の外壁仕上げ材のことである。スプレーガンを用いて吹き付ける手法であり、非常に薄く仕上げることができる。合成樹脂を結合剤とした砂状仕上げ材そのものを「リシン」と呼び、塗装工事の一環として行われることもあるが、左官工事として扱われることもある。 リシン吹付けは、骨材が前面に出てくるためざらついた仕上がりになり、この陰影が特徴的と言える。安価な仕上げ材であり、色も自由度に富んでいるのが特徴だが、合成樹脂を使用しているため、原色にすることは難しい。また、下地の管理が重要であり、念入りに施工しなければ、きれいに仕上げることができない。下地の影響を受けやすいので、下地の状態を万全にしておく必要がある。ラスの捨て貼りなどを行うケースもある。
その他

琳派とは? 桃山末期~江戸初期の大和絵の流派

琳派は、桃山時代末期から江戸時代初期にかけて活躍した大和絵の流派です。本阿弥光悦や俵屋宗達らが創始し、尾形光琳が発展させたと言われています。琳派は、装飾性やデザイン性を特徴とし、金箔や銀箔を多用したり、大胆な構図や色彩を用いたりするのが特徴です。 琳派の歴史は、本阿弥光悦が京都で蒔絵師として活躍していた16世紀末に始まると言われています。光悦は、俵屋宗達と親しく交流し、宗達の絵に蒔絵を施したり、宗達の絵を模写したりしていました。光悦の蒔絵には、宗達の絵画の影響が強く見られます。 17世紀初頭には、俵屋宗達が京都で活躍し、琳派の様式を確立しました。宗達は、金箔や銀箔を多用した装飾的な絵画を描き、大胆な構図や色彩を用いて新しい表現を生み出しました。宗達の絵画は、当時の貴族や武家に人気を博し、琳派は有力な画派としての地位を確立しました。 その後、18世紀初めに尾形光琳が活躍し、琳派をさらに発展させました。光琳の絵画は、宗達の絵画よりも繊細で優美な作風で、当時の貴族や文人たちに人気を博しました。光琳は、琳派の様式を完成させた人物であり、琳派を代表する画家の一人として知られています。
建築の基礎知識について

リブヴォールトとは? | ゴシック建築の天井様式

リブヴォールトの特徴 リブヴォールトは、ゴシック建築でよく用いられる天井の様式のひとつです。ヴォールトとは、アーチを平行に押し出した形状を特徴とする天井様式や建築構造の総称です。日本語では穹窿と呼びます。リブヴォールトは、横断アーチとその対角線のアーチをリブとして、その隙間をセルによって覆うヴォールトです。リブを用いているため、天井が補強されます。この形状を用いることで、天井を軽量化することができるため、広い天井下の空間を実現することが可能です。リブによって分けられるセルの数によって四分ヴォールトや六分ヴォルトなどと呼び分けられます。また、リブの形を星型にした押し型ヴォールトや、ひし形にして網目状にした網状ヴォルトなどもあります
住宅の部位について

優雅な曲線が美しいリボンバックチェアの魅力

イギリスで生まれたリボンバックチェアの歴史は18世紀にさかのぼります。 リボバックチェアは、その名の通り背板にリボン状の装飾を施した椅子で、中でも、トーマス・チッペンデールがデザインした椅子は、ロココ様式の代表作として、今も世界中の人々に愛されています。 チッペンデールの生み出した家具のデザインは、クィーン・アン様式やルイ15世様式、中国風のデザインなど、様々な文化の影響を受けています。また、動物の脚を模した曲線的な脚は、カブリオールレッグと呼ばれ、この様式の椅子に欠かせない特徴となっています。 リボバックチェアは、そのエレガントさと快適な座り心地で、ロンドンやパリなどの王侯貴族や裕福な人々の間で人気を博しました。そして、現在でもイギリスアンティーク家具の伝統を代表する椅子として、高い評価を得ています。
住宅の部位について

リ・ユース住宅とは?その活用方法とメリット

リ・ユース住宅とは、いらなくなった状態を処分するのではなく、再生するという意味を住宅に活用する方法のことです。リ・ユース住宅は旧住宅金融公庫が中古住宅に対する名称として付けました。平成14年度から変更していったものであり、中古住宅購入融資がリ・ユース住宅購入融資になり、優良中古もリ・ユースプラスと変更されています。建築後2年を超えた場合にはリ・ユース住宅適合証明書を受けることで、融資を利用できます。住宅金融支援機構へ2007年4月に移行したことにより、対象が住宅債権か住宅積立郵便貯金積立者に限定されることになりました。リ・ユース住宅ということでは、一般の住宅会社も中古住宅を示す言葉として盛んに使われるようになってきました。
建築の基礎知識について

リースバックとは?仕組みやメリットを解説!

