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住宅の部位について

建築用語『出隅』とは?その意味や使い方を解説

建築用語である「出隅」と「入隅」は、2つの壁や板が出会う隅(角)の形状を示す用語です。出隅とは、2つの壁や板が出会う出っ張った隅(角)を指します。反対に、入隅とは、2つの壁や板が出会う引っ込んだ隅(角)を指します。建築現場では、築物の長さを測定するときに、測定基準点から出隅まで何ミリというように使用されます。また、タイルを貼る場合にも、基準点から入隅や出隅まで何枚タイルを貼るかを職人同士で伝え合ったりします。大規模修繕工事では、入隅や出隅の補修が必要になり、特に防水工事が大切です。出隅の防水で良く見受けられるのが、屋上やバルコニーの平場と立上がりが向かい合った角になり、一般的な防水工事として補強シールを貼り、ウレタン防水を行なうことが多いです。このように凹凸のある部分は劣化しやすいことがあるので、大規模修繕の事前調査で診断することが重要となります。
建材と資材について

押縁の基礎知識

押縁とは、部材を押さえるために使用される細い部材のことです。押さえる部材は、板、合板、ガラス、金属など、さまざまなものがあります。押縁には、木製の物、真鍮製の物、アルミ製の物、金属製の物などがあり、押さえる部材によって使い分けられます。額縁のように四周を囲む形にする場合もありますが、基本的には飾りではなく、部材を固定するために使用されます。また、三方押し止めのように、下部だけを固定する場合もあります。押縁を使用する際には、押さえる部材に注意する必要があります。例えば、薄い板を押さえる場合は、板の端だけではなく、中央部などにも押縁を配置することで、確実に押さえることができます。また、止め方もビス止め、スナップインなど、さまざまな方法があります。
建材と資材について

低収縮コンクリート

低収縮コンクリートとは、コンクリートの収縮を抑えたもののことです。まったく収縮しないというわけではなく、低減させたコンクリートのことを呼びます。コンクリートは、水和反応で硬化するため、水分の分だけ体積が少なくなってしまい、このときにひび割れを生じてしまうことに。そこで、収縮を低減できる混和剤を投入して、ひび割れを防ぐということが低収縮コンクリートの目的となる。これにより、ひび割れ誘発目地を設けたりする必要がなく、構造物としての一体化を図ることができるのです。ひび割れをするということは、水分の侵入を許すこととなり、鉄筋の錆を誘発して爆裂させてしまうこともあるため、耐久性を向上させるためにも重要な意味を持ちます。
建材と資材について

ボンドブレーカーとは?

ボンドブレーカーとは、コーキング材の付着を防ぐために使用される部材のことです。二面接着を保つために、底面に使われることが多く、实际上バックアップ材を入れて縁を切ったとしても、これだけでも効果は落ちてしまいます。そこで、ボンドブレーカーを入れて境目を作るのです。ただし、バックアップ材が接着された用に加工してある場合には必要ありません。クラフトテープでできた物とポリエステルの物があり、どちらでも使うことができます。これは、国土交通省の公共建築工事標準仕様書に「紙、布、プラスチックフィルム等」という表記が存在し、シーリング材と接着しない物として定められているため、どちらを使ったとしても仕様的に問題はありません。
建築の工法について

建築用語『単管足場』とは

単管足場とは、単管という足場パイプ2本を、クランプ(留め金)を用いて抱き合わせて組み立てた足場のことです。「単管抱き足場」とも呼ばれ、単管ではなく丸太で組み立てたものは「丸太足場」と言います。単管を使用して組み立てる足場には、単管足場の他に、単管ブラケット足場、クサビ足場があります。単管足場は、足場が2本のパイプのみなので、縦横にパイプをつなぐことにより必要な大きさの足場を確保でき、狭い場所にも設置できるのがメリットです。また、丸太足場と比較して揺れも少ないです。しかし、ブラケットを付けて足場が板敷になった単管ブラケット足場や、ハンマーを使ってブラケットを固定したクサビ足場のほうが、安全面で優れているため主流となっています。
建築の設備について

建築用語『配管』とは?

建築用語の「配管」とは、気体や液体を運搬するために用いられる筒や管を敷設することであり、住宅では給水、給湯、排水管、ガス管などの施工のことを指します。配管設備とは、これらの管及びそれらに接続する機械や装置を含めたものを指し、敷設する管の材料を配管材料と呼び、各種金属や無機材料、合成樹脂でできた管を使用します。管の耐久性を高め、輸送物質に管の材料が溶け出すことを防ぐために、管内部には合成樹脂の塗装が施されます。また、配管の接合方法はフランジ接合、ねじ接合、溶接接合など、様々な手法があります。液体の膨張に備えた膨張継手や、耐震のためのメカニカル継手などもあり、管を任意の方向につなぐために各種異形管も作られています。流量計測のために各種計測機器を敷設することも一般的です。
建材と資材について

建築用語『DKマーク』とは?

