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建築の基礎知識について

建築用語『法』って意外と奥が深い

建築用語における「法」とは、切土や盛り土の斜面のことを指す。この斜面部分をのり面、頂点の肩部分を法肩、一番下の部分を法尻と言う。また、法肩から法尻までののり面の長さを法足と呼ぶ。傾斜の角度30度を安定角と呼び、30度以下の傾斜であれば擁壁工事は不要である。しかし、30度を超える場合には、何かしらの対応をしなければならない。盛り土をする場合だけでなく、切土をする場合にも法面を30度以下にしておけば擁壁工事が不要となる。
建材と資材について

プラスターとは?建築における役割と種類を解説

プラスターとは、鉱物質の粉末と水を練り合わせた塗り壁用材料のことである。 このブラスター塗りは、最も古い建築技術のひとつで、エジプトのピラミッド、古代ギリシアの建築などにも見られる。プラスターは、石膏を主材にした石膏プラスターと、白雲母を焼いて水和熟成させたドロマイトプラスターとに大別される。その他に石灰プラスターもあるが、これは漆食(しっくい)と呼ばれている。石膏プラスターは、水硬性で、凝縮が速く乾燥における収縮が少なく亀裂が生じにくい、仕上がり面が白く美しいなどの特徴がある。一方、ドロマイトプラスターは、仕上がり面は石膏プラスターに劣る物、混練りが容易で作業性に優れ、コストも割安である。
建材と資材について

芋目地とは?その特徴と建築物における使われ方

芋目地とは、タイルやレンガ、コンクリートブロックを積むときに水平・垂直方向の目地が一直線になるような積み方のことです。規則正しく伸びる芋の根に似ていることが由来とされていると言われています。水平方向は一直線でも構いませんが、垂直方向が一直線だと強度が低くなるため、建築においては避けられる積み方です。馬目地や破れ目地といった、垂直方向が一直線にならない目地を用いるのが一般的です。これらの目地だと負荷がかかっても複数のブロックに分散できるので、芋目地よりも構造物としての粘りや強度が高く頑丈です。芋目地は見た目が良くなることから用いられることもあります。その際は積まれた部材の目地に補強鉄筋を通して強度を上げています。
建材と資材について

プレキャストコンクリートの特徴とメリット・デメリット

プレキャストコンクリートとは、工場で製造され、現場で組み立てられるコンクリート製品または工法を指します。プレキャストコンクリートは、現場での打設を省けるため、工期を短縮でき、品質を向上させることができます。また、工場で製造されるため、均一性があり、強度も高くなります。さらに、プレキャストコンクリートは、耐火性や耐震性に優れているという特徴もあります。プレキャストコンクリートは、主に、マンションやオフィスビル、工場などの大型建造物に使用されます。また、橋梁やトンネルなどのインフラ施設にも使用されています。プレキャストコンクリートは、コンクリートの打設が必要のないため、工期を短縮することができます。また、工場で製造されるため、品質を向上させることができます。さらに、プレキャストコンクリートは、均一性があり、強度も高くなります。このため、プレキャストコンクリートは、大型建造物やインフラ施設に適しているのです。
関連法規について

借地権とは?

借地権とは、借地法の適用を受ける建物の所有を目的とした賃借権及び地上権のことを言う。当初、賃借権は法的効力が弱かったため、借地権者の地位を保護するため、その後の立法により、一部に限り地上権と借地権を同一の取扱いをするようになる。また賃借権、地上権の登記がなくても、地上建物登記があれば借地権の対抗力を認めたり、存続期間更新、借地権の譲渡転貸など、借地法、借家法、建物保護法などで借地人の保護を図ったが、問題が残されたため、新借地借家法が平成4年に施行された。
関連法規について

建築用語『家庭用品品質表示法』について知ろう!

家庭用品品質表示法とは、品質表示に関する法律のことです。家庭用品が対象であり、適正な品質になるようにするための法律で、消費者の利益を保護することが目的となっています。日常使用する物の中でも、品質の識別が特に必要となる品目について表示方法を定めていますが、繊維製品や合成樹脂製品、家電器具、雑貨工業品といった物が対象となっています。品質を見定めることが難しい物に関しても指定して表示事項を定めてあります。非常に多岐にわたる製品が対象となっており、衣類に付けられている洗濯表示は代表的な物です。消費者のニーズやライフスタイルの変化、技術革新といったことによって必要とされる情報が変わってくるため、見直しも行なわれています。
建築の基礎知識について

