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建築の設備について

スプリンクラー:消防装置の基礎知識

スプリンクラーシステムとは、火災を素早く消火するための設備のことです。天井や屋根の下に設置されたスプリンクラーヘッドと呼ばれる部分に、金属製の部品がついています。この部品は、熱によって溶けやすくなっており、火災が発生して温度が上昇すると、部品が熱によって溶けて水が放出されます。スプリンクラーシステムは、火災を素早く消火するために古くから使われてきた消火設備です。構造が複雑ではなく、対処が早いため、高層ビルや大規模商業施設などの、消化が困難になりやすい場所にも設置しやすいというメリットがあります。近年では、センサーを搭載させたり、自動火災警報装置からの信号で動きだしたりするなど、スプリンクラーシステムの構造も近代化してきています。ただし、スプリンクラーシステムは設置費用が高額になりやすいというデメリットがあります。
建築の基礎知識について

シティースケープの魅力とは?

シティースケープとは、都市の景観、造景のことです。都市の建物や道路、公園などの構造物、そしてそれらを包み込む自然の景色が組み合わさってできた都市特有の風景を指します。タウンスケープとも呼ばれます。シティースケープは、都市の性格や特徴を反映しています。例えば、歴史的な都市では、古い建物や教会などが目立ち、近代的な都市では、高層ビルやオフィスビルなどが多く見られます。また、都市の立地条件によっても、シティースケープは変化します。海に面した都市では、港や海岸線が特徴的となり、山に囲まれた都市では、緑豊かな自然が特徴的となります。
住宅の部位について

売建住宅の基礎知識

売建住宅とは、分譲された土地に契約後に建物を建てる一戸建住宅のことです。売り主と買い手が、土地の売買契約と建築請負契約を同時に締結することで成立します。買い手が建築主となり、自分の希望や予算に合わせて間取りや仕様を設計できます。そのため、建売住宅よりも自由度の高い住宅を建てることができます。しかし、建築を請け負う業者はあらかじめ特定されているため、施工業者の得意不得意の関係で注文住宅ほどの自由度はなく、用意された設計モデルからの選択となることも多いです。
建材と資材について

建築用語『充てん接着』

充てん接着とは、材料の表面にある隙間や凹凸などを埋めながら接着することを言います。 代表的な充てん接着剤にエポキシ系のものがあります。充てん接着を行うには、まず主剤と硬化剤を混ぜます。そして、接着面に余るぐらい十分な量を塗布し、すぐに接着したい物を接合します。その後、そのまま固まるまで動かないよう固定して接着します。充てん接着の他にも、コンタクト接着という方法があります。コンタクト接着は、流動性のない樹脂に溶剤を加えて、低粘度にしたものを接着面に塗って接着させる方法です。充てん接着とコンタクト接着には、それぞれ適否があります。例えば、充てん接着は「接着後すぐに強度が出る」というメリットがありますが、コンタクト接着は「貼り合わせ後に位置を変えられる」というメリットがあります。そのため、被着体の形状や接着目的などによって、接着方法を選定する必要があります。
建築の基礎知識について

建築士とは?資格や業務内容をわかりやすく解説

建築士とは、建築士法による免許を取得し、建築物の設計・工事監理などの業務を行う技術者のことである。免許を受けずに「建築士」の業務を行うことはできず、免許を取得するには、国土交通大臣または都道府県知事が行う資格試験に合格しなければならない。「建築士」は、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種類に区分され、それぞれ業務を行える建築物が異なる。また、一級建築士であって、構造設計または設備設計について高度な専門能力を有すると認められた者は、構造設計一級建築士または設備設計一級建築士として、その専門業務に従事することが可能である。建築士の業務分野は、その専門性に応じて、大きく意匠設計、構造設計、監理業務の3分野に分けることができる。意匠設計は、建築物の外観や内装をデザインする業務であり、構造設計は、建築物の構造を設計する業務である。監理業務は、建築物の工事が適正に行われるように監理する業務である。
住宅の部位について

建築用語『畦』とは?その意味と役割

畦とは、障子などの木製建具に施される加工のことです。 敷居や鴨居の溝と溝の間の凸部分を指し、島と呼ばれることもあります。東京近郊では、障子などの木製建具には、四七の溝と言って、七分(約21mm)の溝の間に、四分(約12mm)の畦を取る場合が多いです。建て込まれる建具の厚さによって、畦の幅が異なる三七の溝、五七の溝、といった寸法が用いられる場合もあります。また、畦に対して、溝の外側を樋端(ひばた)と言い、和室側を内樋端、その反対側を外樋端と呼びます。
建材と資材について

