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建築の基礎知識について

建築用語『歩掛かり』とは?その重要性と計算方法

歩掛かりとは、作業を行なっていく場合にかかる単位数量や手間、作業日数のこと。建築工事の見積もりを行なうときに必要となる概算値であり、各工事における1単位あたりに必要な概算値を示している。数値化することによって、見積もりを正確なものにしていく。例えば、型枠工事を行なう場合、1日でできる作業面積を歩掛かりと言う。これに人工をかければ、単価を出すことができる。正確には、諸経費を追加していかなければ、工事費用の根拠とはならない。しかし、歩掛かりは、工事費用の根拠を引き出していくことができるため、必要となる人工の計算もすることができる。国土交通省は、毎年、歩掛かりに関する基準を制定しており、これが日本の建築業の積算基準となっていく。
建材と資材について

建築用語『ケヤキ』とは?

ケヤキは木目がはっきりしているのが特徴で、日本全国や東アジア一帯に分布しています。赤みを帯びたものが良質とされており、堅くて加工は少し大変ですが、鉋で削ると艶が出ます。高価な木材ですが、柱や梁などの建築用構造材や造作材、家具、船舶、漆器木地、うす、木ね、太鼓の胴などの素材として数多く用いられており、最近では和風家具にケヤキを用いるのが流行っています。伐採後長期間にわたってねじれたり曲がったりすることがあり、独特の木目が出る場合があり、玉杢と言って珍重される場合もあります。杢とは板材の表面に現れた模様のことであり、円形になっている物を玉杢と言います。玉杢は樹皮下に出現しやすく、老木に多く出ます。
住宅の部位について

ワードローブ:あなたのファッションスタイルを完成させるための秘密兵器

ワードローブとは、衣装戸棚や洋服箪笥のことを指します。そこから転じて使われるようになった個人の持ち衣装や、ファッションスタイルを完成させるために必要な服飾アイテムを指す場合もあります。洋服箪笥としての「ワードローブ」の素材は木製、金属製など様々です。デザインも、カントリー調、アンティーク調、スタイリッシュな物、シンプルな物などバリエーション豊か。一般的な「ワードローブ」には、洋服をハンガーに掛けて吊るすことのできる棒が備え付けられていますが、畳んだ服を入れる棚や仕切りのあるタイプもあります。また、小物類をしまうための引出しが付いている物や、収納してある衣服などをその場でチェックできるように鏡が付いた物なども販売されています。
建材と資材について

建築用語『ニス』とは?

「ニス」とは顔料を含まない透明な塗料のことです。木材などの材料の表面を保護するために使用されます。速乾ニスをはじめ、ウレタンニス、クリアラッカー、水性ニスなどがあります。もともとは英語の「Varnish」が日本語に入り「ワニス」と呼ばれるようになり、その後短縮して「ニス」とも呼ばれるようになりました。樹脂と乾性油に鉱物由来の有機溶剤やテンピン油などの溶剤を混ぜた物が一般的です。最近では、溶剤と樹脂の進歩により様々な形のニスもある。ペンキと違って色は付かない透明な膜を形成し、下地がきれいに透けて見え、光沢のある仕上がり。しかし「カラーニス」の場合は、ニスに着色料が混ぜ合わせられているため、一度塗るだけで色が付き、かつニスの光沢のある仕上がりとなります。
建築の設計について

建築界の巨匠 ウォルター・グロピウス

ウォルター・グロピウスは、モダニズムのパイオニアとして知られる建築家である。彼は、1883年にドイツで生まれ、1919年に世界初のデザインスクール「バウハウス」をワイマールに設立した。バウハウスは、芸術と建築の統一的な発展のための人材育成、建築技術の開発に取り組み、新しい美意識で近代デザインの基盤を築いた。グロピウスは、バウハウスの初代校長を務め、1933年にナチス政権によって閉鎖されるまで、その発展に尽力した。その後、グロピウスはドイツを脱出し、イギリス、アメリカで活躍した。1937年にハーバード大学に招かれ、建築学部教授として近代建築の教育に携わった。グロピウスは、1969年に亡くなるまで、近代建築の発展に貢献し続け、その功績は今日でも高く評価されている。
建材と資材について

難燃合板とは?特徴と木材との違いをわかりやすく解説

難燃合板とは、建物に使われている材料のうち、不燃性を持つ合板のことです。火を付ければ燃えてしまう危険性がある合板に、薬剤によって処理を行なって、難燃性を持たせています。難燃性は、通常の火災を考えた場合に、着火しにくい性質を持っていることを指します。着火しにくいため、燃焼速度も遅くなりますが、燃えないということではありません。燃えないということを表すのは、不燃性であり、難燃性とは異なります。難燃合板の特徴は、木材の長所はそのまま生かすことができ、材質も安定して使うことができることです。また、薬剤もべとべとしたりするようなこともないため、汚したりする心配もいりません。難燃合板に使われている薬品は、硫酸アンモニウムやリン酸アンモニウムです。
建築の基礎知識について