リースバックを利用するメリットとは? リースバックは、ローンの支払いが不可能になった土地や建物を、個人投資家や投資会社などにいったん売却し、新たな貸主となった個人投資家や投資会社と賃貸借契約を結び賃料を支払うことで、その土地や建物を継続して利用し続けることを意味する。リースバックは、周囲に事情を知られることなく、今まで通り土地や建物を利用することができ、任意売却の発展系とも言われている。 リースバックを利用するメリットとしては、ローンの支払いが不可能となっても、売却して得た資金によって賃料の支払いが可能となるため、負担が軽減される。また、資金が貯まれば再び買い戻すことも可能。買い戻しの時期は、賃貸借契約終了後5年以内が目安とされている。 リースバックは、ローンの支払いが困難になった方にとって、土地や建物を手放さずに利用し続けることができる有効な手段
住宅の部位について

両片引き窓

両片引き窓とは、はめ殺し窓の両サイドに片引き窓を設けた窓のことです。 片引き窓とは、横滑り方式の窓のひとつで、片側がはめ殺し窓や壁になっている場合に用いられます。片方の窓だけを開閉するため、両方の窓を動かせる引き違い窓と比べると、通風量や室温調節などの機能面がやや劣ってしまいます。両片引き窓では、両側を全開にすると窓二面分の開口を確保できるため、片引き窓の欠点である機能面はやや改善されます。
関連法規について

隣地斜線とは?斜線制限について分かりやすく解説

隣地斜線とは、隣地斜線制限のことです。 斜線制限とは、建築基準法で定められた建築物の高さ制限の一種で、制限高さが境界線から斜線をなして変化するために斜線制限と呼びます。隣地斜線制限は、隣地の日照や通風、プライバシーを確保するために行なわれる高さや形状の制限です。敷地の道と接する部分以外の隣地境界線上から一定の高さの点を起点として、敷地内部に向けて一定の勾配の斜線を引いて、高さや形状を規定します。例えば、第1種・第2種中高層専用地域、第1種・第2種住居地域、準住宅地域では立ち上げの高さ20m、勾配1.25と制限されています。他地域では立ち上げ高さ31m、勾配2.5になっています。また、絶対高さ制限がある地域では隣地斜線制限は設けられません。
住宅の部位について

建築用語『立面図』とは?

立面図とは、建築用語で、建物や構造物の正面、側面、背面の図面のことです。全体的な外観を示す図であり、隣家と接地しているなどの場合を除き、特に表記する必要がなければ、東西南北の四面の立体図を作成するのが通常です。外壁、扉、窓、出入口の形状や、基準地盤面などを図示し、側斜線や道路斜線などのチェックもこの図で行われます。鉛直面への投影で、対象物を正面からみた正面図や側面からみた側面図などが含まれます縮尺は1/50〜1/100程度です。立面図は建物の外観意匠図としての性格が強く、細かい寸法などの記入は省かれることが多いです。「姿図」とも言われます。各図面の並びを左から右へ、反時計回りの順に書かれますが、最近ではCGやカラーパースを使って、立体画像を作るケースも多いです。
建材と資材について

琉球畳とは?その特徴と使い道を解説

琉球畳の特徴は、何といってもその見た目にある。畳縁がないため、すっきりとした印象を与えるのが特徴的。また、従来畳の半分の大きさで作られているため、置き畳として様々な場所に設置できる。琉球畳は、リビングの一角に和コーナーとして設けることで、従来のリビングと和室の一体型プランとは違ったイメージを演出することができる。また、和室に使用しても、和のやすらぎ空間に、アジアンテイストを融合させるなどの演出を楽しむことができる。
住宅の部位について