建築用語『圧縮』

圧縮とは、材料の両端から中心に向かって軸方向の力をかけること、またはその力が材料にかかることを指し、かかる力を圧縮力と言います。 圧縮力は、反対に引張力とは、軸方向に中心から両端の方向に力をかけることです。建築の構造内で圧縮力が作用する部材では、部材その物の強度だけでなく、部材強度に依存しない変形である座屈を考慮して選択しなければ構造が崩壊してしまうため、部材の弾性係数や断面積などに依存します。そのため、強度だけを見て細い部材を用いたりすることが原因で、座屈が起こる場合があります。 一方、引張力が作用する部材では、座屈のように部材の強度に依存しない崩壊は起きないため、部材その物の強度が十分であれば細い部材を用いることができます。
建材と資材について

建築用語の「決り」とは?

決りとは、板材を貼り合わせるときに、側面の厚みを半分削ってかみ合わせる方法のことです。重なっていない部分と同じ厚さに仕上げていくことで、隙間が目立ったり抜けたりしないようにかみ合わせを作っていきます。板で行なう場合には合い決りとなりますが、柱で行なう場合には相欠きと呼びます。基本として、正面側から釘を打って留めることになりますが、見た目の問題などもあり、接着剤を使って留めるという方法が取られることもあります。決りの意味は、板同士のおさまりを付けるということにつながります。結末や決着という意味があるが、合い決りの場合も、板同士のおさまりを付けるということにつながります。
住宅の部位について

陸屋根で快適な暮らし

陸屋根とは、屋根の形状のひとつで、傾斜の無い平面状の屋根のことです。「平屋根」とも言い、ビル、マンションなどの高層建築物に多く見られます。なお、陸屋根の“陸”とは、平坦、水平などの意味です。陸屋根には瓦を葺かないため、建設コストを抑えることができ、屋上スペースを活用して太陽光発電を設置したり、屋上庭園を設けたりできるなどのメリットがあります。従来の木造住宅では、陸屋根は雨漏りしやすいことなどを理由に、ほとんど採用されてきませんでした。しかし、防水技術等の進歩により、木造住宅でも陸屋根を設置でき、屋上に菜園などを作ることも可能になっています。豪雪地帯では落雪事故防止のため、鉄筋コンクリート構造の陸屋根住宅が増えています。
建材と資材について

建築用語『オフホワイト』とは?

オフホワイトとは、純白ではない白のこと。灰色がかった白と称されることが多い。アイボリーと近い色合いを持つが、こちらには象牙色(ぞうげいろ)という表現が成りたつ。膨張色である純白に比べると、色味がかっていることから、膨張する感じを抑えることができる。オフホワイトは、業界によって表現方法が異なり、インテリアなどでは骨の色ということでボーンカラーと呼ばれることがある。ファッション業界では、生成りのことをオフホワイトと呼ぶことが多い。これは、漂白される前の白のことであり、天然繊維の色という意味を持つ。未ざらしの麻色のことを指していることもある。ナチュラルな色合いになるため、素朴な感じを作り出せる。
建築の基礎知識について

江戸指物を知ろう!

江戸指物とは、指物の一種で、江戸前といわれるふき漆仕上げを特徴とした、木工技法および木工製品のことです。 指物とは、木の板をさし合わせて組み立てる木工技術と、それによって創られた箱、家具、建具などのことです。江戸指物は、主に関東地方で生産されており、特に東京都と神奈川県が生産地として有名です。江戸指物の特徴は、以下の通りです。・木地仕上げに、クワやケンポナシの木目を活かしたふき漆を使用していること・金釘を使わず、木組みを見せない内ほぞ仕立てであること・角丸仕上げであること江戸指物は、その美しい仕上げと耐久性から、江戸時代から現在まで、家具や建具として広く使用され続けています。
関連法規について

壁量計算とは?法律、計算方法、耐震設計への影響を徹底解説

壁量計算とは、建築基準法に定められている方法のことで、必要な壁量を満たしているかどうかを知ることができます。壁量計算は、各階の床面積に対して様々な係数をかけて求めることができますが、特に材質や壁の長さ、厚さといったことに関して大きな影響を受けることになります。壁量計算を行う目的は、耐震性に優れた建物を設計するためです。また、壁量計算によって、現在必要な壁量を求めることができますが、設計時に行うことで、耐震的にも確かな設計にすることが可能です。また、たとえば改修時に求める場合には、単純に設計上の数値だけでは求められないようなことも出てくることがあります。特に経年劣化といった問題は、耐震設計上大きな影響を与えることになります。そのため、耐震改修を行なっていく場合には、建設時期を十分に考慮したうえで計算していかなければなりません。
住宅の部位について

