スポンサーリンク
建築の工法について

存置期間とは? – コンクリートを打設する際の型枠を脱型せずに残しておく期間のこと

存置期間とは、コンクリートを打設する際の型枠を脱型せずに残しておく期間のことです。一般的には養生期間と呼ぶことが多いです。コンクリートの強度の発現によって期間が決められます。冬季は気温が下がることから長く取られることになり、夏季は早くなるため短くなります。供試体を取り、圧縮試験をして一定以上の強度の確認ができてから脱型を行なうことが基本であり、気温だけを当てにして行なうことは不適当と言えます。強度の発現が遅れてしまう原因はいろいろあります。例えば早めに脱型してしまうと、型枠という圧力を失い密度が下がることになるため、躯体強度が下がる、あるいは、内部の鉄筋が動いてしまうということが起きます。型枠にコンクリートが張りつき、肌別れを起こすこともあるため、存置期間はしっかりと取らなければなりません。
住宅の部位について

ターボファンとは?仕組みと特徴を解説

ターボファンとは、回転型送風機のことです。回転に対してもっとも効率がよいとされており、効率的に送風できることから、風圧が必要になってくる場合によく使用されます。羽の長さは長くなり、幅も広くなり後ろ向きに反らせてあります。換気扇に用いられることも多いため、シロッコファンなどよりも見かけることが多い形です。後ろ向きファンよりは効率は劣りますが、風圧を強めることができることから、屋外の風にも負けにくくなり、ダクトなどに使われることもあります。外からの風圧が強くなるマンションなどの上層階で使われることもあり、直接排気させたりして、短いダクトとの相性が良いです。排気位置にも自由度が高いことから、リフォームで取り付けられることもあります。
建材と資材について

建築用語『塩地』とは?

塩地とは、モクセイ科の常緑高木であるソヨゴの別称です。ソヨゴは、サワグルミ、ヤチダモ、カラスザンショウなどさまざまな種類の別称としても使用されています。ソヨゴは、北限が群馬県北部で、本州、四国、九州の湿地に分布していますが、日本海側には数が少ないです。ソヨゴは、沢沿いの中でも岩がちな場所に自生し、高さは30メートル程度、幹の直径は1メートル程度まで成長します。木材としてのソヨゴは、辺材は淡い黄白色ですが、心材は淡灰褐色になります。年輪がはっきりしており、木目は直通で現れます。木肌はそこまで細かくはありません。ソヨゴと同様に、他の呼び名が存在する植物が多く、木材としても共通点が多く、区別がつきにくいという特徴を持っています。近年、ソヨゴの産出量が激減しており、大量に使用されることは稀となっています。
住宅の部位について

建築用語『妻換気』

妻換気とは、妻側に換気口を設けた形のことです。温度の上昇とともに小屋裏に溜まってしまう熱気を排気するシステムで、同時に湿気も逃がすことが可能です。切妻屋根に用いられる方法で、外壁に2カ所以上設けることになります。天井面の1/300以上の換気口を設ける必要があります。妻換気を用いていくことによって、外断熱や屋根断熱のように断熱材を入れなければならないということもありません。空気の循環を促すことによって、省エネに一役買うという意味でも妻換気は重要です。熱した空気と湿気を妻換気から排出し、床下の換気口を設けて冷たい空気を取り込むことができます。冬には床下の換気口を閉じれば、空気の流れを遮断することで暖房効率を上げられます。
住宅の部位について

建築用語『トラッド』とは?

建築用語「トラッド」とは、伝統的ということを表すトラディショナルの略のことです。使われ方も同様で、変わりません。次々に誕生していく流行に左右されることがないという意味を持つため、アパレルでもファッションスタイルとしてよく使われます。伝統を重んじたデザインスタイルのことを指し、傾向的にもトラッドという言葉が使われることがあります。アメリカの紳士服の様式としてトラッドが使われることがありますが、曲線を限りなく排除した、直線的なラインのジャケットなどが特徴です。チェック柄で細身のラインを持つパンツなどが中心で、ビジネスマン向きのスタイルという理由から、安定した支持層を持っています。アイビーなどのスタイルもトラッドと言えるでしょう。
建築の基礎知識について

建築用語『プラン』 – 意味や使い方を解説

プランとは、建築用語として複数の意味を持ちます。1つ目の意味は、「計画、企画、構想」です。建築においては、建物の設計や建設を行う前に、その建物の目的や機能、規模や形状などについて計画を立てなければなりません。この計画のことを「プラン」と呼びます。2つ目の意味は、「設計図、平面図」です。建築においては、建物の設計を行う際には、設計図や平面図を作成します。この設計図や平面図のことを「プラン」と呼びます。プランを作成する際には、建物の目的や機能、規模や形状などを考慮して、最適なプランを検討することが大切です。また、プランを作成する際には、建築基準法やその他の法律を遵守することが必要です。
関連法規について