リビングダイニングとは?メリットや注意点

リビングダイニングとは、ひとつのスペースにある居間と食堂のことです。住居の間取りとしては、居間と食堂がそれぞれ独立しているわけではなく、仕切りをなくして大きなひとつの空間になっているものです。大きな空間の中で、どこまでを食堂=ダイニングのスペースにし、どこからを居間=リビングのスペースにするかは、それぞれの住人次第となります。不動産物件の用語として、「K」はキッチン、「D」はダイニング(食堂)、「L」はリビング(居間)を表し、「リビングダイニング」は「LD」として表されます。なお、「リビングダイニング」の場合、キッチンとは独立しているため、キッチン独特の生活感などが、リビングダイニングからの視界に入らないのがメリットです。
住宅の部位について

両開き戸と両引き戸の違い

両開き戸は、人の出入りの多いところや大きな荷物の出し入れが必要な場所に設けられます。例えば、玄関、リビング、倉庫などです。また、両開き戸は、建物の外観を印象づける役割も果たします。そのため、デザイン性の高い両開き戸が選ばれることも多くあります。両開き戸は、開閉には周りに広いスペースが必要であるため、間口が狭い場所には設置できません。また、両開き戸は、開閉時に戸が左右に開くため、風による影響を受けやすいです。そのため、風の強い地域では、両開き戸の設置は避けたほうが良いでしょう。
住宅の部位について

リネンとは?その魅力とリネン庫について

リネンとは、麻製の薄地の織物を指します。光沢があり、薄手で上質な肌触り、吸湿性にも優れており、夏物の服によく使用されます。語源はラテン語のLinumに由来し、転じてシーツやまくらカバーなどのベッドリネン、テーブルクロスなどを含む、家庭内で使用される布製品の総称にもなりました。これは、テーブルクロスやシーツ、タオルなどの多くがもともと麻製だったことに由来しています。これらのリネン類を収めておく場所をリネンクローゼットリネン庫と呼びます。
その他

不動産投資のリスクとリターンのしくみ解説

不動産投資のリスクとリターン 不動産投資は、マンションやアパートなどの不動産を購入し、その家賃収入や売却益を得る投資方法です。リスクは株式投資ほど高くなく、投資資本に対しそれなりのインセンティブを期待できるため、ミドルリスク・ミドルリターンと言えます。 不動産投資のリスクとしては、空室リスク、災害リスク、価格変動リスクなどが挙げられます。空室リスクとは、入居者がいない状態が続くことで家賃収入が得られないリスクです。災害リスクとは、地震や台風などの災害によって不動産が損傷し、その修繕費用が必要になるリスクです。価格変動リスクとは、不動産の価格が下落することで売却益が得られなくなるリスクです。 不動産投資のリターンとしては、家賃収入、売却益、節税効果などが挙げられます。家賃収入は、入居者から毎月支払われる賃料のことです。売却益は、不動産を売却した際に購入価格と売却価格の差額として得られる利益のことです。節税効果とは、不動産投資を行うことで得られる税制上の優遇措置のことです。
住宅の部位について

リノベーションで魅力溢れる住まいを

リノベーションとは、老朽化した建物に大がかりな工事を施し、新築の状態よりもさらに性能や価値を高めることです。外壁の補修や窓枠の取り替え、水まわりの設備の交換などがこれにあたる。類似の用語に「リフォーム」「模様替え」がある。厳密に言えば「リフォーム」は建築物のある部分を同等の材料・形状・寸法でつくり替え、老朽化した建物を新築同様に戻すことで、修繕とも呼ぶ。一方「模様替え」は「改装」と同義で、室内の家具の配置を変更するなど別の仕様でつくり替え、性能や品質を回復させる内装工事のこと。だが昨今では模様替え、リフォーム、リノベーションは混同されている場合が多く、その位置づけもあいまいとなっている。
住宅の部位について

リビングルームの多様化

従来の「LDK+個室」という間取りから、暮らし方の多様化に伴い、様々なリビングが登場しています。仕上げを屋外テラスと統一したリビングや、吹抜けを設けたリビングなど、楽しさや豊かさを追求したものが多いです。規模の大きな住宅になると、くつろぎの場(ファミリールーム)と、もてなしの場(ゲストルーム)を分離し、2リビングとしたものも見受けられます。中には、本格的なホームパーティのできる機能を備えているものもあり、国際化時代にふさわしい住まいといえるでしょう。