カードキーって何?その種類と特徴

カードキーとは情報が記録された特殊なカードを鍵の代わりに使うシステムのことです。一般的な鍵のように鍵穴に挿して回すようなことはせず、認証機器にカードを挿入したり、かざしたりすることで情報を読み取って開錠、施錠を行なうという仕組みです。カードキーは防犯性を高めるために木造住宅に使用されることはほとんどなく、マンションやアパート、セキュリティの強化が必要な施設などに使用されることが多いです。カードキーには、パンチカード、磁気カード、ハイブリッドカード、非接触式ICカードなど様々な種類があり、それぞれに特徴があります。カードキーは合鍵を作ることが不可能なので、防犯という観点から考えると非常に有効なシステムと言えます。また、合鍵が作りづらいだけでなくピッキングも不可能というメリットもあります。
建築の基礎知識について

軒裏換気 – 小屋裏の熱と湿気を排出する方法

軒裏換気とは、小屋裏にこもった熱気や湿気を排出するための換気システムの一種です。軒裏換気は、換気口を二カ所以上設ける必要があります。その換気口の大きさは、小屋裏の天井面の大きさと比べ、250分の1以上の大きさだ。棟換気と併用する場合には、換気口をこれより小さくしても良い。軒裏換気や棟換気といった小屋裏換気システムは、小屋裏内の温度や湿度の上昇を抑え、それによって木材の腐食等を軽減する効果があります。
住宅の部位について

「目皿」とは?

目皿は、排水口に設ける板のことです。金属製で多数の穴があいており、比較的大きめなゴミの流出を防止するために取り付けるものです。また、穴ではなく、スリットがあいた物や、金網、パンチングメタルもあり、形状は丸が多いです。目皿の役割は、浴室や台所などの排水口に設置し、ゴミによる排水管の詰まりを防ぐことです。また、厨房やトイレなどのように、床に大量の水を流して清掃する箇所には、防水処理と同時に、防水層用の排水目皿を設置します。この場合も、清掃による大量の水とともにゴミが排水管に入り込んでしまうのを防いでいます。目皿を施工するときには、目皿は仕上がりレベルより必ず低くしなければならないです。水を確実に排水管へ流し込むために、微妙な勾配を付けて仕上げます。
建築の工法について

デザイン・ビルドと伝統的な生産方式の違い

デザイン・ビルドとは、ひとつの会社が、設計と施工の両方の業務を行なう生産方式のこと。これまで、公共工事は発注者が建設コンサルタントに委託して、作成された詳細設計に基づき、価格競争入札を行ない、最低価格の建設業者によって施工されるのが原則だった。デザイン・ビルドは発注者はひとつの契約で全体をカバーすることができる上、問題が起こっても責任の所在を明らかにできる。設計が自社内にある場合の他、欧米では外部の設計会社と契約して総合工事業者が発注者との間でひとつのデザインビルドの契約を行なうことが多い。デザイン・ビルドを採用した場合、受注者が有する新技術などの活用により、コスト縮減や工期短縮が図れることも近年、注目されている理由のひとつである。
住宅の部位について

底板とは?基礎を作る際に重要な部分を解説

底板とは、コンテナ形をした箱などの底部で、床や地面に接する部分のことです。また、引出しの下側の底になる板も底板と言います。地板と呼ばれる場合もあります。建物と地面が接する部分で重要な「基礎」を作る際に底板が重要となります。特に、「ベタ基礎」と呼ばれる住宅の基礎は、建物の底板を、一面コンクリートで支える作りとなっており、安定し耐震性に優れると言われています。底板のなかでも、サッシの水を切る部分や、戸袋の底板のことは「皿板」と、別の名称で呼びます。住宅に限らず、様々な建築物において、底板があり、また素材も用途や特長に応じて適切なものが使われます。
建築の基礎知識について

知るほど興味深い「茶室」の世界

茶室とは、日本式の茶道において、茶事の主催者が客を招き、茶を出してもてなすための施設のことである。茶道の稽古をしたり、茶を楽しんだりするために爐が切ってある和室のことも指す。独立した建物として造られる場合と、書院などの建物内に造り込まれる場合とがある。茶室へ続く道の役割を果たす庭園の「露地」を伴うのが一般的だが、ホテルや公会堂、商業ビルの一角などに「茶室」のみ造られることもある。四畳半を標準として、それより狭いものを「小間の茶室」、広い物を「広間の茶室」と言う。茶室は、「にじり口」という小さな入り口から、頭をかがめて入るようになっていて、天井も低く、窓からの光も必要最小限に絞られているが、これは、主客ともに茶事に集中するためである。
建築の基礎知識について

