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住宅の部位について

茶庭とは?その歴史と特徴

茶庭とは、路地とも呼ばれる庭園のことである。茶道が仏教の影響を受けるようになり、露地という言葉を使うようになった。この呼び名が定着しているが、現在ではそういった影響で使われることはない。茶室につながる簡素な庭園が茶庭であり、敷地が限られた地域で発展していった。できるだけ人工的に作られた物を避け、その場所の自然にある物を組み合わせていく。様式化した部分を持っており、蹲踞や飛び石が設けられている。千利休の草庵風の茶がベースとなっていると考えられているが、明確な資料があるわけではない。実際に弟子たちの手によって発展していった時期には、内容のかなり変化が見られる。
建築の基礎知識について

剛床とは?建築用語を解説!

剛床とは、風荷重や地震荷重などの水平荷重に対して、無限の剛性と耐力をもつ床のことです。 これは、剛床が、水平方向に変形することのない床であることを意味します。鉛直方向の剛性や耐力に関しては問われません。一般に建築物は、剛床を前提に構造設計されています。しかし、二階建ての木造住宅の場合は、剛床となっていないものも多く見られます。木造建築の場合、性能表示では、床倍率という考え方で床剛性を判定することになっています。剛床で設計した場合には、火打梁や火打金物を設ける必要はありません。剛床には、根太を用いる方法と、根太を設けずに床梁の上に直接構造用合板を張って対応する根太レス工法の、二種類の工法があります。鉄筋コンクリートなどを用いて、剛床に限りなく近づけることはできますが、本当の剛床は現実的には存在しません。
建築の基礎知識について

建築用語『勾配』とは?

勾配とは、傾斜面の傾きの程度、または斜面のことで、傾斜面の水平方向の変化に対する、水平面からの距離の比を言う。屋根勾配の場合は、角度で表す他、水平距離10に対しての高さが3であるときには、3/10というように表し、この場合は3寸勾配と呼ばれる。また勾配が10/10のときには、数字ではなく、矩勾配と呼ぶ。なお、屋根の場合、雨漏りなどの問題を防ぐために、使用する仕上げ材により、必要最低勾配がそれぞれ決まっており、5寸勾配以上は、施工上屋根足場が必要だ。また、築堤や土止め壁などの法面勾配は、垂直距離に対する水平距離の割合で表現する。一般的な築堤の法勾配は、垂直距離1に対して水平距離1.5となる。
建材と資材について

床板とは?その種類や特徴を徹底解説

床板とは、床に張る板状の材料であり、下地がなくても使用できるのが特徴です。一般的には仕上げ材として用いられ、畳や絨毯式の下地を指します。縁甲板、フローリングブロック張り、合板床などが代表的です。床板に使用される樹種としては、ナラ、ブナ、ヒノキ、チーク、サクラ、マツなどがあります。フローリングは、単層フローリングと複合フローリングに大別されます。単層フローリングは、一枚の板材で構成されており、複合フローリングは、複数の層で構成されています。用途としては、根太張用と直張用に区別できます。根太張用は、根太と呼ばれる木材の上に張るもので、直張用は、コンクリートや合板などの下地に直接張るものです。また、簡易的な外部階段に使用される鋼板性のチェッカープレートなども利用されます。チェッカープレートは、滑り止め効果があり、安全性が高いのが特徴です。床板は、椅子をひきずったりしたときに発生する軽量床衝撃音に大きく関係しており、騒音トラブルにつながりやすいです。そのため、カーペットからフローリングへのリフォームは、集合住宅などでは特に注意が必要です。
建築の基礎知識について

建築用語で言う「減法混色」とは?

減法混色とは、色の三原色を混ぜることです。色の三原色はシアン、マゼンタ、イエローです。この3色を混ぜると明るさが減り、やがて黒になります。そのため、減法混色と呼ばれています。全ての色が0%、つまり何も混色しない状態で白を表現します。理論的には3色を混色すると黒になりますが、現実に混色していくと濁った茶色のようになります。そのため、印刷のインクなどでは三原色の他にブラックが別途用意されていて、黒の表現に使われます。
住宅の部位について

吊り木/釣り木とは!その役割と種類について

吊り木/釣り木とは、天井の骨組み(野縁)が垂れ下がったり、たわんだりするのを防ぐために、天井や棚などを上方から吊って支える細長い木材のこと。天井に使用する場合、「天井吊木」とも言う。天井の野縁受けを、木造の建物において最上階の小屋組を受ける水平の横架材である、小屋梁や床梁という床を支えている梁などから吊って支える物だ。細かく言うと、上部は釣木受けに取り付けて、下部は天井を、天井板を張るために小屋梁などから吊るす細長い横木である野縁と裏桟の交差部で支える。
住宅の部位について

