建築の基礎知識について 防水層とは?種類や耐用年数、建物のライフサイクル
防水層とは、防水の役割を有する層のことであり、無機質または有機質の材料で不透水の層を形成します。その役割は、建物を水から保護することであり、雨水や湿気、地下水などの浸入を防ぎ、建物の耐久性や居住性を高めます。防水層は、アスファルト防水層、シート防水層、塗膜防水層、その他(モルタル防水など)に分類され、それぞれに特徴があります。マンションでは、合成繊維にアスファルトを含ませたシートを、何枚か重ねて防水層を形成する方法が、一般的に採用されています。また、地下室などでも、地下からの水の侵入を防ぐため、防水層を設けることがあります。防水層の耐用年数は、仕様や工法、断熱材の有無、保護材の有無、屋上の使用頻度等の要因により大きく異なります。鉄筋コンクリート造の建物だと、平均60〜65年程度と言われており、建物のライフサイクルの中で2〜4回の防水改修が必要となります。