準防火地域とは?建築用語を解説

準防火地域とは、住宅や店舗といった建築物が密集した市街地を火災から守るために定められた地域のことです。準防火地域に指定されている場所に建物を建築する場合には、地階を除いた階数が4以上、もしくは延べ面積が1,500㎡を超える建物は耐火建築物にしなければならず、また延べ面積が500㎡以下の建築物は木造でも良いとされています。防火地域では、建築物の規制もこれらより厳しくなっており、建物は耐火建築物である必要があります。鉄骨鉄筋コンクリートなどの不燃素材を用いた建物がこれに該当し、商業施設のような大規模な建物が火災に見舞われ、甚大な被害を出さないために指定されています。準防火地域は、広範囲に指定されることが多く、また防火地域の外側の地域に指定されるケースが多いです。
建材と資材について

襖縁ってどんなもの? 種類や特徴を紹介

襖縁の種類襖縁には、木製、木地縁、色付け縁、カシュウ塗縁の4種類があります。木製は最も基本的な襖縁で、強度が高く、耐久性にも優れています。木の種類によって、価格が大きく異なります。ヒノキを基材とした襖縁は、高価ですが、耐久性が高く、美しい木目を持っています。木地縁は、生地のままにしておく襖縁です。ナチュラルな風合いが特徴で、和室に良く合います。色付け縁は、木地に色を付けて、ろう磨きを施した襖縁です。様々な色があり、インテリアに合わせて選ぶことができます。カシュウ塗縁は、木地に樹脂を塗布した襖縁です。樹脂が木目を保護するため、耐久性が高く、汚れにも強いです。
建材と資材について

加圧式防腐・防蟻処理木材

-加圧式防腐・防蟻処理木材とは-加圧式防腐・防蟻処理木材とは、薬液を加圧注入することによって、科学的に処理された木材のことである。木材の耐久性を向上させるために行われる処理で、加圧式防腐・防蟻処理木材は、世界各国の建物で広く利用されている。保存処理K2〜保存処理K5の4種類に分けられており、用いられる場所や目的が異なる。・保存処理K2比較的寒冷な地域の住宅に用いられ、地上部分に用いる。・保存処理K3土台に使われる。白アリの被害がひどくないことが分かっている場合はこちら。・保存処理K4土台に使われる。白アリの被害がひどいと分かっている場合はこちら。・保存処理K5屋外や接地用で鉄道の枕木に使われている材料。JASの規格に適合した工場処理と同等の物に関しては、認証木質建材として認証されることで区別できるようになっている。
建材と資材について

パーライトとは?特徴や種類、用途を解説

パーライトとは、天然火山ガラスを急速に加熱、膨張させて作った人口発泡体のことです。材料には真珠岩や黒曜石、松脂岩などが用いられ、出来上がりは白色砂状になり、真珠石とも呼ばれます。断熱性や吸音性に優れているうえに軽量であり、発泡体で多孔質なことから通気性、透水性が高いのが特徴です。建築の断熱、吸音材の他、園芸の土壌改良材やろ過材などとしても用いられます。パーライトは2種類に大別できます。黒曜石系パーライトと、真珠岩・松脂岩・珪藻土系パーライトです。前者は排水性を高めるために用いられているのに対し、後者は保水性を高めるために用いられます。モルタルやコンクリートにパーライトを混ぜた物をそれぞれパーライトモルタル、パーライトコンクリートと呼び、通常のモルタルに比べて扱いやすさ、吸音性に優れています。
関連法規について

第2種低層住居専用地域とは?その特徴と建築物の高さ

第2種低層住居専用地域とは、市街地の多くを占める地域で、良好な住環境を保護するために定められた地域のことです。この地域の区域は、都市計画によって定められます。建物の高さは10m以下、敷地面積に対する建物の延べ面積の割合である建蔽率は30%、40%、50%、60%と定められています。また、敷地面積に対する建築物の延べ面積の割合である容積率は50%~200%と定められています。
建材と資材について

サランネットとは?特徴や用途を解説

サランネットの特徴サランネットは、サランで作られた網のことです。サランは、高分子化合物であるポリ塩化ビニリデンに、少量の塩化ビニールを加えて作られる合成繊維です。耐薬品性を持っていることに加え難燃性であり、水もほとんど吸収することがありません。サランネットは、耐薬品性、難燃性、耐水性という特徴を備えているため、網戸やエアコンの室内機フィルターなど、さまざまな用途で使用されています。また、手に入れやすいことから、一般的な網戸用として普及しています。サランネットの形状は、平織と立体状の2種類があります。平織の物はサランスクリーン、立体状にした物はサランハニカムとして販売されています。耐候性ということでは、ポリプロピレンのほうが優れています。
建築の基礎知識について

建築用語「附帯費用」とは?