建築用語『補強金物』とは?種類や役割を紹介

補強金物の種類補強金物は、接合部位によってホールダウン金物、羽子板ボルト、山形プレートなどと呼び、種類も様々です。例えば、ホールダウン金物は柱脚部分に用いられる補強金物の代表例で、地震などで建物に水平な力がかかった際に柱が抜けないように土台と柱を緊結しています。ホールダウン金物には、施工時に取り付ける先付けと、リフォーム等の際に取り付ける後付けが存在します。また、山形プレートは部位字型のプレートで、引き抜き力を受ける柱と、土台や梁などの横架材の接合に用いられます。羽子板ボルトは、木材を連結するために用いられる羽子板のような形をしたボルトです。
建材と資材について

クッションフロアとは?特徴やメリット・デメリットを解説

クッションフロアとは、裏打ちの不織布やビニール層、ガラス繊維入りビニール層、中間層には印刷柄のある発泡層、さらに表面には透明のビニールシートを積層したビニール床シートのことです。厚みは1.8~3.5mm、幅は0.9~2.0mで、20~30m巻きの商品が一般的です。クッション性があり、歩行感がよく、住宅内で使用され、洗面所やトイレ、キッチンなどの水まわりで多用されています。中間層の印刷の柄も様々で、木材の風合いを模したものや、タイル柄のもの、大理石柄のものなどがあります。水に強く、お手入れが簡単であることも特徴です。
住宅の部位について

建築用語『コンポーネント』とは?

コンポーネントとは、システムを構成する要素や機器、ソフトウエアなどシステムを実現させるために必要なものを指すことが多い。IT業界で使われることが多い言葉であり、音響機器のコンポもコンポーネントの略で、独立した機器を組み合わせた物のことを指す。一方、モジュールは、接続可変式家具のことで、独立して使用できる物を指す。システムキッチンの、フロアキャビネットは単体では機能することができないため、コンポーネントと呼ばれるが、モジュールも似たような意味で使われることがある。したがって、コンポーネントは単体では機能せず、システムの一部として機能するが、モジュールは単独でも機能する。また、コンポーネントはシステムを構成する要素や機器、ソフトウエアなどシステムを実現させるために必要なものを指すことが多いが、モジュールは接続可変式家具のことで、独立して使用できる物を指す。
建築の基礎知識について

品質システムとは?その目的と種類

品質マネジメントシステム(QMS)は、製品やサービスの品質を管理するために組織が実施する一連のポリシー、手順、および実務です。QMSは、品質を保証し、顧客満足度を高めることを目的としています。QMSは、製品やサービスのライフサイクル全体に適用されます。これには、設計、開発、生産、流通、販売、保守が含まれます。QMSは、組織のすべてのレベルの従業員が関与する必要があります。QMSは、組織が製品やサービスの品質を管理するために実施する一連のポリシー、手順、および実務です。QMSは、品質を保証し、顧客満足度を高めることを目的としています。QMSは、製品やサービスのライフサイクル全体に適用されます。これには、設計、開発、生産、流通、販売、保守が含まれます。QMSは、組織のすべてのレベルの従業員が関与する必要があります。
住宅の部位について

床伏図とは?その役割と内容について

建築用語で『床伏図』とは、1階(基礎の直上)の床組みを、上方から見下ろすように描かれた図面のことです。この図面は、床に使われている仕上げ材を撤去している状態で、床がどんな構造になっているのかを知ることができるようになっています。一般的に使用される縮尺は1/100です。通常、構造図として使用され、床下で隠れてしまうような部分が描かれることになります。2階の床伏図は、1階の天井上と同じです。床伏図には、土台、大引(だいき)、根太(ねだ)、束などが描かれることになり、のちにもこの構造を知ることができます。床伏図は、設計図書として重要な意味を持っていましたが、現在はプレカット工法が進んできたことによって、施工図として描かれることが多くなりました。
建築の基礎知識について

平安の美学「寝殿造り」

寝殿造りの特徴は、平安時代に中国文化の影響を受けて発展した、天皇や貴族階級の邸宅建築様式のことです。中央に寝殿(正殿)と呼ばれる主屋が南側の庭に面して建てられ、その両側と後方に対屋(たいのや)が配置されています。寝殿造りの特徴は、南に前庭や太鼓端のかかった池(遺り水)などがあり、釣殿(つりどの)や泉殿(いずみどの)を設けて渡殿(わたどの)でつなぎ、それぞれの建築物とも渡り廊下でつながれている点です。寝殿造りの代表的な例としては、東三条殿、京都御所、宇治の平等院鳳凰堂などが挙げられます。
建材と資材について

