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建築の設計について

建築用語『構造図』について

構造図とは、建物の構造に関する図面のことです。 建物の設計図には大きく分けて構造図、意匠図、設備図があり、この中で、構造図は、柱や梁などの部材や接合部の形式など、実際に建物を建てるために必要な情報が書かれています。構造図は標準図、伏図、軸組図、詳細図から構成され、基礎の鉄筋やコンクリートの指示、柱や梁、壁、床の部材や寸法、継ぎ手の手法、施工手順、梁や柱の配置図などが詳細に記されています。この構造図に基づいて施行者が建物を建設していくのです。構造図ではほとんどの長さがミリメートル単位であらわされている他、近年ではSI単位系の導入により、荷重はニュートンであらわされるようになりました。
建築の基礎知識について

トラスとは?

トラスとは、構造体骨組の一種で、部材をピン接合して三角形を構成した骨組のことです。トラスを用いることによって、荷重はすべて節点に作用するため、部材にかかる負担は少なくなるのが利点です。トラスには、二次元的に三角形が造られている平面トラスと、三次元的に三角形が造られている立体トラスがあります。平面トラスは主に橋に、立体トラスは主に屋根に用いられています。橋は三次元的に造られているために、立体トラスと思われがちですが、実際は平面トラスをうまく接合して造られているため、立体トラスは使われていません。トラスは、湾曲力に強い骨組みなので部材の総量を減らすことができ、コストや重量を抑えることが可能です。
住宅の部位について

海鼠壁とは?その魅力に迫る!

海鼠壁とは、左官仕上げで行なわれる方法の一種です。平らな瓦を張りつけていく方法で、目地部分に特徴があります。漆喰を使って半円形になるように盛り上げるように塗っていくことから、これが海生生物であるナマコに見えるために海鼠壁と呼ばれるようになっていきました。四半目地がもっとも多くみられるが、馬目地や六角目地で作られることもあります。江戸時代の武家屋敷で行なわれるようになったものが、民家にも使われるようになって広まっていったものです。土蔵造りに使われているものを多く見かけることができます。劇場にも使われることがありますが、これは意匠的な応用と言えるでしょう。もともと耐水を目的としているものであり、壁や土蔵造りの下半分に使われるものでした。
その他

サンプルセリングシステムとは?

サンプルセリングシステムとは、店内には商品見本だけを陳列し、客から受注があると倉庫から実際の商品を取り出してきて、客に手渡す販売システムです。このシステムは、商品の保管コストや販売スペースを削減することができ、小売業者にとって大きなメリットがあります。また、客にとっても、実際に商品を確認してから購入することができるので、安心感があります。サンプルセリングシステムは、主に家具や家電などの大型商品を販売する店舗で導入されています。これらの商品を購入する際には、実際に商品を見てから購入したいという客が多いからです。また、小売業者にとっても、大型商品の保管コストや販売スペースを削減することができるため、このシステムは有効です。サンプルセリングシステムは、客と小売業者の双方にとってメリットのある販売システムです。そのため、近年、導入する店舗が増えています。
建築の基礎知識について

送り配線とは?電気配線を学ぶ

送り配線とは、複数のコンセントを部屋に取り付ける際に、それぞれのコンセントを中継してつないでいく配線のことです。送り配線には、接続端子付きの器具が使用され、負荷経路が1本なのが特徴です。よく「渡り配線」と混同されますが、渡り配線は分岐配線のことで、同経路の分岐配線、異経路への分岐配線のことを言います。
住宅の部位について

ハンチとは?建築用語の解説

建物の基礎や柱と梁が接する部分などの強さを高めるための部位を「ハンチ」と呼びます。強度を高めることを目的とし、鉄筋コンクリート造りの建物で床やスラブ、梁が柱に接する部分を大きくすることによって実現させます。断面を大きくすることで、端部に働く剪断力や曲げ、モーメントに対して対抗することができます。背を大きくした場合には垂直ハンチ、幅を大きくした場合には水平ハンチと呼ばれます。
住宅の部位について

麻の葉模様と建築

麻の葉模様とは、正六角形を基礎とした幾何学模様のこと。麻の葉模様は、その名の通り、その形状が麻の葉に似ていることからこう呼ぶ。木製の間仕切り、組子などにこのデザインを施している場合もあり、日本を代表する和風文様として世界中で知られている。古来、麻は神聖なものとして神事に用いられ、生まれてきた赤ちゃんには麻の葉模様の産着を着せる風習があった。これは、魔よけの意味や、健やかに育つようにといった願いが込められていたためである。麻だけでなく、三角形にも魔よけ、厄よけの意味があるとされていることから、その集合体である麻の葉模様は、より縁起のよい模様とされている。
住宅の部位について

