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建築の基礎知識について

演色性 ~照明や光源の特徴で色の見え方が変化する効果の話~

建築用語『演色性』とは、照明や光源の特徴で色の見え方が変化する効果のことです。太陽光下で見るのと同じように、より自然な発色状態を演出できることが、演色性が良いと評価されます。定性的な評価だけでなく、演色性に正確性が要求されるような専門分野では、数値化された客観的判断基準が設定されていることが多く、演色評価数と呼びます。演色性を数値として評価する方法は、国際照明委員会(CIE)が定めたものに従い、日本でもJIS規格が定められています。規格は定められている完全放射体の光、またはCIE昼光からの色のずれを、0〜100の指数で表します。ただし、演色評価数は色の見え方の好ましさを示すものではないことに注意が必要です。
建築の工法について

建築用語『温度補正』

温度補正とは、コンクリート打設から28日後までの期間、予想気温による強度補正値を加える施工方法のことであり、気温補正強度とも呼ばれる。コンクリートの強度には外気温が大きく影響しており、特に冬場には打設時から上棟検査時までに、大きく強度が低下する。このため、特に冬場には少し強めのコンクリートを打設して、強度の基準日である28日後に目的の強度になるようにしている。設計強度ではなく、温度補正を行なった結果算出された、実際に打設するコンクリート強度のことを打設強度、あるいは呼び強度と言う。補正強度はそのときの気温に左右されるため、その地域の生コンクリート業者がデータを持っている。
建材と資材について

見積明細書とは何か?作成時のポイントと注意

見積明細書とは、見積りに添付するための明細書のことです。どんな内容に対して見積もりを作成したのかということが分かる。部材や工法だけではなく、人工といったことも記載されているため、見積りに記載されている細かな内容もすべて判断することが可能。見積明細書ではなく、内訳明細書といった物になっている場合も、同じ内容を示している。正確に内容が記載されていることによって、一式などの見積りを避けることができるようになり、どんぶり勘定を避けることができるうえ、内容に疑問を抱いたりすることもなくなる。実際に取引として考えた場合にも、相互で内容に誤解を生んだりしないようにするために、見積明細書は重要な物だ。
住宅の部位について

長持とは?暮らしに役立つ収納兼運搬具

長持とは、衣類や道具を入れるための長方形で大きな入れ物のことです。ふたが付く入れ物であり、両端側面に金具を取り付けることで、棹を通して持ち上げることで、前後二人つくと担ぐことができるようになっています。こうした機能を持っていることから、長持は収納家具であると同時に運搬具として使うことが可能です。長持ちには漆喰の物と素木でできた物があります。基本として大型の家具となりますが、さらに大きく作られており、車が付けられている物を車長持と呼びこちらは担いではいきません。あまりに大きくなり、火事のときには道路を塞いでしまうことが出てくるため、使用が禁止されました。嫁入り道具のひとつとして使われていた歴史があり、桐材を使っていたこともあります。
住宅の部位について

建築用語『SL』の意味と使い方

建築用語の「SL」とは、「SlabLine(スラブライン)」の頭文字を取った略称である。スラブとは、平板・背板の意味を持ち、床板のことを指す。つまり、スラブラインは床材の基準高さ、という意味である。スラブレベルと同意の言葉だ。建築・設計関係の図面ではSLと略称で表記される。この基準からの床高さを示す場合には、SL+数値、という形で表記する。建築による床構造体としてコンクリートで作られた床面を表すことが多い。
住宅の部位について

建築用語『DC(ドアチェック、ドアクローザー)』の種類と特徴

ドアクローザーとは、開いたドアを安全な速さでスムーズに静かに確実に閉めるための装置のことです。玄関ドアや室内ドアの上部に付けられます。大きく分類すると、「スタンダード型」と「パラレル型」に分けられます。スタンダード型は、ドアを押す反対側に取り付けるタイプでアームがドアに対して垂直になり、パラレル型は、ドアを押す側に取り付けるタイプでアームはドアに対して平行になります。「ドアクローザー」の外形には3つの形があります。本体にカバーが付いているタイプ、本体取り付けねじが正面から見えるタイプ、本体取り付けねじが正面から見えないタイプです。
建材と資材について