建築用語『アポイントメント』の定義と使い方

アポイントメント(Appointment)「アポイントメント」とは、面会の約束や歯医者・美容院への予約を意味する言葉として使用されることが多く、英語の「appointment」では指名や任命、あるいは備え付けの設備という意味がある。広く、「面会の約束」・「予約」として用いられるが、この場合には、特定の人、もしくは特定の行為を行なう人と会うことを意味する。これに対して、レストランやホテルなど場所への予約には「reservation」が使われる。 「アポイントメント」は主に、電話で取ることが多いが、最近では電子メールで「アポイントメント」を取ることも珍しくない。
住宅の部位について

建築用語『鎧戸』ってどんな戸?

鎧戸とは、 木製ドアの一種であり、框戸と縦框の間に羽板を仕込んだものである。 ブラインドのように斜めに並べられており、金属製のものはガラリ戸やルーバーと呼ばれている。鎧戸は、視線を遮断することができる扉となっているものの、斜めに張りつけられているため、通気は遮断しない。平らな羽だけではなく、山形の形状をしたものも使われており、可動式と固定式がある。ドアに取り付けるだけではなく、窓の一部として使うことのできる鎧戸も存在する。視線を通さないことからも、洗面所や浴室で使われることが多い他、クローゼットに使うことで通風もできるようになる。ドアの一部だけ取り付ける場合と、全体に取り付けるものとがあり、場所によって使い分けができる。
建築の工法について

圧着工法とは?用途や特徴を紹介!

圧着工法とは、下地、モルタルを均一な厚さに塗った壁や床面上にタイルを押し付けて貼る工法のことである。 接着力と施工能率の高さ、白華の防止効果が高いことが特徴である。白華とは、コンクリートの表面に浮き出た白い結晶物で、セメントの中に含有されている硫酸塩や炭酸塩が水に混じって溶け出して水分が蒸発し、表面に浮き出た塩のことである。台紙付きの「モザイクタイル」や「ユニットタイル」などではこの工法が用いられる。圧着貼り工法とも言う。
建築の基礎知識について

建築用語『マップ』について

-建築用語『マップ([1]主に平面の地図、天気図[2]地図を作る)』マップとは何か-マップとは、主に平面の地図や天気図を指す言葉です。 地図とは、地球やその一部を平面的に表した図面であり、天気図とは、気象情報を表示した図面のことです。マップには、場所や経路、地形、建物、天気など、さまざまな情報を表示することができます。建築用語では、マップは、建物の平面図や立面図、断面図など、建物の設計図のことを指すことがあります。 設計図は、建物の形状や構造、寸法などを示した図面であり、建物の施工に必要不可欠なものです。マップは、また、建物の管理や運営に役立つ資料として使用されることがあります。 例えば、建物の清掃やメンテナンスの計画を立てるために、建物の平面図や立面図を使用することができます。また、建物の防災計画を立てるために、建物の断面図を使用することができます。
建築の設備について

ターマトラックとは?その仕組みと活用

ターマトラックとは、オーストラリアで開発されたシロアリを検知する機械のことです。検知の方法は電磁波であり、非破壊検査として活用されています。電磁波を流すことによって、木材や断熱材の内部にシロアリが発生しているかどうかを知ることができるのです。電磁波を利用していることで、わずかな動きも検知します。これまで部材をたたいて反応を見ていたことと比べると、客観的な判断ができるため、効果を上げているのです。また、人間が入ることが難しい床暖房設備を持つ住宅でも、シロアリの検知をすることができます。目視しなくても侵入経路を効率よく確認することができるようになるため、多く使われるようになりました。非破壊で検査することができるため、駆除後の確認にも使うことができるようになり、様々な場面で使用されています。
建材と資材について

建築用語『フレキシブルボード』とは

フレキシブルボードとは、セメントに補強繊維を混ぜて作られた 不燃ボードのことです。 高圧プレスで成型していくため、均一な製品としてできあがります。補強繊維の存在により、本来欠点となりやすい衝撃に強く、耐水性も持ちます。また、防火性や防湿性も持っており、建築用ボードとしては、最高クラスの性能を持っている存在です。内壁だけではなく、外壁にも使うことができ、厚みをコントロールすることで、天井にも使うことができます。逆に厚く作られた物は、新幹線のように騒音が発生しやすい場合の防音壁などとしての利用もできるほどの性能を持っています。
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