海砂とは?建築用語の解説とコンクリートへの影響

海砂とは、海からとれる砂のことです。 海水の波浪によって摩耗されているため、砂自体が球形、あるいは円滑な表面を持っています。コンクリートの細骨材などとして、山砂や川砂が枯渇したことで海砂を使うようになりました。しかし、海砂は塩分を大量に含んでいます。これが問題となり、海の生態系に影響を与えただけではなく、コンクリートの塩害を発生させました。塩化物イオンの働きにより、鉄筋などの鋼材が腐食してしまい膨張し、コンクリートを著しく損傷させるため、海砂は洗浄しても使われることは少ないのです。
建材と資材について

塗壁 – 日本伝統の左官仕上げ

塗壁とは、壁の左官仕上げのことです。土壁や漆喰、モルタル、ブラスターなどの仕上げがあります。乾式工法は、ボードなど乾燥した材料を壁に貼り付けるため、区別して考えられます。乾式工法に比べ、施工する職人の技量が仕上げにはっきりと出てくることから、仕上がりに差が出てきてしまうこともあります。湿式工法となるため、施工に時間がかかり、乾燥もさせなければなりません。完成までにかかる工数が多くなることから、費用も高くなりがちです。代わりに剥がれ落ちたりしたときでも補修がしやすく、部材ごと交換する必要はありません。多孔質である珪藻土のような天然素材を使うこともできるため、室内環境を整えることもできるというメリットもあるのです。
建築の設備について

キュービクルとは?特徴やメリットを解説

キュービクルの特徴は、配線や機器を整理できることで、簡素化や省スペース化が可能となる点です。また、高圧受電設備にも用いられ、JIS規定が定められているため、安全性の確保が可能です。さらに、パッケージでき、工場内で作り上げることができるため、施工期間の短縮やコスト削減が期待できます。また、設置場所が小さくまとめられ、保守点検作業も簡単に行えるため、メンテナンス性に優れています。
建材と資材について

ステンレス管とは?その特徴と用途を解説

ステンレス管とは、ステンレスで作られた管のことである。 配管材として利用されており、ステンレスの持つ耐食性、耐熱性、強度などの特性を利用している。そのため、水を使っていても腐食の心配がなく、環境ホルモンが溶出することもない。また、非石油化学系の配管材料であるため、人体に対する安全性も高い。ステンレス管は、浄水場や病院、給食センターなどの健康に大きな影響を与える施設で配管として利用されている。ステンレスを使うことで、摩耗にも強いため、流量を上げたとしても、摩耗する心配がない。稼働率を高めたいときでも利用できるため、化学プラントでも利用が進んでいる。
建材と資材について

建築用語『プラスティック』の正体とは

建築用語「プラスティック」とは、石油を主原料とする合成樹脂のことです。 熱や圧力をかけて作られ、加熱すると可塑性を示し、粘り気のある流動性を持ちます。 任意の形に加工成形しやすいのが特徴で、一般的には合成樹脂のことをプラスティックと呼びます。 天然樹脂の物はあまり呼ばれません。プラスティックという言葉が使われるようになったのは、高分子化合物の理論が世に知られた1920年ごろからです。 四大プラスチックと呼ばれる種類があり、これだけで生産量の60%を占めます。 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンが四大プラスチックです。
住宅の部位について

建築用語『下端』の徹底解説!

下端(したば)」とは、垂直な壁の最下部(すそ)で、床や地面との境界線のことである。または工作物などの底部や床などに接する面のことを表す。水平に使われたもので、材料や部材の下に面した部分。下を向いて使われている場合は、道具や材料の上面を指すこともあり、部屋の部分の上部を指すこともあるため、いつも下の面であるとは限らない。下端の反対は「上端(うわば)」である、上端と似た言葉として「天端(てんば)」という言葉もある。同じ漢字で「下端(かたん)」と読む場合は、意味が異なり、物の下のほうの端という意味や、数学で実数の集合の「下界(かかい)」の最大限のことを表す「下限」と同じ意味となる。
建築の基礎知識について