スプルースとは?建築用語の解説

「スプルース(「スプルース」とは、アラスカからアメリカのカルフォルニア北部あたりまでに分布する、マツ科トウヒ属の針葉樹のこと。造作に使われることが多い木材で、白色の材色を持ち緻密な肌目が特徴。化粧材にも使われることが多く、ヒノキにも似たような見た目を持つが、まったく別の種類である。心材と辺材の色の差がほとんどなく、やわらかくて軽量なのも特徴と言える。スプルースのトウヒ属は、北半球には50種類も存在するが、全体的に美しい色を持つ物が多い。有名な物として、シトカスプルースがある。ログハウスの材料としても使われることが多く、輸入材としても人気が高い。飛行機にも使われることが多いことでも知られるが、楽器や耐朽性が求められない用途に用いられる。)』という建築用語がある。「スプルースとは何か?」という質問に対しては、マツ科トウヒ属の針葉樹であり、白色の材色を持ち緻密な肌目が特徴であると答えることができる。スプルースは、北半球には50種類も存在するが、全体的に美しい色を持つものが多い。有名なものとして、シトカスプルースがある。スプルースは、ログハウスの材料としても使われることが多く、輸入材としても人気が高い。また、飛行機にも使われることが多いことでも知られている。しかし、楽器や耐朽性が求められない用途に用いられることが多い。
住宅の部位について

建築用語『間崩れ』とは何か?

間崩れとは、グリッドの交点から外れた部分のことを指し、モジュール寸法を崩した現象と言えます。柱の構造を考えた場合、グリッドに対して柱をおいていくことになりますが、間取りを考えた場合に、まれに外れていく事態が起こることがあります。これを間崩れと呼びます。例えば、基本モジュールで階段や廊下を取ることができないような場合には、間崩れはよく起きてしまいます。納まりにも変化が出てくることになるので、建材の基礎寸法が合わなくなり、材料に無駄が多く出ることになります
建材と資材について

セラミックタイルの基礎知識とは?

セラミックタイルとは、磁器質タイル、炻器質タイル、陶器質タイルの総称です。セラミックタイルは、粘土を焼き固めた物であり、超微粒子の結合で吸水性が非常に小さい特徴を持ちます。タイルの材料となる天然の石材や粘土を焼き固め、微粉末状に練り上げて作られます。さらに、4000トンほどの高圧プレス機で成形し、1300度ほどの高熱で焼き上げると、セラミックタイルは完成します。光沢があるため高価に見えたり、硬度が高いため耐久性が良いなどのメリットがありますが、一方で鏡面仕上げの物はワックスが塗れなかったり、滑りやすかったりなどのデメリットもあります。
建築の工法について

ユニット工法とは?

ユニット工法とは、工場でのプレハブ化率が高いもので、現地で何種類もの箱型ユニットを組み上げていく方式のことです。ユニットはあらかじめ内装の段階まで工場生産されているため、工期が短いのが特徴です。高層ビルなどでも使われる工法として知られ、ボックスラーメン構造とも呼ばれます。およそ80%の工程を工場で行ない、品質のバラつきが少なく、安定した構造体を組み立てられるのが利点です。また、工期が早く、スジカイが必要ないため、大空間や大窓を取り付けることも得意とします。ただし、徹底した工業化製品を使うため、規格に当てはめなければならず、間取りの制限が強くなります。建てたメーカー以外のリフォーム業者では対応できないケースも多いです。
住宅の部位について

外寸とは?建築、インテリアで重要なサイズの測り方

外寸とは、物の外面に沿ってその物の大きさ(寸法)を表す方式のことです。外法(そとのり)とも呼ばれます。対語は「内寸(ないすん)」や「内法(うちのり)」です。通常の寸法表記は、(外)は外寸、(内)は口元内寸、(有)は有効内寸、(底)は底面の外寸法を示します。寸法単位はmmで、寸法順序は○○○(長辺)×○○○(短辺)×○○○(高さ)となります。
住宅の部位について

落し掛けとは?日本建築の伝統的な装飾

落し掛けとは、床の間や書院窓の小壁の下端に取り付けられている横木のことです。内法長押よりも上位にあることが特徴のひとつであり、天井と並行になっていることが基本です。高さは部屋の広さや用途ということを考えて取り付けられることになる
落し掛けには、切りのような木材が好まれて使われており、軽量であるということが重要なためです。良材が求められるのは、三面に節などがない物を使うためで、見た目にも重要な要素を持っていることが分かる板目や杢目の物が使われることが多いです。
既製品は長方形や台形の物が多くみられるが、体積を減らすことができるようになるため、コストダウンを図った結果と言える。
建築の工法について

