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建材と資材について

セラミックタイルの基礎知識とは?

セラミックタイルとは、磁器質タイル、炻器質タイル、陶器質タイルの総称です。セラミックタイルは、粘土を焼き固めた物であり、超微粒子の結合で吸水性が非常に小さい特徴を持ちます。タイルの材料となる天然の石材や粘土を焼き固め、微粉末状に練り上げて作られます。さらに、4000トンほどの高圧プレス機で成形し、1300度ほどの高熱で焼き上げると、セラミックタイルは完成します。光沢があるため高価に見えたり、硬度が高いため耐久性が良いなどのメリットがありますが、一方で鏡面仕上げの物はワックスが塗れなかったり、滑りやすかったりなどのデメリットもあります。
住宅の部位について

建築用語「片流れ」徹底解説

片流れ屋根は、雨水の流れが良く、採光も取りやすいメリットがあります。そのため、雨の多い地域や、日当たりの悪い土地に適しています。また、シンプルな形状のため、屋根にかかるコストが安く、従来は比較的小さな建物や物置などで用いられてきました。さらに、北側斜線をクリアするうえでも有効なため、土地が狭いところや、傾斜地での住宅建築に採用されたり、スタイリッシュな外見として和モダンな住宅に取り入れられています。
建材と資材について

ウォッシャブルカーテンで清潔な住まいを保つ

ウォッシャブルカーテンとは、家庭用洗濯機で洗えるカーテンのことです。カーテンは、屋外や室内のホコリ、窓ガラスの汚れなどにより意外と汚れます。そのため、必要に応じて洗濯することが望ましいものの、縮みや色落ちなどの心配もあり、家庭で洗濯することは難しいとされてきました。ウォッシャブルカーテンは、家庭で洗濯することを想定して色落ちや型くずれ、生地の縮みなどの影響が少ないよう設計されており、家庭で安心して洗うことができます。なお、「ウォッシャブルカーテン」の性能基準は、(社)日本インテリアファブリックス協会が、洗濯後の寸法の変化率をタテ±1%以内、ヨコ±2%以内と定めています。
住宅の部位について

上り框とは?玄関の段差解消方法

建築用語「上り框」とは、玄関の上り口に横に通した化粧材のことを言います。玄関框とも呼ばれることがあります。上り框は摩擦にさらされることが多いため、ヒノキやケヤキなどの堅い木材がよく用いられます。また、人造大理石や御影石などが用いられる場合もあります。木製の上り框を設ける場合は、玄関土間に框の下端が接しないよう、幅木を設けたうえで、商工に支障のない高さに上框を設置します。住宅金融支援機構監修の木造住宅工事仕様書では、バリアフリーの観点から、18cm以下の高さにすることが望ましいとされており、玄関土間との愛大それ以上の段差がある場合は、式台などを設置して一段ごとの段差を小さくする必要があります。特に高齢者のためには、10cm以下になるように設計するのが望ましいです。
住宅の部位について

根太とは?床の構造材について解説

根太とは、床の構造材のことです。床板の直下にある横材で、床板を支え、受けた荷重を大引に伝える役割があります。床板に水平力を負担させることによって、床剛性を保つことができれば根太は不要となるため、根太レス工法と呼びます。根太レス工法の場合は、水平力に対して構造を支えなければなりません。1階の根太は、コンクリートが受け止めることになるので、45cm×42cmといった部材を使いますが、2階などは一回り小さくしていきます。大引きに力を伝えていくために、直角方向に配置されます。2階の場合には、梁に直接荷重を伝えることになるので、取り付け方法が間違えれば、それだけ根太が荷重を伝えられなくなり、床鳴りを引き起こす原因となってしまうので注意が必要です。
建築の基礎知識について

ハーフティンバーの魅力とは?

ハーフティンバーとは、15〜17世紀のイギリスや中世の北ヨーロッパでよく用いられた木造建築の構造のひとつです。梁や柱といった軸組が外部に露出しており、その間の壁面をレンガや漆喰などで埋めて作られています。表面に木材が半分ほど見えること、あるいは壁と木材の部分が半分ずつ程度の見た目になることからこの名称がつきました。日本の建築様式で言えば、柱の厚さの中に壁を収めた真壁造りに相当します。ハーフティンバーの軸組はそのまま外観の装飾もかねており、外壁を真壁にすると雨仕舞いなどの処理が大変なため、壁を作ったあとに化粧部材を貼り付けてハーフティンバー風の外観に仕上げることが多いです。外観だけでなく内装にもハーフティンバースタイルが用いられます。
建材と資材について