耐火構造とは?種類や性能基準を分かりやすく解説

耐火構造とは、火災が発生しても一定時間構造が崩壊せず、火災の拡大を防ぐために設計された構造のことです。耐火構造の目的は、人命の保護、資産の保護、社会的機能の維持などです。耐火構造は、火災発生時に燃え広がりやすい木造構造とは異なり、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造などの建築物に採用されています。耐火構造の性能は、火災の発生から30分、1時間、2時間、3時間のいずれかで判定されます。火災が発生したとき、耐火構造の建物は一定時間火災による加熱に耐えることができ、建物の倒壊を防ぎ、火災の拡大を防ぐことができます。
建築の設備について

マルチタイプエアコンのすべて

マルチタイプエアコンとは、1台の室外機に対して、複数の室内機を接続することができるエアコンのことです。マルチエアコンと呼ぶこともあります。冷暖房のどちらでも使用することができるため、2部屋以上で利用することができるようになります。天井のビルトインタイプや壁掛けなど、部屋ごとに変えることもできる物があるため、マルチタイプエアコンを使うことで制限を受けることも少なくなりました。室外機の設置スペースも少なくすることができるメリットがある一方で、故障してしまえばすべての室内機が使用することができなくなるデメリットも持っています。通常のエアコンから切り替える場合には、さほど問題がないが、逆の場合には様々な障害が発生しやすいです。
建材と資材について

敷目板とは?その特徴や用途をわかりやすく解説

敷目板とは、天井板などで羽目板などの目地の裏に付ける板のことです。小幅な物で敷目板とは呼ばず、目板と呼ばれることもあります。継ぎ目に敷目板を用いることがあり、天井に使う場合には、敷目天井と呼びます。敷目天井は、竿縁を使わずに仕上げる方法で、継ぎ目を1cm程度の間隔にして平たんに仕上げていきます。竿縁がないため、すっきりした仕上がりになるのが特徴で、非常に多くみられるようになりました。目透かし天井とも言い、竿縁天井よりも安く仕上がるようになります。和室自体が減少する傾向にあるため、目透かし天井にしても、プリント合板などが用いられることが多くなってきており、無垢板や突き板の天井板を張ることが少なくなりました。
住宅の部位について

間接照明の種類と特徴

間接照明とは、照明器具の光を直接あてるのではなく、天井や壁などに反射させて、間接光とする照明方法のことです。天井や壁に反射させているため、やわらかい光にすることができ、雰囲気も落ち着いたものにできるのが特徴です。これは、陰影が浮き上がりやすくなるからです。間接照明にすることで照明効率は悪くなる代わりに、照度を一定にすることができるのがメリットです。生活を考えた場合、直接光を当てる直接照明の方が効率的ですが、空間に対して余裕を持たせるという意味では間接照明の方が良いでしょう。
建築の基礎知識について

バウハウスの魅力に触れる

建築用語「バウハウス」とは、1919年にドイツのワイマールに設立された建築とデザインの国立総合学校のことです。「バウハウス」は、芸術と生活を合わせた存在としての建築を中心とし、芸術、手工業、職人の技術などすべての造形活動を統合することを目的としていました。初代校長は建築家のヴェルター・グロピウスで、他にも画家のワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ミス・ファン・デル・ローエなどの20世紀を代表する大物が講師を務めました。ドイツやオーストリアから多くの学生が集まりましたが、ワイマール市民がその革新性に批判的であったため、1925年にデッサウに移転し、その後1932年にベルリンに移転しましたが、1933年にナチスにより廃校に追いやられました。バウハウスの理念と特徴バウハウスは、シンプルで美しい造形、大量生産を理念とした知的な設計、高い機能から来る合理性を追求していました。また、芸術、手工業、職人の技術などすべての造形活動を統合することを目的としており、それらを有機的に結びつけることで、新しい建築のあり方を追求しました。バウハウスの建築は、その機能性と美しさから、現在でも多くの人々に愛されています。
建築の基礎知識について

建築用語『人間工学』とは?その特徴と活用例を紹介

人間工学とは、人間の持つ特性や能力を環境に対して適合させることを研究する学問です。 人間工学が追求するのは合理化です。道具や作業環境を人間に、より合うようなものに変えていくことで、効率化を図っていくのです。人間工学は、日々の生活で使っている家具や設備などに対し研究していくことで、利用しやすい物を作り出すことを可能にします。また、システムの設計などにおいても活用されることがあり、効率化を進めることができます。人間工学は機械側の生産性などを重視するのではなく、人間が利用する場合を想定して考えます。そのため、従来にはなかったような形や機能を生み出すことができるのです。人間工学は、ヒューマンエンジニアリングやエルゴノミクスとも呼ばれます。
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