サンルームで 快適な暮らし

サンルームとは、天井や壁をガラス張りにし、外から遮断された空間でありながら、太陽光を十分に採り入れることのできる部屋のことです。欧米では、住宅を建てる際に設計段階からサンルームを含めて計画することが多いです。日本でも集合住宅でサンルーム付きの部屋がある物は、あらかじめ設計されて建てられますが、戸建住宅の場合は、あとから増築の形でサンルームを増築するケースが多いです。いずれの場合も、建築基準法に基づき、居室の条件を満たした物がサンルームと呼ばれています。サンルームは、天候にかかわらず洗濯物を干したり、子供を遊ばせたりできるのがメリットです。サンルーム付きの賃貸アパートもあり、日中仕事で家を空けることの多い世帯に人気があります。
建築の基礎知識について

電波障害とは?原因と対策を解説

電波障害には、電波の送信や不要輻射が、電波を使用しないものを含む他の機器に問題を及ぼすという電波障害と、電波を受信する機器の動作が、ビルや建築物、山などによって妨げられるという電波障害の2種類があります。電波障害により生ずる現象としては、機器の誤動作やテレビの受信に影響する「TVI」、ラジオの受信に影響する「BCI」、電話に影響する「テレホンI」、オーディオなどのアンプに影響する「アンプI」など様々あります。一般家庭においては、従来では無線通信を行なう無線局や、高圧送電線からの放電、鉄道や工場などの工業用機械を原因とする電波障害がもっとも大きな問題とされていた。また、携帯電話やPHSによる電波障害は、特に医療機器に対する影響が問題となっている。
住宅の部位について

外付けサッシとは?メリットや種類を解説

外付けサッシとは、外側から取り付けるアルミサッシまたはアルミサッシシステムのことです。 柱の外側に取り付ける場合もあります。 住宅に取り付けられるアルミサッシの種類のひとつです。 外付けサッシの他に、内付けサッシ、外半付けサッシがあります。 外付けサッシの場合、ツーバイフォーに使われることが多いですが、真壁の和室でも使われます。 内側に障子を付けられるのもメリットです。 内付けは、雨じまいの悪さということもあり、新寸法体系になり規格自体がなくなりました。 実際に使われているサッシの大半は半外付けサッシであり、外付けサッシも数が少ないです。 部屋の内部に化粧枠が必要になりますが、外付けサッシと内付けサッシの利点を生かすことができます。
住宅の部位について

インナーテラスの魅力と設置時の注意点

インナーテラスとは、家の中や半屋外にあるテラスのことです。通常のテラスは、建物の外に一段高く作られたスペースを指しますが、インナーテラスは、住宅の外壁より内側に作られ、壁や屋根などの囲いがあることが特徴です。インナーテラスは、テラスでありながら、屋内のような雰囲気があり、外からの視線を遮ることができるため、プライベートな空間として楽しむことができます。また、インナーテラスは、外と内の境界線となる場所であり、屋内から外へとつながる空間として、開放感や広がりを感じさせてくれます。インナーテラスは、主に、住宅の1階部分に作られますが、2階や3階に作られることもあります。インナーテラスの面積は、住宅の大きさや敷地条件によって異なりますが、一般的には、数平方メートルから数十平方メートル程度です。インナーテラスの形状は、長方形、正方形、円形など、さまざまです。インナーテラスの床材は、タイル、石材、コンクリートなど、さまざまな素材を使用することができます。インナーテラスの壁面は、ガラス張り、木張り、コンクリート打ち放しなど、さまざまな仕上げにすることができます。インナーテラスの屋根は、透明なガラス、ポリカーボネート板、木製のルーバーなど、さまざまな素材を使用することができます。
建築の基礎知識について

建築用語『乱継手』とは?

乱継手とは、継手をそろえずにばらばらにしておくということ。少しずつでもずらしていくことを乱継手と呼ぶ。ずらしていくことによって、弱点になってしまうことを防ぐ。継手をするということは、それだけで部材の一体化をなくすということになってくる。どんな接着剤や継手を使ったとしても、一体化していないことは弱点にしかならない。特に構造体となっているものは、一体化できることが重要となってくる。ところが、実際にはそうはいかず、継がないと尺が足りないといったことは、容易に予想できる。そこで、できるだけ力がかからないように分散させていかなければならない。鉄筋などの場合には、継手をそろえずにばらばらにすることで対応させていくことになる。
建築の基礎知識について

徹底解説!フープ筋とは?