DKマークとは、断熱建材において、優良と認定された断熱材に表示される品質認定マークのことです。公益社団法人日本建材産業協会が査定認定をしています。昭和53年に創設された制度で対象となる建材の断熱性能基準が定められている他、製造工場における品質管理についても詳細にチェックされており、消費者もこのマークの有無によって優れた断熱建材かを見分けることが可能。2013年より新たに「優良断熱材認証制度(EI制度)」として製造販売する事業者が認証され、製品に性能表示マークを表示されるようになりました。EI制度は、断熱材に求められる性能基準を満たし、かつ、使用に適した製品に認証マークを表示できる制度です。EI制度は、住宅の断熱性能を向上させることを目的としており、認証された断熱材は、省エネや快適な居住環境の実現に役立ちます。
建築の基礎知識について

地番とは?読み方や意味を解説

地番とは、土地を特定するために付けられる符号のことです。 一筆ごとに付けられ、位置を分かりやすくするためです。市区町村字から起番することとなり、登記簿の登記事項として登録されます。土地自体の区別に使われ、対象の土地を判別することができるようになります。 そのため、土地の売買や登記申請を行なう場合、地番を正確に把握していなければなりません。地番は民有地に付されている物ですが、公有地は無番地になっていることがあります。分筆された場合には、原則として記録され、記号が付されます。住所とは全く別のものであり、住居表示が実施された地区では、一致しません。かつては地番に基づいていましたが、人口密集地では判別ができないためです。
建築の基礎知識について

建築用語『RC造』とは?

建築用語の「RC造」とは、鉄筋コンクリート造の略称で、単に「RC」と呼ばれることもあります。鉄筋は引張に、コンクリートは圧縮に抵抗するよう組み合わされ、両者の付着によって強度の高い構造体をつくります。RC造には、壁で力を支える壁式構造と、柱とはりで力を支えるラーメン構造があります。壁式構造は、コンクリートの壁を建物の主要な耐力壁として利用する構造です。壁が建物の荷重を支えるため、柱や梁が少なくて済み、広い空間を確保しやすいというメリットがあります。一方、 ラーメン構造は、鉄筋コンクリートの柱と梁で建物の荷重を支える構造です。壁式構造よりも柱や梁が多くなりますが、開口部を自由に設けることができるというメリットがあります。
建築の工法について

鉄筋コンクリート造:建築用語を知る

鉄筋コンクリート造とは、コンクリートの引張りに弱い性質を鉄筋で補った材料で、建築物の主要構造部をつくるのに用いられる代表的な構造である。長所は耐火性、耐久性に優れ、構造形態が自由にでき、耐震性に優れた構造をつくることができる所である。短所は自重が重い、ひび割れができやすい、施工が繁雑で工事期間が長くかかるなどである。鉄筋コンクリート造は、鉄筋をコンクリートの中に入れて一体にした構造である。鉄筋は引張りに強く、コンクリートは圧縮に強いので、両者の性質を組み合わせることで、強度と耐久性に優れた構造を実現している。鉄筋コンクリート造は、住宅やビル、橋、トンネルなど、さまざまな建築物に使用されている。
建材と資材について

建筑用語『浮き』とは?原因と対策

浮きの定義とは?建築用語における「浮き」とは、仕上材と躯体との間の接着力が不足して、仕上材と躯体が分離して一体化の状態にならない状況を指す。外壁のタイル張りやモルタル塗り、床材の下地から肌分かれ、塗膜の分離なども広く浮きと呼ばれている。浮きの発生により外部から浮き間隔部分に雨水が浸入して、さらに浮きが拡大して遂に剥落して人命に損傷を与えてしまうこともあるため、注意が必要である。
建築の設計について

矩計図から探る建物の品質

矩計図とは、建物の軒先を含む屋根から基礎までを垂直に切断して詳細な寸法等を記入した断面図のことです。 主要な外壁部分の高さや材料、各部材の納まりなどが細かく記入されており、建物の建築設計において最も重要な図面のひとつです。断面図の縮図が100分の1から200分の1で描かれるのに対して、「矩計図」は20分の1から50分の1程度で描かれるため、より細かい部分まで詳細に知ることができます。「矩計図」では、仕上げ材や断熱材、防水方法、屋根裏換気の考え方も分かるため、建物の品質を明確に知ることが可能です。また、ローコスト住宅と呼ばれる家では、工務店側にある幾通りかのプランから選ぶ建て方をするため、標準的な「矩計図」がある場合が多く、個別の「矩計図」は省略されることもあります。
建築の基礎知識について