ボックスガーダーとは?役割や構造を解説

ボックスガーダーとは、箱梁とも呼ばれ、鋼板同士を組み合わせて作られた梁のことです。鉄骨梁の断面で、鋼板や山形鋼を使ってフランジやウェブを箱形に構成するものです。または、クレーンの構造部分のことを指すこともあります。クレーンのIビームをアングルで補強した構造を「プレートガーダ」と言い、プレートガーダは、この断面のみである程度の水平力を支えることができるため、補助けたなしで用いられることがあります。ボックスガーダーはこのプレートガーダの水平方向に対しての強度を補強したものです。箱型構造の断面のみで十分に水平力を支えることができるため、補助けたを必要としません。サビが発生しにくく塗装は容易ですが、スパンが長くなるとクレーンの質量が大きくなるため、走行に大きな動力を必要とします。
住宅の部位について

直天井の基礎知識

『直天井』とは、天井処理方法の一つで、上階の床下やスラブに直接天井材を張り付けて仕上げたもののことを言います。天井材にはさまざまな種類があり、吹き付けや塗装のような仕上げも直天井と呼ばれます。『直天井』は一般的には『直天』と呼ばれることが多いですが、基本的に鉄筋コンクリート構造や鉄骨構造に用いられます。『直天』にすることによって、設備配管などが露出するようになるため、処理されることが多くなります。木構造の場合には、どうしても2階根太を使用することになってしまうため、『直天』になることは少なくなります。ただし、剛床にすることで対応できます。木構造では手間がかからなそうに見えますが、結果として仕上の仕事が複雑化し、手間数が増えてしまうことになるため、高額になることが多いです。
建築の基礎知識について

アールヌーボー様式の美しさ

アールヌーボーの歴史は、19世紀末にベルギー、フランスで生まれ、ヨーロッパ各地に普及した建築工芸の新しい様式です。それは、過去の様式にとらわれない新しい造形、新しい素材を使用した新しい様式であり、植物の蔓や茎などのうねるような曲線で豊かに装飾されたデザインが特徴的です。アールヌーボーは、イギリスではアール・ヌーヴォー、ドイツではユーゲント・シュティールとも呼ばれます。そして、日本でも明治後半から大正にかけて流行しました。アールヌーボーの始まりは、1890年代にベルギーの建築家、ヴィクトール・オルタが設計したブリュッセルのタッセル邸だと言われています。オルタは、鉄とガラスを多用した新しい建築様式を考案し、その邸宅は大きな注目を集めました。その後、アールヌーボーは、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリアなどヨーロッパ各地に広がり、建築、家具、工芸品などさまざまな分野で流行しました。日本では、1890年代後半にアールヌーボーが紹介され、明治後半から大正にかけて流行しました。アールヌーボーは、日本の伝統的な建築様式とは大きく異なり、斬新なデザインと豊かでエレガントな装飾が特徴的でした。そのため、多くの建築家や工芸家に受け入れられ、さまざまな作品が制作されました。代表的なアールヌーボー建築としては、東京の旧自由学園明日館、大阪の旧山邑邸、京都の旧西本願寺別院などがあります。
住宅の部位について

太鼓張りとは?特徴や種類、用途を解説

太鼓張りとは、建具において、力骨の両面に板や紙を張り、内部を中空にしている物のことを言います。また、太鼓張りでつくり、框も引手も付けない襖(ふすま)のことを太鼓張り襖と言い、略して太鼓張りと呼びます。坊主襖とも呼ばれ、太鼓張り襖は茶室によく用いられます。障子を太鼓張りにすることによって、間に空気の層ができるため、ある程度の断熱効果を期待することができる。ただし、この場合には室内が薄暗くなるため注意が必要です。
建材と資材について

建築用語『クロス』ってなに?種類や特徴を徹底解説!

クロスとは、壁や天井の表面を仕上げるための薄いシート状の材料です。壁紙とも呼ばれ、ビニール、紙、布など様々な素材で作られています。クロスは、色や柄が豊富で、汚れが付きにくいものや拭き取りやすいものなど、様々な機能を持ったものがあります。クロスを貼る下地には、合板、石膏ボード、コンクリート、モルタルなどがあります。
住宅の部位について

建具につける「キャッチ」を解説!

キャッチとは、扉などが開かないように、閉まったままの状態を維持するために取り付けられる金物のことです。ラッチと呼ばれることが多いです。マグネットを使った物や雄型をローラー状の雌型が挟み込むように止める物などがあります。マグネットの中には、開閉をスイッチにできるようになっている物があり、これを使うことで扉の開閉と照明を連動させることが可能です。省エネにも効果のある自動点灯回路として使われています。単に開閉といったことだけではなく、地震のときに揺れを感知するとロックできる耐震ラッチがあります。食器棚やタンスなどに取り付けておくと、ストッパーがかかり中の物を散乱させずに済。もっと簡単なストッパーの物もあり、取り付けるだけで安全性を高めることができます。
建築の基礎知識について

建築用語『人体寸法』とは?