フープ筋とは、帯筋と呼ばれる鉄筋のことです。 柱の主筋を拘束するように囲んでいく鉄筋であり、コンクリートの強度を高めるために使用されます。一定間隔に取り囲むように横方向に対して配筋していきますが、これによって剪断力に対する抵抗力を確保できます。主筋は、コンクリートに圧縮力がかかると、外に動くように力が加わります。その力を防ぐためにフープ筋が外側に配置されます。フープ筋は、らせん状に巻きつけられます。らせん状に巻きつけることにより、剪断強度だけでなく、座屈圧縮強度も高められるようになります。このため、大型の柱では、特に効果を発揮します。フープ筋は、円形と矩形の2種類があります。柱の形に合わせて、使用するフープ筋の種類を選択していきます。梁に使用されるのはフープ筋ではなく、スターラップと呼ばれる鉄筋です。
建築の設計について

建築用語「一般図」とは?

一般図とは、設計全容の理解を容易にするために作成される意匠図における、配置図、平面図、立面図、伏図の総称である。 縮尺は100分の1程度で、平面図、伏図の場合は一枚の図面に1棟ごとの各階の全容を書き込み、断面図、立面図の場合は一枚の図面に正・側・背面の全容を書き込む。 これにより、各構成部材の位置関係、建物の1棟ごとの形状などが理解できる。また、特定のテーマを持たず、地形や地名、河川や交通路などの情報を描いた地図も一般図であり、国土地理院が発行する地形図も、一般図と言ってよい。 この場合、縮尺は表示する内容により異なる。一般図は、特定のテーマにそって詳しい情報を盛り込む主題図を作成する際に、その元となる地図にもなる。
建築の基礎知識について

壁倍率とは:耐力壁の強さの指標

壁倍率とは、建築基準法で定められている耐力壁の強さのことです。木造建築物の構造に関する規定のひとつです。基準となっているのは、厚みが15センチで幅9.0センチの筋違を入れた壁です。これを壁倍率1.0として基準とし、何倍の強さがあるのかを数値として測り判断します。仕様によって数値が異なってくるが、壁倍率の上限は5.0です。壁倍率の値は、大きくなるほど性能が高い壁ということになり、耐震性能が高くなることになるが、それだけ耐力を持った構造金物を入れなければならない。例えば、90ミリ×90ミリ以上の筋違を入れた場合、壁倍率は3.0となるが、5.0にするためには、たすき掛けにしなければならないため、事実上倍の構造金物を入れることになる。
建材と資材について

吊木とは?その種類と役割について解説

吊木とは、上方から吊って支える部材のことです。 天井をつるすために用いられるのが一般的ですが、棚を吊ることもある。 建築基準法では、1㎡当たり1本以上用いなければならないと定められています。 吊り天井にすることになるため、上階の振動を受けやすく、耐震上の問題も指摘されるようになりました。そのため、防振吊木といった商品も開発されるようになりました。吊木には、木材、金属、プラスチックなどさまざまな素材が使用されます。
住宅の部位について

住宅デザインにおける配色とは?

配色とは、目的に合わせて複数の色を組み合わせることです。色には、それぞれが持つイメージや心理的な効果があり、配色によって、そのイメージや効果を操作することができます。配色を検討する際には、TPO(Time、Place、Occasion)や5W1H(Who、What、When、Where、How、Why)を意識することが大切です。住宅によく用いられる配色は、色相をそろえてトーンを変化させたトーン・オン・トーン配色や、濁色系でトーンのそろった色を組み合わせたトーナル配色、色相を統一してグラデーションのようにトーンを変えたドミナント配色、統一の色相で配色したモノトーン配色などがよく用いられます。洋服等のデザインでは、バイカラーやトリコロールなど、複数の色相、トーンの異なる色を組み合わせた配色が用いられることもあります。しかし、住宅の場合には色数を増やしすぎたり、はっきりした色を選びすぎたりすると、落ち着かない印象になってしまうので注意が必要です。
住宅の部位について

ルーバーとは

ルーバーの種類ルーバーは、その取り付け位置や構造によって、さまざまな種類があります。一般的なルーバーとしては、水平ルーバー、垂直ルーバー、回転ルーバー、ガラリルーバーなどがあります。水平ルーバーは、羽根板を水平に取り付けたもので、風や雨を遮断するのに適しています。垂直ルーバーは、羽根板を垂直に取り付けたもので、視線を遮断するのに適しています。回転ルーバーは、羽根板を回転させることができるもので、通風や採光を調整することができます。ガラリルーバーは、羽根板を固定したもので、通風や採光を確保することができます。また、ルーバーは、その素材によって、木製のルーバー、金属製のルーバー、プラスチック製のルーバーなどがあります。
建築の基礎知識について

不同沈下とは?原因や対策について解説

不同沈下の原因はいくつか考えられます。1つは、地盤の軟弱です。基礎の地盤固めが不均一に行われていたり、盛土や埋め立て地では締固めが不十分であったり、また、軟弱基盤にもかかわらず十分な地盤補強工事を行なっていないなどが挙げられます。もう1つは、地中の土塊や有機物の腐食が原因で空洞ができてしまい、圧密沈下することがあります。また、不同沈下は、建物や地盤の重みの変化によって引き起こされることもあります。
建材と資材について