建築用語「屋根勾配」について

屋根勾配とは、屋根の傾斜の度合いだ。屋根の勾配は角度で表わすか、あるいは水平距離10に対しての高さを取って3/10や、また3寸勾配などと表現する。屋根の勾配は、建物の外観、梁間の大きさ、用途また屋根瓦の材料の形状や種類、性質、寸法、そして土地の雨量、積雪量や風速などの気象条件によって決定。雨水をできるだけ早く建物の外に排出することが、雨漏りを起こさないことになるので、葺(ふき)屋根には長年の経験から適切な勾配が、屋根葺材料の種類に応じて標準化されている。例えば、粘土がわらぶきの場合の勾配は4/10から4.5/10、亜鉛鉄板ぶきの場合は3/10程度だ。このように、雨漏りを防ぐため屋根の仕上げ材により必要最低勾配が決まってくる。
住宅の部位について

キャスター:家具や機器を移動させるための重要な金具

キャスターとは、荷物を移動しやすくするために、重量のある物体に取り付ける金物のことです。車輪がついているため、重量のある物でも簡単に移動させることができます。家具、ピアノ、ワゴン、事務用のいすなど、さまざまなものに活用されています。キャスターには、車輪の材質や大きさ、移動方式など、さまざまな種類があります。移動を容易にするため、滑らかな床に適した硬質ゴム車輪や、床を傷つけにくいソフトゴム車輪、衝撃を吸収するウレタン車輪などがあります。また、方向を変えることができるキャスターや、固定できるキャスターなどもあります。
建材と資材について

コンクリート打放しとは?特徴と注意点

コンクリート打放しは、木造や鉄筋コンクリートなどの構造体にコンクリートを流し込んで固めたままの仕上げにする方法です。型枠を外した後、表面を磨いたり塗装したりすることなく、そのままの状態を仕上げとするのが特徴です。コンクリート打放しの特徴としてまず挙げられるのが、耐久性が高いという点です。コンクリートは酸やアルカリに強く、火にも強い性質を持ちます。そのため、雨水や紫外線などの影響を受けにくく、長期間にわたって美観を維持することができます。また、意匠性に優れているという点もコンクリート打放しの特徴です。コンクリートの持つ無機質な質感や力強さを前面に出すことができるため、モダンなデザインの建物によく用いられます。さらに、コンクリート打放しは、型枠の種類や打ち放し方法を変えることで、さまざまな表情を作り出すことができるため、デザインの自由度が高いという特徴もあります。
建材と資材について

ケミカルアンカーとは?基礎に穴を開けて接着する画期的な建築部材

ケミカルアンカーとは、後打ちアンカーの一種で、化学薬品を使ってコンクリートとアンカーボルトを接着するものです。土台などの部材を基礎のコンクリートに固定する金物がアンカーボルトと言い、通常はコンクリート打設時に打つものです。しかし、施工忘れなど何らかの事情であとからアンカーボルトを打つ必要が生じた場合に後打ちアンカーが使われます。ケミカルアンカーでは、コンクリート硬化後にドリルで穴を空け、そこに接着剤を入れてアンカーボルトを打つという特徴があります。従来は、後打ちアンカーは信頼性が低いために、緊急用の手法として使われていましたが、最近ではケミカルアンカーで設計されている例もあります。ケミカルアンカーは商品名で、一般的には樹脂系後施工アンカーと呼ばれます。
建築の設備について

オール電化マンションのメリットとデメリット

オール電化マンションとは、給湯や調理にガスを使用せず、家庭内で使用するすべてのエネルギーを電力で賄うマンションのことである。 エコキュートやIHクッキングヒーターなどを設置した物件のことであり、エアコンや床暖房、冷房設備などもすべて電力を使用する。オール電化マンションではガスを使用しないことから不完全燃焼やガス漏れなどのリスクがなく、また熱源を持たないことから火災のリスクも少ないというメリットがある。さらにIHクッキングヒーターは手入れがしやすく調理器具の掃除がしやすいなどのメリットがあり、家事の負担を軽減することもできる。また深夜電力を使用してお湯を沸かして溜めておけば、光熱費を安く抑えることができる。
関連法規について