建築の耐震化とシェルターの意義

耐震シェルターとは、様々な災害から人命を守ることを目的に、住宅の一部に作られた避難場所のことです。耐震シェルターは、地震、火災、竜巻、ハリケーンなど、様々な災害から人命を守るために設計されています。耐震シェルターは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の頑丈な建物の中に作られることが多く、中には、食料や水、医薬品などの備蓄品を備えているものもあります。耐震シェルターは、地震が起きたときに、家屋の倒壊などから人命を守るために有効な手段となります。
住宅の部位について

建築用語「調度」の意味・由来・種類

調度とは、日常的に使う物のことで、小さな家具も含めて、手回りの道具類を指す言葉です。家具調度という言葉もありますが、様々な物を含めて広い範囲を指して呼ばれています。もとは平安時代に呼ばれていた、しつらいという言葉と同義で使われていました。しつらいとは室礼とかき、神殿の母屋や廂を装飾することであったものです。現代のしつらえるという言葉につながります。平安以降は、調度という言葉は、公家が使う儀式用の家具のことを指すようになりました。非常に広範囲の物を指し、単一の物などではなく、仏具などから縫製道具や旅道具なども含めて使われていました。鎌倉時代では、弓矢と関連した道具のことを調度と呼んでおり、これが江戸時代あたりまで続き、儀式として飾る習慣がありました。
建築の基礎知識について

建築用語『基本設計』とは?

建築用語『基本設計』とは、施主からの与条件や、各種法規制などの条件を前提として、基本的な内容を図面で明らかにすることを指します。目的とする建築実現のために用いられ、製図する縮尺の程度に対応して、精度の範囲で計画内容が具体的に図面化されます。その設計図を「基本設計図」、または、「計画図」と言います。建物を形にするために行う設計という作業には、基本設計と実施設計があり、計画された案やイメージが敷地の上でどのような形になりうるかの検討作業のほぼすべてが基本設計で決まります。基本設計では、「仕様書」「仕上表」「配置図」「平面図(各階)」「断面図」「立面図(東南西北の各面)」「概算見積書」などの設計図書が作成されます。
住宅の部位について

建築用語『内寸』とは?

内寸の重要性建築用語で「内寸」とは、建物の内部の寸法を指します。壁や建材の厚みは考慮せずに計測した寸法であり、建築現場や図面には壁の厚や柱の中心から測った壁芯や外寸、有効寸法など様々な長さがあります。したがって、どの基準に基づいて測ったものなのかを見極めることが重要です。内寸は、建物の大きさや広さを知るために必要な数値です。また、家具や家電などの配置を計画する際にも、内寸を考慮する必要があります。内寸が十分であれば、大きな家具や家電を配置することができますし、内寸が狭い場合は、小型の家具や家電を選ぶ必要があります。また、内寸は、建物の断熱性や気密性にも影響します。内寸が大きい建物は、断熱性や気密性が低くなり、冷暖房費がかさみます。内寸が小さい建物は、断熱性や気密性が高くなり、冷暖房費を節約することができます。
住宅の部位について

長期優良住宅: 長持ちする住まいの秘訣

長期優良住宅とは、2009年(平成21年)に施行された「長期優良住宅の普及促進に関する法律」で認定されたものであり、物理的、住環境的な長寿命が求められる質の高い住宅のことです。 認定を受けるには、劣化対策、耐震性、維持管理や更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性、居住環境、住戸面積、維持保全計画の合計9項目においてそれぞれ一定の条件をクリアする必要があります。長期優良住宅の認定を受けることにより、住宅ローン減税の拡充や登録免許税の引き下げ、固定資産税の減額期間の延長など様々な減税措置が受けられます。平成28年からは、増改築においても認定が受けられるようになりました。
住宅の部位について

建築用語『ハウスキーパー』の意味と役割

ハウスキーパーとは、一般に、家政婦やお手伝いとして、家庭内で家事全般を請け負う人、または、住宅や事務所の管理人として、建物の維持管理を行う人を指し、人によって役割や業務内容は大きく異なります。家政婦やお手伝いとしてのハウスキーパーは、掃除、洗濯、調理、買い出しなど、家庭内におけるさまざまな家事を請け負い、家族の生活をサポートします。また、住宅や事務所の管理人としてのハウスキーパーは、建物の清掃やメンテナンス、入居者の対応など、建物の維持管理全般を担い、建物の快適な環境を維持します。ハウスキーパーは、その業務内容や役割によって、求められるスキルや資格も異なります。家政婦やお手伝いとしてのハウスキーパーは、家事全般をこなせることが求められますが、特別な資格は必要ありません。一方、住宅や事務所の管理人としてのハウスキーパーは、建物の清掃やメンテナンスに関する知識やスキルが求められ、また、入居者の対応やクレーム処理など、接客業としてのスキルも必要とされます。
住宅の部位について