外装材の役割と種類

外装材とは、建築の外装装飾に使用される材料のことです。装飾という名前がついていますが、意匠的な部分だけでなく、構造体を雨や風からも守る盾の役割も果たしています。隣家で火災が起きたときにも家を守ります。スレートやALCだけではなく、サイディングボードやタイル、レンガなども外装材と言えるでしょう。広義では屋根材である、瓦やコロニアル、折板といった屋根材も外装材に含める場合があります。外装材には、不燃材と準不燃材があります。不燃材は20分、準不燃材は10分の間、燃焼しないか溶融したり亀裂を生じたりしない性能が必要とされています。外装材には、窯業系サイディングが7割を超えるシェアを持っています。様々な商品が販売されており、デザインだけではなく、カラーも豊富にそろっているため、バリエーションを広げることができます。
建築の基礎知識について

建築用語『穴あけ』とは?

穴あけの種類は、使用する工具や穴の形状によって分類されます。最も一般的なのは、キリやドリルなどの回転工具を用いた丸穴あけです。丸穴は、貫通穴、止まり穴、テーパー穴などに分類することができます。また、のこぎりやジグソーを用いて丸く切り抜いたものは「窓抜き」、または「中抜き」と呼ばれます。金属加工の場合、平錐にねじれたツイストドリルがよく使われます。円筒形状で先端から軸までの経が同じ「ストレートシャンクドリル」、汎用的な「テーパーシャンクドリル」などもあります。その他、センター穴ドリル、ガンドリルなども使用されます。ドリルの素材は、高速度工具鋼(ハイス)や超硬合金が使われます。金属加工以外の場合、木材加工ではフォスナービットやホールソーが使われます。また、建設現場では、ハンマードリルやアンカーボルト用のアンカービットなどが使われます。
建材と資材について

システム家具とは?特徴とメリットを解説

システム家具の特徴とは、ユニット家具とも呼ばれ、各パーツになっている部材を組み合わせた家具のことです。システム家具は、寸法が規格化されてできあがってくるため、モジュール単位で考えることによって、空間を構成する場合に分かりやすいという特徴があります。天板や側板、棚板まで規格化されているため、図面上で配置をしても狂いが少ないのが特徴です。家に合わせて寸法を割り出して作る、オーダー家具である造作家具とは正反対の位置にあります。システマチックにコーディネートできるのが最大のメリットであり、大きな物から小さな物まで取り揃えていくことで機能するのもシステム家具の特徴です。様々なシーンに対応できるようになっているが、オーダー家具ほどぴったりと収まりが取れるわけではないという点にも注意が必要です。
住宅の部位について

建築用語『ケースメント』とは?その特徴と使い方

ケースメントの特徴は、外側に滑り出して開くことで、風通しをよくし、外からの視線も遮ることができます。また、窓枠のレールに沿って開閉するため、スペースを有効活用することができます。さらに、開閉がスムーズで、操作が簡単なのも特徴です。そのため、日本の住居でも人気の高い窓の形状となっています。
建築の設計について

建築におけるコンピューターグラフィックスの役割

コンピューター・グラフィックスとは、コンピューターを使って図形や画像、映像の作成及び加工すること、またはその画像や映像のことを言う。略称してCGと呼ばれ、設計図や製図、イラストなどに使用されている。建築空間及び建築イメージを2次元画像にしたものは建築CGパースと呼ばれ、事業主や設計者が想像する建築意図やイメージを形にすることができ、プレゼンテーションでは重要なポイント。また、静止画だけでなく、コンピューター・グラフィックスで建築イメージをアニメーション化することも可能だ。この場合、技術的には静止画よりも複雑となるが、静止画と比べて、建築物の空間の規模が分かりやすいというメリットがある。
建材と資材について

建築用語『木裏』の理解を深めよう

木裏とは、木の中心に近い方のこと。対する木表は、樹皮に近い面のことを言う。木を一枚の板に加工した場合、水分が抜けていくにつれて、多くの木は木表の方が収縮が大きいため、木表側へ反っていく。そのため、反っても建具の開閉ができるよう、鴨井では上側、敷居では下側にして、木裏を使用するのが一般的。また、木は心材の方が腐りにくい性質があるため、外部の雨がかりに使用する場合は、木裏を仕上げ面にすることがある。しかし、樹木は成長するときに木表側に被さるように成長するため、木裏は木表に比べて木目が引っかかりやすい。そのため、素足で歩く縁台やウッドデッキなどでは注意が必要となる。
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