建築用語『分離発注』について

分離発注とは、職種別に分類して発注する方式のことです。 地域の実情によって分類は異なり、専門工事業者の実績や利用可能性などによって複数の職種を合わせることもあります。分離発注には、設計監理と施工を分離して発注するものがあります。ハウスメーカーや工務店の多くに見られるように設計と施工が一括して発注するのが普通ですが、これに対して設計監理は設計事務所に、施工は工務店にというように別々に発注することを分離発注と呼びます。また、ひとつの工務店に工事を一括して任せるのではなく、大工、左官、水道業さh、電気業者などの専門業者ごとに別々に工事を発注することも、分離発注です。
関連法規について

新省エネルギー基準について知ろう

新省エネルギー基準とは、平成4年に制定されたエネルギー基準のこと。 平成11年に新たに強化された次世代省エネルギー基準が制定。新省エネルギー基準は、1993年に改定されていた省エネ法を強化することで誕生した。そのもとになったのが、1980年に制定された省エネルギー基準である。そのため、新省エネルギー基準という名称が用いられることになった。気密住宅の適用が目的であり、各構造の断熱性能を強化することとなる。熱損失係数の判断基準が規定されるとともに見直しが掛けられたが、新省エネルギー基準でさらに大幅に強化されていくことになった。こうした改正が掛けられていくのは、各構造の進化があり、気候に対する対応が変わってくるからである。
建材と資材について

建築用語『ブリージング』とは

ブリージングとは、フレッシュコンクリートやフレッシュモルタルを打設後に配合した水が上面に上がってくる現象のことです。個体材料が沈降することによって、混練りした水の一部が遊離してしまい上昇してくる。水は比重がもっとも軽いため上昇してしまう。単位水量が大きくなってしまっている場合やスランプが大きい場合に発生しやすい。あまりに多くなってしまうと、水和反応がしにくくなるうえ、その分だけ体積が減ることになるため、ひび割れを起こしてしまうことが出てくる。一緒に石灰水の微粒子や骨材の微粒子が上がってきてしまい、表面に堆積してしまうことがあり、これをレイタンスと呼ぶが、多孔質で非常に脆弱な層だ。AE剤を利用することでブリージングを減らすことができる。
住宅の部位について

障子

障子は、平安時代にはすでに利用されていたことが分かっており、その当時は視線を遮ることを目的として使われていました。障子は、プライバシーを保護し、自分のためのパーソナルスペースを作り出すことができる建具でした。障子は総称であるものの、ほとんどの場合、光を透過する程度に紙を貼った明かり障子を指します。他にも、移動することができる衝立障子などがありますが、障子という言葉を入れず衝立と呼ぶことが多いです。
建材と資材について

のろとは?建築用語の解説と施工方法をご紹介!

のろとは、セメントまたは石灰を水に溶かしたセメントペーストのことです。ここに砂を加えた物はモルタルと呼び、とろとも言う。流動性を高めて注ぎ込む場合にはとろと言われ、水気を少なくして塗り付ける場合にはのろという場合が多い。また、あま掛けという場合もあります。のろは、左官工事の下地や床のタイル張りの下地として用いられます。また、のろを刷毛で塗ることをのろ引きと言い、下地調整や仕上げなど様々な部分で行なわれます。樹脂を混ぜた樹脂のろを用いる場合もあります。一方とろは、敷きとろとして石やタイルの下に敷かれる場合が多いです。また、床に敷かれた石と石の間に流し込んで、目地のように石を固定するのにも用いられます。
建築の基礎知識について

建築用語『メーターモジュール』とは

建築用語の「メーターモジュール」とは、住宅などを建築する際の基準寸法の単位を1メートルとすることを言う。日本の建築物の多くは、尺モジュール(3尺=910mmを基準寸法の単位とする)を採用しているため、1間の長さが、1.82mとなる。それに対して、メーターモジュールでは、1間の長さが2mに。外国ではメーターモジュールが一般的で、メーターモジュールの採用により、室内空間、特に廊下やトイレといった尺モジュールでは狭く感じられる空間の幅が広がり、ゆとりが生まれる。しかし、単純に尺モジュールをメーターモジュールに替えた場合、約2割の面積が増えることになるため、建築費が高くなり、和室のデザインは崩れやすくなる。
建築の基礎知識について

建築用語『採寸』

採寸とは、製作を始めるにあたり、あらかじめ作品を設置する場所や必要となる各部分の寸法を計測しておくこと。オーダー家具などの製作では、それらを設置する場所の「採寸」が必要となる。引っ越す前には、家具の設置場所などのために採寸をしておくとよい。冷蔵庫、ドラム式洗濯機、食器棚といった扉付きの家具を置く場合は、家具を置く場所に面したスペースや通路の幅も採寸しておく。カーテンを買う場合は、窓のサイズではなく、カーテンレールの幅、カーテンレールから窓下までの長さなどを採寸する。ソファやベッドなどの大型家具を購入する際は、家や部屋に入るかどうかを確かめるため、玄関やドアのサイズなどの採寸が必要となる。
その他