附帯工事費用は、住宅において、建物本体以外の工事を言い、工事全体から見るとおよそ20%を占める額だ。附帯工事費用の種類は様々で、水道管やガス管を道路から建物の位置まで引き込む工事の費用、地盤改良工事などが挙げられる。地盤改良工事とは、住宅が安定して建ち続ける固さを得るために、軟弱な地盤では杭を打ち込んだり、セメントなどで地面を固めたりするなどの補強をする工事のことである。また、門や駐車場も、忘れがちな附帯工事である。
建築の設備について

ヒーター式床暖房の特徴とメリット・デメリットとは?

建築用語『ヒーター式床暖房』とは、床内部に電熱となるヒーターを敷設していくことで、床表面を暖める方式のことです。電熱ヒーターはユニット化されたパネルになっているため、これを敷設することでできる床暖房システムのことを指します。電気式床暖房も同じシステムのことを指します。温水式のように熱源機が必要ないため、設置に関する費用が安くて済むものの、ヒーターを使うことになるため、温まるまでに時間がかかりやすいです。この点では、熱源を持つ温水式の方が早く温まります。自然に空気を暖めていくことになるため、自然な空気の対流ができるようになります。ただし、床面からの熱しか発生させることができないため、効果的に温めるためには、通常の暖房器具との併用を検討していかなければなりません
建築の基礎知識について

建築用語『剛接合』について解説!

剛接合とは、部材の接合形式の一種で、骨組みに力が加わって部材が変形しても、接合部は変形しない接合方法のことです。鉄筋コンクリート造や鉄骨造のダイヤフラムが剛接合にあたります。剛接合では、筋違が不要なため、柱のない大きな空間が取れるというところが利点です。木造では剛接合にすることは不可能で、相当する接合方法としては、接合部が移動しないで回転するピン接合が挙げられます。ピン接合では、木の柱と土台をホゾとホゾ穴で接合します。これによって接合部がずれることはなくなりますが、柱の上部はグラグラと動き、力のかかり方によっては柱が倒れてしまいます。
住宅の部位について

カントリースタイル:素朴な美しさで空間を彩る

カントリースタイルとは、不揃いな木目をそのまま生かすなど、無垢材を使用した簡素で丈夫な家具が特徴のインテリアスタイルである。欧米庶民生活から生まれた、農家風の素朴なインテリアスタイルである。カントリースタイルは地方によって様々で、代表的なものにはブリティッシュカントリースタイル、フレンチカントリースタイルなどがある。ブリティッシュカントリースタイルでは、家具にオーク材やパイン材を用い、素朴でシンプルな木の家具や石造りの家などが特徴で、イギリスの田舎暮らしスタイルを模している。一方フレンチカントリースタイルは、無垢材の床張りに漆喰塗の壁、明るい色身のファブリックなどが特徴のプロヴァンス地方のスタイルである。
建築の基礎知識について

建築用語「根杭」徹底解説!基礎知識から施工方法まで

根杭とは、斜め方向のパイプや丸太などを固定させるために、それらの根元の地盤下に打ちつける補強用の杭のことです。また、近世の堤防の決壊箇所を補強するために打ち込まれた杭も根杭と言います。置杭と呼ばれることもあります。造園工事や街路樹を植える際に、木の幹が折れないよう支えるために、斜めに根杭を打ってある場合も多いです。その際、根杭は90度の直角で打ち込まれ、また景観を損ねないよう、根杭の長さは最小限にとどめることが望ましいとされています。造園工事において、根杭や垣根の柱などを地面に打ち込む際には、掛矢と呼ばれる大型の木槌を使うことが多いです。樫などの固い素材で作られており、地面にしっかりと杭を打ちつけられます。
建築の基礎知識について

建築用語『面ぞろ』とは?