都市計画区域とは?建築用語の解説

都市計画区域とは、都市として総合的に整備や開発を進めていく必要のある区域として指定された地域のことです。都道府県は人工・都市の発展・地形などを考慮し、必要に応じて「市街化区域」や「市街化調整区域」などに区分します。「市街化区域」とは、すでに市街地が形成されている区域で、10年以内に優先的に市街化を図る必要のある区域を指します。積極的に市街化を進める地域という言い方もできます。一方、「市街化調整区域」は新たな建物の建設を抑止する地域です。
建築の基礎知識について

意外と知らない「東屋」の基礎知識

東屋とは、公園や庭園などに建設された、4本の柱で屋根を支えている建物のこと。休憩、眺望のために建てられており、「四阿」(しあ)または「亭」(ちん)とも呼ばれる。四阿の「阿」は中国語で棟を指し、これが四方にあることが四阿の由来。壁がない物が多く、屋根には葦簀を乗せたり、蔓を這わせたり、板や茅で吹き抜けたりとバリエーションは豊富である。 屋根の形は主に方形が標準。また、内部に腰掛けが設置されている物も。
建材と資材について

建築用語「塩酸カルシウム鉛錆止めペイント」

塩酸カルシウム鉛錆止めペイントとは、錆(さび)止め塗料の一種です。鉛酸カルシウムを配合した防錆塗料で、鉛酸カルシウムが白色であるため、白色錆止めペイントとして使用できます。白色は日射反射率が高いため、遮熱を期待したい場合に適しています。亜鉛メッキ面に対する付着性、防蝕性(ぼうしょくせい)に優れ、ジンククロメート錆止めペイントよりも錆止め効果は大きいのが特徴です。
しかし、亜鉛メッキ工場から排出される鉄鋼の生産性を低下させる、鉄鋼製品に付着する、下塗り塗料の付着が不良になるなどの問題があり、鉛含有塗料廃絶の一環で、平成28年版公共工事標準仕様書及び同改修工事標準仕様書、同木造工事標準仕様書の適用外となりました。その代替塗料として、鉛を含有しない一液形編成エポキシ樹脂錆止めペイントが、仕様書で採用されました。これらに伴って、現在はほとんどの生産が中止されています。
建築の工法について

QCとは:生産者が行う品質管理法を解説

QCとは、品質管理の方法のひとつであり、生産者が行う品質管理法のことです。数字として品質を把握し、合理的に品質の安定や保証の管理をするものです。従業員自らが日常業務の改善活動、生産性の向上などを行ない、常に品質の改善を行なうというシステムである点が特徴です。ISO9000が「使う側」からの品質保証であるのに対し、QCは「生産する側」からの品質保証です。なお、QCを全社的なレベルまで及ぼす場合をTQCと言う。また、また品質管理は小集団活動による展開が盛んだった時代もあり、その小集団をQCサークルと呼びますが、日本独特のものであり、メーカーだけでなく第三次産業へも急速に普及しました。
住宅の部位について

建築用語『ダース(12個。または12個を1組にした物の数え方の単位。)』について

ダースとは、12個のことを指す単位です。 12個単位で数えることができる小物を呼ぶ場合に使われます。例えば、12個の鉛筆は1ダースの鉛筆、12個のお皿は1ダースのお皿と数えます。
ダースという言葉は、英語のdozenに由来します。dozenは、もともとフランス語のdouzaineに由来し、12個を意味する言葉です。ダースは、中世ヨーロッパで物資を数える際に使用された単位であり、それが現代まで受け継がれています。
住宅の部位について

手洗い付きカウンターとは?機能やメリットを解説

手洗い付きカウンターとは、洗面化粧台の一種で、手洗いボールや水栓が天板上に設置してあるものです。 手洗い器としては、コンパクトにまとめられており、下部には収納スペースがあるため、タオル掛けやペーパーホルダーに活用することができます。トイレに使われることが多いのは、限られたスペースを有効に活用できるからです。洗面所で使われる場合には、 洗面化粧台と呼ばれ、特別に手洗い付きカウンターとは呼びません。洗顔やシャンプーもできるようになることから、シャンプードレッサーと呼ばれることもあります。水跳ねしやすいことから、工夫された商品も多く販売されています。
建材と資材について

防蟻処理ってなに?