マニエリスムとは?ルネッサンス後期の建築様式

マニエリスムとは、ルネッサンス後期のイタリアの美術様式のことです。 その語は、イタリア語の「マニエラ」(手法、様式)に由来しており、絵画や建築の様式として広がっていきました。マニエリスムは、古典様式の持つ規範を継続させつつ、さらに自由を求めてルネッサンス様式から離れていきました。マニエリスムは、自然をも凌駕するとされた高度な芸術技法ということで定義されたこともありますが、単なるミケランジェロなどの模倣であるとみなされるようになり、創造性を欠如した物と評価されるようになりました。しかし、現代芸術の時代において再評価され、そのユニークさと革新性が認識されています。マニエリスムの特徴としては、非現実的な人体比例、誇張された遠近法、反自然的な色調などが挙げられます。 これらは、不自然な空間を作り出すものであり、見る者に強いインパクトを与えます。マニエリスムという概念の解釈はまだ定まっていない部分もありますが、その独創性と芸術性は、多くの人々を魅了しています。
建築の設備について

消防設備とは?その種類と特徴

消防設備は、火災に対応するための設備であり、生命、財産を火災から守るために設置されます。 消防法により、建物にはその用途や規模、構造等に応じてそれぞれ必要な消火設備、警報設備、避難設備などを設置することが義務付けられています。消火設備には、火災を初期の段階で消火するための消火器や屋内消火栓、火災が広がった場合に消火活動を行うためのスプリンクラーや高圧放水銃などがあります。 警報設備には、火災を感知して警報ベルなどで人々に知らせる火災報知機や煙感知器などがあります。避難設備には、火災時に安全に避難できるよう人々を誘導する誘導灯や非常口などがあります。消防設備には、ここに挙げた3種類の他、防火水槽やこれに代わる貯水池、その他の用水などの消防用水、排煙設備や連結散水設備、連結送水管、無線通話補助設備などの消火活動上に必要な施設も含みます。 防火設備には、火災の拡大防止を主目的とする特定防火設備と、延焼防止を目的として設置される物があります。
住宅の部位について

建具枠:建物の壁にある開口部に設置される枠のこと

建具枠は、建物の壁に設けた開口部にはめるドア枠や窓枠などのことであり、固定枠とケーシング枠の2タイプの納め方があります。固定枠は一般的な住宅に多用される納め方で、正面から見るとサッシの額縁一面のみの、シンプルで材料費も安く仕上げることができる納め方です。それに対してケーシング枠は、正面から見ると二段の額縁のように見え、クラシック調や重厚感を出すときに用いられる納め方となります。
住宅の部位について

釣床とは?床の間の簡易版

釣床の歴史釣床の起源は古く、平安時代にはすでに存在していたとされています。当初は、寝具としての使用が主でしたが、次第に簡易的な床の間として使われるようになりました。室町時代になると、茶道の普及とともに、釣床は茶室の重要な要素となりました。茶室では、釣床に花や掛け軸を飾り、茶人の精神性を表現しました。江戸時代には、釣床は一般家庭にも広がり、庶民の間でも広く使われるようになりました。明治時代以降も、釣床は日本の伝統的な建築様式として受け継がれており、現代でも多くの住宅や公共施設で見ることができます。
建材と資材について

重ね切りとは? обои貼りのテクニックを解説

重ね切りとは、形や長さを揃えるために、板や紙などを重ね合わせて切ることである。例えば、壁紙貼りでは、2枚の壁紙の柄を合わせて重ねて貼った後に、下敷きテープを使って2枚一緒に重ね切りすると、段差ができず、また柄や切り口も一致する。この重ね切りをする仕上げ方をあい裁ちと言う。重ね切りのメリットは、二つの物を同時に切ることにより、確実に揃った物ができあがることである。また、初心者でも簡単に作業することができるというメリットもある。一方、重ね切りのデメリットは、手間がかかることである。重ね切りを行うには、まず、2枚の壁紙を重ね合わせて貼る必要がある。次に、下敷きテープを使って2枚一緒に重ね切りする必要がある。そのため、重ね切りをするには、通常の壁紙貼りよりも時間がかかる。
建材と資材について

ポリプロピレン樹脂の建築用途

ポリプロピレン樹脂とは、四大プラスチックのひとつで、プロピレンを重合させた熱可塑性樹脂でもっとも軽い性質を持つもののことです。生産量はポリエチレンについで多く、高分子化合物としてプロピレンの付加重合によって得られます。様々なところで活用が広がっていますが、建築では発泡系断熱材や木造住宅用の耐震補強部材として使われることが多いです。これは、単純に強度が高く、吸湿性がまったくないという性質が有効に働くことが大きいのです。耐薬品性も持っており、汎用的な樹脂の中でも耐熱性が群を抜いて高い特徴もあります。耐疲労性も持っているため、フィルムや容器といった物にも使われています。ポリプロピレン樹脂ということで、PPと略されることが一般的です。
建築の基礎知識について