面ぞろとは、面をそろえるということ。段差のない状態を作り出し、面がそろった納まり方で、面一と同じ意味を持つ。反対語としては、面落ちがある。面をそろえることになるため、意図的に納まりを意識する以外にも、建築では、左官などによって面を一定にすることも行なわれる。不陸調整を行ない、面ぞろにすることによって、仕上げに段差を生じさせないということも。型枠などでも、面をそろえることによって、施工性を向上させるといったことも行なわれている。部材をそろえるということは、それだけ通りがそろうことを意味し、すっきりと完成された空間を作り出す。家具のような建具の場合には、面ぞろにすることで納まりをよくする。
建築の基礎知識について

シンメトリックって?建築の専門用語を分かりやすく解説

建築用語『シンメトリック(左右対称の、釣り合いのとれた、調和のある。)』 シンメトリックとは、左右対称のことです。建築においてシンメトリックとは、建物の形状や構成が左右対称になっていることです。シンメトリックな建物は、バランスが取れていて安定感があり、美しいとされます。シンメトリックな建物は、古代ギリシャや古代ローマの建築様式に多く見られます。例えば、パルテノン神殿や円形劇場は、シンメトリックな構造になっています。また、ルネサンス期の建築にもシンメトリックな建物が多く見られます。例えば、フィレンツェのドゥオーモは、シンメトリックなドーム屋根を持つ美しい建物です。シンメトリックな建物は、現代の建築にも多く見られます。例えば、東京タワーや大阪城は、シンメトリックな構造になっています。また、高層ビルの中には、シンメトリックな外観を持つものも多くあります。シンメトリックな建物は、その美しさや安定感から、多くの人々に好まれています。
住宅の部位について

【建築用語】オープンシェルフとは?

オープンシェルフとは、扉のついていない棚のことです。本棚として用いられたり、小物等などを飾る棚として用いられたりするほか、テレビ台と組み合わせた収納としてもオープンシェルフが用いられる場合もあります。近年は背が高く収納力の高いオープンシェルフが増えているため、設置する際には床にかかる荷重も大きくなりがちです。積載荷重が大きくなる際には床の補強が必要となるため、設置する場所には十分注意する必要があります。
その他

土地家屋調査士とは?

土地家屋調査士になるには、大きく分けて2つの方法があります。1つ目は、土地家屋調査士試験に合格する方法です。この試験は、年に1回、法務局が実施しています。合格率は約10%と狭き門ですが、合格すれば土地家屋調査士の資格を取得することができます。もう1つの方法は、法務局または地方法務局において通算10年以上不動産表示に関する登記事務に従事する方法です。この場合は、試験を受ける必要はありませんが、法務大臣が土地家屋調査士業務を行なうことに必要な知識と技能を有することを認定する必要があります。
建築の基礎知識について

建物の熱容量

比熱と熱容量はどちらも物質の熱的性質を表す値ですが、その意味は異なります。比熱は、物質1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量です。一方、熱容量は、物質全体の温度を1℃上げるのに必要な熱量です。同じ物質であっても、その量によって熱容量は変化します。例えば、1kgの鉄と10kgの鉄では、後者の熱容量が10倍になります。熱容量は、建物のエネルギー効率に影響を与える重要な要素です。熱容量が大きい建物は、温度変化に抵抗力があり、夏は涼しく、冬は暖かい状態を維持しやすいです。一方、熱容量が小さい建物は、温度変化の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒い状態になりやすいです。
関連法規について

土地売買契約とは?知っておきたい基礎知識

土地売買契約とは、土地所有者がその所有権を相手方に移転し、相手方がその権利に対して代金を支払う契約のことをいいます。土地売買契約は、土地の売買取引において、売主と買主の双方がその権利と義務を明確にするために交わされる重要な契約です。土地売買契約を締結する際には、建ぺい率・容積率の限度、建物の用途制限、法令上の制限などの確認や、登記簿の確認、権利関係に問題はないかなどを確認し明らかにしたうえで行うことが重要です。また、危険負担、瑕疵担保責任などの定めや代金支払い方法などを契約書に正確に明記することが、後日になっての紛争を避けるのに役立ちます。
建材と資材について

目つぶし砂利の役割とは?

目つぶし砂利とは、割栗石(岩石を打ち割ってつくる基礎地業につかわれる石材)を敷き並べたあとに、その隙間を充てんするために入れる砂や砂利のこと。割栗石は花崗岩類、安山岩類、砂岩類などだ。基礎を作る際、最初に割栗石を縦に並べていき、そのすき間を目つぶし砂利で埋めて、その上からコンクリートをうつと頑丈な基礎ができあがる。これは、割栗石の中にコンクリートが入り流れ込んでしまうのを、目つぶし砂利が防いでいるから。場合によっては、割栗石を敷かずに目つぶし砂利を敷くこともあるが、割栗石を敷いた方が、湿気に強い仕上がりとなる。また、目つぶし砂利を敷くときには、水準器で水平を確認しながらの作業となる。
スポンサーリンク