銀杏面とは?丸みとかっこよさを兼ね備えたデザイン

銀杏面とは、柱などの面取り方法の一種で、銀杏のような断面をしていることからその名がついた。机やテーブルで見かけることができ、洋間の額縁をはじめ、棚板やラックにも多く使われている銀杏面の特徴は、丸みを持っているだけではなく、両端の直角面を持っていることである。片側だけ直角面を付ける方法を片銀杏面と呼ぶ。几帳面の派生型であり、4分の1の円形で、でっぱり面を作っている。角の部分が丸くなることで欠けにくくなるが、見た目にそこまで複雑ではなく、直角部分が影を作り出すため、柔らかさもありながら締まるデザインにできる。以前は銀杏面専用の鉋(かんな)を使い加工していったが、ひじょうに難易度の高い加工方法で、職人も少なかった。現在はルーターを使って加工できるようになったため、難しい加工ではなくなった。
建材と資材について

挽物とは?その歴史や特徴、種類を解説

挽物は、木材を基材としてろくろや旋盤を使い回転させながら加工していく技術や製品のことです。挽物は、回転させて加工していくことになるため、円形の左右対称の物ができあがりやすいのが特徴です。挽物で作られる製品には、椀、盆、鉢などが挙げられます。挽物の歴史は古く、弥生時代にはすでに挽物が作られていたことが分かっています。平安時代以降には、挽物は一般庶民の生活にも広く普及するようになりました。江戸時代以前は、焼き物が非常に高価で手に入りにくかったこともあり、挽物が人々の間で一般的に使われていました。
住宅の部位について

建築用語『畦』とは?その意味と役割

畦とは、障子などの木製建具に施される加工のことです。 敷居や鴨居の溝と溝の間の凸部分を指し、島と呼ばれることもあります。東京近郊では、障子などの木製建具には、四七の溝と言って、七分(約21mm)の溝の間に、四分(約12mm)の畦を取る場合が多いです。建て込まれる建具の厚さによって、畦の幅が異なる三七の溝、五七の溝、といった寸法が用いられる場合もあります。また、畦に対して、溝の外側を樋端(ひばた)と言い、和室側を内樋端、その反対側を外樋端と呼びます。
関連法規について

知っておきたい第1種住居地域の建築用語

第1種住居地域とは、住居の環境を保護するために定められる地域のことをいいます。都市計画法においては、「住居の環境を保護するため定める地域」と定義されています。第1種住居地域内では、建ぺい率に限度があり、地域によって50%、60%、80%とされています。また、建築できる建造物にも制限があり、住宅、合同住宅、幼稚園、小中高校、大学といったもののみが建築可能です。また、面積の制限内で建築可能なものもあり、その中には、ホテルや旅館、ゴルフ練習場や、自動車教習所といった施設もあります。そして、第1種住居地域内には、危険や環境悪化の可能性が少ないもののみが建築可能なため、50㎡以上の工場は建築ができません。また、50㎡以下でも、危険性や環境悪化が認められる場合には、建築不可となっています。
建材と資材について

長尺カラー鉄板の基礎知識とメリット・デメリット

長尺カラー鉄板とは、カラー塗装を施した鋼板のことです。焼き付け塗装が施されているため、錆びに強く作られており、通称トタンとも呼ばれます。 一般的な亜鉛鉄板は定尺ですが、長尺カラー鉄板の場合にはロール状になっているため、ある程度好きな長さに切断して使用することができます。長尺で使えるため、つなぐ必要がなく、棟から軒先までを覆うことができるのが大きなメリットです。 工場で生産され塗装も施された状態で出荷されますが、赤錆保証というものがついており、基本的には10年が保証期間のため、この期間を超えた時期には、再塗装を検討する必要があります。その場合には、錆を落として錆止めを塗布するだけではなく、再塗装しなければ品質を保つことはできません。
建築の基礎知識について

リブヴォールトとは? | ゴシック建築の天井様式

リブヴォールトの特徴リブヴォールトは、ゴシック建築でよく用いられる天井の様式のひとつです。ヴォールトとは、アーチを平行に押し出した形状を特徴とする天井様式や建築構造の総称です。日本語では穹窿と呼びます。リブヴォールトは、横断アーチとその対角線のアーチをリブとして、その隙間をセルによって覆うヴォールトです。リブを用いているため、天井が補強されます。この形状を用いることで、天井を軽量化することができるため、広い天井下の空間を実現することが可能です。リブによって分けられるセルの数によって四分ヴォールトや六分ヴォルトなどと呼び分けられます。また、リブの形を星型にした押し型ヴォールトや、ひし形にして網目状にした網状ヴォルトなどもあります
建築の基礎知識について

建築用語「逃げ」とは?