不動産投資のリスクとリターンのしくみ解説

不動産投資のリスクとリターン不動産投資は、マンションやアパートなどの不動産を購入し、その家賃収入や売却益を得る投資方法です。リスクは株式投資ほど高くなく、投資資本に対しそれなりのインセンティブを期待できるため、ミドルリスク・ミドルリターンと言えます。不動産投資のリスクとしては、空室リスク、災害リスク、価格変動リスクなどが挙げられます。空室リスクとは、入居者がいない状態が続くことで家賃収入が得られないリスクです。災害リスクとは、地震や台風などの災害によって不動産が損傷し、その修繕費用が必要になるリスクです。価格変動リスクとは、不動産の価格が下落することで売却益が得られなくなるリスクです。不動産投資のリターンとしては、家賃収入、売却益、節税効果などが挙げられます。家賃収入は、入居者から毎月支払われる賃料のことです。売却益は、不動産を売却した際に購入価格と売却価格の差額として得られる利益のことです。節税効果とは、不動産投資を行うことで得られる税制上の優遇措置のことです。
建材と資材について

建築用語解説 – 型枠

型枠とは、コンクリートやモルタルを打設するための流れ止めのこと。コンクリートは固まるまで一定の型が必要なため、型枠を用いてコンクリートを流し込んで固めます。硬化が終了したのちに解体して開放する必要があります。合板を用いて開かないように固定することが必要です。通常、型枠を貫通させて使うセパレーターを用います。拘束する力が重要であり、打設するコンクリートやモルタルの自重に耐えることの他、バイブレーターの使用や打設時の圧力にも耐えることが必要となります。拘束力が重要であり、強度を出すためにもなくてはならないものです。数回繰り返して使うが、板が傷むことによって、適切な強度を保てなくなります。打ちっぱなしの場合などは、表面加工された化粧板を使うことがあります。住宅基礎などでは、連続で使用できるメタルフォームを使用することが多いです。
建材と資材について

構造金物について

構造金物とは、建物の構造部で使用される金物のことで、接合部の補強や材の脱落防止のために採用されます。構造金物は、接合金物や補強金物などとも呼ばれ、耐力壁の筋違端部や、仕口部分に用いられる接合金物、継ぎ手に設ける補強金物などがあります。また、柱脚接合部に使用される主な金物は、ホールダウン金物と呼ばれるものであり、接合部位によって適した形があり、羽子板ボルトや山形プレートなど、種類も様々です。構造金物と対をなすものとして、建築金物があります。建築金物は、建築部材のうち、構造材や被覆材、配管、設備機器以外に使用されるものをいい、釘や蝶番などがその代表例です。また、実用本位の建築金物に対して、装飾性を重視した建築金物を装飾金物と呼ぶこともあります。
建築の基礎知識について

建築用語『延べ床面積』とは?

延べ床面積の計算方法は、各階の床面積を合計して求めます。床面積とは、外壁または柱の中心線で囲まれた壁芯面積のことです。地階や塔屋がある場合は、いくら小さくても算入します。ただし、床自体がない吹き抜け部分や、バルコニーの先端から2mまでの部分、庇、ピロティ、ポーチなど、壁で囲まれていない部分は算入しません。延べ床面積の計算の際に、容積率を算出する場合は、緩和措置があります。具体的には、自動車車庫や自転車置場に供する部分の床面積(床面積の合計の5分の1まで)、建築物の地階(その天井が地盤面からの高さ1m以下にある物に限る)の住宅の用途に供する部分の床面積(住宅の用途に供する床面積の合計の3分の1まで)などは、延べ床面積から除外できることとなっています。
住宅の部位について

小屋裏収納を徹底解説!

小屋裏収納とは、小屋根裏を利用した収納スペースのことです。屋根との間にできた空間を利用した方法で、デッドスペースになっている部分の有効活用と言えるでしょう。その反面で、屋根の直下にあるため、外気温に左右されやすい環境になることから、保存条件としては優れていません。温度に左右されやすい物を収納したりすると変質する恐れがあるため、高価な物の保存には向きません。基本として、はしごなどを設置して収納することになるため、手間がかかるといったデメリットを持ちます。そのため、季節用品など一定期間しか使わない物に向いています。固定階段や下階の床面積の1/2以下であれば、小屋裏収納は階数や床面積に算入されることがありません。高さにも制限があり、最高部は1400mm以下と定められています。
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