防蟻処理とは、建物の木造部分に防蟻剤を塗布して、シロアリやその他の木材を食べる害虫が、木材を損傷することを防ぐ処理を指します。防蟻処理は、土台や柱、梁、根太などの構造材や、フローリングや壁パネルなどの内装材など、木造部分のあらゆる部分に対して施す必要があります。 防蟻処理には、シロアリを寄せ付けない忌避剤や、シロアリを殺す駆除剤など様々な薬剤が使用され、構造材に直接塗布する工法や、土壌に散布する土壌散布工法、床下の襦袢面に防蟻シートを張る工法など、様々な工法があります。また、耐蟻性のある木材を使用する方法もあります。
関連法規について

第2種中高層住居専用地域の建築物

第2種中高層住居専用地域の特徴第2種中高層住居専用地域は、主に中高層住宅の良好な住環境を守るために定められている地域です。都市計画法で定められた用途地域のひとつで、適正な土地利用を進めるために合計12種類に分けられています。それぞれに建ぺい率や容積率、高さ、道路斜線などに関して制限が設けられています。第2種中高層住居専用地域で建設可能な建物は、住宅、共同住宅、幼稚園、小中高校など、第2種低層住居専用地域と同じものが多いですが、それらに加えて、2階以下かつ、1,500㎡以下の土地であれば店舗の建設も可能です。また、工場も建設できますが、ホテル・旅館、風俗施設の建設は禁止されています。
建築の設備について

知っておきたいレンジフードの基礎知識

レンジフードとは、コンロの上の部分に設置された覆い(フード)のことです。コンロから出てくる臭気や煙を排気することを目的としています。 覆い(フード)と換気扇(ファン)を一体化したものも多く、さらに調理時に便利な手元照明が備わったものも多いです。換気扇の種類によってターボファン、シロッコファン、プロペラファンに分類されます。さらに、フードの長さによって、ブーツ型、浅型などに分類できます。従来の壁に取り付けるタイプの換気扇との違いは、レンジフードによって煙やにおいを効果的に捕集し、油汚れの掃除がしやすいことです。レンジフードは、キッチンの空気を清潔に保つために重要な役割を果たしています。また、近年では、デザイン性の高いレンジフードも増えています。新築マンションなどでも、ヨーロッパのメーカーのレンジフードなど機能だけでなくデザインもシンプルでこだわったものが増えています。
建築の設備について

ナトリウムランプとは?その仕組みと用途について

ナトリウムランプは、高輝度放電ランプの一種で、高圧ナトリウムを蒸気中に放電させて光らせるランプです。 ガラス管の中に封入してあり、アーク放電で発光します。オレンジ色の強い光を出すことが特徴です。封入するときのナトリウム蒸気の圧力を高めている物は、高圧ナトリウムランプと呼ばれることもあります。ナトリウムランプは、水銀灯に比べて2倍の効率を持っているため、トンネル照明や道路照明に使われます。また、省エネにも効果があり、工場のようにエネルギー効率を考えるようなところで使われることも多いです。封入圧力の低い低圧ナトリウムランプは、発光効率が高い代わりに単色光になってしまうことから、演出のランプということを考えると、低圧はあまり効果が上がらないといえます。
住宅の部位について

吹き抜けとは?メリット・デメリットや注意点も解説

吹き抜けとは、2層以上の構造で下階の天井と上階の床を設けていない空間のことです。階段やエントランスなどによく見られる構造で、開放感や空間のデザイン性の高さがあることから、注文住宅などで人気があります。吹き抜けのメリットは、吹き抜けに設置した窓から差し込む光が室内全体を明るくできる、上下階につながりができ、家族の動きを感じられる、また、通気性が向上し、空気の循環が良くなることなどです。デメリットは、建ぺい率が小さくなり、活用できる面積が制限される、空調が効きにくく光熱費が高くなるなど。さらに、開放的な造りのために、建物内に音が響いたり、食べ物のにおいが充満したりする場合があり、プライバシーが保たれにくいなどがあります。
住宅の部位について

フロアスタンドで部屋を演出

フロアスタンドとは、床に置く照明器具のことである。「フロアランプ」と呼ばれることもある。高い支柱に光源が取り付けられた物が一般的であるが、床近くの低い位置に光源をもつ物もある。フロアスタンドは可動照明器具で、部屋の隅やテーブル、ベッドの横に置くことが多い。部屋全体を照らす全体照明には不向きで、壁を照射する間接照明や部分照明などのように、補助照明として使用される。光源の位置が低いフロアスタンドは床を照射するので、よりくつろいだ雰囲気を部屋に与える。インテリア性を追及した物や、ヘッドに角度調節機能を付け、読書ランプとしての機能をもたせた物など、種類は多様で、用途に応じて使い分けることができる。
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