城郭建築とは?目的と構造、魅力を探る

城郭建築は、敵の侵攻を阻むための天守、櫓、土蔵、塀等からなる建築物の総称です。防御力強化のために頑丈に作られるのはもちろんのこと、城主の武力や権力の象徴として、美しく立派に仕上げられた。そして、政治の拠点という側面を持っています。そのため、様々な施設が必要とされました。特に安土桃山時代の城郭建築の発展は、それまで建築技術の最先端が、寺社仏閣などの宗教的建造物から城郭建造物に移ったことを表し、社会の関心が変化した時期と重なります。江戸時代には、幕府の政策として築城を各地の大名に請け負わせた。これにより、諸大名に城郭建築の技術が広まり、各地でこれらの技術を取り入れた城が建築されるように。これらの技術は戦国時代から江戸時代初期にかけて目覚ましく発展しましたが、その後は築城が行なわれなくなり、発展は頭打ちになりました。
建築の基礎知識について

控壁とは?役割・種類・特徴を分かりやすく解説。

控壁とは、建築構造のひとつで、主壁にあたる部分に対して直角に取り付けられる壁のこと。補助的な壁のことで、バットレスとも呼ばれる。主壁を支持し補強することになるが、古いヨーロッパ建築でもよく見られ、独自の外観を生み出すことになった。だんだんと装飾的な要素が強くなっていき、ゴシック期には美しい彫刻なども見られる。この時代の大規模建築には欠かせない構造となり、フライング・バットレスと呼ばれる飛び梁といった構造を生み出すことに。壁にかかる横方向の力に耐えるための物であることから、壁の転倒を防ぐことができる。これを利用して、外構工事のコンクリートブロックを立ち上げながら控壁を取り付けることによって転倒を防止する。控壁は、建物の構造や装飾的な要素として欠かせない重要な建築構造のひとつである。
建材と資材について

グレイジングチャンネルとは?役割と使用例

グレイジングチャンネルの役割と機能グレイジングチャンネルは、ガラスを固定するゴム状のパーツです。カタカナのコの字型をしており、ガラスを包むように固定する役割があります。ガラスを固定する際には、グレイジングチャンネルをガラスに這わせてからサッシにはめ込みます。そのため、劣化した場合には、いったんサッシから取り出して外さなければなりません。グレイジングチャンネルは、止水性が高くないため、浸水した水が溜まっても問題がない場合に使用することができます。
建材と資材について

建築用語『ディメンションランバー』とは

ディメンションランバーとは、軽量枠材を構成する規格材のことであり、2×4インチ、2×6インチ、2×8インチ、2×10インチ、2×12インチの5種の材断面形状で構成される材木群のことだ。アメリカやカナダで枠組み壁工法に良く用いられている。現在、輸入されている北米のディメンションランバーは3種類あり、もっとも多量に入っているのはS・P・F(スプルスパインファー)という材だ。次にHem-Fir(米ツガ)、最後にD-Fir(米マツ)の順となっている。大別すると樹種は5種類になるが、他の樹種は輸入量が非常に少ないため、実際には以上の3つが主流である。樹種グループは中S-I(エスイチ)、S-II(エスニ)と略語で呼ばれる。
関連法規について

建設業法とは?建築用語の解説

建設業法は、1949年(昭和24年)に制定された、建設業に関する基本的な法律です。この法律は、建設業を営む者の資質向上、建設工事の請負契約の適正化等を図ることによって、建設工事の適正な施工の確保、発注者の保護、建設業の健全な発達を促進し、公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。建設業法には、建設業を営むうえで守らなければならない諸規定が定められており、主な制度は、建設業の営業許可制度、建設工事の請負契約に関する契約内容の義務化と一括下請負の禁止等、主任技術者及び監理技術者の設置等による施行技術の確保、建設業者の経営に関する事項の審査などです。なお、建設業法に違反する行為があった場合は、建設業許可を出している国土交通省や、各都道府県知事による行政処分の対象になります。
建築の設備について

建築用語『防火設備』とは?

防火設備とは、火災が発生した際に炎が回るのを防ぐための設備のことです。防火戸やドレンチャー設備などが挙げられます。建築基準法では、火災時に炎や熱がかかったときに20分間は、火災を広げない遮炎性を持っていることが定められています。ただし、防火区画の場合にはこの遮炎性は1時間持続できなければなりません。また、防火区画に開口部を設ける場合には特定防火設備の使用が義務付けられています。
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