人体寸法とは、人間の各部寸法のこと。 人間工学の基礎資料であり、建物をはじめとして、家具やインテリアの計画にも利用されます。家具などは、使う人の姿勢と強い関係があり、特に椅子やベッドなどは直接身体が触れて使うため、人体寸法が強く影響します。間接的に影響するのが、机やテーブル。収納家具などは、動態的な人体寸法がかかわります。インテリアを決める場合などは、眼高がテレビの高さなどを配置するときに重要です。作業をするかどうかも重要であり、座卓やこたつなどは使い方の考え方が異なるため、人体寸法から求める高さも自然と変わるでしょう。建築やインテリアのみならず、人がかかわることに関してはすべて関係する基本情報といえます。
住宅の部位について

オープンキッチンとは?メリット・デメリットを解説

オープンキッチンとは、壁や間仕切りなどによって、視覚的にも機能的にも遮断されていないキッチンのことです。キッチンとダイニング、リビングを一体化し、その一方の壁にキッチンを設置した場合などを指します。部屋が広く見えたり、家族間のコミュニケーションが促進されるという利点がある一方、キッチンの中が見えたり、料理の際に発生する臭いや煙などが、リビングスペースに伝わりやすいという欠点もあります。オープンキッチンは、近年人気が高まっており、多くの住宅やマンションで採用されています。開放的な空間を演出できることから、特に若い世代に人気があります。
関連法規について

建築用語『民法』とは何か?

民法とは、私的人間の権利義務関係に関して規律を定めた法の基準となる法律のことです。私法を取りまとめ基準としたもので、生活などの基本的なルールとなる法律であり、権利義務関係を規律しています。これに対して、公権力の関係を規律する場合には公法と呼びます。生活の環境を考えた場合、非常に複雑なものになりやすいです。これは人それぞれで関係も異なり、立場も異なってくるためで、これを規律する必要があり、ルールとして民法が存在しています。特定の人物や物事を指す場合もあるが、もっと広くとらえられ、一般抽象的に活用されることを想定しています。そのため、権利能力平等の原則、所有権絶対の原則、私的自治の原則が原理原則となっています。
住宅の部位について

イージーチェアとは?

イージーチェアとは、体をゆったりと沈ませくつろげるように、背もたれに角度をつけて幅広の座面を設け、ひじ掛けを付けた一人掛けの椅子のことです。別名「安楽椅子」や「休憩椅子」とも呼ばれています。イージーチェアは、主にリビングやサンデッキなどのくつろぐためのスペースに置かれ、座り心地を重視した設計になっています。素材は様々ですが、木製や籐製など、自然のぬくもりを感じられるものが多く見られます。アームチェアと比較すると、座面がゆったりと広く設計されていることが特徴です。また、使用する場所や用途によって呼び方が使い分けられることが多く、「イージーチェア」という名称は、リラックスして過ごすのに適していることから付けられました。
建材と資材について

防湿気密フィルムとは?

防湿気密フィルムとは、気密性を確保するために張るフィルム状のシートのことです。気密住宅に用いられ、相当隙間面積が5c㎡以下の、隙間が少なくて気密性の高い住宅を指します。防湿気密フィルムは、外気に面する床や壁、天井の面に施され、それらの継ぎ目には気密補助剤を施工することで連続性を確保することが可能です。防湿気密フィルムは、気密層の合成が高く平面保持が良好なため、仕上げ材を上から張った際に重ね部分の気密精度が向上し、施工が容易になります。また、防湿気密フィルムは湿気や結露を防ぐため、建物の耐久性を向上させる効果もあります。
建材と資材について

袋張りとは?襖に使われる貼り方の工夫

袋張りとは、下地に布や紙などを張るときに、周囲にだけしか糊を塗布せずに付ける方法のこと。 全体的に張り付ける方法とは異なるため、張りつける物が下地材の影響を受けない。凹凸があっても表に出てこないため、すっきりとしてやわらかみのある状態にすることができる。袋張りは、襖によく使われる方法だ。 和紙の周囲のみに糊付けして張ることで、やわらかくも優雅に見せられる。丈夫な紙でなければできない方法であり、日本の和紙に向いている手法である。手すき和紙のような物を張る場合にも、紙質を生かしていくために、骨組みを出さないようにすることができる。袋張りに対して、全面に糊付けをして張っていく方法は、ベタ張りと呼ばれ区別される。
住宅の部位について

垣根とは?