逃げとは、部材に狂いが出たときに、誤差を受け止めることができる余裕のことです。隙間を作っておくことで、余裕を持たせておく。逃げとは言わず、遊びと呼ぶこともあります。表面上は、何があったかは分からないようにすることができる。変形してしまったときでも、逃げがあれば、その状況を見せることがない。細かなことを吸収できるようになるが、その状態を見せることなく処理することができる。逃げ仕事とも言われるが、いかに見えないように作っておくのかということも、完成度を高める仕事と言える。したがって、逃げをゼロにすることは、仕事として完璧とは言えない。必要最低限の逃げを用意しておくことが重要であり、どこに逃げを作るのかを判断することが大事となる。
住宅の部位について

光天井:採光を向上させる照明技術

光天井の最大のメリットは、自然光のような効果で、部屋全体を明るく、開放的な雰囲気にできることです。また、照明器具を目立たせたくない場合にも採用されます。光天井は、ランプ交換時には、光天井をすべて取り外す必要があるため、長寿命の照明器具を内蔵するのが一般的です。発熱が比較的少なく長寿命な「蛍光灯」か、より発熱がない「LED照明」を内蔵すると良いとされます。対して、白熱電球など発熱が多く寿命の短いランプを使用するのは適しません。最近では、ガラスクロスを用いたシェードを張る工法も普及しています。ガラスクロスは、強度が高く、耐火性に優れているため、公共施設やオフィスビルなどで採用されることが多いです。
建築の基礎知識について

建築用語「応力」の基礎知識

応力とは、物体に外圧をかけたときに、その力に対して抵抗する力があるが、これが吊り合っている段階では、物体は破壊されることがない。この単位面積あたりの力が応力である。外圧よりも応力が低くなれば、必然的に破壊してしまう。建物に地震や風などで力がかかったときに、抵抗できる応力を持っていれば、耐えられる建物であると言える。応力は、引っ張り、圧縮、せん断、曲げなど、さまざまな種類がある。構造設計上、応力はとても重要な要素となっており、建物の強度や耐震性を計算する際に使用される。応力の単位はN/㎡(ニュートン毎平方メートル)で表される。
関連法規について

「都市計画税」の意味と税率を解説!

都市計画税とは、地方税法によるところの都市計画区域内、かつ市街化区域である土地や建築物に、市区町村が条例によって課す目的税のことです。市街化区域とされる地域は、東京23区や大阪市など商業施設が集中する地域周辺で、面積は小さいものの人口が集中しているところが多いです。固定資産税と同様、土地・家屋等の不動産に対し毎年課税されます。ただし、実際に課税するかどうかは市区町村の決定によるため、市区町村によっては「都市計画税」の対象地域であっても課税しなかったり、税率を引き下げたりしているところも。税率は、場所によって違いがあるが、最大で固定資産課税標準額の0.3%で、償却資産は課税対象外となります。
関連法規について

商業地域って何?用途地域の決め方や建築物の制限

商業地域とは、都市計画法第9条で指定される地域で、主として商業や業務の利便を図るために設けられる地域です。商業施設やオフィスビル、デパートなどが集中します。容積率の限度は200%から1300%までの12種類あり、建築物は定められた数値以下でなければなりません。戸建て住宅は建てられませんが、高層マンションなどの住居施設や、学校、図書館、娯楽施設などが建てられることもあります。
建材と資材について

建築用語『パイン材』 – 特性と用途

パイン材とはマツ材のうち、外材で仕上材または家具などに使われる物を指す。 ヒノキ材やスギ材と同程度の硬さで、年月がたつと白っぽい黄色から艶やかな飴色に変化するなどの特徴がある。種類や見た目も多岐に亘り、はっきりとした木目を生かした使い方をすることが多い。また、乾燥しやすくやわらかいため加工しやすい木材という面を持つ。構造用では、ロッジボールパインなど種類を限定する使い方もある。床材や壁材などの内装材として人気が高いが、無節の物は珍しく高値で取引される。近年は、欠けた割れ目や節の抜けた穴に節着剤を使い、埋め木補修を施した物や、プラスチックを割れ目に充填したパイン材も登場。こういった木材のことを「補修パイン材」などと呼んでいる。
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