垣根とは、区画として設けるための囲いのことである。木を植えたものは生垣と呼ぶ。垣根は、家という空間と外界を隔てるための壁である。生垣のようにある程度透過するものもあるが、壁のように遮断してしまうようなものもある。垣根は、内と外を隔てる境界であり、概念的な部分を物理的に決定させるものである。目印にすぎないようなものもある一方で、強固に作られているものもある。垣根は、高さはそこまで設けないのが一般的である。プライバシー保護に使われていたこともあり、近代化するにつれて密度を濃くして遮断するようになっていった。地方では、そこまでのプライバシー保護を考えるより、集団としてのセキュリティを重んじるため、背の低い垣根が使われる傾向が強い。
建築の基礎知識について

建築用語『尺貫法』とは?

尺貫法とは、日本古来の度量衡法で、長さの単位は「尺」、質量の単位は「貫」、体積の単位は「升」である。1958年までメートル法と共に併用されていたが、現在でも建築現場においては尺貫法が認められている。尺貫法の単位は、長さの単位「尺」は約303mm、質量の単位「貫」は約3.75kg、体積の単位「升」は約1.80386リットルである。尺貫法は東アジアにおいて広く使用されているが、貫に関しては日本独自の単位で、尺貫法という名前も日本独自のものだ。そのため、尺貫法と呼ぶ場合、狭義では日本固有の単位を表す。これに対して、中国固有の単位は、貫ではなく斤のため「尺斤法」と呼ぶ。
関連法規について

建築用語『防火区画』

防火区画とは、建築物の火災の拡大を防止する上で有効な区画のこと、またはその区画を形成する構成材のことです。耐火建築物、準耐火建築物は、準耐火構造の床、壁、特定防火設備で区画しなければなりません。ファイアダンパと呼ばれる火炎防止装置が空調用のダクトに備えられる例があります。建築基準法施行令第112条に規定されており、第1項から第16項までの項目ごとの目的に応じて、大きく「面積区画」「水平区画」「竪穴区画」「異種用途区画」の4種類に分類されます。さらに面積区画は高層面積区画を含みます。それぞれの区画について、それが必要となる建築物、また区画の内容が異なります。なお、似た概念として防火壁がありますが、防火壁と防火区画は要求される性能が異なっています。
住宅の部位について

総二階の魅力と活用術

総二階は、1階と2階の床面積が同じ建物のことです。一般的に住宅では2階の面積が狭くなる傾向がありますが、総二階にすることによって、下の階が大きくなることによって安定感を高めることが可能になります。また、総二階にすることによって、狭小地などでも通常よりも床面積を大きくとることができます。縦長の建物にはなるものの、床面積を最大限に活用できる方法とも言え、コストも抑えることができるため、経済性の高い住宅と言えます。輸入住宅のジョージアン様式の場合では、左右対称の作りであり、総二階にすることが基本となっています。日本でも都市部で人口集中が見られるようになってから、居住面積の不足に対応するように総二階が増加しました。総二階は縦長の建物になりがちですが、意匠的な部分に与える影響は大きくなります。
建築の基礎知識について

不同沈下とは?原因や対策について解説

不同沈下の原因はいくつか考えられます。1つは、地盤の軟弱です。基礎の地盤固めが不均一に行われていたり、盛土や埋め立て地では締固めが不十分であったり、また、軟弱基盤にもかかわらず十分な地盤補強工事を行なっていないなどが挙げられます。もう1つは、地中の土塊や有機物の腐食が原因で空洞ができてしまい、圧密沈下することがあります。また、不同沈下は、建物や地盤の重みの変化によって引き起こされることもあります。
建材と資材について

木材の表情を読み解く:木理の世界

木理とは、木目のこと。材木として表面にあらわれてくる年輪の模様のことを指す。木目とは違い、質感のことを指す場合も。中でも美しく現れた模様は杢と呼ばれて区別されている。樹木によっても成長過程に差が出てくることから木理は大きく異なり味わいが変わる。切断する部分によっても異なる模様が現れるため、同じ樹木であっても、同じ木理は現れることがない。材木として切断面によって違いがあることから、表裏で見た場合にも異なった模様が現れる。使用する場所によって使い分けしなければならない。樹皮に近い部分の辺材は白く現れやすく、心材になると色が濃くなる。これも成長の違いと言えるため、どこを採るのかということで価値も変わってくる。年輪の模様は、樹木の物語を伝えている。年輪の幅は、その年の気候条件を反映している。幅の広い年輪は、温暖で湿潤な気候を、幅の狭い年輪は、寒冷で乾燥した気候を表している。また、年輪の歪みや曲がりは、樹木が倒れたり、枝が折れたりした跡である。年輪の模様は、樹木の美しさだけでなく、その歴史も教えてくれる貴重なものである。
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